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フローリングの直敷き布団に!かしこい湿気・カビ対策まとめ

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「フローリングに布団を直に敷くとカビが生えるって本当?」

というご質問をいただきましたが、本当です。夏は高温多湿で、冬は寒く乾燥している日本の睡眠環境では、1年中、カビという脅威と戦わなくてはなりません。特に、フローリングに布団を直敷きしているのなら尚更です。そこで本日は、

  • 布団にカビが発生するメカニズム
  • 手軽で効率的な5つの湿気・カビ対策

をご紹介します。先手必勝でカビを制しましょう。


1. 布団が湿気るメカニズムと悪影響

まずは布団がどのように湿気り、カビが生えてしまうのか、そのメカニズムを知りましょう。

そうすることで、あなたの状況(体質、寝具環境、寝室環境、季節)にぴったりの対策を知ることができ、無駄のない賢い湿気・カビ対策ができるようになります。

※対策だけ知りたいという方は2章までジャンプしてください。

布団が湿気る2つの理由

布団が湿気る理由は、大きく分けると以下の2つです。

  1. 体温、寝汗、気化熱(蒸気の汗)により布団の上面が暖かく湿った環境になるため
  2. フローリングからの冷気(床冷え)で布団の底面が冷えるため
布団・マットレスの湿気の発生原因
布団の湿気の発生原因

(自社調べ)

つまり夏場は、部屋自体が暑く湿度が高くなるだけでなく、寝ている人がより多くの汗をかくため布団・マットレスが湿気る ことが増えるのです。

一方冬場は、部屋の温湿度も、寝ている人の体温・寝汗も落ち着きますが、布団・マットレスの底の冷気が強まります。この布団・マットレスの上下の温度差が激しくなることで、より湿気が発生しやすくなる のです。例えていうと、冷えた飲み物を入れたグラスにできる水滴のようにマットレスの底面に湿気がどんどん生じるのです。

フローリングへの直敷きは問題をさらに深刻に

上記のように布団に湿気が溜まっていくのですが、布団をフローリングに直敷きすると構造上さらに湿気が溜まりやすくなります。

フローリングと畳、ベッドを比較すると分かりやすいです。

  •  
  • フローリング:吸湿✕、通気✕
    フローリングは湿気を吸い取りませんし、空気が通る隙間もないので、湿気が溜まりやすくなります。そのため、布団を敷きっぱなしにすると、湿気が溜まる一方になります。
  • 畳:吸湿◯、通気✕
    畳の素材であるい草には湿気を吸い込む性質があるので、敷きっぱなしはダメですが、布団に湿気が溜まりづらいです。
  • すのこベッド:吸湿△、通気◯
    ベッドの下に空気が通る空間があるので、布団に湿気が溜まりづらいです。また、ベッドが木製であれば湿気を吸い取る役割も果たします。
  • 床置すのこベッド:吸湿△、通気△
    床置タイプのすのこベッドは布団下の空間が狭いので、すのこベッドよりは通気性が劣ります。

湿気った布団の2大悪影響|カビとダニ

布団が湿気ることで生じる2つの弊害が、カビとダニです。これらの悪影響はどのようなものかと言うと、

  • カビ:カビが発生し胞子を吸引したり接触してしまうことで、多くのアレルギー疾患、感染症が生じる恐れがあります。
  • ダニ:ダニに噛まれたり刺されたりする直接的な被害だけでなく、ダニアレルゲン(ダニの死骸、糞、抜け殻など)によるアレルギー疾患の恐れがあります。

カビとダニはどちらも高温(20~30℃)多湿(60%以上)を好みます。さらに、人から出る老廃物(フケ、皮脂、皮膚)が大好物の餌となります。そのため、湿気った布団は格好の生息地となります。そのため、布団の湿気対策は健康上とても大切なのです。

ダニ・カビ発生のメカニズム
ダニ・カビ発生のメカニズム

(自社調べ)

