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防水シーツを上手に選ぶ4つの目安とよくあるQ&A

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防水シーツを選ぶ時、商品によって素材・生地が異なるため、どれを選べば良いか迷うと思います。

もちろん、子供のおねしょ用、介護用途、寝具を清潔に保つため、など目的に応じて選び方異なります。

そこで本日は、「防水シーツを選ぶ4つの目安とよくある疑問」を説明しながら、各タイプのおすすめの用途をご紹介します。

1. 防水シーツを選ぶ4つの目安

まず選ぶ時の大きな目安となるのが以下の4点です。

①撥水と防水の違い
②各表生地の特徴
③防水範囲の差による特徴
④常用か使い捨てか

各タイプの中からどのタイプがあなたに合うのか考えみましょう。

①撥水と防水の違い

「撥水と防水」が混同されたまま販売されていることがありますが、使用する上で大きな違いがあります。簡単に分かるので明確にしておきましょう。

撥水タイプは非推奨

防水と撥水の違い
防水と撥水の違い

塩化ビニル素材などで表面がコーティングされているタイプのシーツです。以下の理由からあまりおすすめできません。

  • 吸水性がないため液体が広がり溢れやすい
  • 生地の伸縮性が低いため寝心地が劣る

また、撥水の加工方法によっては体重程度の圧力で液体が浸透してしまうこともあります。このような点からも、基本的にほとんどどのような用途でも防水タイプの方が良いと思います。

防水タイプにもコーティングとラミネートの2タイプがある

防水タイプとは、表生地の裏にポリウレタンがコーティング、ラミネートなどの加工が施されています。表生地が液体をしっかりと吸水し、その裏で防水をする、という構造です。

コーティングとラミネートの違いはと言うと、

  • コーティング:生地が厚くなりやすいためムレやすく、伸縮性が劣ることがある。
  • ラミネート:薄い生地で伸縮性・透湿性が高く快適だが、価格も高くなりがち。

お財布との相談になると思いますが、寝心地を重視するのであればラミネート加工のものをおすすめします。

②代表的な2つの表生地の特徴

タオルのようなパイル生地とスムースポリエステル生地の2つをよく見かけると思いますが、あなたの寝具環境によりおすすめが変わります。

単品使いならショートパイル生地がおすすめ

もしあなたが防水シーツの上に直接寝ることを想定しているのなら、ショートパイル生地の防水シーツをおすすめします。特に、おねしょケア、介護用途を想定している場合、ポリエステル生地だけでは吸水量に若干不安があります。

パイルの毛足が長いロングパイル生地もありますが、吸水性がショートパイルで十分かと思います。ロングパイルだと硬くなった皮膚がパイルに引っかかったりしやすかったり、糸ぼこりが出やすくなるのであまりおすすめできません。

他との併用ならポリエステル生地で十分

現在ご使用中のシーツ・敷きパッドの下に防水シーツを敷く場合は、吸水性の多少劣るポリエステル生地でも十分です。

また、寝具を清潔に保つことが目的でも用は足ります。

さらに、ポリエステル生地の良いところは洗濯後の乾燥が早いことです。お手入れが素早くできるのは大きなメリットです。

③防水範囲の3つの違い

防水シーツと言っても、

  1. 部分防水(腰周り)
  2. 表面防水
  3. 表面+側面防水

と、防水されている面に違いがあり、大きく分けると3種類あります。どこを守るか、そして、どこを守らないか、一緒に考えてみましょう。

1) 部分防水は介護向き

腰周りのみ防水加工が施されていたり、そもそもサイズの小さい(例:100×150cm)防水シーツがあります。

おむつ着用の被介護者であれば、粗相の液体が広範囲に広がることはないので良いと思います。とはいえ、サイツが小さいと固定がしにくいのでズレやすいなどの面倒はあります。

