※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で徹底解説しています。子供用マットレスと一緒に大人用のマットレス選びも進めているならぜひご参考にどうぞ。 |
こんにちは、加賀照虎です。
大人用も子供用も、基本的なマットレス選びの考え方は共通しています。
ただし、子供用ベッドに合わせる場合、型や素材によって向き不向きがでてきます。
さらに、子供用ならではの注意点として、マットレスの厚さや高さ、洗いやすさ、汚れ防止策なども考慮する必要があります。これらの要素によって使い勝手が大きく変わってくるため、慎重に選びたいところです。
そこで今回は、
- 年齢別に見る子供用ベッドとマットレスの向き不向き
- 子供用マットレスの選び方
- おすすめの子供用マットレス5選
- 子供用マットレスの効果的な使い方
について詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしていただき、お子さまに最適なマットレスを見つけてください。
Contents
1. 子供用マットレスの前にベッドを決める
まずはベッドについて解説します。
遠回りのようですが、 適切なマットレスを選ぶための近道になります。
子供用のベッドは、年齢に応じて次のように使い分けられます。
~2歳前後 | ~6歳前後 | 6歳前後~ | |
ベッド 種類 |
|
|
|
ベッドとマットレスは、相性が大切です。
例えば、チェストベッドは高さがあります。
そのため、マットレスは薄型でないと、子供にとってベッドが高くなりすぎてしまいます。
他にも、折りたたみベッドでは二つ折りや四つ折りなどの折りたたみマットレスしか使えませんし、二段ベッドでは軽さなどの手入れのしやすさが重視されます。
もちろん、ベッドなしという選択肢もありです。
低い | 標準 | 高め | 高い | |
画像 | ||||
目安 | ~30cm | 35~45cm | 50~60cm | 90cm~ |
開放感 | ◎ | ◯ | △ | × |
出入り | △ | ◯ | △ | △ |
ホコリ | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
転落 | ◯ | △ | △ | △ |
収納 | △ | ◯ | ◯ | ◎ |
安定性 | ◎ | ◯ | ◯ | △ |
寝具制限 | △ | ◯ | △ | △ |
ベッドは住み心地、マットレスは寝心地を左右します。
なので、まずは、あなたの生活スタイルに合うベッドを選びましょう。
そしてその次に、そのベッドに合うマットレスを選ぶようにしましょう(コイルではなく、ノンコイルマットレスになります。詳しくは2章で解説します)。
1-1. ベッドフェンス付きのものがおすすめ
なお、子供用ベッドにはフェンスは必須です。
子供がベッドから転落しないものを選びましょう。
2. 子供用マットレスの選び方
それでは次に、マットレス選びについてです。
2-1. 敷布団・コイルマットレスよりもノンコイルマットレスがおすすめ
まず、敷寝具には5つの種類があります。
子供用ならノンコイル素材がおすすめです。
敷布団 | ノンコイル 薄型マットレス | 脚付き マットレス | ノンコイル ベッドマットレス | コイルスプリング ベッドマットレス | |
画像 | |||||
厚み | 5~10cm前後 | 7~10cm前後 | 10~20cm前後 | 15~25cm前後 | 20~35cm前後 |
重量 | 3~6kg前後 | 4~7kg前後 | 10~30kg前後 | 10~20kg前後 | 20~30kg前後 |
寝心地 | △ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ |
耐久性 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
揺れ&音 | ◎ | ◎ | △ | ◎ | △ |
使用環境 | 床 | 床&ベッド | ベッド | ベッド | ベッド |
手入れ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | △ |
クリーニング | ◯ | × | ◯ | × | ◯ |
処分 | ◯ | ◯ | △ | ◯ | △ |