また、カビは一度発生してしまうと除去が困難です。被害がひどい場合は、布団を捨てるしかなく、とても勿体無いです。


2. 布団の湿気、ダニ・カビ対策5選

様々な湿気対策があるため、何をすればいいのか分からずお悩みになったことはないでしょうか。私がおすすめする布団の湿気対策は以下の5つです。

  1. 布団の換気お手入れ
  2. 布団下の湿気処理アイテム
  3. 布団上の湿気処理アイテム
  4. 布団干し便利アイテム
  5. すのこベッド・畳ベッド

費用が少なく手軽にできることからご紹介していきます。

※注:あなたの状況(体質、寝具環境、寝室環境、季節)により効果の高さが若干前後する点、ご了承ください。1章のメカニズムをお読みいただければ、ご自身ではっきりと判断できるようになります。

①布団の換気お手入れ

まずは何と言っても日々のお手入れで布団を換気することが大切です。これらのお手入れをきちんと出来れば除湿グッズはほとんど不要なほどです。

布団にするべきお手入れは以下のようになります。

  • 布団は極力毎日押し入れにしまう:
    布団をフローリングに敷きっぱなしにしていると湿気がたまりっぱなしになるので、出来るだけ毎日押し入れにしまうようにしましょう。
  • 布団をしまう前に半分裏返しにしたまま換気する:
    朝起きたときの布団は寝汗や結露により湿っています。そのため、布団をすぐに押入れにしまうと押入れの中の湿度を高めることになるので、20~30分ほどイラストのように布団をめくったままにして乾燥させましょう。
    布団をめくって乾燥させる
    布団をめくって乾燥させる

(自社調べ)

  • 布団は週に1度は日陰干しをする:
    手間がかかりますが布団の除湿をする上で効果が高い方法です。湿気りがちな時期には週に1度以上の頻度が理想的です。風通しのいいところで行うと効果的です。

実際のところ、これらのお手入れをきちんと布団にできれば、ダニ・カビ予防としてはほぼ完璧です。

とはいえ、このようなお手入れは面倒だったり、体力的にキツイということもあると思います。そのような場合には、湿気対策グッズを活用しましょう。そうすることで布団のお手入れの手間を賢く減らすことができます。

湿気対策グッズを活用した対策

あなたの状況によりおすすめのものが変わります。

例えば、もしあなたの寝室の結露がひどいのであれば②がおすすめですし、あなたが寝汗を多くかく体質であれば③がおすすめです。

全ての対策を取ることはできないと思うので、あなたの状況と照らし合わせて必要な対策から取り入れていきましょう。

②冬におすすめのグッズ|下からの湿気への対策

寒い時期に最も効果があるのがこの対策です。吸湿性のあるシートやマットを布団の下に敷くことで、温度差により生じた湿気を吸収させられます。

除湿シート からっと寝
除湿シート からっと寝

製品:シリカゲル除湿シート
価格:5,400円 
【当製品の販売ページ】

布団下の湿気取りといえば除湿シートです。シリカゲルの除湿シートは湿気を吸収するだけでなく、湿気ったニオイなども減らしてくれるためとてもおすすめです。とはいえ、吸った湿気を吐き出させてあげる必要があるため、こまめに除湿シートを取り出して乾燥させなければならない点、ご了承ください。

コルクマット
コルクマット

製品:コルクマット
価格:
3,570円
【当製品の販売ページ】

敷寝具の下に敷くものは除湿シートが一般的ですが、布団の場合は硬い寝心地を改善することも目的としたコルクマットや畳マットの使用もおすすめです。吸湿性は除湿シートほどではありませんが、弾性のある1cm厚のマットの上に布団を湿気ば寝心地は多少良くなりますし、底からの冷えを遠ざけ和らげられます。こちらのコルクマットは3,570円でダブルサイズの寝具の面積までカバーします。私が確認した中でもコストパフォーマンスが抜群です。

寝心地は問題ないから除湿だけ行いたいという場合は、除湿シートがおすすめです。『除湿シートの効果的な使い方』についても紹介しているのでご参照ください。

※注:吸湿性があるからといって除湿シート・マットを敷っぱなしにしてはいけません。これらも2〜3週間に1度は換気をしてあげましょう。吸った湿気を吐き出せてあげないと除湿シートやマット自体がカビる恐れがあります。

