- 寝るときなんかしっくりこない…。
- 朝起きたら首が痛い…。
枕に眠りを邪魔されてはいないでしょうか?
寝具屋として言わせてください。
枕は自分に合ったものを選ばないと、あなたの睡眠の敵になります。
本気です。
枕選びは真剣に進めましょう。
そこで本日は、
- 枕選びの5つのポイント
- フィット感の重要性
- 枕の正しい使い方
- 適切な高さの考え方
- 自分に合った素材とは
- 適切なサイズ・形状の考え方
- おすすめの枕7選
などについて解説していきます。
理屈っぽい話が多くなりますが、枕選びの参考になるはずです。
ぜひお役立てください。
(※枕選びについて動画でも解説しました!)
Contents
1. 枕の選び方5つのポイント
まずは概要です。
枕選びで考えるべき点は5つあります。
重要度もあわせて記載すると下記のようになります。
- フィット性(≒適度な硬さ)【超重要】
- 高さ(≒寝姿勢)【超重要】
- 通気性・吸放湿性【重要】
- 素材【超重要】
- サイズ・形状【重要】
それぞれ具体的に解説していきます。
重要度順ではなく説明しやすい順になっていることご了承ください。
1-1. 首から後頭部へのフィット性があること(≒適度な硬さ)
枕がフィットしている。
これがどういう状態かイメージできますでしょうか。
結論、首元から後頭部にかけて枕がピタッとフィットしている状態のことを指します。
枕のフィット性は次のようなケースで損なわれます。
- 枕が硬すぎる
- 高すぎる(大きすぎる)
- 当て方(使い方)が悪い
硬さや高さが合わないことでフィットしないのは想像しやすいかと思います。
見落とされがちなのが、使い方です。
枕に頭を乗せるのは間違った使い方です。
首元に当てるようにして使いましょう。
フィットしていないと頭・首・肩に負担がかかる
なぜフィット性が重要なのか?
それは枕がフィットしていないと、後頭部に圧がかかって圧迫感が出ますし、首への支えがなくなるため負荷が強まるからです。
- 後頭部の不快感
- 起床時の首の痛み(寝違え)
- 寝起きの首や肩のダルさ
などが生じることになります。
枕は柔らかめがおすすめ
フィット性のためには柔らかさが必要になります。
言い換えると、枕は柔らかいほうが合わせやすい、と言えます。
そのため、枕素材はいろいろとありますが、柔らかいもののほうがハズレが少ないです。
「今の枕はフィット感がイマイチ…」
このような方は柔らかめの素材から枕選びをしてみましょう。
モルダブル系はフィットしやすいからおすすめ
フィット感重視の方におすすめなのがモルダブル素材の枕です。
モルダブルとは成形可能という意味で、つまり、動かすことのできる小さな独立した素材で作られている枕のことを指します。
モルダブル | ノンモルダブル | |
イメージ | ||
フィット性 | ◎ | ◯ |
高さ調整 | ◎ | △ |
耐久性 | ◯ | ◎ |
- 羽毛や羽根
- ポリエチレンフレイク
- クラッシュフォーム
- そば殻
などがモルダブル素材に該当します。
中材を動かしてあなたのカタチにピタッと合わせることができます。
高反発系は硬いため表面加工があるものを選ぶこと
「硬めの寝心地が好きなんだけどな…」
このような方は表面加工がされた硬めの素材の枕や、モルダブルで硬めの素材の枕を選びましょう。
例えば、高反発ウレタンフォームにカッティングなどの表面加工が施されている枕や、そば殻素材で側生地に仕切りがなく中材を動かしやすいようになっている枕です。
このような枕だと十分にフィットしつつも、しっかり硬めの風合いになります。
1-2. 理想的な高さであること(理想的な寝姿勢)
次に大事なのが、高さです。
結論、理想的な高さの枕とは、理想的な寝姿勢になれる枕のことを指します(そのため、最適な枕の高さは存在しなく個人差がある、とご理解ください)。
そして、理想的な寝姿勢とは、次の2点を満たした状態のことです。
- 肩口から頭が10~15度の傾斜
- 顔が5度前後の傾斜
理想的な寝姿勢 | |
仰 向 け | |
横 向 き |
寝姿勢が適切だと、頚椎(ケイツイ:首の7つの骨)のS字カーブが自然に保っていられ、肩と首への負担を少なくできます。
さらに、気道の通りがスムーズになるためいびきの軽減を期待できます。
ちなみに、横向き寝なら、首が床と並行になるのが適切な高さ(寝姿勢)になります。
