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ベッドマットレスにそのまま寝るのはダメな3つの理由

※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で徹底解説しています。お使いのマットレスに満足できておらず買い替えのための情報収集をしているならぜひご参考にどうぞ。

こんにちは、加賀照虎です。

「マットレスって直接そのまま上に寝ていいの?」

マットレスを販売しているとたまに聞かれる質問です。

結論からいうと、以下の3つの理由によりダメです。

  1. そのまま寝るのは不衛生だから
  2. ムレやすく寝苦しくなるから
  3. ひどく汚すと使い物にならなくなるから

すると今度は、「なるほど、じゃあマットレスの上に何を敷けばいいの?」と、疑問に感じると思います。

そこで本日は、

  • マットレスの上にそのまま寝るのはダメな3つの理由
  • ケース別にマットレスの上に敷くべきもの

についてご紹介します。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
取材依頼はお問い合わせから。
インスタグラムでも情報発信中⇒フォローはこちらから。


1. ベッドマットレスにそのまま寝るのはダメな3つの理由

まずは、マットレスの上にそのまま寝るのがダメな理由について、一歩踏み込んで説明します。

上に敷くべきものだけ知りたい方は、2章までジャンプしてください。

1−1. 不衛生だから

人は寝るときに200mlもの汗を流します。

それに加えて、死んだ皮膚、フケ、アカ、皮脂なども体から排出されます。一夜、二夜だけならともかく、それが一ヶ月、二ヶ月と続くと流石に不衛生です。そうなると汗染みも目立ってきますし、ダニやカビの発生の原因にもなるので衛生面だけでなく健康面にまで支障をきたす恐れがあります。

ダニ・カビ繁殖三大原因発生源
温度temperature
  • 人の体温
  • 気候
湿度humidity
  • 寝汗
  • 気候
  • 結露
エサfoods
  • 剥がれ落ちた皮膚
  • フケ
  • 皮脂

マットレスは衣服のように洗えないので、そのまま直接寝ないようにしましょう。

1−2. ムレやすく寝苦しくなるから

マットレスにそのまま寝ると寝苦しくなります。

というのも、マットレスの側生地や詰め物にはポリエステルなどの吸水性のない化学繊維が使われることが多いからです。

マットレスの側生地とわた
マットレスの側生地とわた

特に、ぺらぺらの薄い側生地のウレタンマットレスだと、ムレを顕著に感じられます。

寝ているとき、体が火照るように寝苦しくなります。

もちろん、それを防ぐために、高品質なマットレスやこだわりのあるメーカーが作るマットレスの側生地には、コットン、レーヨン、ウールなどのような吸水性があり快適に寝られる素材が使用されることがあります。

素材イメージ柔らかさ滑らかさ 吸湿性  放湿性  耐久性  洗濯性 





綿
(コットン)
cotton1

(リネン)
linen1



(シルク)
silk1
羊毛
(ウール)
wool1




レーヨンlayon1

ポリ
エステル
polyester1

とはいえ多くのケースでは、ムレやすくて眠りづらいのでそのまま寝ることはおすすめできません。

【注意】「高品質の側生地って意味あるの?」「結局、生地がいいものでも、そのまま直接寝たらダメなんでしょ?」と思われるかもしれませんが、ベッドシーツやパッドを通しての熱のこもり方はやはり違います。また、高品質なものは繊維がやわらかなため、ふわっとした寝心地(≒体圧分散性)も大きく変わります。とはいえ、確かにこれは、こだわりの世界になるかもしれません。

1−3. ひどく汚すと使い物にならなくなるから

子供のおねしょや、鼻血などの血液でマットレスが派手に汚れてしまうことがあります。

コイルスプリングマットレスならクリーニング業者に洗浄してもらうことは可能ですが、ウレタンフォームやラテックスなどのノンコイル素材のマットレスとなると自ら水拭きなどをしなければなりません。元どおりキレイにするのも難しいですが、水洗いにより寝心地が劣化することもあります。

