※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段、体質、好み別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で徹底解説しています。ベッドではマットレスを使おうかなとお考えでしたら、ぜひご参考にどうぞ。 |
「ベッドの上に布団を敷いてもいいのかな?」
布団生活を続けていると、このように感じるときがあるかと思います。
- 底冷え(床冷え)防止のために
- 干す手間を減らすために
などなど検討される理由は様々です。
とはいえ、布団の仕様によってはベッドの上での使用はおすすめできません。
そこで本日は、
- ベッドの上で敷布団を使う長所と短所
- ベッドの上で使ってはいけない敷布団
- 敷布団との相性がいいベッドフレーム
などについて解説していきます。ぜひご参考にしてください。
※ベッドマットレスの上に敷布団を重ねて敷くことを考えている方は、こちらのページ「マットレスの上に敷布団を敷くのがダメな理由と3つの目的別対策」をご参照ください。 |
Contents
1. ベッドの上で敷布団を使うのはOKだが…
結論、ベッドに敷布団はOKです。
しかし、使用上の短所があることと、一部使ってはいけない敷布団があることは理解しておきましょう。
具体的に解説していきます。
1-1. ベッドの上で敷布団を使う長所と短所
長所(メリット) | 短所(デメリット) |
|
|
メリット①通気性が高まる
床板がすのこのベッドだと通気性が高まります。
湿気対策になり、ダニ・カビが繁殖しづらくなります。
とはいえ、手入れをまったくしなくていいわけではない、と覚えておきましょう。
すのこ | メッシュ | 張り板 | |
画像 | |||
素材 | スチールor木材 | スチール | 木材 |
通気性 | ◯ | ◯ | × |
耐久性 | ◯ | △ | ◯ |
きしみ音 | ◯ | △ | ◯ |
価格 | ◯ | ◎ | ◎ |
メリット②睡眠環境が良くなる
- 床の冷たさ
- 床周りのハウスダスト
などを感じられなくなるのもベッド利用のメリットです。
デメリット①デッドスペースが生じる
敷布団を畳んでしまえば部屋を広く使えます。
しかし、ベッドは畳んで片付けられません。
そのため、デッドスペースが生まれてしまいます。ベッドを使う上での絶対的なデメリットとして理解しましょう。
デメリット②手入れの手間
敷布団を干さなければなりません。
ベッドの上で使っているといっても湿気対策は必須です。
マットレスであれば簡単に壁に立てかけることができますが、敷布団はこのようなことができないためどうしても手間がかかります。
1-2. ベッドの上に敷いてはいけない敷布団とは
厚みが10cm以下の敷布団は要注意です。
- ベッドの床板がすのこ形状だと凸凹を感じる
- 横向き寝時に骨盤が痛い
などなど寝心地に難を感じることがあります。
なお、固わたやウレタンフォームなどの素材が使用されているものだと、サポート性が高くなるのでおすすめです。
イメージ | サポート性 | 吸湿性 | 放湿性 | 洗濯耐性 | 重量目安 | |
木綿 (綿/コットン) | ◯ | ◎ | △ | △ | 6kg | |
ポリエステル | ◯ | △ | – | ◯ | 3.5kg | |
羊毛 (ウール) | ◎ | ◎ | ◎ | △ | 3.5kg | |
キャメル (らくだ) | ◎ | ◎ | ◎ | △ | 3kg | |
真綿 (絹/シルク) | ◯ | ◎ | ◯ | △ | 3kg | |
ウレタン フォーム | ◎ | △ | – | △ | 6kg |
1-3. ベッドならマットレスがおすすめ
とはいえ、ベッドと敷布団の相性はイマイチです。
マットレスのほうが寝心地、使い勝手、見栄えなどで上回ります。
敷布団 | ノンコイル 薄型マットレス | ノンコイル ベッドマットレス | コイルスプリング ベッドマットレス | |
画像 | ||||
厚み | 5~10cm前後 | 7~10cm前後 | 15~25cm前後 | 20~35cm前後 |
重量 | 3~6kg前後 | 4~7kg前後 | 10~20kg前後 | 20~30kg前後 |
寝心地 | △ | ◯ | ◎ | ◎ |
耐久性 | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
揺れ&音 | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
使用環境 | 床 | 床&ベッド | ベッド | ベッド |
手入れ | △ | ◯ | ◯ | △ |
クリーニング | ◯ | × | × | ◯ |
処分 | ◯ | ◯ | ◯ | △ |
価格 | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
あなたに何が合うかじっくり考えてみることをおすすめします。
自分に合う敷寝具を絞り込むための方法をこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で紹介しています。
ぜひご参考にしてください。
2. 敷布団なら畳ベッドがおすすめ
「私はどうしても敷布団をベッドで使いたい」
このような方におすすめなのが畳ベッドです。
そもそも敷布団は畳の上で寝ることを想定して作られています。
そのため、見栄えが合うのはもちろん、寝心地もしっくりきやすいです。
- 製品:大容量収納畳ベッド スパシオ
- 価格:39,380円
- 【商品ページはこちら】
こちらは収納タイプの畳ベッドです。
ベッドなのに畳の上で敷布団を使いつつ、なおかつ、かなり広い収納スペースを手に入れられるのでおすすめです。また、シンプルなのでお部屋のコーディーネートにも合わせやすいです。
最後に
ベッドの上で敷布団を使うべきか否か。
考えるための参考になっていれば幸いです。