ベッドのカビの除去方法、繰り返さないための防止対策

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ベッドフレームにカビが発生していてお悩みではないでしょうか。

カビを生やしたままのベッドで寝ていては、健康を害してしまう恐れがあります。

そこで本日は、「ベッドのカビの除去方法と今後の防止対策」をご紹介します。


1. ベッドに生えたカビの除去方法

まずはベッドに発生したカビの除去方法です。寝具ですので刺激の少ない方法をご紹介します。以下のものをご用意ください。

■用意するもの
・重曹水(水:300ml、重曹:大さじ1~2杯)
・消毒用エタノール(70~80%)
・ティッシュもしくはキッチンペーパー
・タオル・ゴミ袋

そして、以下の4つのステップでカビを除去します(低刺激といえども換気をよくして行いましょう)。

  1. 湿ったティッシュでカビを拭き取る。カビが飛散しないようティッシュはすぐにゴミ箱へ。
  2. 重曹水をカビにかけ、3分程したら叩くように拭き取ります。
  3. カビにエタノールを散布し、滅菌します。
  4. 乾燥したティッシュで叩いて湿りを取る。

黒いシミを取ることはできませんが、表面のカビはほぼ除菌できています。

消毒用エタノールIPA スプレー式 500ml
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こちらの商品のようなスプレー式ボトルのエタノールを使うと、掛けるべきところへ手軽に噴射できるのでおすすめです。カビ取り用途以外にも、押入れやまな板の除菌など多方面に活用できます。

「なんだ、除カビって簡単じゃん」と思われたかもしれません。しかし、根本的な原因を排除しないことには、カビ発生→除カビ→カビ発生→除カビのイタチゴッコになります。

室内を乾燥させることや掃除を怠けて殺カビ剤に頼るだけでは、一時的にカビの生育を抑制できても、長くて半年後にはカビの発生を見ます。

(引用:『住まいQ&A 寝室・寝具のダニ・カビ汚染』吉川翠、戸矢崎紀紘、田中正敏、須貝高、生協・科学情報センター 共著)

今回、あなたのベッドにカビが発生したということは、あなたの寝室環境はとてもカビフレンドリーなはずです。

2章で紹介するカビの防止対策も確認し、カビと縁を切れるように頑張りましょう。

もしマットレスにもカビが発生していたらこちらのページ『マットレスにカビ?!2つの除去方法と今後の予防対策』をご参考にしてください。


2. ベッドのカビ防止対策3選

カビ防止策をよりスムーズに行えるよう、カビの発生メカニズムから簡単にご説明します。

2−0. ベッドにカビが発生する要因

そもそもカビ菌自体は人間の生活圏に入り込んでおり、これに対してはどうすることもできません。そのため、カビが目に見えてしまうほど大繁殖してしまわないために、以下の3つの要因を排除することが対策のキモになります。

  1. 80%以上の湿った湿度
  2. 25~30℃の暖かい温度
  3. 汚れ(塵埃、フケ、アカなど)

とはいえ、温度が低い環境でもカビは生える(繁殖する)こと、そして、高熱処理でもなかなか死滅しないことが報告されているので、温度での対策はあまり効果的ではありません。

一般にカビの発育量は、最低温度が5~10℃でもよく発育する特性があります。一般的なカビは、60℃におかれた場合、短時間で死滅します。しかし、乾熱では70℃、20時間でも死滅しません。(引用:『住まいQ&A 寝室・寝具のダニ・カビ汚染』吉川翠、戸矢崎紀紘、田中正敏、須貝高、生協・科学情報センター 共著)

そのため、カビの防止対策は、「湿度をたまらせないこと」と「汚れをためないこと」の2つにフォーカスして行いましょう。

2−1. 湿気をたまらせない

ベッド(寝室)に湿気をたまらせないために、以下の対策を行いましょう。

  1. ベッドを壁から(少なくとも5cm)離して置く
  2. ベッドとマットレスの間に扇風機で空気を送る
  3. マットレスを壁に立てかける
  4. 除湿シートをマットレスの下に敷く
  5. マットレスにはパッドを併用する
  6. 毎日窓を開けて換気する
  7. 過度に部屋を加湿しないこと
  8. ベッド周りに観葉植物を置かないこと
  9. 窓に結露が発生するなら結露対策をする
  10. カーペットは保温性・保湿性が高いので、なるべく使用しない