価格 | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | △ |
ベッドとの相性からも絶対にノンコイルです。
具体的に解説していきます。
敷布団は手入れが大変
敷布団は一昔前のものです。
週に2~3回干さなければなりません。
手入れがとても大変です。忙しい現代人には合わないので、おすすめできません。
コイルマットレスは子供向けには合わない
コイルマットレスは大きく重たいです。
そのため、ベッドが高くなりすぎて使用感が悪くなります。
一応、子供用ベッド向けの薄型のものもありますが、この手のものはコイルの上の詰め物が薄すぎて寝心地が悪いのでおすすめできません。
まとめると、ベッドとの相性が悪く、手入れがしづらく、寝心地もイマイチなので避けましょう。
薄型ノンコイルマットレスの使い勝手は万能
- 子供用ベッドと相性がいい
- 床置きも可能
- 価格がお手頃
- 手入れがしやすい
などなど、トータルのパフォーマンスが良いため、子供向けに薄型ノンコイルマットレスがおすすめです。
子供が中高生ならノンコイルベッドマットレスもあり
「分厚いマットレスがいい」
子供が中高生くらいになると、分厚いマットレスを好まれる傾向があります。
その場合はノンコイルのベッドマットレスがおすすめです。というのも、コイルマットレスと寝心地はほぼ変わらず、お手頃で、使い勝手が良いからです。
ノンコイルマットレス | コイルマットレス | |
イメージ | ||
厚み | 10~20cm前後 | 20~35cm前後 |
重量 | 7~15kg前後 | 20~30kg前後 |
寝心地 | – | – |
耐久性 | ◯ | ◎ |
揺れ&音 | ◎ | △ |
取扱い | ◯ | △ |
廃棄 | ◯ | △ |
クリーニング | × | ◯ |
価格 | ◯ | △ |
2-2. マットレスの素材は高反発がおすすめ
ノンコイルマットレスにはいくつか種類があります。
結論、私のおすすめは一般や高反発系のウレタンフォームのものです。
種類 | イメージ | 体圧分散 | 反発弾性 | 横揺れ | 通気性 | お手入れ | ||
ノ ン コ イ ル | 高 反 発 ・ 高 弾 性 | 高反発ウレタン フォーム | ◯ | ◎ | ◯ | △ | ◯ | |
ラテックス | ◯ | ◎ | ◯ | △ | ◯ | |||
TPEポリマー | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ | |||
中 間 | 一般ウレタン フォーム | △ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ||
ファイバー | × | ◯ | △ | ◎ | ◎ | |||
低 反 発 | 低反発ウレタン フォーム | ◎ | △ | ◎ | △ | △ | ||
繊維わた | ◯ | △ | ◎ | ◯ | ◯ | |||
詰 め 物 次 第 | ハイブリッド | – | – | – | – | – | ||
コ イ ル | ボンネルコイル | – | ◯ | △ | ◯ | △ | ||
ポケットコイル | – | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
※コイルスプリングマットレスの体圧分散性はコイルの上の詰めもの(ウレタンフォーム やわたなど)の量と品質により大きく左右され、単体での評価が不可能なため「 – 」としています。また、それぞれ加工・品質により△が◯になったり、◎が◯になることがあります。 |
その理由を説明していきます。
一般ウレタンフォーム
- そこそこ良い寝心地
- 軽くて扱いやすい(厚さ10cmで7kg前後)
- 1~2万円前後と安価
安価なわりにそこそこ良い寝心地なのが最大の特徴です。やや蒸れやすい欠点こそありますが、敷きパッドで汚れないように保護しながら使えば、快適に寝られます。寝心地、扱いやすさ、価格のバランスが良いので全ての人におすすめです。
ファイバー
- 硬めでそこそこの寝心地
- 軽くて扱いやすい(厚さ10cmで10kg前後)
- 通気性にすぐれている
- 丸洗いできる
通気性にすぐれていて丸洗いできるのが最大の特徴です。おねしょなどによる汚れの心配があるならイチオシです。ただ、寝心地が硬めで値段が2~3万円前後とやや高くなることは頭に入れておきましょう。