高さが合わないと首・肩に負担がかかる
よくある悪い例が、高すぎる枕です。
見るからに不自然な寝姿勢ですよね。
しかし、こういった枕で寝られている方は、意外にも多くいらっしゃいます。
このような寝姿勢だと、筋肉が緊張して肩こりの原因になったり、首を寝違えてしまう可能性が非常に高いです。絶対に避けましょう。
例えば、日本仕様になっていない海外ブランドの枕だと、高さが日本人の体型に合っておらず、かなり首を疲れさせてしまうことがあります(特に、暖かい地域発祥の海外ブランドの低反発枕は低温で硬化することを度外視して作られているものもあるので注意が必要です)。
マットレスの硬さによって枕の適切な高さが変わる
なお、高さは個人差だけでなく、寝具環境にも左右されます。
適切な枕の高さとは、言い換えれば、「マットレスの上で寝たときに適切な寝姿勢になるために必要なマットレスと後頭部のスキマを埋める高さ」となるため、マットレスの硬さ(体の沈み込み具合)にも左右されるのです。
柔らかいマットレスなら枕が不要となるケースもあります。
なので、枕の高さ(寝姿勢)は、マットレスの硬さも含めて総合的に考えるようにしましょう。
横向き寝をよくするなら両端がやや高くなっているものが合いやすい
横向きのときは仰向けよりも枕に高さが必要になります。
そのため、両端がやや高くなっている(もしくは中央部分が沈み込みやすくなっている)ものだと、高さが合いやすいです。
しかし、あまりにも両端が高くなっている枕は非推奨です。
寝返りがしづらくなり、首と肩が疲れやすいからです。
ちなみに、もし横向き寝のためにかなりの高さが必要となるとすると、マットレスが硬すぎると考えられます。横向きのときに肩が適度に沈み込めるような柔らかさ(体圧分散性)のあるマットレスに変えることをおすすめします。
モルダブルは高さを合わせやすい
ここでもおすすめはモルダブル枕です。
中材を動かすことで高さも調整できるからです。
正直、フィット性も高さも自在に合わせられることから、モルダブル枕を選べば「しっくりこない…」という悩みはほとんど解消されるはずです。
高さ調整シート付きだとハズレにくい
ノンモルダブル枕なら、高さ調整可能なものがおすすめです。
近年増えつつあります。
例えば、枕の下にシート状のウレタンフォームを挿入できるものなどです。
「高さを1~2cm微調整できる」と聞くと小さなことに思われるかもしれませんが、私の経験上、合う・合わないの分かれ目になることが多々あります。
ノンモルダブル枕を選ぶならぜひ押さえてください。
(※調整シートがなくてもタオルで代用可能です)
1-3. 通気性・吸放湿性があること
次に、通気性と吸放湿性。
これは頭寒足熱という言葉の通りです。
人は眠るとき、体温を下げるようになっています。
体温が下がることで脳と体が休められるのです。
ここで大事なのが、通気性と吸放湿性です。
これらの性能が低いと蒸れて寝苦しくなることがあります(マットレスや布団のそれほどではありませんが)。
新陳代謝が高い方は重視しましょう。
側生地・カバー素材も同じく大切
なお、側生地やカバーの素材も大切です。
極論、中材が通気性の高いファイバーでも、側生地がポリエステルわただと蒸れてくることがあります。
素材 | イメージ | 柔らかさ | 滑らかさ | 吸湿性 | 放湿性 | 耐久性 | 洗濯性 | ||
天 然 繊 維 | 植 物 性 | 綿 (コットン) | ◯ | ◯ | ◎ | △ | ◯ | ◯ | |
麻 (リネン) | △ | △ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | |||
動 物 性 | 絹 (シルク) | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | △ | △ | ||
羊毛 (ウール) | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | △ | △ | |||
化 学 繊 維 | 再 生 | レーヨン | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | △ | △ | |
合 成 | ポリ エステル | △ | ◯ | △ | – | ◯ | ◎ |
