マットレス

低反発マットレスで寝ると疲れる3つ原因

※低反発マットレスの特性を踏まえた選び方についてこちらのページ「【腰に嬉しい】低反発マットレスのおすすめ5選と専門的選び方」で徹底解説しています。スペックを理解して比較検討したい方はあわせてご参考にしてください。

こんにちは、加賀照虎です。

「低反発マットレスで寝るようになってから、目覚めに疲れを感じようになった・・。」

このような人が少なからずいらっしゃいます。

そこには明確な原因があります。

ということで本日は「低反発マットレスで寝ると疲れる3つ原因」について解説していきます。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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1. 低反発マットレスで疲れる3つの原因

目覚めの体を疲れさせてしまう低反発マットレスには共通点があります。

  • 寝姿勢が悪くなる
  • 寝返り出来ない
  • 水分不足になる

ただ、これだけ言われても意味が分からないですよね。

ということで詳しく補足説明をしていきます。

1-1. 寝姿勢が悪くなるから

寝姿勢が悪いのは、悲惨です。

というのも、腰・背中の骨を歪めたままにしてしまうからです。

しかも、7時間眠っている間ずっと。

これでは寝疲れするのも無理ないですよね。

too-soft-mattress
柔らかすぎるマットレス(寝姿勢が悪い)

低反発マットレスに多いのは、柔らかすぎて腰が落ち込む寝姿勢です。

かなりの負担が腰へとかかってしまいます。

腰が落ち込む寝姿勢≒猫背
腰が落ち込む寝姿勢≒猫背

縦向きにすると姿勢の悪さがよく分かります。

ひどい猫背ですよね。

理想的な寝姿勢
理想的な寝姿勢

背筋がすっきり伸びている理想の寝姿勢を目指しましょう。

このように寝られれば、低反発マットレスであっても変に疲れがたまることを減らせられます。

1-2. 寝返りが出来ないから

寝返りが出来ないのは、まさに拷問です。

今、この文章を読んでいるあなた、椅子に座っているなら座ったまま、ソファで横になっているなら横になったまま、全く動かずにそのままの姿勢を維持できますか。

5分もたたずに体が疲れるはずです。

同じ姿勢を続けるのは、それほどの負担なのです。

柔らかすぎて体が沈み込み、寝返りが出来ない。

まだあまり知られていませんが、このような低反発マットレスは危険なのです。

1-3. 水分不足になりやすいから

夏場に多いのが、この原因による寝疲れです。

水分が足りないことで体が疲れるのは、理解できるかと思います。

ただ、低反発マットレスと水分不足って、まったく関係のなく思いますよね。

分かりやすく流れを説明すると、下記のようになります。

  • 低反発 → ピタッとフィット → 通気性が悪い → 寝苦しくなる → 寝汗が多くなる → 水分不足

低反発素材の寝心地が一因ですが、それ以上に、生地が問題となります。

側生地(マットレスのカバー)の繊維素材がポリエステルのような吸水性のないものだと、こういった蒸れ感の問題がひどくなりやすいのです。


2. 寝疲れしにくい低反発マットレスを選ぶポイント

じゃあ一体、どういった低反発マットレスを選べば疲れることなく眠れるんだ、というのが気になるところだと思います。

1章での話を踏まえて、ポイントを列記します。

  • 寝姿勢が崩れない(≒サポート性があること)
  • 寝返りがしやすい(≒弾力性があること)
  • 水分不足になりにくい(≒吸水性があること)

これらのポイントを押さえて低反発マットレスを選ぶようにしてください。

下記のページで詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてください。

関連記事

最後に

どのような低反発マットレスを選べばいいのかご理解いただけたかと思います。

参考になっていれば幸いです。

 

また、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
 – 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
 – 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
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