高弾性(高反発)ウレタンフォーム
高反発ウレタンフォームの上位互換の寝心地です。
値段は3~4万円前後でやや高めになりますが、寝心地重視ならおすすめです。ただ、ウレタン素材なので通気性は低めで丸洗いは不可能です。
低反発ウレタンフォーム
体圧分散性がピカイチです。
ただ、寝返りがしづらくなり、蒸れやすいです。そのため、低反発と高反発などの二層構造になっているものがおすすめです。なお、もちろん洗えないので、汚れ対策はしっかりしておきましょう。
ラテックスやTPE素材は重すぎる
これらの素材は非常に重たいです。
薄型マットレスでも手入れが大変です。
種類 | 厚さ | 重量 |
木綿敷布団 | 10cm (仮定) | 6kg |
高反発ウレタン | 7kg | |
高反発ファイバー | 10kg | |
高弾性ウレタン | 10kg | |
ラテックス | 15kg | |
TPEポリマー | 35kg | |
低反発ウレタン | 11kg | |
ハイブリッド | – | |
ボンネルコイル | 20cm (仮定) | 18kg |
ポケットコイル | 20kg |
マットレスの重量 | 手入れの手間 |
7kg |
|
14kg |
|
20kg |
|
26kg |
|
避けるようにしましょう。
2-3. 子供用マットレスの硬さの目安
マットレスの硬さの目安は、子供も大人も同じです。
背筋を伸ばして立った姿勢をマットレスの上で再現できれば、「理想の寝姿勢」であり「適切なマットレスの硬さ」です。
子供も大人も同じというと語弊があるかもしれません。
むしろ、常に成長期である子供には、
- 寝姿勢の歪みが骨の歪みにつながる恐れがあるため
- 睡眠中は成長ホルモンの分泌が活発になる大事な時間だから
などの理由から、大人以上に真剣にマットレスの硬さをチェックして選んでほしいと考えています。
子供がマットレスを試し寝するとき、以下の3つのポイントに問題がないか一緒に確認しましょう。
- 寝姿勢は適切か
- 腰、背中などに圧迫感はないか
- 寝返りは楽にできるか
(子供は体重が軽いため、同じ硬さのマットレスであっても大人ほどは圧迫を感じないものです)
2-4. 子供用マットレスの厚さの考え方
子供の成長に合わせて必要最低限の厚さを考える
まずは一番大事な点です。
子供の体重をもとに必要最低限の厚さを考えましょう。
使用者の体重 | 必要最低限の厚さ | |
ウレタンフォーム | ファイバー | |
15kg | 3cm | 3cm |
30kg | 5cm | 3cm |
60kg | 7cm | 5cm |
80kg | 10cm | 7cm |
100kg | 13cm | 10cm |
必ず守るようにしてください。
必要最低限の厚さがないと、腰などに床の硬さを感じる(底つき感)ことになります。
底つき感のイメージ | |
仰向け | |
横向き |
もちろんこれは必要最低限の厚みです。
子供が小学校入学時に、シングルサイズで厚み8cmのマットレスの中級品(30,000円弱くらい)を購入し、中学校に上がった時にセミダブルサイズで厚み10cmのマットレスの中級品(40,000円前後)に買い換えるという計画をされる方もいます。
もしくは、小学校入学時にダブルサイズで厚み20cm前後の高品質なベッドマットレス(100,000円前後)を購入し、高校卒業まで12年間(もしくは大学卒業までの16年間)大事に使ってもらうという考え方をされる方もいます。
ベッドの高さもあわせて考慮する
薄すぎはいけませんが、厚すぎもダメです。
例えば、高さ45cmのチェストベッドに厚さ25cmのベッドマットレスを載せると、ベッド高は70cmにもなってしまいます。
低い | 標準 | 高め | 高い | |
画像 | ||||
目安 | ~30cm | 35~45cm | 50~60cm | 90cm~ |
種類 |
|
|
|
|
子供にとっては高すぎです。
転落などの心配も増します。
なので、ベッドやサイドレールの高さなども意識しながら、マットレスの厚さを考えるようにしましょう。
2-5. 折りたたみ仕様がおすすめ
子供用マットレスなら折りたたみがおすすめです。
というのも、万が一、おねしょなどでマットレスが汚れた際に、部分的に掃除をすることができるからです。
