7つの要素チェックで丸わかり!自分に合った枕の選び方

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「枕がしっくりこない」とお悩みではないでしょうか?

人はそれぞれ体格、体質、好みが異なります。そして、枕を使う使用環境も異なります。

そのため、あなたにしっくりくる枕を選ぶには、それらの要素毎にどのような枕(素材、形状、硬さなど)を選ぶべきか知る必要があります。

そこで本日は「7つの要素でチェック!自分に合った枕の選び方」をご紹介します。


1. 体格

小柄な人は小さく低めの枕で、大柄の人は大きく高めの枕という傾向がありますが、正しい面と正しくない面があるので、以下の3点に注意を払ってお選びください。

枕のサイズ

小柄な人は43×63cmの通常以上のサイズ、中柄〜大柄の人は50×70cmの大きめのサイズを選びましょう。

なぜかというと、枕の横幅が十分にないと寝返りがしづらくなるためで、小柄な人には63cm幅、中柄以上の人には70cm幅が必要であるためです。(こちらの記事でイラストを使い枕のサイジングを紹介しています。)

枕の硬さ/柔らかさ

硬さはある程度好みの問題になりますが、そば殻がパンパンに詰められた枕のような、硬い枕の使用は体格に関係なくおすすめしません。後頭部と首に圧迫感を与えることになるためです。

柔らかさに関して言うと、適度な柔らかさは良いですが、羽毛99%枕のような、後頭部に底付き感があるような柔らかすぎるものはおすすめしません。

枕の高さ

個体差により枕の高さの絶対値は存在しないので、理想的な寝姿勢がとれる枕の高さを目安にしましょう。

理想的な寝姿勢には2つのポイントがあります。

理想的な寝姿勢 仰向け寝
理想的な寝姿勢 仰向け寝
  1. 「肩口から頭が10~15度の傾斜」
    この角度だと、頚椎(ケイツイ:首の7つの骨)のカーブを自然なまま保っていられます。肩と首の筋肉が強張ることなく、リラックスした状態を維持できます。
  2. 「顔面が5度の傾き」
    顔が若干うつ向く程度だと、気道の通りに差し支えることなく、睡眠中の呼吸を楽なままできます。

太り気味の人は顔面の傾きが水平(0度)の方が気道が通りやすく、呼吸がしやすいとの報告があります。なので、首周りの肉付きが気になる方は顔が水平になるように調節してみましょう。

この寝姿勢が取れる枕を選びましょう。


2. マットレス・敷布団の硬さ

ご使用のマットレス(敷布団)の硬さにより、選ぶべき枕の高さが変わります。

このことを知らずに実店舗で枕をフィッティングして選ぶと、「家に戻ってから枕が合わない」なんてことになります。

柔らかめのマットレスをお使いの場合

もしあなたがご使用のマットレスが沈み込むタイプの場合、枕は若干低めにしましょう。

と硬めのマットレスを使っているまず前提知識として、枕はマットレスと首・後頭部の隙間を埋める目的で使います。そして、この埋められるべき隙間が柔らかめのマットレス時で、大きく差ができるためです。

柔らかいマットレスに身体が沈み込んでいる例
柔らかいマットレスに身体が沈み込んでいる例

イラストのように、マットレスに体が沈み込むと埋められるべき隙間が低くなります。そのため、想定よりも低めの枕の方がしっくり合いやすいのです。

もしあなたが実店舗で枕を選ぶなら、ご自宅のマットレスと同等の柔らかさのマットレスの上でフィッティングするようにしましょう。

硬めのマットレスをお使いの場合

柔らかめのマットレスほど大きな差にはなりませんが、硬めのマットレスだと体の沈み込みが少ない分、若干高めの枕を選ぶほうが良いことがあります。

とはいえ、高めの枕を購入するよりは普通の高さの枕を購入することをおすすめします。というのも、通常の高さの枕をより高くすることは簡単ですが、その反対を行うことは難しいためです。