反対に、ウレタン素材の枕でも、きちんとした素材の側生地やカバーを使うことで、蒸れやすさを補うことができます。
素材には絶対にこだわるようにしましょう。
ジェルは冷たいが蒸れやすい
ジェルは非推奨です。
一見、ひんやりして涼やかですよね。しかし、通気性・吸放湿性がありませんし、次第に温くなってきます。
避けるようにしましょう。
1-4. 素材が体質に合っていること
素材と体質の相性は、寝心地以前の問題です。
一発KOされることがあるので要注意です。
アレルギーがあるなら避けるべき素材
- ラテックス:ゴムアレルギーをお持ちだと反応します。
- そば殻:使用に応じてそば殻が割れて粉末になり噴き出すことがあります。喘息持ちの方は注意しましょう。
- ひのき:花粉が付いていることがあります。
- ポリエステルとウールわた:細かい繊維が噴き出すことがあります。
特有のニオイが気になるなら避けるべき素材
商品ごとに差があるものの、多かれ少なかれ独特のニオイがあります。
ニオイに敏感な人は注意しましょう。
- ウレタンフォーム臭:高反発ウレタンフォーム、低反発ウレタンフォーム、スマッシュフォーム
- 化学臭:ファイバー
- ゴム臭:ラテックス
- 獣臭:羽毛、羽根
衛生面重視なら洗える素材がおすすめ
ホコリやハウスダストに敏感な体質なら、洗える素材の枕がおすすめです。
特に、洗濯機での高温洗い(60℃)に対応しているとダニ退治ができるため、衛生面に配慮したい方には大きなメリットになるかと思います。
同様に、コナヒョウヒダニをビニール袋に入れて50℃に加熱すると、10分間以内に死亡した。
(引用:「家屋内生息性ダニ 類の生態および防除に関する研究 (8)」 吉川 翠)
なお、洗える枕とはいっても、手洗い可能なものと洗濯機洗い可能なものがあります。
確認した上で購入しましょう。
1-5. 適切なサイズ・形状であること
適切なサイズの考え方
枕は次の3サイズが定番です。
それぞれ小柄、中柄、大柄の人に合わせたサイズ展開になっています。
- 35×50cm(小柄な人向き)
- 43×63cm(中柄な人向き)
- 50×70cm(大柄の人向き)
基本的にはこの通りに選べば大丈夫です。
しかし、寝返りが大きい人はやや大きめのサイズが合いやすいです。
寝返りで頭が枕から落ちにくくなります。
大きいサイズは寝返りがしづらい
特大サイズはゆったり眠れるため近年人気です。
セミファウラー位姿勢などで寝られて、いびき対策として活用することもできます。かなりおすすめです。
ただ、寝返りがしづらいのが難点です。
仰向けのときに肩の下に枕があっても違和感は少ないですが、横向き寝となると話は別だからです。 寝返りが多い人や、横向きで寝ることが多い人などにはあまりおすすめできません。
両端が高くなっている形状だと寝返りがしづらい
また、両端が高くなっている枕があります。
横向きになったときに枕の高さが合いやすくなるように設計されています。
しかし、ものによっては首が挟まり、寝返りがしづらくなるものもあります。
そのため、あまりにも両端と中央の高低差があるものは避けることをおすすめします。
1-6. 【お悩み別】枕選びのカギ
合わない枕を使っていると、枕トラブルに悩まされることがあります。
もしあなたがそのような枕を使っているのなら、どこに問題があるのか知っておきましょう。枕を選ぶ時の要チェックポイントになります。
いびきをかく
「いびき」=「呼吸がしにくい状態」です。
起きたときの気だるさや、寝ても寝ても眠かったりなど、睡眠の質の低下につながります。
いびきの根本的な原因は、眠っている時に上気道が狭まってしまうことです。
枕は高すぎても低すぎても、上気道を狭めることに繋がります。そのため、「枕の高さ」に気を配りながら、枕を選びましょう。
もしくはセミファウラー位姿勢で寝られるような大きい枕がおすすめです。
とはいえ、いびきの原因は本当に様々(加齢、扁桃異常、肥満、骨格など)です。もしあなたが「枕の高さは問題ないはずだけどな」とお考えの場合、以下のページを参考にし、あなたのいびきの原因を突き止め、適切な改善策をとることをおすすめします。
関連記事朝起きると首が痛い(寝違えやすい)
朝起きた時に首が痛い場合、以下の2つの原因が考えられます。
- 枕が高い:寝姿勢が不自然になるため、首筋を痛めやすい(寝違えることも)。