二つ折り | 三つ折り | 四つ折り(均一型) | 四つ折り(ソファ型) | 五つ折り | |
画像 | |||||
折りたたみベッド | ◯ | × | ◯ | × | × |
コンパクト性 | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
腰の違和感 | △ | ◯ | △ | ◯ | △ |
ヘタリ復活 | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ◯ |
ソファ変形 | × | △ | △ | ◯ | △ |
なお、折りたたみにはいくつか種類があります。
折りたたみベッドの上で使うなら二つ折りや四つ折りしか使えません。ただ、二つ折りはそこまでコンパクトにならないのであまりおすすめできません。
折りたたみベッドの上で使うわけではないなら、バランスが良いので基本的には三つ折りがおすすめです。
2-6. サイズの考え方
ベッド・マットレスのサイズは、次の3つの点を押さえて選びましょう。
- 肩幅40cm前後のサイズ
- 壁から5~10cm離す
- ベッド横の通路スペース50cm
名称 | 幅寸法 | イメージ | 寝室目安 | 用途 |
セミシングル | 80cm | 4畳 | 1人(子供・小柄な方) | |
シングル | 97cm | 4畳 | 1人(中柄な方) | |
セミダブル | 120cm | 6畳 | 1人(大柄な方) | |
ダブル | 140cm | 8畳 | 1~2人(小柄な方2人) | |
クイーン | 160cm | 8畳 | 2人(中柄な方) | |
キング | 180cm | 10畳 | 2人(大柄な方) |
これがサイズ選びの基本です。
子供向けサイズはデメリットがある
子供向けとなると、小さいサイズを選んでしまう人がいます。
ベビーベッドはまだしも、幅がやや狭いセミシングルサイズや、丈がやや短いショートサイズなどはあまりおすすめできません。
セミシングル | シングル | セミダブル | |
画像 | |||
幅 | 80cm | 97cm | 120cm |
名称 | ショート | 通常 | ロング |
画像 | |||
長さ | 180cm | 195cm | 215cm |
用途 | 小柄な方向け | 一般向け | 大柄な方向け |
というのも、子供が予想外に大きくなった際に対応できないからです。
また、非定番サイズだと、シーツやパッドなどの展開も少ないため、買い揃えるのが大変になるからです。
そのため、少なくともシングルサイズ以上がおすすめです。
3. おすすめの子供用マットレス5選
おすすめの子供用マットレスを種類別に紹介していきます。
ノンコイル薄型マットレス
エコラテエリート 三つ折りマットレス
型・種類 | ノンコイル薄型/高反発ウレタンフォームマットレス |
厚み | 10cm |
硬さ | ふつう~やや硬め |
送料 | 無料 |
品質保証 | 3年 |
トライアル | 60日 |
サイズ・重量 | シングル: 98×195×10cm・約7kg、セミダブル: 118×195×10cm・約8kg、ダブル: 138×195×10cm・約9kg、クイーン: 158×195×10cm・約10kg |
価格 | シングル: 19,990円、セミダブル: 22,990円、ダブル: 26,990円、クイーン: 29,990円 |
リンク | 商品ページ |
体圧分散性 | 反発弾性 | 通気性 | 吸放湿性 | お手入れ |
◯ | ◯ | △ | ◯ | ◎ |
高反発めのウレタンマットレスです。
凸凹プロファイル加工により体圧分散性としっかりとしたサポート性を両立しています。自社製品のため手前味噌ですが、適切な寝心地で安価なマットレスをお探しの方におすすめです。三つ折りで扱いやすいです。
エコラテエリート 一枚ものマットレス
型・種類 | ノンコイルベッド/高反発ウレタンフォームマットレス |
厚み | 14cm |
硬さ | ふつう~やや硬め |
送料 | 無料 |
品質保証 | 3年 |
トライアル | 60日 |
サイズ・重量 | シングル: 98×195×14cm・約9.5kg、セミダブル: 118×195×14cm・約11kg、ダブル: 138×195×14cm・約12.5kg、クイーン: 158×195×14cm・約14kg |
