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熟睡掛け布団の選び方とおすすめ9選

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その場しのぎのそこそこの掛け布団と、適切な掛け布団とでは、寝心地に大きな違いがあります。

適切な掛け布団とは一言でいえば、布団の中の環境を睡眠に相応しい温度と湿度に整え、体にふわっとフィットするものです。もちろん、素材の特徴が体質・生活スタイルに合っていることも大切です。

素材画像 保温性  吸湿性  放湿性 ドレープ性価格目安
羽毛
(ダウン)
down-materials
羽根
(フェザー)
feather-material-for-quilt
ポリ
エステル
綿
(コットン)
cotton1
真綿
(絹/シルク)
silk1
羊毛
(ウール)
wool1

とはいえ、これらの内容を網羅的に理解することは難しいと思います。

そこで本日は「熟睡掛け布団の選び方とおすすめ9選」についてご紹介します。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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Contents


1. おすすめの掛け布団

まずは季節別におすすめの掛け布団を紹介していきます。

1-1. 春秋用におすすめの掛け布団

フォスフレイクス スーパーキルト

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フォスフレイクス スーパーキルト

衛生面や低アレルギー性を重視されているならおすすめなのがフォスフレイクス布団です。樹脂由来のフォスフレイクス70%にポリエステルわた30%のブレンドに、ダニ通過率0の綿100%高密度の生地で仕上げているため糸ボコりが出づらく、ダニの繁殖の心配もほとんどありません。しかもその上、家庭用洗濯機でじゃぶじゃぶ丸洗いできるので布団を汚してしまいやすい家庭環境の人にもおすすめです。保温性はそこそこなので春秋シーズンの使用に限ることをおすすめします。

昭和西川 シルク100%真綿布団

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シルク100%真綿布団

こちらの製品は真綿100%なことに加えて側生地がレーヨン100%(綿よりも吸水性、放湿性、ドレープ性に優れる)のため、適度に暖かくも蒸れにくい快適な寝心地が期待できます。真綿もレーヨンも長繊維で糸ぼこりが出にくいため、こちら布団も糸ぼこりが出づらい衛生的な寝室環境作りに役立てられます。一般的な布帛生地(織られた生地)とは違う、しっとりと快適なドレープ性が魅力の一つです。カバーを付けずに(もしくは上等なものをかける)使用すると良いでしょう。

ねむのき ハンガリー産シルバーグースダウン93%

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ダウンパワー400dp、羽毛充填量0.7kg、側生地スーピマ超長綿100%、60番手サテン、立体キルト構造です。最上級品ではないものの上質な素材が採用されており、春秋用羽毛布団としてはコストパフォーマンスの良い仕上がりです。冬でもオイルヒーターなどで寝室を温め続けて眠る方なら冬場でも十分暖かくお使いいただけるかと思います。

1-2. 夏用におすすめの掛け布団

東京西川 肌掛け羽毛布団(ダウンケット)

夏に羽毛布団を選ぶのならダウンケットです。こちらの商品はグースダウン93%ですので羽毛の臭いが少ない上に軽くて快適な使用感です。また、ダウンケットの側生地はポリエステルが多く混紡されているものが多い中、こちらのものは綿100%ですので蒸れにくいです。とはいえ、ダウンケットはエアコンを使用する方にのみおすすめです。

松並木 綿100%5重ガーゼケット

綿100%のガーゼケットです。ガーゼは通気性に優れているため夏用のブランケットにとても向いています。体の放熱を布団内に閉じ込めることなく、そして寝汗もさっと吸収するため熱帯夜でも涼しげに眠れます。エアコンは使わずに扇風機だけ使用している方におすすめです。明け方に体が冷えやすいので布団横に置いておくと良いでしょう。

金澤屋 リネン五重ガーゼケット

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新陳代謝の高い暑がりの方には綿素材よりもリネン(麻)素材がおすすめです。熱伝導率が高くひんやり感がある上に、吸放湿性が繊維素材の中でも随一のためとても爽やかな寝心地です。その反面、肌あたりが若干硬く重さがあるため、どちらを優先するか好みで選び分けるようにしましょう。

1-3. 冬用におすすめの掛け布団

快眠タイムズ 中国産ナチュラルダック90% 羽毛布団

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シルバーダックの羽毛布団です。ダウンパワー350dp、羽毛充填量1.1kg、側生地超長綿100%60番手サテン織り、立体キルト構造です。自社製品で手前味噌ですが、かなりのコスパを感じていただける仕上がりとなっております。