- 枕のフィット性が悪い:頭の重さをサポートする支点が特定の箇所に集中するため、頚椎(首の7つの骨)を痛めやすい。
高さとフィット性を重視して選びましょう。
モルダブル素材がおすすめです。
肩が凝りやすい
睡眠中の無意識的な「頭の寝返り」ができないと、圧迫をそらすことができず血行が悪くなるため、肩や首に疲労がたまりやすく肩こりの原因となることがあります。
以下のような枕だと、頭の寝返りがしにくくなります。
- 枕が頭に沈み込みすぎる
- 枕の両サイドが高すぎる
そのため、枕の試し寝をするとき、ほんのちょっとの力で顔の向きを変えられるか、に着目してみましょう。
ストレートネック
枕が原因でストレートネックになることはまずありませんが、枕がストレートネックを悪化させることはあります。
というのも、枕が高すぎると、日中の悪い姿勢を睡眠中も引きずることになるためです。
睡眠中は首筋をリラックスさせる絶好の機会です。
「枕の高さ」に気をつけて枕を選びましょう。
後頭部に圧迫感がある
これは単純に、枕が硬すぎるためです。
枕に頭を置いて、数分も経たない内に後頭部に圧迫感があるようでは、起きた時のズーンとした鈍痛のようなものの原因になります。硬い枕が好みの方は、きちんと試し寝をしましょう。その際、5分以内に後頭部に圧迫感が出てくるような硬い枕はアウトです。
頭に寝汗を多くかく
以下の点を重視て枕(とカバー)を選びましょう。
- 通気性と吸放湿性にすぐれた素材の枕を選ぶ
- 通気性、吸放湿性にすぐれた枕カバーを使用する
- 洗濯機、乾燥機対応の枕を選ぶ
2. 【好み別】おすすめの熟睡枕7選
次におすすめの枕を紹介します。
硬さ別に紹介していくので好みに合わせて参考にしてください。
2-1. 柔らかめの寝心地が好み
快眠タイムズ ぷるぷるエアーまくら(高さ調整可・高通気・洗濯可)
商品名 | 快眠タイムズ ぷるぷるエアーまくら |
素材 | 熱可塑性エラストマー、ウレタンフォーム |
サイズ | 35×55×4-10cm |
価格 | 10,000円 |
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理想の寝心地から逆算してわたしが開発したまくらです。
すぐれたフィット性とサポート性の両立、8パターンから高さの調整ができること、バツグンの通気性。素晴らしい寝心地に仕上がっています。
フォスフレイクス スペリオールピロー(モルダブル・洗濯機洗いOK)
商品名 | フォスフレイクス スペリオールピロー |
素材 | ポリエチレン70%、ポリエステル30% |
サイズ | 35×50cm、43×63cm、50×70cm、60×60cm |
価格 | 5,500円~ |
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やや柔らかめのモルダブルピローです。
フィット性が抜群です。さらに、洗濯機で丸洗いができて乾燥機にも対応しています。社製品で手前味噌ですが、ふわっとしつつもしっかりしたサポート力のある素晴らしい寝心地です。バランスの良さが支持されてかなりのロングセラーです。
2-2. 普通くらいの硬さが好み
セルプール フォーユアネック(フィット感と調湿性抜群)
商品名 | セルプール フォーユアネック |
素材 | 高反発ウレタンフォーム |
サイズ | 30×68cm×4.5~10cm |
価格 | 14,850円 |
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「首へのフィット感」を追求して設計した高反発ウレタンフォーム首枕です。
枕に頭を置くだけで首がスッと伸びるので、ストレッチをしながら眠るような快適な寝心地です。こちらも自社商品で手間味噌ですが、首のフィット感とサポート性を重視するなら、イチオシの枕です。
ラテックスまくら(天然100%でエコ)
商品名 | Cumulus 天然ラテックス100% |
素材 | 天然ラテックス100% |
サイズ | 36×57×9~11cm |
価格 | 11,800円 |
URL | 商品ページはこちら |
頭圧分散性と反発力を兼ね備えているのがラテックス枕です。
合成ものではなく天然ラテックス100%なので風合いにも耐久性にも優れています。天然素材ですのでエコ意識が高い方にもおすすめです。
2-3. 硬めの寝心地が好み