③夏におすすめのグッズ|上からの湿気への対策

暑い時期におすすめな対策が、除湿パッドや防水シーツ、マットレスプロテクターを使用することです。

製品:ドライミング除湿パッド
価格:4,780円
【販売ページ@楽天】/【販売ページ@amazon】/【ドライミングのレビューはこちら】

自社製品で手前味噌ですが、汗の吸収・発散に優れた除湿パッドを布団の上に敷くことで寝汗によって湿気らせてしまうことを防止できます。こちらの敷きパッドはシリカゲルを中材に使っているので、暑い時期に1枚敷いておけば、上からの湿気対策を万全にすることができます。詳しくは、私が書いたレビューをご参考にしてください。

④布団が干せない環境の方におすすめのグッズ対策

布団を干したいけど諸事情により干せないことがあります。そのような状況下の方におすすめの対策グッズがあります。

布団乾燥機RF-AA20-AA
布団乾燥機RF-AA20-AA

製品:布団乾燥機
価格:
19,000円
【当製品の販売ページ】

もしあなたがマンション住まいで布団を屋外に干すスペースがない、もしくは、体力的に布団を屋外で干す作業を行うのがツラいということであれば、布団乾燥器や物干しスタンドを使いましょう。

布団乾燥機であれば多少コストを要しますが、室内で重労働をする必要なく布団から湿気を取り去ることができます。物干しスタンドは多少上げ下げの必要こそありますが、室内干しを簡易的に行うことができます。

布団干し袋
布団干し袋

製品:ふとん干し袋
価格:
1,985円
【当製品の販売ページ】

反対に、布団を干すスペースはあるが大気汚染や花粉などが気になり干せないという場合におすすめなのが布団干し袋です。

この袋に布団を入れることで、大気中の埃や花粉などに接触させることなく干すことができます。

⑤すのこベッド、畳ベッドを導入する

もしあなたが「フローリングに布団を直に敷くのは湿気対策上良くないからベッドを買おうかな」とお考えであれば、ベッドの中でも湿気対策に向いている天板がすのこ形状になっているベッド、もしくは、天板が畳になっているベッドをおすすめします。

ニトリ 棚付きスノコフレーム
ニトリ 棚付きスノコフレーム

製品:棚付きすのこフレーム
価格:
20,469円
【当製品の販売ページ】

このように天板がすのこ形状になっていると、布団の底面が空気と触れ合えるので湿気りにくくできます。また、こちらのすのこベッドの良い点は、写真のように天板を∧型にして布団を干せる点にあります。扇風機を小一時間当てっぱなしにすれば、手軽に部屋干しを行えます。そして何と言っても、ベッド下に新たな収納スペースが生まれるのもベッド使用の魅力の一つです。

しかしもし、あなたのご家庭の寝室の湿度が高い場合、すのこの材質に注意して選ぶことをおすすめします。

市販のすのこベッドは以下の4種類の木材を原料としていることがほとんどなのですが、パイン材は湿気に強くないため布団だけでなくベッドフレーム自身にもカビが発生しやすいです(特に海外製)。

湿気に:【強い】桐 > ヒノキ > スギ > パイン材 【弱い】

そのため、桐、ヒノキ、スギなどから作られたもの、もしくは、ポリプロピレンなどの樹脂を原料としたすのこベッドを選ぶようにしましょう。


まとめ

フローリングに敷いた布団の湿気対策をまとめると、まずは

①布団の換気お手入れ

をしっかりとすることです。それが出来ない場合におすすめの除湿対策が、

②布団下の湿気対策
③布団上の湿気対策
④布団干し便利アイテムの活用
⑤湿気対策に向いたベッドの導入

です。あなたの状況に相応しい対策をとるようにしましょう。そうしていただければ、あなたの湿気へのお悩みは大きく改善させられることを期待できます。

また、こちらのページ『【熟睡敷布団のおすすめ7選】正しい選び方3つのコツ』で綿、羊毛、ポリエステルなどの素材別に、腰・背中をリラックスさせて眠るためのサポート性、キレイに維持するための衛生性、日常生活を楽にするための取扱性、の3つの点から敷布団の選び方をご紹介しています。

「取り扱いが楽な敷布団がほしい」とお考えでしたら、是非あわせてご参考にしてください。

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