子供用にあまりおすすめできません。なぜか非防水部分でおねしょをされることが多いですし、顔付近で吐き戻しがあった場合、布団に被害が及んでしまうことがあるためです。

2) 表面防水は万能

バランスの良さから表面防水がおすすめです。

吸水性に優れたパイル生地であれば、子供のおねしょでもほとんど問題なく吸い取ります。また、寝具の汚れに関しても上面からの汚れを守れれば十分清潔に保てます。

3) 表面+側面防水はお手入れが面倒

複数人で布団を共有しており、子供が布団の端でおねしょをする可能性がある場合、側面まで防水仕様になっていると安心できます。また、汚れ防止性は一番高いです。

しかし、このタイプは洗濯がとても手間です。というのも、シーツの角に水が溜まってしまうため、洗濯後の脱水ができないことが多く、吊り干しをしても角に水が溜まって乾きが悪いためです。

日常的な使い勝手が悪いのであまりおすすめできません。

④使い捨てタイプ

もし防水シーツの購入目的が、「定期的に泊まりに来る甥っ子のため」「月に数度、高齢の親が泊まりに来る」など一時的、時期的なものであれば、使い捨てタイプの防水シーツがおすすめです。

事後処理もゴミ箱に捨てるだけなので、心理的ストレスを溜まりにくいです。

他にも旅先などで便利です。子供を連れて旅館・ホテルに宿泊して万が一のことがあった場合にとても助かります。

2. 防水シーツ使用によくある疑問とその回答

防水シーツの使用が未経験の方からよくある疑問と、それに対する答えをご紹介します。

Q1. 通気性がなくムレ感があるのか?

防水シーツの品質によりますが、「透湿性」のある防水シーツであれば体感値としてのムレ感はほとんど変わりません。

しかし、通気性の良い高反発ファイバーマットレスに安価な防水シーツを敷いてしまうと、落差が激しいため熱が溜まりやすく感じられると思います。

寝室の温湿度にも左右されますが、もしムレ感があるようであれば防水シーツの上にパッドを敷くことをおすすめします。

Q2. 洗濯などのお手入れはどうすればいいの?

次に洗濯などのお手入れの場面で生じる疑問についてです。

適切な洗濯頻度は?

もしあなたが直接防水シーツの上で寝ているのなら週に1~2度は洗濯をするようにしましょう。防水シーツの上にシーツを使用している場合、週に1度から2週間に1度くらいで良いです。

防水シーツの上に敷きパッドを敷いている場合、防水シーツが汚れることはほとんどないので2~3ヶ月に1度洗濯する程度で十分です。

適切な洗濯方法は?

まず、粗相をした場合、粗相物を一通り水で流してから洗濯機で洗いましょう。シーツの生地を痛めないためにもネットに入れて洗濯するようにしましょう。

洗濯温度、脱水の可否、乾燥機対応は各製品によって異なるので、製品の洗濯表示説明の欄をご参考にしてください。

脱水・乾燥機に対応していないと梅雨の時期、冬場になかなか乾かず困ることになるのでおすすめできません。特に、室内干しをしている方はご注意ください。

漂白剤、柔軟剤の使用は可能か?

漂白剤は繊維を痛め、製品の寿命を短くするので、おすすめできません。

柔軟剤もまた繊維の吸水性を悪くするため、あまりおすすめできません。

Q3. 防ダニ効果はあるのか?

ダニ対策の目的で購入するのも良いです。

表面+側面が防水のものであればダニが出てくることをほとんど無くせます。もちろん、表面のみ防水仕様でもダニ対策としての効き目が実感できます。

なによりも、ダニの栄養分となるフケ、アカ、湿気などが布団に溜まらないため、ダニ抑制の働きがとても期待できます。

Q4. 介護目的での使用に関して

介護目的の方によくある疑問です。

防水シーツは福祉用具購入対象品(1割負担)なのか?

2017年5月現在、介護目的のための購入だとしても、防水シーツは福祉用具購入対象品ではないので1割負担で購入することはできません。

厚生労働省によると検討はされていますが、

要介護者でない者も利用するものであって、一般に市販されているものもあり比較的廉価であることをどう考えるか。

という観点から対象外のままです。

リクライニングベッドにも使えるか?

リクライニングベッド上で使う場合、ボックスシーツタイプのようにマットレスを覆って被せるものの使用をおすすめします。

四隅にゴムバンドが付いているタイプだとベッドの動作により外れてしまい、シーツがよれたりめくれたりすることがあります。ボックスシーツタイプですとより安定的に固定されます。

Q5. 幼児・子供向けはどういうものがいいの?

