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布団に入っても寒い、、、3つの原因とグッズ対策5選!

  • 布団に入っても寒くて寒くて全然眠れない、、、
  • 保温性の高い布団を買ったはずなのになんで?

などの疑問を感じたことはないでしょうか?

いかに保温性にすぐれた布団を使っていても、カバーやパッドなど他の寝具や使い方が適切でないと、布団の中が暖まりにくくなります。もったいないですよね。

そこで本日は、

  • 布団に入っても寒い3つの原因と対策
  • 冬におすすめの暖か快眠グッズ

などについてご紹介していきます。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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1. 布団に入っても寒い3つの原因と対策

まずは、あなたの布団状況が以下の3つに該当しないかご確認ください。

もし該当していたら早急に対策をとりましょう。原因への対策なしに暖かグッズを使っても、あまり効果が期待できません。

1-1. 掛け布団がパリッとしていて隙間風が入っている

新しい掛け布団を購入したばかりの人に時々見受けられるのが、布団の中に隙間風が入り込んで寝床を冷やしてしまうことです。

布団カバーを使用していないケースが大半です。

どういうことかと言うと、新しい布団の中には生地がパリッと仕上がっているものがあるため、体に馴染みにくく浮いてしまいやすいのです。特に、首回りに隙間が生まれやすく、スーッと風が入り込んで胸回りが寒く感じられます。

布団内部への隙間風
布団内部への隙間風

他にも、寝返りをした拍子に布団が浮いてしまい、足元・側面から隙間風が入ってくることもあります。解決策としては、

  • 布団を揉み込んで柔らかくする
  • 掛け布団カバーを使用する

のどちらかです。汗の吸い取りにすぐれる天然素材の掛け布団カバーを使用することをおすすめします(詳細は1-3で)。掛け布団カバーの上手な選び方に関してはこちらのページ『布団カバー・ベッドシーツを上手に選ぶ/扱うための体系的知識』をご参考にしてください。

1-2. フローリングからの底冷え(床冷え)

まず底冷え(床冷え)とは何かというと、フローリングや畳などの足元から冷えることを意味します。

お住いの地域や住宅の構造によって底冷えの程度が変わりますが、敷布団やマットレス(特に高反発ファイバー素材)をフローリングに直置きして使っていると、床の冷えが布団内部にまで伝わってきやすいです。

底冷え(床冷え)の様子
底冷え(床冷え)の様子

底冷えによる寒さを防ぐには、以下の2通りの方法があります。

  • 暖かいパッドを敷布団の上に敷く
  • 断熱効果のあるものを敷布団の下に敷く

例えば、コルクマットには断熱効果による保温性などもあります。もちろん、コルクマットだけで床冷えがゼロになることはありませんが、足しにはなります。

 フローリング畳(たたみ)除湿シートコルクマット床置きすのこ
調湿性
通気性
保温性
クッション性

1-3. 寝汗で蒸れて寝冷え

寝汗は睡眠を深くする生理現象なので、通常は問題ありません。

しかし、冬に布団の中で寝汗が蒸れてしまうと、ベタベタと気持ち悪いだけでなく、体を冷やしてしまい寒い思いをするハメになります。

布団カバー、シーツ、パッドなどが化学繊維だと、吸水性・吸湿性が悪いので蒸れやすいです。特に、モコモコと毛羽立ったものは用心が必要です。

素材イメージ柔らかさ滑らかさ 吸湿性  放湿性  耐久性  洗濯性 





綿
(コットン)
cotton1

(リネン)
linen1



(シルク)
silk1
羊毛
(ウール)
wool1




レーヨンlayon1

ポリ
エステル
polyester1

どうすればいいのか結論から言うと、「蒸れない暖かさ」を目指すことです。例えば、

  • ウール、ムートンなど保温性、吸湿性にすぐれたパッドを使う
  • 化学繊維の暖かパッドを使うなら、掛け布団カバーは吸水性、吸湿性にすぐれたものを選ぶ

このように暖かさと湿度のバランスを上手にとって、寝具を選ぶようにしましょう。

※ファイバー系ベッドマットレスから隙間風が入っている

また、高反発ファイバー素材のマットレスが原因で布団の中が寒くなっている、というのもここ3~4年で急激に増えています。

高反発ウレタン高反発ファイバー低反発ウレタン
regular-foamair-fibermemory-foam
ラテックスボンネルコイルポケットコイル
latex-foambonnel-coilpocket-coil

素材の通気性が良すぎるため、マットレスの側面から冷たい隙間風が入り込み、布団内部が一向に暖かくならないことがあるようです。

シーツだけでは防ぎようがないので、厚手の敷きパッドなどを併用するなどして隙間風対策を行いましょう。


2. 冬におすすめの暖か快眠グッズ

上記でご紹介の寒さ対策をしたにもかかわらず、布団の中が寒くてお困りの人は、暖か快眠グッズを活用してみましょう。

とっておきのおすすめグッズをご紹介します。

2-1. あたたか4mm起毛生地マットレスプロテクター

プロテクト・ア・ベッド マットレスプロテクター
プロテクト・ア・ベッド マットレスプロテクター

伸縮性に富んだ4mmふわふわ起毛ニット生地のあたたかく柔軟な肌あたりの寝心地です。その上、透湿性をもつ極薄0.025mmの防水膜がマットレスから汚れを守ります。50回洗濯にも耐えうるしっかりした作りです。自社製品のため手前味噌ですが、No.1の防水マットレスプロテクター(防水シーツ)と自負しています。

2-2. 湯たんぽ

レンジでゆたぽん
レンジでゆたぽん

ゲル化剤を原料としたレンジで温めるタイプの湯たんぽです。1000wで4分チンするだけでいいのでとても楽です。専用カバー付きでフワフワとした触り心地なので、布団の中で足に当たっても不快感はありません。使用当初は毛羽落ちが若干気になりますがそれ以外に欠点はなくおすすめです。足が特に冷える方におすすめです。

2-3. 電気毛布

快眠タイマー付き電気毛布
快眠タイマー付き電気毛布

アクリル30%ポリエステル70%のふかふか暖かの電気毛布です。この電気毛布のおすすめポイントは、快眠タイマーといって起床時刻に向けて寝床を温める機能があることです。そのため、「夜明けに寒くて起きてしまった」なんてことを防いで快適に朝を迎えさせてくれるのです。ただ、体を温めたまま入眠すると眠りの質を下げるのでご注意ください。

2-4. 足湯

イノマタ足湯バケツ
イノマタ足湯バケツ

原始的ですが、足湯で下半身を温めてから布団に入るのも寒さ対策におすすめです。体温が上がり過ぎないように、就寝1時間前には終えるようにしましょう。こちらの足湯機はバケツとしても使える一石二鳥な商品なのでおすすめです。

2-5. コルクマット

cork-mat-30cm
>>コルクマット 8mm 2畳分

1mm厚のコルクと7mm厚の樹脂でできたコルクマットです。底冷えの対策にもなりますし、若干のクッション性により寝心地アップにも期待できます。


最後に

くれぐれもいきなり暖かグッズを導入するのではなく、まずは布団の中を冷ましている原因があればそちらをどうにか対処しましょう。

あなたが朝までぬくぬく快眠できる一助になれれば幸いです。

なお、以下のページで最高の掛け布団を選ぶために考えるべきポイント(素材の特徴、保温性、吸湿性、)とおすすめの掛け布団について解説しています。あたたかく眠るために是非あわせてご参考にしてください。

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