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高反発マットレスの厚みと硬さは「体重」と慣れを元に考える

 
※高反発マットレスの種類別の特徴、スペックを比較した選び方などついてこちらのページ「【高反発マットレスのおすすめ5選】特徴をもとにした選び方」で徹底解説しています。硬さ・体重についてだけでなくより網羅的なマットレス選びの情報をお探しでしたらあわせてご参考にしてください。

高反発マットレスは体重に合わせて、厚みや硬さを考えなければなりません。

特に、下記のような方は、しっかりと理解をする必要があります。

  • 体重が80kg以上ある
  • 薄めのマットレスを買おうかなと考えている
  • 硬めのマットレスを買おうと考えている

そこで本日は「高反発マットレスの厚みと硬さは「体重」を元に考える」方法についてご紹介します。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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1. 高反発マットレスの厚みと硬さを「体重」を元に考える

体重を基準とした最低限の厚みと硬さについて、それぞれ順に説明していきます。

1−1. 体重別|高反発マットレスに必要な厚み

体重が重ければ重いほど、マットレスに厚みが必要だということは想像に難くないと思います。

それを具体的な数値で表すとするなら以下のようになります(ウレタン密度が30D前後で、耐久性が一般的なものでのケースとなります)。

種類イメージ厚み評価
マットレス
トッパー
mattress-topper33cm
  • 一般的なマットレストッパーの厚み
  • 分厚いパッドと同等のサポート性
  • これ一枚で寝るのはやや不十分
5cm
  • 厚めのマットレストッパー
  • 体圧分散改善◎
  • 体重30kg前後の子供ならこれで十分
敷布団/
ノンコイル
薄型
マットレス
thin-non-coil-mattress37cm
  • やや薄めの敷布団などの厚み
  • 体重60kg前後の人向き
  • 横向き寝だと底つき感の心配あり
10cm
  • 敷布団・床置きマットレスの厚み
  • 体重80kg前後人向き
  • 折り畳んだり、収納できる限度の厚み
ノンコイル
ベッド
マットレス
thick-non-coil-mattress315cm
  • 体重の重い人でも快適に寝られる厚み
  • 折り畳んだり収納するのは困難
  • ベッドでの使用に向いている
20cm
  • 分厚いノンコイルマットレスの厚み
  • 薄めのコイルマットレスの厚み
  • コイルの上の詰めものが不十分なことがある
コイル
スプリング
ベッド
マットレス
coil-mattress325cm
  • 標準的なコイルマットレスの厚み
  • シングルサイズでも20kg以上の重さになる
35cm
  • ベッドマットレスとしては分厚い部類
  • 両面仕様のものが大半
  • ものによっては厚すぎることも

体重30kg前後なら、高反発マットレスの厚みの目安は5cm

これくらいの厚みのものは高反発マットレスというよりトッパーです。体重30kg前後の子供なら快適に使えますが、大人の使用には向きません。大人がこの厚みの高反発マットレスの上で寝てしまうと、底つき感(腰がマットレスの下のフローリングやベッドの天板に当たること)があり腰を痛める恐れがあります。

 底つき感のイメージ
仰向け底つき感_仰向け
横向き底つき感_横向き

体重60kg前後なら、高反発マットレスの厚みの目安は7cm

敷布団のような使い勝手の高反発マットレスです。体重60kg前後の小柄な方なら問題ありません。体重60kgある私の感覚だと基本的に問題ないですが、ものによっては横向き寝をすると腰に底つき感があることがあります。特に、凸凹プロファイル加工がされているとなおさらです。

体重80kg前後なら、高反発マットレスの厚みの目安は10cm

一般的な高反発マットレスの厚みです。体重80kg前後の大柄の方でも底つき感なく寝られる厚みです。多くの人にとって必要十分な厚みです。折りたたんだり、収納したりできるギリギリの厚みです。これ以上厚みがあると、日常的に動かすのはかなり面倒になります。

体重100kg前後なら、高反発マットレスの厚みの目安は13cm以上

高反発マットレスとしては分厚い部類に入ります。これくらいの厚みがあれば体重100kg前後の方でも、底つき感なく寝られます。ここまで厚みがあると、折りたたんだり収納したりできるものはほぼないです。

※プロファイル加工があるマットレスは厚さを-1cmくらい割り引いて考えること

下記の写真にあるようなプロファイル加工をすることでマットレスを柔らかく仕上げることができますが、その一方、サポート性が若干落ちるため厚みを1cmほど割り引いて考えましょう。

二層構造凸凹プロファイル7ゾーンプロファイル
2-layers-surfaceprofile-surface7-zones-profile-surface
波型カットデクビトスカットピンホール加工
horizon-cut-surfacedecubitus-cut-surfacepin-hole

そのため、例えば、表面が凸凹プロファイルカットで裏面が波型カットの厚さ10cmのマットレスがあったとしたら、実質のサポート性は厚さ8cmのマットレスと同等くらいになるということです。見落とされがちな点ですので、頭に入れておきましょう。

1−2. 体重別|高反発マットレスに適切な硬さ

マットレスの適切な硬さは体重(体格)によっても変わります。

体重が(平均体重と比べて)軽めの人は柔らかめ、重めの人は硬めのものが合いやすいです。

体型BMI値寝心地の相性
太めhuman-body-big-and-fat25以上
  • 体が沈み込みやすい
  • 硬めのほうが合いやすい
ふつうhuman-body-middle18.5〜25未満
  • 体型による調整の必要なし
細めhuman-body-slim-and-light18.5未満
  • 脂肪や筋肉が少なく圧迫を感じやすい
  • やや柔らかめのほうが合いやすい

なぜこのような違いが生まれるのかと言うと、胴回りの肉付き(筋肉と脂肪の量)が関係しています。体重が軽めの人は胴回りの贅肉が少なく、背中から腰回りがくびれています。

このような方が硬めのマットレスに寝られると、フィット感が少なく背中が浮いてしまうため、寝心地が悪く感じられるのです。

腰が浮いている状態
腰が浮いている状態

それとは反対に、体重が重めの人は胴回りが重いため、柔らかめのマットレスだと腰が落ち込み過ぎてしまうことがあったり、体がマットレスにやや沈み込み過ぎてしまい寝返りがしづらくなるということがあります。

そのため、体重が重めの人にはやや硬めの寝心地のマットレスが好まれるのです。

慣れによっても変わる適切な硬さ

体重と一緒に考えてもらいたいのが「あなたが慣れ親しんだ硬さ」についてです。

というのも、人は慣れた寝心地から大きく変わると、今までの差により不快に感じてしまうからです。例えば、ずっと薄い敷布団で寝てきた痩せ型の人は硬めの寝心地に慣れています。このような人が教科書通りに柔らかいマットレスに買い換えられると大抵柔らかすぎるように感じてしまいます。

そのため、あなたの「体重」と「慣れ」のどちらも考慮して、適切な厚さと硬さについて考えるようにしてください。


最後に

あなたの体重に合わせて高反発マットレスの「厚み」と「硬さ」について考える一助になっていれば幸いです。

なお、以下のページであなたに合った高反発マットレスを選ぶポイント(硬さ、厚み、生地、耐久性など)とおすすめブランドを紹介しているのであわせてご参考にしてください。

関連記事

 

また、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
 – 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
 – 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
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