マットレス

寝心地抜群のウォーターベッド!7つの特徴と注意点

※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で徹底解説しています。マットレス選びのための情報収集をしている方はぜひ参考にどうぞ。

こんにちは、加賀照虎です。

突然ですが、ウォーターベッドでの睡眠と聞いて、あなたは何を思いつきますか?

ぷかぷか浮いたような寝心地など、イメージが先行しすぎてウォーターベッドの現実的な使用感・使い勝手についてあまり語られないことが多いのが現状です。

そこで本日は、ウォーターベッドの使用上の7つの特徴と注意点、そして、実際に試し寝ができるお店とホテルをご紹介します。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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1. ウォーターベッドの7つの特徴と注意点

まずはウォーターベッドの利点、欠点、注意点をご紹介していきます。

○ウォーターベッドの優れたポイント

ウォーターベッドの特徴は他のマットレスと比べて際立っています。

そのため、私が思う優れたポイントが、もしかすると人によっては受け入れられない場合があります。

特に、寝心地に関しては、実際に試し寝をするのが1番です。

①体圧分散が抜群の寝心地

ウォーターベッドの最大の特徴がこの抜群の体圧分散性と水の上に漂うかのようなふわっとした寝心地 にあります。

なぜ体圧分散性が良いのかと言うと、パスカルの原理により圧力(ウォーターベッドの上の体の重さ)は全体に均等に伝わるためです。そのため、文字通り体圧が均等に分散されるため、腰・背中などの体の重い部位に負荷が集中せずに楽に寝られるのです。

高品質な通常のマットレスでもほぼ同等の体圧分散をしますが、ウォーターベッドはさらに水の上でのふわったした感覚も相まってより一層体が楽に感じられます。また、ウォーターバッグ内の水の量を調節することにより、硬さ/柔らかさをあなたの好みに調整することができます。

②自分好みの温度調整

ウォーターベッドのバッグ内には水が入っていますが、寒い時期になると水が冷えてしまうためヒーターでバッグ内のお水を常時温める機能が備わっています。

このお水の温度をあなたの好みに調節できることもウォーターベッドを使う上で良い点と言えます。これにより例えば、冬にベッドに入っても寒い思いや、夏にベッドに入って暑い思いをすることを避けられます。

とはいえもちろん睡眠衛生上、冬だからいってベッドを温め過ぎたり、夏に冷やし過ぎたりといったことはおすすめできません。一般的に冬は28℃、夏は24℃が推奨されているので、あなたの好みにより1,2℃前後させる程度にすることをおすすめします。

③衛生的な環境

素材の性質上、通常の布団・マットレスよりも衛生的な環境です。

というのも、布団・マットレスに使用されるわたの詰め物がないためです。

ベッドのダニはわたの部分を生息地として好みますが、ウォーターベッドにはダニが好んで潜むわたがない ためです。(※この場合、ダニは枕・掛け布団に集中すると思います)そのためウォーターベッドは、一般的な布団・マットレスよりは清潔な環境を整えやすいと言えます。

とはいえ、寝汗・粗相などのウォーターベッド自体を汚すと掃除がしにくいということもあるため、マットレスプロテクターを被せておいてウォーターバッグが汚れないよう事前対策をしておくことをおすすめします。

○ウォーターベッドのデメリット

次に、一般的に言われるウォーターベッドの悪い点ですが、これらを欠点と感じられなければウォーターベッドの使用がおすすめできます。

④寝返りがしにくい

水の上での睡眠ということもあり、若干寝返りがしづらいです。

慣れにより解消されることが大半ですが、寝返りに必要な力とモーションが大きくなるため、寝心地に慣れるまでは寝返りがしづらく少し不満を感じられるかもしれません。また、寝返りをすると、バッグ内の水が多少動くためベッドが若干ゆらゆらとします。揺れを抑えるよう構造を工夫しているメーカーもあるので、揺れに敏感な場合はそのようなウォーターベッドを選ぶことをおすすめします。

⑤二人寝には不向き

  • 隣の人の寝返りの振動が伝わってくる。
  • 水の温度の好みが合わないとどちらかが寒い/暑い思いをすることになる。

など、二人以上で同時に使用する場合にはやや不便が生じることもあります。もちろん、これらの欠点を解消したデュエットタイプ(真ん中で分かれているタイプ)のウォーターベッドもありますが、

