※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段、体質、好み別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で徹底解説しています。サイズだけでなく素材や機能性からも網羅的にマットレス選びを進めたい方は是非ご参考にどうぞ。 |
- 「高身長だからベッドが窮屈だ…」
- 「ロングサイズのマットレスにしようかな」
などとお考えではないでしょうか。
一般的にマットレスの縦の長さは195cmですので、身長が180cm以上ある人にとっては狭苦しく感じられます。
そのため、このような人におすすめなのがロングサイズのマットレスです。しかし、定番品ではないため取扱いが少ないですし、選ぶときに注意が必要になります。
そこで本日は、
- ロングサイズマットレスの概要
- ロングサイズ対応のマットレスメーカー
- ロングサイズのベッド・マットレスを購入するときの注意点
などについて分かりやすく解説していきます。
Contents
1. ロングサイズのマットレスとは
ロングサイズとは、通常サイズでは窮屈に感じられる人向けに展開されている特別サイズです。
とはいえ、マットレスの長さは、
- 身長
- 寝方(仰向けor横向き)
- 腰や膝を丸めるか否か
などによりどれくらいが適切なのか人により異なります。そのため、一概に「身長○○cm以上は絶対にロングサイズ」とは言えませんが、目安としては身長180cm以上で窮屈に感じているならロングサイズを検討すると良いでしょう。
名称 | ショート | 通常 | ロング |
画像 | |||
長さの目安 | 180cm | 195cm | 215cm |
適した身長 | 165cm未満 | 165~180cm | 180cm以上 |
1-1. ロングサイズマットレスの特徴
ロングサイズのマットレスの特徴について再確認しましょう。短所を踏まえた上でも良さを感じるなら購入する価値があると私は考えます。
長所 | 短所 |
|
|
ロングサイズマットレスの長所
手足を伸ばして広々と寝られるのが唯一最大の長所です。手足を伸ばせずに体を丸めて寝ることで睡眠が悪くなるなどの報告こそありませんが(そもそも欧米の人は横向きで丸まって寝ている人が多い)、それにより眠りづらさを感じているならロングサイズのマットレスは良い選択になりえるでしょう。
ロングサイズマットレスの短所
- 商品数が少ない:需要が少ないことから一部のメーカーが一部のマットレスで展開しているだけなので、商品数が少ないのが現状です。良くも悪くも少ない中からマットレスを選ぶことになります。
- その他の選択肢も限られる:ベッド、シーツ、敷きパッドなどもロングサイズのものを購入しなくてはなりませんが、それらの選択肢も限られることになります。
- 価格が高い:特注になることがあり値段は高めです。とはいえ、手足を伸ばして快適に寝られることを思えば決して割高ではないと私は考えます。
1-2. 各メーカーのロングサイズ
ロングサイズに規定はありません。
そのため、メーカーごとにサイズが異なります。各メーカーの寸法については下記を目安にしてください。
なお、チャート内にある夢工場についてはオーダーメイドマットレスも請け負っていて、その場合は210cm以上よりもさらに長いマットレスを製作することも可能そうです。
1-3. ロングサイズのマットレス選びの注意点
「ロングサイズのマットレスを買おう!」と考えられているなら、オーダーする前に次の注意点について確認しておきましょう。
同じメーカーでベッドやシーツを揃える
ベッドやシーツなども同じ寸法でないと使いづらさを感じることになります。特に、ベッドとマットレスのサイズが合っていないとガタガタして寝づらくなってしまいます。
同じサイズのものを揃えるようにしましょう。そういった観点から、同じメーカーのもので買い揃えられると一番安心です。例えば、ビーナスベッド社ではロングサイズのベッドとマットレスのセット販売などもしており、このように一緒に買い揃えられると細かいチェックの負担を減らせられます。
- 商品:ナポリブラック
- ベッド長さ:236cm
- マットレス長さ:207cm
- ベッド価格:59,800円
- マットレス価格:47,800円
- 【商品ページはこちら】
納期が長くなることを予期しておく
ロングサイズマットレスは特注になることが多くオーダーをしてから早くても1~2週間後に発送という流れになります。2月や3月などの繁忙期になるとそれ以上かかることもあります。そのため、納期が長くなることを想定して余裕を持ってオーダーできるようにしておきましょう。
搬入経路の確認、通常より大きいし
通常のマットレスよりも大きいため設置場所まできちんと運んでいけるか事前にチェックしておきましょう。特に、玄関、廊下、エレベーター、階段、階段の踊り場などが引っ掛かりやすい場所です。入念に確認しておきましょう。
最後に
ロングサイズのマットレスについて理解が深まっていたら幸いです。
また、もしロングサイズマットレス以外の選択肢も考えているなら、下記のページでマットレスの選び方について網羅的に解説していますので是非あわせてご覧になってください。あなたに合ったものを選ぶのにお役立ていただけるはずです。
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