快眠タイムズ カナダ産グース93% 羽毛布団

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ホワイトグースの羽毛布団です。ダウンパワー400dp、羽毛充填量1.2kg、側生地超長綿100%60番手サテン織り、立体キルト構造です。かなりの保温性を感じていただけます。こちらもしゃんhとなり恐縮ですが、おすすめの一品です。

ビラベック  羊毛掛け布団

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暖かいけど蒸れない布団をお探しの方におすすめのがこちらです。羊毛はとても吸放湿性に優れるので暖かくも爽やかな寝心地が期待できます。その上、側生地が綿100%のマコ・トリコットというニット生地のため、羊毛の吸放湿性をダイレクトにそのまま引き出せる上、ドレープ性に優れていて体にとてもよく馴染みます。

ねむの木 ハンガリー産シルバーグース93%羽毛布団

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ダウンパワー420dp、羽毛充填量1.3kg、側生地スーピマ超長綿100%60番手サテン織り、立体キルト構造です。シルバーグースということもありこのスペックにしてはお手頃な羽毛布団です。冷え込みが気になる寝室でも十分な暖かさで眠ることが期待できます。

快眠屋おの ポーランド産ホワイトマザーグース98%

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ダウンパワー480dp、羽毛充填量1.0kg、側生地綿100%平織りです。記載がありませんが100番手を超えると思われる品質の高級生地が採用されています。かなり冷え込む寝室でも問題ないほどの保温性に加え、布団と一体化できるほどのドレープ性が期待できます。もしあなたの寝室はそこまで冷え込まないのなら、羽毛の充填量が850gの236,500円 (税別) のをおすすめします。


2. 理想的な掛け布団とは「寝床内気候」を最適にするもの

そもそも、掛け布団が目指していることとは何か、ご存知でしょうか。

それは温湿度を最適化することです。

布団をかけて眠るなら寝室を下記の温湿度にすると快眠できると報告されています。

  • 夏は温度26℃、湿度50%前後
  • 冬は室温16~19℃、湿度50~60%

ただ、いくら寝室の温湿度を調節しても「寝苦しい…」とか「寒い…」と感じてしまうことがあります。そのようなときはほとんど掛け布団に原因があります。

寝床内気象
寝床内気象

寝室の温湿度が適切なときに適切な掛け布団を使うと、布団内部の温湿度(寝床内気候:シンショウナイキコウ)は蒸れずに暖かくなり、理想的とされる温度33℃前後、湿度50%前後に近づきます。

しかし、中材が少なかったり多すぎたりすると「寒い…」と感じてしまいますし、側生地がポリエステル100%だったりすると蒸れて寝苦しくなり「暑くて眠れない…」となってしまうのです。

掛け布団の重要性についてご理解いただけましたか?前置きが長くなりましたが、そんな快眠に大切な掛け布団をどうやって選べばいいのかご説明していきます。


3. 熟睡できる掛け布団3つのポイント

スムーズにご理解いただけるよう大枠から説明していきます。

3-1. 素材の特徴が合っていること

掛け布団の中材は大きく分けると6種類あります。

それぞれ寝心地と使い勝手がまったく異なります。あなたの好みのものを選びましょう。それぞれ平均的なものの保温性(温かさ)、吸湿性(汗を吸い取る力)、放湿性(吸った汗の乾きやすさ)、ドレープ性(体へのフィットのし易さ)、そして価格の5つで評価すると以下のようになります。

素材画像 保温性  吸湿性  放湿性 ドレープ性価格目安
羽毛
(ダウン)
down-materials
羽根
(フェザー)
feather-material-for-quilt
ポリ
エステル
綿
(コットン)
cotton1
真綿
(絹/シルク)
silk1
羊毛
(ウール)
wool1

◯、△、◎だけじゃ分かりにくいと思うので、それぞれの特徴について短くまとめてみました。詳細はそれぞれのリンク先をご参考ください。

羽毛(ダウン)布団の特徴

羽毛布団はピンからキリまで品質がさまざまで偽装布団も多く出回っています。品質の良いものは冬でも蒸れずに暖かく、体に沿うような寝心地で本当に快適です。ただ、羽毛原料の相場が高騰している(2019年は昨年比でダックダウン20%高騰、グースダウン40%高騰(自社調べ))ため、私基準で快適だと思えるものは7,8万円以上の価格となってしまっているのが現状です。洗濯はクリーニング推奨ですので、自宅で洗えるものをお探しの方には不向きかもしれません。

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羽根(フェザー)布団の特徴

羽毛布団の下位互換製品として扱われがちで低品質なもののが多く、羽毛臭いが強烈だったりポリエステルの側生地で蒸れやすかったりなど、快眠志望者にはおすすめ出来ないものがほとんどです。

