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防水マットレスの使用がおすすめな3つのケース

※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段、体質、好み別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で徹底解説しています。防水性だけでなくその他の機能性からも網羅的にマットレス選びを進めたい方は是非ご参考にどうぞ。

こんにちは、加賀照虎です。

防水マットレスには通気性がないため、ムレやすいなどの欠点があります。

しかし、例えば、衛生的であることを重視する家庭(現場)などでは、防水機能は非常に役に立ちます。

そこで本日は「防水マットレスの使用がおすすめな3つのケース」についてご紹介します。

あなたが防水マットレスを購入するべきか、あるいは普通のマットレスを購入するべきかの判断の目安にしてください。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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1. 防水マットレスがおすすめな3つのケース

まず始めに、どのようなケースにおいて防水マットレスの使用がおすすめできるのかというと、以下の3つになります。

  • 自宅、ケアセンターの介護現場
  • 衛生面が重視される現場と家庭
  • おねしょなどの恐れがある家庭

それぞれ順に、どう役に立つのかをご説明していきます。

1-1. 自宅・ケアセンターなどの介護現場

被介護者の意識レベルによりもよりますが、ご飯の食べこぼしから失禁などマットレスが汚れる場面は多々あります。

ベッドシーツをマットレスに敷いていても液体はマットレスにまで容易に浸透していってしまいます。

防水マットレスならそのような場面でも簡単に汚れを拭き取ることができるので、マットレス掃除に対する負担や気苦労を大きく減らしてくれます。

さらに、失禁や吐きこぼしなどの雑菌が気になる粗相の場合、水とアルコールで湿らせたタオルでさっと清拭すれば、汚れを取るだけでなく除菌までできるので掃除をとても楽にさせられます。

1-2. 寝床の衛星性が大切な現場

衛生性が重視される医療現場にも防水マットレスはとても有用です。

もちろん、上記のように、ちょっとした汚れを清拭で除菌できるのもそうなのですが、それに加えて、密封されている完全防水マットレスになると、菌やウイルスがマットレス内部に入り込むことすら防止できるからです。

例えば、感染症の患者が使ったマットレスにウイルスが潜んでしまい、次にそのマットレスを使った人にウイルスが二次感染してしまう院内感染などの予防になります。

1-3. おねしょ、出血などの汚れ対策に

もちろん、介護現場や医療現場のみならず、一般家庭でも防水マットレスは役に立ちます。

例えば、夜尿症がなかなか卒業できない子供のためだったり、鼻血などの出血でマットレスを何度も汚してしまったことのある人の使用に向いています。

ただ、防水生地の上に直接寝るとムレやすいので、洗濯可能な敷きパッドと組み合わせて使うと寝心地にも不満なくお使いいただけます。

※防水プロテクターとの使い分けの目安

防水マットレスを買う段階になって迷うのが、防水マットレスプロテクターとの選び分けのポイントです。

というのも、既存のマットレスに防水マットレスプロテクターを敷いてしまえば、完全とは言わないまでもマットレスの汚れを防ぐことができてしまうからです。

どの場合にどちらを使うべきかの明確な答えはありませんが、私は以下のような場合には防水マットレスの使用が相応しいと考えています。

  • アルコールでの清拭掃除をすることが多い
  • 感染症などの媒体としてマットレスが疑われる

しかし、それ以外のケースでは、費用などを考えると、防水マットレスプロテクターをマットレスに敷くほうが向いています。

 表面&側面防水表面全体防水表面部分防水
イメージ5sides-waterproofall-top-panel-waterproofpartial-top-panel-waterproof
防水範囲
洗濯性×
対象非推奨一般向け介護向け

以下のページで防水マットレスプロテクターを選ぶ目安(素材、生地、防水範囲など)について解説しているので、防水マットレスプロテクターを利用しようかと検討されている方はご参考にしてみてください。

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最後に

あなたが防水マットレスに使用に合っているかどうか判断する目安になっていれば幸いです。

なお、以下のページで寝心地が素晴らしいマットレスを選ぶためのポイント(体圧分散性、弾力性、耐久性など)とおすすめのブランドについて徹底的に解説しているので、是非あわせてご参考にしてください。

関連記事

 

また、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
 – 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
 – 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
○マットレスの正しいダニ退治方法、二度と繁殖させない予防法
○マットレスのカビ除去方法と、再発を防ぐ予防対策
○ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
○長生きでお得に!マットレスの寿命を判断する5つの目安
○賢い節約術!マットレスの処分方法を考えるべき順序

睡眠健康指導士が”本気で”おすすめする
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