3. 後頭部の形

後頭部が張っているか絶壁気味かによって、選ぶべき枕の性質が変わります。

多くの人の後頭部はこの2つの中間になると思いますが、平になっていない限りは後頭部が張っている人の内容が参考になります。

後頭部が張っている方

後頭部が張っているタイプ
後頭部が張っているタイプ

後頭部が張っている方で仰向き寝が眠ることが多い場合、硬い素材の枕はおすすめしません。

理由は2つあり、(1)後頭部が圧迫されやすいから、そして(2)頭が安定しにくいからです。

なので、後頭部がフィットしやすいように、ウレタン製の枕であれば柔らかく弾性のあるものや、中央部分が多少凹んでいるものをおすすめします。

また、あなたの頭の形に合うように自分で中材を動かせる独立素材の枕もおすすめです。

後頭部が絶壁ぎみの方

絶壁気味の後頭部
絶壁気味の後頭部

後頭部が絶壁気味の方は、低めの枕が合いにくい傾向があります。

というのも、上記の「マットレスと後頭部の間の埋めるべき隙間」が通常よりも大きくなることが多いからです。中央部分が凹んでいる枕は、まず合わないと思うので控えましょう。

独立素材の枕であれば、あなたの後頭部に合うように枕を形作れるので、最も安心して選べられます。

※独立素材の枕とは
羽毛、フェザーなどの羽根素材、ストローをカットしたようなパイプ素材、ビーズ素材、ポリエチレンフレイク素材、そば殻素材などのように一つ一つが独立している素材を使った枕のこと。

4. 寝姿勢

仰向け、横向き、うつ伏せの3つの寝姿勢があります。

メインの寝姿勢により当然選ぶべき枕が変わってきます。

仰向き寝

最も一般的な寝姿勢です。

上記で説明した枕の使い方(マットレスと後頭部・首の隙間を埋める)と寝姿勢ができれば、それ以外に特別な注意点はありません。

横向き寝

自然と横向き寝で眠る方もいれば、いびき対策だったり、妊娠によるお腹の重さのために横向き寝をする方もいます。

横向き寝 枕 高さ 理想的
横向き寝の理想的な寝姿勢

横向き寝の場合、通常〜高めの枕の高さを選びましょう。イラストのように頚椎が真っ直ぐになっていられる枕の高さがベストです。

もし、横向き寝が安定しづらいなと感じる場合は、こちらの記事でも紹介していますが、横向き寝専用枕を使うと快適に横向きで寝られます。

また、横向き寝は1晩中、顔が枕に接するので、衛生面への配慮がある枕がおすすめです。こちらの記事で徹底解説していますが、お手入れがしやすい洗える枕だったり、こまめに洗濯のできる枕カバーを使用しましょう。

うつ伏せ寝

枕は低いものが良いでしょう。もしくは、1晩中うつ伏せ寝をするほどであれば、タオルを敷くだけや枕カバーを敷くだけでも十分かと思います。

うつ伏せ寝の場合も横向き寝と同じく、1晩中枕が顔に接するので、衛生面に配慮した枕が良いです。

洗える枕や洗濯が楽なタオルがおすすめです。


5. アレルギー、喘息、アトピー、花粉症をお持ちの方

これらの体質に該当する場合、素材選びが大きく睡眠に影響を与えます。

大事になることがあるので、該当するものがあれば記憶しましょう。

避けるべき枕の素材

使用を避けた方がよい枕の素材を表にしたので、参考にしてください。

ポリエステルわた・ファイバー:静電気や糸切れによりホコリっぽくなりやすいです。
そば殻:そばアレルギーの方は使用厳禁です。また、使用に応じて そば殻が割れて粉になり飛散するので、喘息持ちの方も使用を控えましょう。
ラテックス:ゴムアレルギーの方はアレルギー反応ができることがあるので使用厳禁です。

まずは絶対にこれらの素材を避けることが大事です。

おすすめの枕の素材

以下3つの素材は主要なアレルギー性もなく、安心してお使いいただけます。

パイプ:ホコリがたまりにくい。水洗いができる。
ポリエチレンフレイク:ホコリがたまりにくい。洗濯機で何度も洗えます。乾燥機も可能です。
高反発ファイバー:ホコリがたまりにくい。水洗いができる。

特に花粉症をお持ちの場合、洗濯性は大切です。外から持ち込んでしまった花粉が枕につくと厄介ですが、洗うことで落とせるためです。


6. 寝汗の量が多い場合

寝汗の量が多い場合、枕素材が汗の処理をきちんとできるか、そして、洗濯ができるかを吟味する必要があります。

べたべたとした使い心地では、気持ち悪くて眠りづらいと思います。

避けるべき枕の素材(中材)