  • 一人当たりの睡眠スペースが狭くなる。
  • パートナーと寄り添って寝られない。

などのベッドが真ん中で分かれることによるデメリットが生じます。なので、これらの内のどちらかのデメリットを納得できる必要があります。

⑥とても重く個人での搬出入が困難

購入時のセッティングに関しては販売業者にしてもらうことになります。

しかし、一度セッティングしたウォーターベッドをあなた個人で移動・解体させることは非常に困難 です。そのため、販売業者に都度依頼をすることになります。なので、そのようなアフターサービスを行ってくれる販売業者の選択も大事ですが、将来的に引っ越しの予定が出てこないか自分の生活状況を考えることも大切です。

⑦定期的な手入れが面倒

ウォーターバッグ内の水が腐らないように年に一度、防腐剤を入れる必要があります。

また、使用に応じてウォーターバッグ内の空気が集まってくるため、チャプンチャプンなどの水の音が聞こえてくるようになります。好みにもよりますが、水の音を消すためには半年に1度空気抜きをする必要があります。

とはいえ、ウォーターベッドへのメンテナンスでこれらが若干面倒と言われますが、一般的なベッドマットレスでも使用面を変更するためのローテーション作業があるので、その点を勘案すると必ずしもウォーターベッドが際立って扱いに手間がかかるという訳でもありません。

○ウォーターベッドの使用上での注意点

ウォーターベッドには通常のベッドにはない注意点が存在します。

ヒーターを使用するため電気料金が発生する

ヒーターでウォーターバッグを常時温め続けるので電気料金が発生します。ウォーターベッドブランドのウォーターワールドによると、「一般的なクィーンサイズのバッグタイプでも月約2,200円(年平均)」 になると伝えられています。ベッドの維持費と考えると高いですが、365日いつでも適温で水の上でのゆったりした寝心地を味わうための出費と考えると妥当なのかもと思えます。

機械製品のため故障の可能性も

機械製品のため稀に故障する可能性も無くはありません。そのような万が一の可能性を考えると、サポート体制がしっかりと整っている販売店から購入することをおすすめします。

重いため住宅への設置可否の確認をすること

ウォーターベッドはとても重いです。ベッドのタイプにもよりますが500~600kgを超えることはザラにあります。ものによっては700kg,800kg超のものもあります。現代の建築水準を満たした建物であればそうそう問題はないと思いますが、建てられてから年月が経っている家屋にお住まいの場合は、建築業者に重量に関する確認をとることをおすすめします。


2. ウォーターベッドは購入前に試し寝をしっかりとしましょう

寝心地の好みは千差万別です。

私が述べたメリットとしての使用感がもしかするとあなたにはお好みではない可能性もあります。

2−1. ウォーターベッドの試し寝ができるお店

現在、日本国内で販売されているウォーターベッドはウォーターワールドブランドのものがほぼ全てです。なので、ウォーターベッドを試し寝してみたいのであれば、ウォーターワールド製品の取扱店へ足を伸ばしてみることをおすすめします。

【ウォーターワールド製品取扱い店一覧へのリンク】

38都道府県に取扱店があるのでウォーターベッドの展示状況を確認の上、ご訪問してみることをおすすめします。

2−2. ウォーターベッドの試し寝ができるホテル

とても僅かにはなりますが、客室にウォーターベッドを手配している一般的なホテルもあります。「ウォーターベッドの使用感を一晩ぐっすり眠って確かめたい!」という方は以下のホテルのウォーターベッドルームに宿泊してはいかがでしょうか。

全ての部屋にウォーターベッドが手配されている訳ではないので、通常の部屋ではなくウォーターベッドルームの予約を確定させましょう。

※ウォーターベッドの取扱いがあるというホテル事業者の方、コメント/ご連絡くださいましたら付記いたします。


まとめ

ウォーターベッドの寝心地・使い勝手はかなり独特なので、しっかりと良し悪しを吟味してから購入しましょう。また、寝具という特性上、一度購入すれば長い付き合いになるので、購入前に取扱店・ホテルで試し寝をすることもおすすめします。

なお、以下のページで寝心地が素晴らしいマットレスを選ぶためのポイント(体圧分散性、弾力性、耐久性など)とおすすめのブランドについて徹底的に解説しているので、是非あわせてご参考にしてください。

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なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
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○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
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