価格 | シングル: 23,990円、セミダブル: 26,990円、ダブル: 29,990円、クイーン: 32,990円 |
リンク | 商品ページ |
体圧分散性 | 反発弾性 | 通気性 | 吸放湿性 | お手入れ |
◯ | ◯ | △ | ◯ | ◎ |
上記と同シリーズのマットレスです。
こちらは折り目のない一枚ものです。折りたたみではないものをお求めの方におすすめです。厚みは14cmですので体の大きな高校生でも底つきなどの問題はありません。
セルプール ハイブリッドマットレスEX
型・種類 | ノンコイル薄型/高弾性ウレタンフォームマットレス |
厚み | 8cm |
硬さ | ふつう |
送料 | 無料 |
返品保証 | なし |
サイズ・重量 | シングル: 98×197×8cm・約8kg、セミダブル: 118×197×8cm・約10kg、ダブル: 138×197×8cm・約12kg、クイーン: 158×197×8cm・約14kg |
価格 | シングル: 44,000円、セミダブル: 55,000円、ダブル: 66,000円、クイーン: 77,000円 |
リンク | 商品ページ |
体圧分散性 | 反発弾性 | 通気性 | 吸放湿性 | お手入れ |
◯ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
高弾性ウレタンフォームの敷布団型マットレスです。
特殊技術によりウレタンフォーム自体に吸放湿性を持たせているため、蒸れにくく快適に寝られます。自社製品で手前味噌ですが、薄型で素晴らしい寝心地のものをお探しの方におすすめです。
ブレスエアー®︎ ネムリエPremier
型・種類 | ノンコイル薄型/高反発ファイバーマットレス |
厚み | 10cm |
硬さ | 極柔~極硬から選択可能 |
送料 | 無料 |
品質保証 | 30日 |
トライアル | なし |
サイズ・重量 | ナローシングル: 68×195×10cm・約5.7kg、シングル: 95×195×10cm・約8.1kg、セミダブル: 117×195×10cm・約9.5kg、ダブル: 135×195×10cm・約11.5kg |
価格 | ナローシングル: 41,800円、シングル: 49,500円、セミダブル: 60,500円、ダブル: 71,500円 |
リンク | 商品ページ |
体圧分散性 | 反発弾性 | 通気性 | 吸放湿性 | お手入れ |
◯ | ◯ | ◎ | △ | ◎ |
ファイバーの三つ折りマットレスです。
ファイバーですが柔らかめの素材が使用されているおり、硬すぎません。丸洗いできるマットレスを探しているならこちらのものがおすすめです。
ノンコイルベッドマットレス
快眠タイムズマットレス
型・種類 | ノンコイルベッド/ハイブリッドマットレス |
厚み | 20cm |
硬さ | 柔らかめ |
送料 | 無料 |
品質保証 | 5年 |
トライアル | 60日 |
サイズ・重量 | シングル: 98×195×20cm・約15.5kg、セミダブル: 118×195×20cm・約18.5kg、ダブル: 138×195×20cm・約21.5kg、クイーン: 158×195×20cm・約25kg |
価格 | シングル: 50,000円、セミダブル: 50,000円、ダブル: 58,000円、クイーン: 66,000円 |
リンク | 商品ページ |
体圧分散性 | 反発弾性 | 通気性 | 吸放湿性 | お手入れ |
◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
ノンコイル三層構造マットレスです。
高級ホテルのような柔軟な寝心地のベッドマットレスをお探しならこちらがおすすめです。私が企画したので手前味噌ですが、体へのフィット感から寝返りのしやすさ、通気性・吸放湿性などのバランスが優れていて最高の寝心地です。
4. 子供用マットレスの使い方
最後にいくつか注意事項です。
4-1. 寝汗と蒸れへの対策をすること
子供は新陳代謝が高いので、寝汗をよくかきます。
何も対策をしないとムレて寝苦しくなりますし、マットレスがすぐに汚れる羽目になります。
そのため、敷きパッドを用意することをおすすめします。
敷きパッド | ベッドパッド | ベッドシーツ | トッパー | プロテクター | |
