
こんにちは、加賀照虎です。
睡眠をサポートする、高反発マットレス。
できるだけ長持ちさせたいですよね。
それならお手入れを怠ってはいけません。
とはいえ、いつ、どのタイミングでお手入れをすればいいのか分かりにくいですよね。
そこで本日は「高反発マットレスにするべきお手入れ」についてご紹介します。
Contents
1. 高反発マットレスのお手入れ方法
まず最初に、どのようなお手入れをすればいいのかざっと列記しますと、
- 朝起きたら掛け布団はめくっておく
- ベッドシーツは週に1~2回交換する
- 3週間に1度を目安にマットレスを通気させる
- ベッドパッドは2~3ヶ月に1回洗濯する
- 除湿シートは2~3週間に1度乾かす
- 真ん中がへたったらウレタンの配置を交換する
このようになります。
それでは次に、それぞれ1つずつ分かりやすく説明していきます。
1−1. 朝起きたら掛け布団はめくっておく
丁寧なベッドメイキングはダメ、絶対!です。
意外かもしれませんが、きちんとした理屈があります。
朝起きたてのマットレスは寝汗などでやや湿った環境になっています。
丁寧にベッドメイキングをしてしまってマットレスを掛け布団などで覆ってしまうと、マットレスが乾きにくくなってしまいます。
湿気った環境下では雑菌などが繁殖しやすくなって不衛生です。

そのため、掛け布団は内側が外を向くようにめくっておいたり、足元のほうにまとめておくようにしましょう。
これは毎日やるかやらないかでマットレスの湿気り状態、ひいては寿命(高反発マットレスは湿気ると耐久性が下がる)に影響してくるので頭に入れておきましょう。
1−2. ベッドシーツは週に1~2回交換する
ベッドシーツもしくは敷きパッド(高反発マットレスの一番上に敷いていて肌に直接触れるもの)は、週に1~2回のペースで洗濯をしてキレイにしましょう。

なお、一番上に敷いているものを洗いに出すときは、ゆっくり丁寧に行いましょう。
くれぐれもバサっとやってはダメです。
肉眼では見にくいですが、ベッドシーツの上には剥がれた落ちた皮膚、フケ、ホコリなどの汚れがたまっています。
これらはダニの格好の餌です。
マットレスの上に落としてしまうと、マットレスでダニが繁殖する可能性を作ってしまうことになります。
そーっと汚れを包み込むようにして洗濯機まで持って行きましょう。
1−3. 3週間に1度を目安にマットレスを通気させる
マットレスの下に除湿シート、上にベッドパッド(もしくは敷きパッド)があれば、マットレスの湿気対策は十分と言えます.
が、それでもやはり、マットレス自体を通気させられるとベターです。

3週間に1度前後を目安に、マットレスを壁などに立てかけて通気させられると良しです。
その際に掃除機でホコリなどを取れると尚良しです。
湿った雑巾などで拭く必要はありません。
1−4. ベッドパッドは2~3ヶ月に1回洗濯する
もしあなたがベッドシーツの下にベッドパッドを敷いているのなら、2~3ヶ月に1度を目安に洗いましょう。
寝汗はベッドシーツを通り越してベッドパッドにも浸透して汚していきます。
とはいえ、そこまで神経質になるほどの汚れではありません。
2~3ヶ月に1度のペースで十分キレイに維持できます。
1−5. 除湿シートは2~3週間に1度乾かす
高反発マットレスの下には除湿シートを敷くことをおすすめします。
底面に溜まる湿気を吸収してくれます。
しかし、除湿シートは永久的に吸湿し続ける訳ではありません。
吸った湿気を吐き出させてやらねばなりません。
そのため、2~3週間に1度、除湿シートを乾かすように心掛けましょう。

除湿シートをマットレスの底から取り出して天日干ししてもよいですし、マットレスの片側を上げて風を当てるようにするのもありです。
イラストのようにマットレスの下に本を何冊か挟んでおくだけで底面が通気されるので十分です。
1−6. 真ん中がへたったらウレタンの配置を交換する
全ての高反発マットレスに対して当てはまる話ではなく、
- 三つ折りの高反発マットレスで
- 中材のウレタンフォームが取り出せる仕様
であれば、このお手入れが行えます。

三つ折りマットレスは真ん中の部分がもっとも早くへたります。
そして、足元の部分はまずへたることはありません。
腰の部分のウレタンフォームがヘタったら脚の部分のウレタンフォームと取り替えましょう。
そうすることで、腰の部分の寝心地が復活します。
足の部分はへたっていても寝心地にそこまで悪影響ありません。
※高反発マットレスの天日干しは不要
今まで布団ユーザーだった方が高反発マットレスを使い始めると気になるのが日干しです。
結論から言うと、高反発マットレスに天日干しは不要です。
むしろ、日光により生地が傷んだり、熱によりウレタンが劣化しやすくなるので出来るだけ日差しが当たらないようにすることをおすすめします。
マットレスの湿気りが気になるのなら日陰干しをしましょう。
最後に
高反発マットレスのお手入れについてご理解いただければ幸いです。
なお、以下のページであなたに合った高反発マットレスを選ぶポイント(硬さ、厚み、生地、耐久性など)とおすすめブランドを紹介しているのであわせてご参考にしてください。
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また、「高反発マットレス」に関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。
■あわせて読んでおきたい「高反発マットレス」の記事
①最高の高反発マットレスを選ぶ5つのポイントとおすすめブランド
②高反発マットレスとは|素材別の特徴と寝心地を解説
③低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
④高反発マットレスが原因で腰痛に。避けるための3つの知識
⑤高反発マットレスの厚みと硬さは「体重」を元に考える
⑥高反発マットレスのニュートン数をアテにしたらダメな理由
⑦高反発マットレスは「密度」=「耐久性(寿命)」
⑧高反発マットレスの表面、フラットとプロファイルの違いとは
⑨賢くお買い得に!高反発マットレス7つの比較ポイント
⑩高反発マットレスの通気性には期待してはいけない理由
⑪高反発マットレスはやっぱり三つ折り?メリットとデメリット
⑫高反発マットレスに敷きパッドは必須!季節別の選び方
⑬お店でマットレスの試し寝をする時の5つのチェックポイント
⑭マットレスでシングルサイズを選ぶ時の注意点
⑮【高反発マットレスVS敷布団】特徴と寝心地の違いとは
⑯高反発マットレスのダニ対策!素材別に解説
⑰高反発マットレスが臭い?その原因と対策について
⑱高反発マットレスのお手入れ方法
⑲高反発マットレスを処分!賢く安く捨てる方法