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ポリエステル布団の特徴

羽毛より暖かいポリエステル原料だと冬でも十分暖かいうえに手頃な価格なので考え方によってはありです。また、ポリエステルは耐久性が高く洗濯に強いので、ガンガン洗いたい方に喜ばれます。しかし、吸湿発熱原料が多すぎると暑くなりすぎたり、充填量が多すぎると布団がパンパンに膨れてフィット性が悪くなって隙間風が入ってきて寒いことがあります。かなり吟味して選ばないといけません。

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木綿(コットン)布団の特徴

適度な暖かさで蒸れずれないので快適な寝心地です。ただ、綿は乾きにくいため週に1~2度は日陰干しが必須になります。こまめに乾かさないようペチャっとへたってしまって保温性やドレープ性などが悪くなり、快適に使えなくなります。さらに、湿気った木綿布団はダニが発生しやすくなります。お手入れがきちんとできるマメな人にのみおすすめです。

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真綿(シルク)布団の特徴

保温性はそこそこなので暖かさを求めている人にはおすすめできませんが、吸放湿性・ドレープ性ともに高いので空調管理がしっかりとされた環境で眠る方にはおすすめ出来ます。とはいえ、価格がかなり高価で中材だけでなく側生地までシルクの掛け布団だと10万円を超えてしまい、掛け布団が使用者を選ぶ面もあります。

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羊毛(ウール)布団の特徴

ほどほど暖かい上に吸湿性・放湿性ともに優れており、蒸れにくくさっぱり眠れるのが特徴です。中材の機能性を存分に引き出すためにも側生地が適切なものか吟味しなければなりません。新陳代謝の高い方におすすめです。

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3-2. 保温性が適切であること

各素材の掛け布団のあたたかさを評価すると以下の順番になります。

羽毛 > 羊毛 > 羽根 ≧ ポリエステル > 木綿 > 真綿

住宅事情の変化もあり、羽毛や羊毛などの素材であれば保温性に不満を持たれることはほとんどなくなってきましたが、木綿や真綿などの布団を冬に使うとやや冷えを感じることがあります。ただ、羽毛や羽毛より暖かいポリエステルファイバーの布団であっても作りが悪いと暖かく眠れなくなります。例えば、羽毛布団だったら季節や羽毛の質に合わせた充填量がないと保温性が不十分になります。

  ダウンパワー夏用春秋用冬用
ダウンパワー

充填量の目安
440dp250g700g1100g
400dp300g800g1200g
350dp350g900g1300g

他にも例えば、ポリエステルわたが必要以上に詰められていると布団の生地がパンパンに張った状態になり、体にフィットしにくくなります。そうすると布団の体に隙間が出来て冷たい風が布団内に入ってきやすくなり、冷えの原因になってしまいます。

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首元から布団内に隙間風が入る

また、どの素材の布団でもそうですが、湿気ってへたってしまうと素材が抱え込む空気量が少なくなってしまい、保温性の低下に繋がります。こまめなお手入れは暖かく眠るためにも大切なのです。

3-3. 吸湿性のある蒸れない側生地であること

布団の中材が寿司のネタであるとすると、布団の側生地はシャリのようなものです。

最高のネタとこだわりのシャリが美味しい寿司を生み出すように、掛け布団もクオリティーの高い中材と側生地の組み合わせが快適さの秘訣です。寝心地にどのような違いがあるのかというと下記のようになります。

 高品質生地低品質生地
肌触り柔らかごわごわ
蒸れ蒸れにくく快適蒸れて寝苦しい
糸ぼこり出にくい出やすい
ドレープ性体にフィットしやすいフィットしにくい

寝比べるとその違いがよく分かりますが、お店で何気なく触るだけだと実際分かりにくいです。そういう事情もあり側生地はスペックダウンされやすいです。正直そもそも、側生地についてまで意識されることがほとんどないのも理由の1つです。

例えばどのような側生地が良いのかというと、綿(コットン)やレーヨン(テンセル™、リヨセルなど)などです。ただ、羽毛布団は中綿の吹き出し防止のため高密度の生地が採用されるので、綿といっても一般的な綿でなく細くて長い品質の良いもの(60番手以上の細番手のもの)を選ぶことをおすすめします。