ポリエチレンパイプ枕(モルダブル・手洗い可能)
商品名 | ポリエチレンパイプ枕 |
素材 | ポリエチレンパイプ100% |
サイズ | 43×63cm |
価格 | 2,980円 |
URL | 商品ページはこちら |
細かくカットされたパイプが詰められたパイプ枕です。
通気性が高いので頭に熱がこもりやすい人におすすめです。また、繊維でないので糸ぼこりも出ず、水でさっと洗うことで汚れを流せるので、手軽なお手入れを重視する人にも向いています。硬めなのでしっかりフィットさせて使いましょう。
2-4. 横向き寝で寝るなら
サイドウェイズ
商品名 | フォスフレイクス サイドウェイズ |
素材 | ポリエチレン70%、ポリエステル30% |
サイズ | 56×66×27cm |
価格 | 8,250円 |
URL | 商品ページはこちら |
上記のフォスフレイクスのシリーズの横寝枕です。
いびきにお悩みだったり、妊娠中で仰向け寝がつらい方におすすめの横向き寝サポート枕です。柔らかいのにしっかりと体をサポートする絶妙な寝心地であなたを快眠に導きます。「朝までゆっくり横向きのまま眠りたい」とお考えの方におすすめです。
2-5. オーダーメイドまくら
じぶんまくら
商品名 | じぶんまくら |
素材 | 8種類から選択可能 |
サイズ | 43×63cm、43×70cm |
価格 | 27,500円~ |
URL | 商品ページはこちら |
枕をあなたに合わせてオーダーメイドするのも一手です。
じぶんまくらはコンピュータであなたの体型(後頭部・首・背中・腰・お尻)と体重を測定し、そして、眠りのスペシャリストがそのデータとあなた好みの素材を元に、あなただけの枕に仕上げます。色々なお店で試し寝をしてまわるのが面倒であれば、最初から決定版を作るのも良いでしょう。
minmaku(みんまく)
商品名 | minmaku(みんまく) |
素材 | ポリエステル100% |
サイズ | 43×63cm |
価格 | 5,480円 |
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上記のじぶんまくらを作る過程で測定された100万人のデータを元に開発された枕です。
「やわらかめ」と「かため」の2種類があります。私は後頭部がふわっとサポートされる寝心地が好みなのですが、意外とかためのほうがしっくりきて好みでした。全国100店舗以上ある「ふとんタナカ」「じぶんまくら」のお店で試し寝できるので、どちらがあなたに合うかじっくりお試しください。
3. 枕選びでよくある疑問
枕についてよく受ける質問に対する回答をまとめました。
3-1. 枕の寿命(耐用年数)ってどれくらい?
枕の寿命は一般的には2~5年です。
とはいえ、品質に加えて枕の素材によっても耐用年数が変わってくるので、一概にどれくらいかと言い難いです。以下のページで素材毎の耐用年数の目安、枕を長持ちさせる方法をご説明しているので参考にしてください。
関連記事3-2. 枕の洗濯方法は?
枕には「洗濯機洗いができるもの」「手洗いができるもの」「洗濯不可なもの」の3つがあります。あなたの枕の素材に合うお手入れをするよう心掛けましょう。以下のページで3種類別の洗い方を説明しているのでご参考にしてください。
関連記事3-3. 枕なしで寝るのはいいの?
(寝具屋という立場抜きで)枕を使用して寝ることをおすすめします。
枕なしでは寝姿勢が悪くなるためほぼ確実に首を痛めることになるからです。とはいえ、ものには例外があります。例外のケースに当てはまるのであれば枕がなくとも快適に寝られます。
関連記事3-4. 腰枕があると寝やすいの?
寝るときに腰に疲れや痛みを感じる方から「腰枕って効果的なの?」と聞かれることがありますが、腰枕のせいで余計に腰を痛めてしまうケースもあります。どういうことなのか、そして、どのように対処するべきかを以下のページをご参考ください。
関連記事3-5. 足枕があると寝やすいの?
同じく「足枕」を使われる人が足(膝)を痛められるケースもあります。足枕の作り自体に問題があったり、使い方に問題があったりと様々です。以下のページを参考にあなたの足枕には問題がないかご確認ください。
関連記事最後に
快眠できる枕を選ぶ目安が明確になったことと思います。
あなたが素敵な枕と巡り合い、毎晩快眠できることを陰ながら願っています。