シーツ

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掛け・敷き布団にカバーは必要?いらない?その真相とは!

こんにちは、加賀照虎です。

「掛け布団カバー、敷布団シーツは本当に必要なんでしょうか?」

このように質問を受けることがありますが、絶対にあったほうがいいです。

実際、カバー類をお使いになったほうが、布団を長持ちさせられるので経済的でお得です。

そこで本日は、「布団にカバー・シーツが必要な3つの理由」についてご紹介します。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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1. 掛け・敷き布団にカバーが必要な3つの理由

まずはなぜ布団にカバーが必要なのかの理由をご説明します。

1−1. 睡眠時、人は老廃物を垂れ流しているから

人は毎晩、200mlの寝汗をかくということは広く知られてします。

しかし、それと同時に、皮脂、アカ、フケ、死んだ皮膚なども布団に撒き散らかしているというのはご存知でしょうか?

一夜分のみを考えれば非常に微々たる量ですが、これらはチリも積もって相当な量になります。一説には、敷布団は購入から2年経つと重さがこれらの汚れにより1.3倍にもなる、とまで言われています。

もしあなたが布団にカバーをしていないと、汚れが布団にダイレクトに付いてしまいます。

掛け布団、敷布団をクリーニングに出すと、およそ1枚6,000円の費用がかかるので、なるべく布団が汚れないようにカバーをすることは節約にもつながります。

また、老廃物で汚れた布団はダニやカビが繁殖しやすくなるので、健康的な眠りのためにもカバーで布団を清潔にするのは大切なことなのです。

1−2. 掛け布団カバーがないと冬は寒い

また、掛け布団にカバーをしないと、布団の中にスキマ風が入ってきて寒い思いをすることもあります。

  • 中材がパンパンに詰まっている
  • 生地がパリッと張っている

などのような掛け布団の場合、布団が体に密着することなくスキマが出来るので、部屋の冷たい空気が布団内部に入ってきやすくなります。

布団と体のスキマから風が入り込む
布団と体のスキマから風が入り込む

深い眠りに入るにしたがって体温は下がっていくものですが、さすがに寝入りに寒さを感じるのは問題です。眠りづらくなります。冬用の掛け布団カバーでなくとも、綿100%のカバーがでも十分暖かみが変わってくるので是非お試しください。

また、綿100%、シルク、テンセル®、リネンなど素材の掛け布団カバーであれば、夏にカバーをブランケット代わりに体にかけて利用することも有りです。

1−3. 犬猫と暮らしていると不意に布団を汚される危険性があるため

犬や猫などの動物と共同生活をされている方は、

  • 布団の上で粗相をされた
  • 一緒に寝ていたらよだれで布団がベトベトに
  • 季節の変わり目に布団が抜け毛だらけになった

などの経験をされたことはないでしょうか?これらの被害も布団にカバーをつけていればある程度抑えらます。粗相に関しては防水仕様のカバーでないといけませんが。

布団を汚されてしまってクリーニングに出すことになる前に、カバーをかけておくことをおすすめします。


2. 掛け布団カバー、敷布団シーツによくある疑問

次に、布団のカバー・シーツによくある疑問に関して、ご紹介します。

2−1. 布団カバー、シーツは何枚あるべきか?

自宅に洗濯機と乾燥機があれば、1つの布団につき一枚で十分です。

しかし、子供がいたり、犬猫を飼っている家庭の場合、不意にカバーやシーツを汚されてしまう可能性があるので、1つの布団につき2枚あると、万が一のときに助かります。

また、夏はひんやりサラッと快適に眠りたい、冬は暖かくてふかふかした生地に包まれて眠りたい、などなど快適な睡眠を楽しみたい場合、夏用・冬用のカバー・シーツを別途取り揃えることをおすすめします。

こちらのページ『超熟睡!ベッドシーツのおすすめの選び方【素材と生地が命】』でおすすめの布団カバーとシーツを紹介しているのであわせてご参考にしてください。

2−2. 布団カバー、シーツが不要になることは?

布団カバーとシーツは絶対に必要だと言いましたが、厳密にいえば、シーツは場合によっては不要となるケースがあります。

例えば、敷きパッドをすでにお持ちの場合、その上にさらにシーツを敷く必要性はほとんどありません。また、上質な布団プロテクターを敷いている場合も同様です。

 敷きパッドベッドパッドベッドシーツトッパープロテクター
画像shiki-pad1bed-pad1bed-sheet1mattress-topper1mattress-protector1
役割
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • マットレスの汚れ防止
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • おしゃれ
  • 体圧分散改善
  • マットレスの
    汚れ防止
厚み1~2cm前後3~4cm前後5mm前後3~5cm5mm前後
温湿度調整×
汚れ防止
洗濯×
体圧分散性××

布団の汚れを防止できて、肌当たりが良ければ、シーツをさらに買い足す必要はありません。

詳しくはこちらのページ『敷きパッドがあればシーツは要らない?不要となる3ケース』をご参照ください。

2−3. 布団カバー、シーツの洗濯方法とコツ

カバー類の洗濯のコツとして、以下の点を覚えておきましょう。

  • 布団カバーは月に1度、シーツは週に1度を目安に洗いましょう。
  • 長持ちさせるために洗濯ネットに入れて、優しく洗いましょう。
  • 柔軟剤は素材の吸水性を損ねないものを使いましょう。
  • 天日干しは生地を痛めやすいので日陰干しがおすすめです。

他にも、おねしょのニオイを取る方法、ダニを洗濯で退治する方法など、こちらのページ『【得ワザ満載】ベッドシーツ・布団カバーの洗濯方法』で紹介していますのであわせてご参考にしてください。


最後に

布団カバーとシーツの必要性がご理解いただけていれば幸いです。

長い目で見れば節約になるだけなく、快適な睡眠のためにも大切なので使うようにしましょう。

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