生地素材生地重量通気度評価
綿100%
(100番手)
800g前後3.0cc以上
  • 10万円以上の最高級品向け。
  • 布団と一体化するような使い心地。
綿100%
(80番手)
950g前後3.0cc前後
  • 8万円前後の高級品向け。
  • さらっとした肌触りで体によく馴染みます。
綿100%
(60番手)
1100g前後2.0cc前後
  • 6万円前後の高品質商品向け。
  • 十分快適な肌触りと肌当たりです。
綿100%
(40番手)
1300g前後1.5cc前後
  • 4万円前後の普及品向け。
  • あまりにも安いものだと生地が硬く重いことがある。
ポリエステル30%
綿70%
900g前後0.5cc前後
  • 3万円前後の低価格品向け。
  • 蒸れやすいので吸水性のあるカバーを併用すること。
ポリエステル85%
綿15%
750g前後0.5cc前後
  • 1万円前後の低価格品向け。
  • 蒸れやすいので非推奨。

※掛け布団の重量は好みで決めてOK

布団は軽いほうが良いという風潮がありますが、これは俗説レベルの話です。

例えば、木綿100%の掛け布団はシングルサイズ(150×200cm)で4kg前後あります。対して、同サイズの羽毛の掛け布団(ダウン90%フェザー10%)は2.3kg前後です。ただ、掛け布団が重いがために睡眠の質が下がるのかというと、話は別です。というのも、動物学者であるテンプル・グランディン女史の研究で、圧迫を与えることでリラックス状態を生むと報告されており、実際に、重さが10kgもあるブランケットが販売されてもいるためです。

そのため、布団の重さについては好みで考えてしまえば良いかと思います。


4. 掛け布団によくある質問

掛け布団選びによくある疑問点です。検討時に参考にしてください。

4-1. オールシーズン一年中使えるものはないのか

残念ながらありません。

おすすめの方法はあなたの寝室を一年中秋冬の温度帯にすることです。つまり、夏はエアコンで涼しくして、冬はオイルヒーターなどで暖かくするのです。そうすると、一年中秋冬ものの掛け布団でちょうど快適に眠れるようになります。

4-2. 暖かさ重視なら羽毛布団がいいのか?

暖かさを重視されるなら羽毛布団、羊毛布団、特殊ポリエステル素材の布団などがおすすめです。

ただ、側生地には気をつけましょう。側生地がポリエステル100%だと蒸れて暑苦しくなってしまいます。さらに、寝汗をかいた後に一気に体温が下がって寝冷えしてしまい風邪をひく恐れがあるのでご注意ください。

4-3. 新陳代謝の高い暑がりならどの素材がいいのか?

吸湿性、放湿性に優れる羊毛布団がおすすめです。もちろん、側生地が羊毛の機能性を殺してしまわないよう、通気性の良い素材であることを確認しましょう。

4-4. アレルギー体質ならどういうものを選ぶべきか

アレルギー体質だったり、ホコリに敏感な体質の方には、ポリエステルわたやポリエチレン樹脂などの中材の布団がおすすめです。

一般的な羽毛、羊毛、木綿、真綿が中材の布団はどうしても糸ぼこりが吹き出す恐れがあり、呼吸器まわりの衛生に気を使う方には難があります。ポリエステルファイバーやポリエチレン樹脂はその懸念が極めて少ないので安心してお眠りいただけます。

4-5. 洗える素材はどんなものか

自宅の洗濯機やコインランドリーでじゃぶじゃぶ洗える布団はほぼ100%ポリエステルわたのものです。

側生地まで高品質の羽毛布団や羊毛布団は天然素材でのため繊細な扱いが要求されるので、汚れた際にはクリーニングに出さなければいけません。

4-6. サイズはどう選ぶべきか

掛布団と敷布団の定番サイズを一緒にご紹介すると、以下のようになっています。

呼称敷or掛サイズ(幅×長さ)主な用途
シングル敷布団100×200cm一人寝用
掛布団150×210cm
セミダブル敷布団120×200cm大柄な方の一人寝用
掛布団170×210cm
ダブル敷布団140×200cm大柄な方の一人寝用/小柄の方の二人寝用
掛布団190×210cm
クイーン敷布団160×200cm二人寝用
掛布団210×210cm
キング敷布団180×200cm大柄の方の二人寝用
掛布団230×210cm

一人寝用であればシングルかセミダブルもしくはダブルで難なく選べられると思いますが、問題となるのが二人寝用のサイズです。ダブルサイズの布団で二人寝は正直キツイです。少なくともクイーンくらいの広さは欲しいです。

しかし、クイーンサイズとなるとお手入れが面倒です。布団を毎日押し入れから出し入れしたり、2週に1回前後干すことを考えると、かなりの労力がかかることになります。なので、もしあなたがお手入れの労力が気にならないのなら二人寝用にクイーンサイズ以上を選ぶことをおすすめします。しかし、お手入れを楽にしたいということであればシングルサイズを2枚掛けて使うことをおすすめします。


最後に

あなたにぴったりの布団を選ぶ参考になっていれば幸いです。

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