※敷布団の素材別の特徴、機能性を比較した選び方についてこちらのページ「【熟睡敷布団のおすすめ7選】正しい選び方3つのコツ」で徹底解説しています。汚れが落ちそうにないから買い替えようかなとお考えでしたらぜひ参考にどうぞ。 |
敷布団をシーツで汚れから守っていたはずが、よくよく気づくとかなりのシミや汚れで当惑してはいないでしょうか?
しかし、「今すぐ敷布団を洗濯して汚れを落としたい」と思っても、適切な洗濯方法が分からずお困りかと思います。
そこで本日は「敷布団の洗濯方法とそのリスク」についてご紹介します。
1. 敷布団の洗濯に伴う寝心地悪化のリスク
あなたがご自身で敷布団を洗濯すると、寝心地を悪化させるリスクがあることはご了承ください。
例えば、敷布団の中材(ポリエステル、木綿、ウールなどのわた)が偏ったり、ダマになったり、ヘタったりすることで、寝心地が硬めになってしまったり、凸凹してしまう可能性があります。
また、芯材(固綿やウレタンフォーム)のある敷布団だと、さらに劣化が激しいです。特にウレタンフォームは水に弱いので、破損の可能性も覚悟しておきましょう。
2. 敷布団の洗濯方法
それでは次に、敷布団の洗濯方法を自宅でのやり方と、コインランドリーでのやり方に分けてご紹介します。
2−1. 自宅で洗濯するならお湯で押し洗い
敷布団を自宅で洗濯するなら、中材のわたを劣化させないように優しく押し洗いをするようにしましょう(ウレタンが水に弱いものだとひどく劣化する可能性あり)。
以下の手順で洗濯します。
- 浴槽にお湯を貯める
- 三つ折りにした敷布団を浴槽に沈める
- 押し洗いをする(足で踏むと楽)
- 汚れやシミが目立つなら洗剤を使う
- 押して水気を切る
- 乾燥させる
洗剤は天然素材に優しい中性洗剤を推奨します。
しかしもし、おねしょ汚れで敷布団にニオイが残っているのなら、クエン酸やレモン汁のような酸性の力でニオイを中和させましょう。
また、敷布団を乾かす時、直射日光に当て過ぎないように気をつけましょう。
側生地が日焼けをして傷んでしまう恐れがあります。予め時間に余裕を持たせて、日陰干しメインでゆっくり乾かしましょう。
2−2. コインランドリーで洗濯するなら敷布団を紐で縛る
コインランドリーでの洗濯は敷布団にとって過酷なため、使用感の悪化はさらに激しいです。
そのため、あまりおすすめできる方法ではありません。そもそも、コインランドリーの店側が、敷布団の洗濯を受け付けていないこともあります。
しかし、何らかの事情で敷布団を自宅で洗濯できないのなら、以下のように敷布団を紐で縛ってから洗うことで劣化を抑えられます(洗浄力も若干落ちますが)。
紐は天然繊維のものをおすすめします。ビニール紐だと洗濯中にツルッと取れてしまいやすいです。
また、洗濯時間と乾燥時間は、機械ごとに変わりますので店側と相談して決めることをおすすめします。
最後に
ご紹介の方法で敷布団を極力痛めることなく、キレイに洗えていれば幸いです。
また、もしあなたが「リスクをとってまで敷布団を洗濯するのはちょっとな、、、」とおかんがであれば、以下のページで綿、羊毛、ポリエステルなどの素材別に、腰・背中をリラックスさせて眠るためのサポート性、キレイに維持するための衛生性、日常生活を楽にするための取扱性、の3つの点から敷布団の選び方をご紹介しています。あわせてご参考にしてみてください。
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