全部やる必要はありませんが、できることは全てやることをおすすめします。特に、あなたの住環境が湿気りがちな環境(後述)ならば尚更です。

どれか一つだけやるなら、2番目が効果的でおすすめです。

2−2. 汚れをたまらせない

湿気対策と比べるとやれることは限られますが、以下のようにしてベッドとマットレスを清潔に保ちましょう。

  1. シーツは週に2、3度交換する
  2. パッドは1~2週間に1度ほど洗濯する
  3. 掃除の際、ベッド下のホコリもキレイにする
  4. 月に一度、ベッドにも掃除機がけをする

「ベッドパッドとか敷きパッドってどう使うの?何が違うの?」と疑問の方は、以下のページをご参考にしてください。

知らなきゃ大損!ベッドパッド・敷きパッドの正しい使い方

2−3. 薬剤(防カビスプレー)

細かいお手入れが苦手な人は、防カビスプレーを使ってベッドをカビ菌から防ぐのも一手です。

防カビ侍
防カビ侍

製品:防カビ侍
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コーティングすることでカビ菌がベッドに付着しないようにするスプレーです。こちらの商品はニオイが少ないのでベッドでの使用に向いています。防カビ効果は、1~2年間期待できるとのことです。とはいえ、薬剤に頼りっきりにならず、上記のお手入れもきちんと行うようにしましょう。

※こんな家は注意。

もしあなたの自宅が以下のような環境でしたら、注意が必要です。推奨されている対策は一つでも多く、そして高頻度で、行うように心がけましょう。

  • 自宅が川沿い、海沿い、湖沿い
  • 豪雪地帯に位置している
  • 築20年以上の木造住宅
  • 集合住宅の2階で階下が飲食店(特にヌードル系)

3. カビが生えにくいベッドの選び方

ベッドのカビ被害が深刻だったため、ベッドを買い直そうとお考えでしたら、次はカビが生えにくいベッドを選ぶことをおすすめします。

ベッドの種類は様々あるので迷うポイントだと思います。

ベッドの種類
ベッドの種類

しかし、カビ対策ということであれば、以下の3つのポイントに着目すればOKです。

  1. 天板がすのこ形状になっているもの
  2. 非天然素材のベッドフレームを使う
  3. 木材なら桐>ヒノキ>スギ>パイン材が良し

3−1. ベッドの天板がすのこ形状であること

マットレスを置く天板がフラットになっていると、ベッドとマットレスが常に接している状態となり、湿気を逃しにくくなります。

フラット天板のベッド
フラット天板のベッド

しかし、天板がすのこ形状になっていると、ベッドフレームもマットレスも空気と触れやすいので、湿気りにくくカビが生えにくいです。

すのこ天板のベッド
すのこ天板のベッド

とはいえ、カビが発生しにくいだけであり、発生しない訳ではありません。1つの予防法くらいに捉えておきましょう。

3−2. 非天然素材のベッドフレームを使う

木材をベースに革や布が張ってあるベッドフレームが多いですが、天然素材だとどうしてもカビ発生の原因となります。

金属や樹脂などを原料としたベッドフレームだと、カビが生えないのでおすすめです。

とはいえ、ベッドフレームにカビが生えないだけで、マットレスにカビが生えない訳ではありません。マットレスのカビ予防は怠らないようにしましょう。

3−3. 木材なら桐>ヒノキ>スギ>パイン材が良し

非天然素材がいいと言っても、どうしても木製のベッドが好みの人もいると思います。

もしあなたがそうなら、桐やヒノキを原料としたベッドを選ぶようにしましょう。スギやパイン材と比べて、桐やヒノキはより湿気に強い性質を持っています。

※特に海外製のベッドは注意が必要

海外の木材(特にパイン材)を使っているものは注意が必要です。というのも、いかに工場の管理体制がよくとも、海上輸送中にコンテナ内で湿気ってしまうことがあるためです。このため、外国製木製ベッドにはカビ発生被害が多いのです。


最後に

これでベッドのカビの除去〜予防対策まで万全です。

しかしもし、マットレスや布団にもカビが発生していたのなら、それぞれ以下の記事を参考に対策を行ってください。

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