通気性の悪い素材、洗えない素材はおすすめしません。以下、一覧です。

低反発ウレタン:非常に通気性が悪いだけでなく、ぴたっとフィットするので蒸れやすさも気になります。そして、水洗いもできません。
ラテックス:通気性が悪いです。通気の穴を空けているものが多いですが、それでも蒸れを感じやすいと思います。また、水洗いもできないのでおすすめできません。
ウレタンチップ:通気性は良くはありません。洗濯できないので寝汗が多い方にはおすすめできません。
羽根:基本的に洗濯は非推奨なのでおすすめできません。また、寝汗により動物臭が強くなります。
ビーズ:基本的に水洗いできず、ぴたっとフィットし通気性が悪いので寝汗が悪化する可能性があるのでおすすめできません。
ポリエステルわた・ファイバー:通気性自体はそこそこありますが洗濯性はあまりよくありません。優しい水洗いなら良いですが、数回の洗濯でわた・ファイバーがダマになり寝心地が悪くなるのでおすすめできません。

おすすめの枕の素材(中材)

反対におすすめの枕の素材は以下のものです。

ポリエチレンパイプ:通気性が良く涼しく使えます。何度も水洗いできます。
ポリエチレンフレイク:通気性は十分あります。洗濯機で何度も洗えます。
高反発ファイバー:通気性が良く、水洗いにも強いです。
羊毛(ウール):通気性はそこそこですが、吸放湿性にも優れています。優しい水洗いなら可能です。

おすすめの枕の素材(側生地・カバー)

また、枕の側生地の素材も重要です。汗をさっと吸水し発散してくれる素材だと、寝汗が気になりにくいです。

もし枕の側生地の吸汗性が物足りない場合は、枕カバーで補うようにしましょう。おすすめの順に紹介します。

麻(リネン):吸汗性、吸放湿性は数ある繊維の中でも抜群です。また、繊維の耐久性も高いので、頻繁な洗濯にも向いています。
テンセル:吸汗性、吸放湿性に優れています。洗濯性は十分あります。滑らかな使い心地なのでコットンよりも上位にしています。
綿(コットン):吸汗性、吸放湿性に優れており、洗いにも強いです。安価なものは肌感が悪いことが多いので、注意が必要です。

他にも代表的な繊維を上げるとすると、シルクの肌感は良いですが、洗濯に向かずお手入れが大変なのであまりおすすめできません。また、汗に濡れるとペタペタと肌にくっつくような感触なので、好みがわかれます。

ポリエステルは、頑丈で頻繁な洗濯に耐えられるので良いのですが、汗の吸収性に欠けるのでポリエステル100%のものはおすすめできません。例えば、綿50% ポリエステル50%のような吸汗性、吸放湿性の良い繊維と混紡された生地を選びましょう。

また他にも、寝汗に対して寝具で行える対策をこちらの記事で紹介しているので、ぜひご一読ください。


7. 臭い

あなたが臭いに敏感な場合も、避けるべき素材があります。

枕の素材自体がにおいの原因となる場合と、あなたがにおいの原因となる場合に分けて、ご説明いたします。

素材特有のにおいが気になる場合

素材特有のにおいのため仕方がない部分もありますが、手入れにより落としさせすれば問題ないレベルにまで落ち着くことが大半です。

ウレタン:安価なものやビニールでパッキングされたウレタン製枕の場合、購入時においを強く感じられることが多いです。数日間日陰干しをするとにおいを落とせられます。
フェザー:動物臭がします。特に安価なものは羽根の洗浄が不十分なことが多く、においが強い傾向があります。このにおいを落とすのは簡単ではありません。
合成ラテックス:ゴム臭がします。特に安価なものはにおいが強いです。数日日陰干しをすればにおいを落とすことができます。

どうしてもにおいが気になる場合は、これらの素材(特に安価なもの)を避けて枕を選ぶようにしましょう。

生活臭が気になる場合

生活臭は汗(アンモニア)や皮脂(ノネナール)が枕の側生地にたまることで発生することが大半です。

1番の対処はお湯洗いか洗濯機での洗いです。なのでおすすめの枕の素材は洗えるものです。

ポリエチレンパイプ:何度も水洗いできます。
ポリエチレンフレイク:洗濯機で何度も洗えます。
高反発ファイバー:水洗いにも強いです。
羊毛(ウール):優しい水洗いなら可能です。

こちらの記事で具体的な洗える枕を紹介しているので、ニオイ対策を考えている方はご一読ください。


まとめ

これら7つポイントを踏まえて枕を選べば、あなたに合った枕が選べられます。もちろん該当しないポイントがあれば、そのポイントは飛ばして結構です。

あなたの枕選びの参考になれば幸いです。

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