【敷きパッドの洗濯】専門家が教える頻度、洗い方、推奨洗剤

さぁ敷きパッドを洗濯するか!という段になったとき、

  • 実際どれくらいの頻度で洗うのが正しいだろう?
  • 洗剤や柔軟剤ってどういうものは使うのがいいの?
  • 素材ごとに気をつけるべき点ってあるのかな?

などさまざまな疑問が頭をよぎらないでしょうか?

敷きパッドは体に触れる寝具でもあるため、上手に洗えると洗えないとでは寝心地・取扱性が大きく変わってきます。

そこで本日は、

  • ケース別での敷きパッドの洗濯頻度
  • おすすめの洗濯洗剤
  • 素材別の注意点

などについてご紹介していきます。

※自分に合った敷きパッドを選ぶ手順(役割の理解→素材選び→好み・体質チェック)についてこちらのページ「敷きパッドのおすすめ6選と選び方【素材と機能を徹底理解】」で徹底解説しています。敷きパッド選びの情報収集をしている方は是非参考にしてください。
著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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1. 敷きパッドの洗濯、5つの豆知識

それではよく質問を受ける順に、洗濯のコツをご紹介していきます。

1−1. 敷きパッドの理想的な洗濯頻度とは

洗濯頻度は夏・冬の季節ごとで変える必要はありません(寝汗の量はほぼ変わらないため)。それよりも、敷きパッドの使用環境をベースに考えるようにしましょう。

  • 敷きパッドに直接寝ているケース
  • 敷きパッドの上にシーツを敷いているケース

敷きパッドに直接寝ているケース【1~2週間に1度】

1~2週間に1度以上の洗濯ができると理想的です。寝汗による汚れもそうですが、睡眠中に剥がれ落ちた皮膚、フケ、皮脂、アカなどの汚れによっても敷きパッドが汚れるためです。

敷きパッドの上にシーツを敷いているケース【2~3ヶ月に1度】

この場合であれば、敷きパッドの洗濯は2~3ヶ月に1度で十分です。そもそも、敷きパッドはその上に直接寝ることは想定して作られています。が、やはり、シーツのほうが生地が薄くてコンパクトなため、敷きパッドの洗濯頻度を減らしたいのであれば敷きパッドの上にシーツを敷いて使うといいでしょう。そして、シーツは週に1~2度の頻度で洗えると理想です。

1−2. おすすめの洗濯洗剤の活用方法

次のお悩みポイントが洗剤なのですが、まずはポイントを列記すると以下のようになります。

  • 洗剤は中性洗剤がベスト
  • 漂白剤は必要なときにのみ使う
  • 柔軟剤は繊維の吸水性を悪くしないもの使うこと
  • 洗濯ネットは使用推奨

酸やアルカリの強い洗剤や漂白剤は、繊維(特にウールなどの動物素材)の使用感を損なうことあるため、控えるようにしましょう。

また、一般的な柔軟剤の中には、繊維の表面を界面活性剤の膜が覆うようにコーティングしてしまい、繊維素材の吸水性が悪くするものがあります。そうなるとコットンの側生地や、ウールの中材など、高品質な敷きパッドにもかかわらず、汗が吸収されなくなり蒸れやすくなってしまいます。そのため、吸水性を悪くしない柔軟剤を選ぶことをおすすめします。

ハミングneo柔軟剤
ハミングneo柔軟剤

価格:716円
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例えば、こちらの柔軟剤ブランドは吸水性を悪くしないように改良が加えられており、洗い上がりを柔らかにするのはもちろん、繊維の吸水性を損ねにくいのでおすすめです。赤ちゃんのためによい柔軟剤を探していたところ発見したものなのですが、意外にも自分自身にもぴったりでした。

そして、敷きパッドに限りませんが、洗濯ネットはなるべくどんな洗濯物にも使用することをおすすめします。洗濯による生地の痛みが明らかに和らぎます。

製品:布団用 特大 洗濯ネット
価格:1,597円
【当製品の販売ページ】

敷きパッドが入るほどの洗濯ネットなんてお持ちの方は少ないと思いますが、このような洗える布団用などの特大サイズの洗濯ネットであれば、敷きパッドも余裕で入れられます。ここまで大きなサイズの洗濯ネットはドラッグストアなどでも取り扱いが少ないです。

1−3. 素材別|洗濯時の注意点

敷きパッドによく使われる素材ごとの注意点は以下の通りです。

  • ポリエステルわた、生地:ポリエステル70%綿30%のような生地は洗濯時の摩耗によって、生地に毛玉ができやすいのでネットに入れて洗うようにしましょう。
  • 綿(コットン)わた、生地:綿素材は乾くのに時間がかかるのでなるべく時間に余裕をもって洗濯をするようにしましょう。
  • 麻(リネン)わた、生地:洗い上がりが硬くゴワゴワになりやすいので柔軟剤の使用をおすすめします。もちろん、吸水性を損なわないものでないと、麻素材の最大の特徴である吸水性・吸湿性を悪くするのでご注意ください。
  • テンセル™生地:テンセル™素材は水に濡れたときに磨耗に弱くなるので、洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
  • 羊毛(ウール)わた:家庭用洗濯機対応のものでない限り、家庭で洗うとかなり縮ませてしまうのでクリーニング店に依頼することをおすすめします。

1−4. 敷きパッド洗濯に必要な洗濯槽容量とは

1cm程度の厚みの敷きパッドであればダブルサイズでも単身向け洗濯機(5kg容量)で洗濯可能です。

ご家庭の洗濯機では洗えないとすると、コインランドリーを利用する他ありません。

1−5. 洗濯で落とせるダニは半分くらい

専門家による実験を踏まえると、敷きパッドを洗濯機で洗ってもダニは半分くらいしか落とせないと考えられます。

 ダニ
除去率
ダニアレルゲン
除去率
評価
シーツ、
カバー、衣類
90%ほぼ100%ダニが生地に潜り込む余地がないため、
洗濯機の水流でほぼ全て洗い流すことができる。
毛布、
厚いタオルケット
50%90~100%家庭用洗濯機で50%程度のダニは除去でき、
ダニアレルゲンはほぼ大半を除去できる。
掛け敷布団40%90%布団の中綿に潜り込んだダニは専門業者による
丸洗いでも簡単には除去しきれない。

(参考:『住まいQ&A 寝室・寝具のダニ・カビ汚染』吉川翠、戸矢崎紀紘、田中正敏、須貝高、生協・科学情報センター 共著、『室内微生物汚染 ダニ・カビ完全対策』 小峰裕己 編著)

ただ、液温を60℃にして洗うことができるなら、熱の力で殺ダニできます。

ご家庭の洗濯機が高温洗浄可能でしたらお試しください。ご家庭の洗濯機ではできないのなら、ダニ対策をしたいときだけクリーニング店で高温洗浄するとよいでしょう。


最後に

敷きパッドの洗濯について疑問を解消できていれば幸いです。

しかしもし、「敷きパッドが結構汚れてるから買い換えようかな」とお考えでしたら、以下のページでベッドパッドとの役割の違いを踏まえた組み合わせ方、素材にこだわった選び方、おすすめのブランドを紹介しています。あわせて参考にしてみてください。

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