おむつをしていれば安心なのですが、交換中におしっこをしてしまうことや吐き戻しの可能性を考えると、表面全体をカバーする防水シーツを使用することをおすすめします。

子供は体温が高く熱放散が活発なので、「透湿性」の高い防水シーツを使うか、敷きパッドを併用することをおすすめします。

また、使用されている素材、原料に有害物質を含んでいないか試験(エコテックス規格、SGS)された製品はより安心です。

Q6. 洗える敷布団やマットレスにも付けるべきか?

いくら洗えると言っても、おねしょなど粗相をした敷布団やマットレスを洗うのはかなりの手間です。防水シーツであれば水で一通り汚れを流したら洗濯機に放り込むだけで簡潔します。

粗相をする可能性があれば防水シーツを敷いておくことに越したことはありません。

3. おすすめの防水シーツ

上記で様々な特徴をご説明しましたが、最後に具体的な商品としておすすめできるものをご紹介します。

部分防水シーツ
部分防水シーツ

製品:部分防水シーツ
サイズ:85×145cm
価格:2,810円
【当製品の販売ページ】

介護目的で被介護者がシングルサイズの寝具(100×200cm程度)を使っている場合、この程度の大きさの防水シーツであれば十分に腰周りの粗相に対応できます。(※構造上リクライニングベッドには不向きです)パイル地なので吸水性も申し分ないです。その上、洗濯、脱水、乾燥機にも対応しているので、お手入れも楽に行えます。

Protect-A-Bedシーツ
表面防水シーツ

製品:表面防水シーツ
サイズ:100×200cm
価格:6,480円
【当製品の販売ページ】

自社製品で手前味噌ですが、寝心地を重視した防水シーツです。極薄のラミネート素材を使用しているためゴワつき感、ムレ感を抑えて快適な寝心地を実現しました。これ一枚で十分です。もちろん、洗濯機、脱水、乾燥機に対応しているので、日常的な使い勝手は楽々です。

幼児用防水シーツ
幼児用防水シーツ

製品:幼児用防水シーツ
サイズ:70×120cm
価格:1,140円
【当製品の販売ページ】

幼児用ベッドサイズの防水シーツです。薬剤不使用なので赤ちゃんにも安心してお使いいただけます。もちろん、ポリウレタンラミネート加工によりしっかりと防水しますし、パイル生地なので吸水性に優れています。洗濯機使用可能なのでお手入れも楽です。

幼児用防水敷きパッド
幼児用防水敷きパッド

製品:幼児用防水敷きパッド
サイズ:70×120cm
価格:2,689円
【当製品の販売ページ】

幼児用のベッドサイズの防水パッドです。シーツだけだと少々不安だとお考えであれば、パッドタイプの方が吸水量が多いのでおすすめです。中綿がクッションにもなるので寝心地もこちらの方が良いでしょう。ただ、嵩張るので洗濯などの手間が若干増えることになります。

使い捨て防水シーツ大判
使い捨て防水シーツ大判

製品:使い捨て防水シーツ大判(8枚入り)
サイズ:120×180cm
価格:1,555円
【当製品の販売ページ】

こちらは大人用の使い捨て防水シーツです。そして、一つ下が子供用と言われますが、個人的には使い捨て防水シーツは「大きいものが子供用」で「小さいものが大人用」だと感じます。120×180cmの広さがあれば、防水シーツの上で子供のおむつを変えている時に急にまた子供がおしっこをしてしまっても、守備範囲が広く安心だからです。

使い捨て防水シーツ子供用
使い捨て防水シーツ子供用

製品:使い捨て防水シーツ子供用(6枚入り)
サイズ:80×160cm
価格:1,058円
【当製品の販売ページ】

反対にこちらは子供用ですが、被介護者がおむつを履いていいれば、ほとんどのケースでこの防水範囲を被害が越えていくことはありません。もちろん、被介護者の失禁量が多く不安の場合は上記のものを使うことをおすすめします。

最後に

多種多様ある防水シーツを選ぶ参考になれば幸いです。

防水シーツを使用していると、いざという時に助かる保険のような存在なので、なるべく早い内に布団・マットレスを保護することをおすすめします。

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