画像 | |||||
役割 |
|
|
|
| |
厚み | 1~2cm前後 | 3~4cm前後 | 5mm前後 | 3~5cm | 5mm前後 |
温湿度調整 | ◎ | ◎ | ◯ | × | △ |
汚れ防止 | ◯ | ◯ | △ | △ | ◎ |
洗濯 | △ | △ | ◯ | × | ◯ |
体圧分散性 | △ | ◯ | × | ◎ | × |
快適に眠れるだけでなく、マットレスから汚れを防いで長持ちさせられるので結果的にお得です。
「パッドなどの購入は想定していなかった」
このようにお考えの方は、子供用マットレスの予算を1~2割削ってでも敷きパッドに予算を当てることをおすすめします。
そして、子供がたくさん汗をかけるように、吸水性・吸湿性のある素材のものを選ぶようにしましょう。
素材 | イメージ | 柔らかさ | 滑らかさ | 吸湿性 | 放湿性 | 耐久性 | 洗濯性 | ||
天 然 繊 維 | 植 物 性 | 綿 (コットン) | ◯ | ◯ | ◎ | △ | ◯ | ◯ | |
麻 (リネン) | △ | △ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | |||
動 物 性 | 絹 (シルク) | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | △ | △ | ||
羊毛 (ウール) | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | △ | △ | |||
化 学 繊 維 | 再 生 | レーヨン | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | △ | △ | |
合 成 | ポリ エステル | △ | ◯ | △ | – | ◯ | ◎ |
敷きパッド選びについては下記のページで詳しく解説しています。
ぜひあわせてご参考にしてください。
関連記事4-2. おねしょ対策もすること
「子供がまだおねしょを卒業できていない」
このような場合、マットレスプロテクターでおねしょ対策をしましょう。
表面&側面防水 | 表面全体防水 | 表面部分防水 | |
画像 | |||
防水範囲 | ◎ | ◯ | △ |
洗濯 | × | ◯ | ◯ |
対象 | 非推奨 | 一般向け | 介護向け |
プロテクター(防水シーツ)の選び方(素材、防水範囲、伸縮性の有無など)に以下のページで詳しく解説しています。
こちらもあわせてご参考にしてください。
関連記事4-3. 連結するなら固定バンドと隙間パッドを使おう
「マットレスを二台並べて使おうかな」
このような場合は、マットレスがズレないようにバンドで固定しましょう。
また、もし「子供がマットレスの隙間にはまりやすい」のなら、隙間パッドの購入もおすすめです。
隙間パッドがあることでマットレスがズレにくくもなります。
最後に
あなたの子供に合いそうなマットレスがイメージできていれば幸いです。
パッドなども買い揃えて快適に寝られるようにしましょう。
また、もしあなたが「長く使える大人用のマットレスを子供が小さいうちから買い与えるのもアリだな」とお考えでしたら、以下のページで寝心地が素晴らしいマットレスを選ぶためのポイント(体圧分散性、弾力性、耐久性など)とおすすめのブランドについて徹底的に解説しているので、是非あわせてご参考にしてください。
関連記事
なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。
■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
– 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
– 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
○マットレスの正しいダニ退治方法、二度と繁殖させない予防法
○マットレスのカビ除去方法と、再発を防ぐ予防対策
○ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
○長生きでお得に!マットレスの寿命を判断する5つの目安
○賢い節約術!マットレスの処分方法を考えるべき順序