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睡眠でクリエイティブ(創造的)になれる(かも?)との研究

creative

クリエイティブになりたいなら、眠りましょう。

「はい、分かりました」と100%納得していただけるような研究データがあります。

それと同時に、睡眠を活かして通常よりもクリエイティブになれる時間を作る方法についてお伝えします。

研究開発などに勤しむ方の一助になればと幸いです。

※睡眠の質を上げるための方法をこちらのページ「睡眠の質を高めるための方法(総まとめ編)」でまとめています。ぜひあわせて参考にしてください。
著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
取材依頼はお問い合わせから。
インスタグラムでも情報発信中⇒フォローはこちらから。


1. 睡眠により洞察力(創造性)が高まるとの研究

睡眠と創造性について調べられた実験があります。

ドイツのリューベック大学神経内分泌学部による研究なのですが、それによると睡眠をきちんと取ることで洞察力(創造性)が高まるということが分かります。

この研究チームは、一見難しいが隠れた法則性に気づくと解ける問題(なぞなぞのようなもの)を、以下の3つの条件の異なるグループ(1グループ22人)に取り組んでもらいました。

  • A:朝に3回問題の訓練をする → 8時間起きたまま → 夜に問題をとく
  • B:夜に3回問題の訓練をする → 8時間起きたまま → 翌朝に問題をとく
  • C:夜に3回問題の訓練をする → 8時間睡眠をとる → 翌朝に問題をとく

このポイントは、グループCだけが問題に取り組む前に睡眠をとっているということです。その結果、各グループ内の正当者率に大きな違いが現れました。

Sleep-makes-you-creative

問題の法則性を見抜いて正答する人の割合が、グループCに多く現れました。

他のグループに比べて、倍以上の正答率になっています。

この実験により、しっかりと眠ることで隠れた法則性を見抜く洞察力が高まる、つまりクリエイティブになれるということが分かります。

ちなみに、この実験では8時間眠っていますが、あなたに必要な睡眠時間は7時間かもしれませんし、はたまた9時間かもしれません。適切な睡眠時間については、下記のページで詳しく解説していますのであわせてご参考ください。

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1-1. レム睡眠から目覚めたときはスーパークリエイティブタイムに

創造性を活かすには適切な時間眠ることに加えて、もう1つポイントがあります。

それは朝レム睡眠から目覚めたあとの15分間です。

この15分間は日中の目が覚めている状態のときよりも、脳がクリエイティブになっているのではとハーバード大学の研究から報告されています。

この実験ではアナグラム(アルファベットを正しく並び替えるゲーム。例えば、SPELEならSLEEPと並び替える。)という創造性を求められるゲームが課題なのですが、以下の3つの条件下で取り組んでもらい、それぞれスコアにどのような違いが出るか調べられました。

  • 覚醒状態
  • レム睡眠から起床したばかりの状態
  • ノンレム睡眠から起床したばかりの状態

その結果が以下のチャートです。左が正答率、右が回答スピードです。

sleep-makes-you-creative

ノンレム睡眠(脳が眠る睡眠)から目覚めたときは頭の働きが悪くなっているため、当然のようにテストのスコアが悪くなっています。

しかし、覚醒状態とレム睡眠から目覚めた状態とでは、ほぼ同じくらいのテストスコアになっており、しかも、回答スピードに至ってはレム睡眠から目覚めたばかりの条件のほうが若干良くなっています。

ここでポイントとなるのが睡眠惰性です。

【睡眠惰性】
人の睡眠は0から1へとパッと切り替わるものではなく、睡眠から覚醒へと徐々に移行します。つまり、目覚めたばかりのときの脳の状態は睡眠のときの状態を引きずっているのです。この惰性は、約15分間ほど続くと言われています。そのため、ノンレム睡眠(脳が眠る睡眠)から起きたときは頭が働かないのです。その一方、レム睡眠は脳が活動している睡眠なので目覚めたときの頭の調子が良いのです。

このことからさらに導き出されている仮説が、レム睡眠は夢を見る眠りであり、夢でよくあるように論理が崩壊し起こりえないことが起こるようなカオスを受け入れられる脳の状態のため、目覚めたときに一種のクリエイティブな状態になっていて、その結果、テストのスコアが良かったのではというものです。

現に、レム睡眠から起床後にテストを行った際、論理的に答えを導き出そうとするよりも、むしろ答えがパッと頭に思い浮かぶことが多かったと答える回答者もいたそうです。

※レム睡眠で起きるための方法

1-1の冒頭で、朝レム睡眠から目覚めたあとの15分間がスーパークリエイティブタイムだと言った理由がお分かりいただけたかと思います。

となると問題は、どうやってレム睡眠のタイミングで目覚められるかということになりますが、これについては上手なアラームの活用がありますので是非下記のページをご覧になってください。

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最後に

ちなみに私は、企画を抱えているときなどは朝目覚めてからベッドの上で企画について考えるようにしているのですが、結構いいアイディアが思い浮かびます。

クリエイティブになれているんだろうなって実感しています。

是非、お試しください。

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