こんにちは、加賀照虎です。
子供が布団におねしょをしてしまった時、あなたはどのように後処理していますでしょうか。
おねしょのニオイがなかなか取れずに苦労していることと思います。
そこで本日は「4ステップでニオイをスッキリさせる布団掃除の方法」をご紹介します。
Contents
1. おねしょ後の布団処理4ステップ
まず最初に、4ステップの布団処理がどのような内容か先に言うと、以下のようになります。
- 40℃前後のお湯で洗い流す
- タオルを押し当てて水気を取る
- クエン酸水を吹きかける
- 日陰干しをする/布団乾燥機orドライヤーで乾かす
一見、普通の方法に見えるかもしれませんが、ステップ1と3にコツがあります。
それでは次に、具体的な内容を1ステップずつご説明します。
STEP1: 40℃前後のお湯で洗い流す
まず布団に染み込んだおねしょを洗い流す必要がありますが、この時、おねしょから発生した雑菌などを滅菌するため、布団に熱湯をかけていないでしょうか?
尿にはわずかですがたんぱく質が含まれており、熱湯(70℃以上)をかけると凝固して落としにくくなってしまいます。
そのため、40℃前後のお湯をかけながら押し洗いをしましょう。
STEP2: タオルを押し当てて水気を取る
次に、濡れた布団の水気を取る必要がありますが、まずは布団を押して水気を切りましょう。
それでも切れない水気は、タオルを押し当てて吸い上げるようにしましょう。
雑巾のように絞っては絶対ダメです。繊維を痛めてしまうので、糸ぼこりが出やすくなったり、生地が破れる恐れがあります。
STEP3: クエン酸水を吹きかける
この段階で、布団のおねしょをお湯でしっかり流したにもかかわらず、ニオイが落ちきっていないことがあると思います。
なので、ここでクエン酸水を布団にかけておねしょ臭を中和させて落としましょう。
製品:クエン酸
価格:297円
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200mlの水に小さじ1杯のクエン酸を溶かしてクエン酸水を作ります。
尿は弱酸性(pH6.5前後)ですが、排泄されてから時間が経ち細菌に分解されると、アンモニアが発生して臭くなります。このアンモニアはアルカリ性なので、酸性のクエン酸でニオイを取ることができるのです。
レモン汁で代用することも可能です。
「重曹でおねしょのニオイを落とせるのか?」という疑問がたまにありますが、重曹はアンモニアと同じアルカリ性なのであまり効果はありません。
STEP4: 日陰干しをする/布団乾燥機orドライヤーで乾かす
最後に布団の乾燥です。
布団が湿気ったままだと雑菌が繁殖しやすくカビの原因にもなりますし、暖かい時期だとダニの繁殖にもつながります。
そのため、日陰干しで十分に乾燥させられなさそうであれば、布団乾燥機やドライヤーを使うなどしてしっかりと乾かしましょう。
※シーツ/カバー/タオルケットは別処理
シーツやカバー、タオルケットなどがおねしょで汚れてしまった場合、洗濯機で洗えるのであれば洗濯機で洗ってしまっても問題なしです。
しかし、いきなり洗濯機で洗う前に、おねしょを洗い落とし、ニオイを取るために、上記のクエン酸水を混ぜたお湯で一通り揉み洗いをしておきましょう。
もしクエン酸水が手元になければ、レモン汁や酢を少々垂らしたお湯で代用しても大丈夫です。
※臭い・シミが頑固ならばクリーニング店に依頼を
現状、既に布団が黄ばんでいる程汚れているのなら、クリーニング店で徹底的に洗ってもらうのも良いと思います。
しかし、クリーニング店もあまりにも汚れている布団の依頼は拒否することがありますので、まずは事前に確認をとってみましょう。
最後に
ご紹介の内容で布団のおねしょの汚れとニオイをサッパリ落とせるようになったと思います。
とはいえ、布団を洗うのは面倒です。なので、敷布団には防水シーツを敷きましょう。防水シーツがおねしょで汚れても洗濯の負担は大したことありません。以下のページで快適に使える防水シーツの選び方をご説明しているのであわせてご参考にしてください。
関連記事また、もし敷布団がおねしょでひどく汚れているのなら、以下のページで綿、羊毛、ポリエステルなどの素材別に、腰・背中をリラックスさせて眠るためのサポート性、キレイに維持するための衛生性、日常生活を楽にするための取扱性、の3つの点から敷布団の選び方をご紹介しています。あわせてご参考にしてみてください。
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