ダニ

データから見る|布団のダニ対策のための掃除機の使い方・選び方

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布団のダニ対策をやろうと考えると、「果たして掃除機ってどこまでダニ対策できるんだろう?」「月に1度、布団に掃除機をかけたらダニ除去ができるのかな?」など様々な疑問が湧くと思います。

そこで本日は「掃除機での布団のダニ対策の効果」をご紹介します。効果の程度を学んでより的確な掃除機選びにお役立てください。


1. 布団のダニ除去効果はどの程度か

ダニ研究家により行われた実験データを元に、掃除機による布団のダニ除去効果をご紹介します。

また近年、第三機関によるダニ実験が減っていることもありご紹介の実験は20年前のものです。なので、最新型の掃除機であれば多少掲載データよりは良い効果が得られるはずです。

データ1|掃除機で除去できるダニは表面にいる全体の一部のみ

まず一番気になるのは「掃除機で布団のダニがどれくらい吸い取れるのか」という点だと思います。

結論から言うと、「布団表面の生きているダニの大部分は吸い取ることができるが、布団内部のダニはほとんど全く吸い取ることができない」 です。

敷布団の表面に1回1分間の割合で9回掃除機をかけて、吸い取ることができたダニ数を逐次調べた実験によると、合計9回で約300匹のダニを吸い取ることができました。そして、その内の半数以上のダニは1回目の吸引で除去できていました。

この結果から、1回目の吸引の際に布団表面にいるダニの大部分を吸い取ることができ、2~5回目で残りの表面にいるダニや表面に出てきたダニが吸い取られたが、布団内部のダニは吸い取られなかったと考えられました。

というのも、この敷布団は内部に17万匹のダニがいると推定されていた ためです。

ただでさえ側生地越しで吸引力が落ちるにもかかわらず、ワタに潜むダニを吸引するのはとても困難なのです。なので、いかに最新型の掃除機でも布団内部のダニ吸引は難しいと思います。

データ2|掃除機はダニアレルゲン除去に有用

実のところ、生きているダニよりもダニアレルゲン(ダニの死骸、糞、抜け殻など)の方がアレルギーを引き起こすため厄介な存在です。

例えば、布団に入ると咳き込んでしまうことはないでしょうか。そのような場合、布団の表面や表層部に付いたダニアレルゲンを吸引してしまうことが大きな原因と考えられています。このようなダニアレルゲンの除去は掃除機の得意分野です。

布団1枚に3分間丁寧に掃除機をかけると、表面の側生地の下の中綿のダニアレルゲン量が掃除機をかける前に比べて半減する という結果が出ているからです。これはあくまでも表面部分に近い中綿でのことです。

(引用:『住まいQ&A 寝室・寝具のダニ・カビ汚染』吉川翠、戸矢崎紀紘、田中正敏、須貝高、生協・科学情報センター 共著)

布団内部奥底のダニアレルゲンであれば睡眠中に吸い込む恐れもないので、日々のお手入れでどうにかしなければならないものはありません。

もちろん、布団表面についているダニアレルゲンは問題なく吸い取られますし、最新型の掃除機であればより多くのダニアレルゲンを除去できると考えられます。

なお、ダニアレルギーに関してこちらのページ『【保存版】ダニアレルギーの症状、原因、対策の総まとめ』で総括していますので併せてご参考にしてください。

ダニ対策における掃除機の使い方

上記の2つのデータから、掃除機は生きているダニではなくダニアレルゲンの除去に有用だとお分かりいただけると思います。

また、あなたが何気なくベッドの上で過ごしているようでも、皮膚の再生により古い角質が剥がれ落ちたり、頭皮からフケが出たり、体のアカが布団に付いたりと、あなたはダニの餌の撒き散らしています。それらを除去する意味でも掃除機がけをきちんと行いましょう。

片面につき3分間掃除機をかければ、ダニアレルゲン・老廃物は十分除去できるはずです。

※掃除機がけだけで安心してはいけない

少し話が逸れますが、布団を掃除機でキレイにしても、湿気が溜まっているとカビが生えてしまいます。定期的に布団を干すことも怠らないようにしましょう。

『効果的な布団干しの方法』をご参考に布団を上手に干しましょう。


2. ダニ対策のための掃除機選びの考え方

それでは上記の内容を踏まえて、どのようにダニ対策の掃除機を選ぶべきか考えてみましょう。

実のところ、布団のダニ退治専用を購入する必要はなく、お使いの掃除機があれば(布団用ヘッドが付いていれば)それをお使いいただければ良いです。しかしもし、購入するなら以下の点に注意しましょう。

  1. 手軽に扱えるものを選ぶ
  2. 吸込仕事率は100W以上あれば理想的
  3. 掃除機ヘッドは布団用のものを揃える

以下に具体的に解説を加えます。

①手軽に扱えること

3分間の掃除機がけを週に1度行えると理想的です。

が、掃除機をひっぱり出すだけでも意外と大変なので、掃除が億劫になることがあります。「確かにそうかも」と感じた方には、なるべく面倒に感じないハンディタイプがおすすめです。

しかし、布団の掃除以外にもカーペットの掃除などにも使う予定でしたら、車輪が付いた一般的な型の掃除機の方が吸引力に優れるためおすすめです。

②吸込仕事率は100W以上あれば理想的

「どれくらい吸引力があればいいんだろう」と疑問に思われる方には、吸込仕事率という数値が100W以上のものを目安にすることをおすすめします。

45軒の住宅で掃除機のダニ吸引に関する調査があるのですが、

この調査によれば、吸引仕事率が100W/hを下回ると除ダニ効果が劣る。

(引用:『ダニ・カビ完全対策』 小峰裕己 編著)

と報告されています。ダニアレルゲンを除去しつつも布団の表面にいる生きているダニも出来るだけ除去できるに越したことはありません。

なので、吸込仕事率が100W以上あることを1つの目安にお選びください。

※吸込仕事率はたまに吸引仕事率とも呼ばれています。

③布団用ヘッドも重要

吸込仕事率×ヘッドの性能=ダニ除去効果です。いかに吸込仕事率が高くともヘッドが布団に最適化されていなければ効果的・効率的にダニアレルゲンが吸引されません。

そのため、布団用ヘッドが付いているものを選びましょう。もし、布団用ヘッドが付いていないのであれば、以下のような別売り布団用ヘッドを購入することをおすすめします。

製品:掃除機別売部品ノズル
価格:2,827円
【当製品の販売ページ】

不必要に布団を吸い込むことを避けられますし、ブラシにより布団表面の汚れを掻き出すことも可能です。何よりも布団専用ヘッドを用意することで掃除機のヘッドで布団を汚してしまう恐れを無くせます。是非ともご活用ください。


最後に

布団のダニ対策のための掃除機選びの参考になっていれば幸いです。

「掃除機で布団のダニは退治できないのか」とダニ退治目的でお読みになった方には少し残念な結果かもしれません。掃除機よりも布団乾燥機、クリーニング、スチームアイロン、熱湯などの方法をおすすめします。こちらのページ『これで絶滅!ダニの発生原因、症状、駆除、予防の総まとめ』でダニ退治の方法から発生を繰り返さない予防法をご紹介しているので併せてご参考にしてください。

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