種類イメージ体圧分散反発弾性 横揺れ  通気性 お手入れ










高反発ウレタン
フォーム
high-resiilience-foam
ラテックスlatex-foam
TPEポリマーTPE-polymer

一般ウレタン
フォーム
regular-foam
ファイバーair-fiber×


低反発ウレタン
フォーム
memory-foam
繊維わたpolyester-fiber




ハイブリッド3-layers-hybrid-mattress


ボンネルコイルbonnel-coil
ポケットコイルpocket-coil

また、マットレスのクリーニング費用は1万円以上かかり、安くはありません。

マットレスの上にそのまま寝ていると、このようにして汚してしまうことが意外と多くあります。

使い物にならなくなり買い直すハメになるくらいなら、しかるべき敷きものをしてマットレスを保護するようにしましょう。


2. ケース別|マットレスの上に敷くべきもの

マットレスの上に敷くものとされる商品はたくさんあります。

そのため、どれが自分自身にとって必要なものなのか、分かりづらいと思います。

  • 敷きパッド
  • ベッドシーツ
  • ベッドパッド
  • マットレスプロテクター
  • マットレストッパー
 敷きパッドベッドパッドベッドシーツトッパープロテクター
画像shiki-pad1bed-pad1bed-sheet1mattress-topper1mattress-protector1
役割
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • マットレスの汚れ防止
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • おしゃれ
  • 体圧分散改善
  • マットレスの
    汚れ防止
厚み1~2cm前後3~4cm前後5mm前後3~5cm5mm前後
温湿度調整×
汚れ防止
洗濯×
体圧分散性××

そこで、ケース別に何が必要で必要でないかご紹介していきます。

2−1. 必要最低限で済ますなら「敷きパッド」

もし、「どれか1つだけで済ますならどれ?」と問われれば、敷きパッドをおすすめします。

マットレスが汚れることをほぼなくせますし、きちんとした素材のものであれば汗をさっと吸い取り発散してくれるので快適に寝られます。ベッドシーツよりも厚みがありますが、家庭用洗濯機で洗うには問題のない大きさと重さなのでお手入れも楽々です。マットレスの上に敷くものの中では万能な存在です。

敷きパッドを素材ベースで上手に選ぶ方法についてこちらのページで紹介していますので、気になる方はぜひあわせてご参考にしてください。
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2−2. 衛生性と肌触りを重視するなら「ベッドシーツ」

キレイ好きな方にはベッドシーツがおすすめです。

敷きパッドの洗濯が手軽といっても、さすがにベッドシーツには敵いません。高頻度で洗うのならシーツのほうが良いでしょう。

また、敷きパッドには安価なものから高品質なものしかないのが欠点です。感動するような極上の肌触りを求めるのなら、ベッドシーツに頼るしかありません。

シルクや超長綿サテンシーツを選ぶしかないでしょう。

しかし、極上のベッドシーツといっても、それ一枚だけをマットレスの上に敷くのはおすすめできません。

というのも、シーツ一枚では寝汗はマットレスまで浸透していってしまいマットレスを汚しますし、側生地がポリエステルのマットレスにシルクのシーツを敷いてもやはりムレ感が生じるためです。ベッドシーツはパッドと併用するようしましょう。

2−3. 寝心地がやや物足りなければ「ベッドパッド」

ベッドパッドは上記のように高品質なベッドシーツと併用するのが一番おすすめです。

ただ、それ以外の用途となるとベッドパッドの構造上、やや難しいです。というのも、マットレスほどではないにせよベッドパッドも洗濯にかなりの手間(厚みが敷きパッドの2~3倍ほど)がかかるため、汚してしまわないように保護したほうがいいからです。

とはいえ、厚みがある分クッション性もあるので、マットレスの寝心地がやや硬めなどのときにベッドパッドを使用するのも一手です。

2−4. マットレスが高価なら「マットレスプロテクター」

マットレスプロテクターも必ず必要というわけではありませんが、

  • 高価なマットレスのためキレイに長く使いたい
  • ダニとカビの予防を万全にしたい
  • 子供と寝るからおねしょ対策をしたい

などのケースに当てはまるのなら使用をおすすめします。

ただ、マットレスプロテクターの上にそのまま寝るとムレ感が気になることがあるので、敷きパッドやベッドシーツをさらにその上に敷くことをおすすめします。

マットレスプロテクターの仕様を理解しながら上手に選ぶ方法についてこちらのページで紹介していますので、気になる方はぜひあわせてご参考にしてください。
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2−5. 寝心地を本格的に改善するなら「マットレストッパー」

マットレスプロテクターは基本的には必要ありません。

どのようなケースに必要かというと、

  • マットレスの寝心地が硬すぎた
  • マットレスがへたって硬くなってきた

などのときに補助的に購入するものです。

また、トッパーは大体ウレタンやラテックス素材のものが多いため、直接上に寝ないようにしましょう。3cmの薄めのものから、5cm前後の厚めのものまでありますが、ベッドパッドよりもクッション性が高いので、寝心地に満足できないときはトッパーの使用がおすすめです。


最後に

マットレスの上にそのまま寝てはいけない理由にご納得いただけたかと思います。あなたの生活スタイルに合う敷きものを適宜使うようにしましょう。

なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
 – 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
 – 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
○マットレスの正しいダニ退治方法、二度と繁殖させない予防法
○マットレスのカビ除去方法と、再発を防ぐ予防対策
○ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
○長生きでお得に!マットレスの寿命を判断する5つの目安
○賢い節約術!マットレスの処分方法を考えるべき順序

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