マットレス

マットレスの価格相場は?ケース別に妥当な値段はいくらか

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加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。1,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。取材依頼はお問い合わせから。インスタグラムでも情報発信中⇒フォローはこちらから

数千円から数十万円まで価格の差が激しいマットレス。

「一般的なマットレスの相場っていくらくらいなんだろう」と疑問に感じることと思います。そこで本日は「1人用のマットレス、2人用のマットレスの相場感」についてご紹介いたします。

また、マットレス購入に付随する費用や、安いマットレスと高いマットレスの違いについてもあわせてご説明いたします。


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1. 1人用シングルサイズ(98cm幅)マットレスの価格相場

一般的なマットレスは6種類に分けられますが、私がおすすめできる3つの種類のマットレス(高反発ウレタンマットレス、ラテックスマットレス、ポケットコイルマットレス)に絞って価格相場をお伝えしていきます。

まずは1人用として使われるシングルサイズのマットレスの相場です。低価格品、中価格品、高価格品の3つのプライスゾーンに分けた上での相場は以下のようになります。

高反発ウレタンマットレスは構造がシンプルなため比較的リーズナブルです。ラテックスマットレス(天然100%のもの)は原料が高価であるため、そもそも低価格品や中価格品が存在しません。ポケットコイルマットレスは構造が複雑で重くて大きいためどうしても価格が高くなってしまいます。

もちろん、記載の価格よりも安いものも高いものもあります。例えば、数千円の高反発ウレタンマットレス。この手のマットレスは数ヶ月でへたってしまうことがあり、寝姿勢が悪くなり体を痛める恐れがあるのでおすすめしません。反対に、数十万円もするようなマットレスは職人による手作業で作られていたり、希少な素材が使われていたりします。40万円のマットレスが10万円のマットレスと比べて4倍寝心地が良いことはまずありません。5000万円の自動車が1000万円の自動車よりも5倍のスピードが出るわけでなかったり、5倍の人数が乗れるわけでないのと同じことです。

1−1. 2人用クイーンサイズ(158cm幅)マットレスの価格相場

2人用のマットレスの価格相場は以下のようになります。

幅が広くなるだけなので価格がそのまま1.5~1.6倍くらいになるのが一般的です。

ただ、ラテックスマットレスでクイーンサイズのものはやや少ないです。というのも、かなりの重さになる上に、だらんとして運びにくいからです。そのため、クイーンサイズのベッドには80cm幅のラテックスマットレスを二台並べて設置するよう販売されているものもあります。

なお、ダブルサイズのマットレスに二人で寝るのはやや狭く感じられるので、クイーンサイズをお選びすることをおすすめします。

二人用マットレスサイズ
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1−2. 大型マットレスは送料が発生するか確認すること

マットレスの価格相場を考える上で見逃してはならないのが送料です。

厚みが30cmを超えるマットレスやダブルサイズ以上のマットレスとなると、送料負担が大きく変わることがあります。各メーカー・販売店によりシステムが異なるので、必ず確認するようにしましょう。

1−3. ベッドマットレスならベッド費用も勘案すること

床に敷いて使う三つ折り高反発マットレスならまだしも、そのほかのマットレスならベッドフレームの費用が発生することを忘れてはなりません。

低価格のものでも3万円くらいから予算は考えておいたほうがいいですし、ベッド下に引き出しが付いていたりすると5万円前後、跳ね上げ式ベッドだと8万円前後、革張りでブランドのかっこいいものなら少なくとも10万円前後、、、とベッドフレームの価格もいろいろです。

とはいえ、ギシギシ軋むような粗悪品ならともかく、ベッドフレームで寝心地変わることはないので、どちらに予算配分を優先するべきかと問われれば、私は当然マットレスに予算を多く割り当てることをおすすめします。

1−4. マットレスと一緒に買うべきマットレスアクセサリ

ただ、マットレスとベッドを買い揃えてもまだ不十分です。

ベッドシーツ、敷きパッド、マットレスプロテクターなども一緒に買い揃えることを前提の上、予算を考えることをおすすめします。

必要最低限の組み合わせを考えているのなら敷きパッドを一枚で十分です。ただ、高価なマットレスを購入したならずっとキレイに長く使うためにもマットレスプロテクターも一緒に購入することをおすすめします。中価格品以上のマットレスとなると、へたるよりも前に汚れが原因で新調が必要になることがざらにあるからです。

なお、敷きパッド・マットレスプロテクター共にシングルサイズで5,000円前後が相場です。


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2. 安いマットレスと高いマットレス、何が違うのか

そもそもなぜマットレスにより値段がこんなにも違うのか、疑問に感じている人もいるかと思います。製造に関わる者として、背景知識を含めて分かりやすく説明いたします。

2−1. 素材の違いによりコストが違う

マットレスの種類によりそもそも相場が異なるのは、使用している素材の原料コストの違いが大きいです。

例えば、天然100%のラテックス素材は原料自体が高いですし、大量生産に向かないためどうしても割高になります。一方、ポケットコイルマットレスは線材の原料コスト自体はそこまで高くないものの、完成品のサイズが大きく重くなるため物流・在庫費用が割高になるのです。また、使用する部材も多いこともコスト高の要因の1つです。

2−2. 厚みによりコストが変わる

マットレスの厚みでも原価が大きく変わります。

マットレスの厚みが2倍になると使用される原料も約2倍になります(種類にもよりますが)。さらに、サイズが大きくなり重量が重くなるため物流・在庫管理費用なども全て割高になります。実際、マットレスの厚みは必要最低限さえあれば寝心地としては十分なのですが、豪華な見た目を追求して厚みが40cmになるものもあります。

2−3. 品質によりコストが変わる

高反発ウレタンマットレスと一口にいっても、硬質ウレタンフォーム、レギュラーフォーム、高弾性フォームと3種類あり、それぞれ原価はもちろん寝心地が異なります。

また、ウレタンフォームの密度によっても原価と耐久性が大きく変わってきます。想定している使用期間と予算に合うものを選びましょう。

ラテックスマットレスも同じく、合成ラテックス、天然ラテックス、天然100%ラテックスの3種類があり、同じように原価と寝心地が異なります。

スプリングマットレスはやや専門的になるため頑張って理解しないといけませんが、コイルスプリングの線材の種類と品質に等級があり、コストはもちろん寝心地と耐久性に違いが生まれます。

コイルスプリングの品質
コイルスプリングの品質

残念なことに、以前はコイルスプリングの品質を品質表示に記載しなければいけませんでしたが、法律が変わって義務ではなくなりました。ただ、メーカーはもちろん把握しているので、比較検討のために聞くとよいでしょう。

2−4. 研究開発費・広告宣伝費などにより原価率が異なる

研究開発費や広告宣伝費は各メーカーごとに異なります。これはメーカーごとのスタンスだと考えるとよいでしょう。

「マットレスなんて代わり映えのしない商品で何が研究開発だ」と思われるかもしれませんが、弊社の場合でも取り扱いが手軽になるファスナーの構造を考案して実用新案を取得するのに数十万円かけたり、取得の前の事前調査やらなんだに数万円投資することもあります。他にも、睡眠にかかわる学会に社員総出で参加したりすると結構な出費になります。企業によっては自前の研究施設を取り揃えているところもあるほどです。


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最後に

マットレスの価格相場に加えて、寝具一式を揃えるのに大体いくらになるのかイメージする一助になっていれば幸いです。

なお、以下のページで寝心地が素晴らしいマットレスを選ぶためのポイント(体圧分散性、弾力性、耐久性など)とおすすめのブランドについて徹底的に解説しているので、是非あわせてご参考にしてください。

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また、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

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