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低刺激で安心!敷布団のカビを20分で除去する方法

※敷布団の素材別の特徴、機能性を比較した選び方についてこちらのページ「【熟睡敷布団のおすすめ7選】正しい選び方3つのコツ」で徹底解説しています。カビが取れそうにないから買い替えようとお考えでしたらぜひご参考にどうぞ。

布団にカビが生えていてお困りではないでしょうか?

カビが生えた布団を使っていると、健康に悪い影響を及ぼす可能性があるので即刻対処が必要です。

そこで本日は、

  • 敷布団にカビが生えてしまった場合の対処法
  • 二度と同じ被害を繰り返さないための対策

などについて分かりやすく解説していきます。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
取材依頼はお問い合わせから。
インスタグラムでも情報発信中⇒フォローはこちらから。


1. カビが生える原因は?身体に悪いの?

それでは先ず、カビが生える原因と健康への悪影響をご説明します。

1-1. カビが生える原因は?

カビは菌です。生き物です。

空気中に浮遊し広がり、1㎥当りに少なくとも数個、多いと数千個は存在しています。

そして、あらゆるところに付着し、好ましい環境で一気に繁殖します。

カビが好む環境は、以下のようなところです。

  • 高湿度(80%以上)
  • 暖かい温度(20 ~ 30℃)
  • 豊富な栄養源

そして、残念なことに、ヒトの寝床はこの条件を全てクリアしています。

  • 高湿度:寝汗や気化熱(蒸気としての汗)、梅雨
  • 暖かい温度:ヒトの体温
  • 栄養源:剥がれ落ちた皮膚、皮脂、フケ、アカ、ホコリ

そのため、布団の手入れを怠ると、いつカビが発生しても不思議ではない状態なのです。

また、布団が敷きっぱなしの万年床になっていたり、窓や床に結露が発生するような環境だと湿気が布団にたまる一方なので、さらにカビ発生のリスクを高めます。

1-2. 身体への悪影響は?

カビは以下のような悪影響を健康に及ぼす可能性があります。

アレルギーをお持ちの人、身体が敏感な人、免疫力の少ない子供、体力に衰えを感じている人、免疫力の少ない子供は特に注意が必要です。

  • アレルギー疾患
    空気中のカビの胞子を吸い込むことで、気管支ぜんそく、鼻炎、結膜炎などを引き起こすことがあります。「寝室へ行くと喉・鼻の調子が悪くなる」という人は、症状が出ているのかもしれません。
  • 感染症
    カビが身体に取り付くことにより感染症にもなります。最も多いのが「足白癬」で足が白くカサカサになるタイプの水虫です。体内まで侵されると「カンジタ症」などを引き起こします。

そのため、カビを発見したら早めに除去・クリーニングをしましょう。


2. 敷布団のカビを落とす方法

それでは次に、敷布団にカビが生えた場合の対策をご紹介します。

(※ウレタンマットレスは対象外です。)

①自分でカビを除去する4つのステップ

カビの被害がひどくなければ(カビの広がりが一部で、発見が早い場合)、あなた自身でも除去することができます。

以下のものを用意します。

  • 用意するもの
  • 重曹水(水:300ml、重曹:大さじ1~2杯)
  • 消毒用エタノール(70~80%)
  • ティッシュもしくはキッチンペーパー
  • タオル
  • ゴミ袋

そして、以下の4つのステップで除去していきます。

20分もあれば完了します。(※部屋の換気を良くして行いましょう。)

  1. まずは水で湿らしたティッシュで布団表面のカビ菌を取りましょう。カビ菌が飛散しないよう、ティッシュはすぐさまゴミ袋へ。
  2. 次に、漂白剤代わりに重曹水でカビのある箇所を湿らします。2~3分時間をおいてから、たたく様に拭き取ります。
  3. そして次に、カビのある箇所をエタノールで滅菌します。2~3分時間をおいてから、たたく様に拭き取ります。
  4. 干して乾燥させます。生乾きだと、またカビが発生する原因になります。お気をつけください。

カビ取り用洗剤などの方がカビ取り効果は強いと思いますが、素肌に触れる寝具のクリーニングなので、低刺激でより安全性の高い重曹(pH8強)を使用する方法をご紹介しました。

pH濃度目安
pH濃度目安

もしカビの状態がひどい場合、ご自身でカビ取りを行うよりもクリーニング店にお願いする方が良いでしょう。

②自分でできそうにないならクリーニングに出す

カビが思ったより深刻だったり自分でカビ除去をする時間がない人は、クリーニングに出すことをおすすめします。

例えば、こちらのアイクリーンサービスでは、敷布団は1枚5,600円でクリーニングをしてくれ、1,000円追加でカビ取りサービスをしてくれます。

また、クリーニング中の敷布団レンタルサービスもあります。自分でカビ取りをするよりは費用がかかりますが、敷布団が完全にキレイになることを考えるとアリだと思います。

③敷布団を買い換える

あまりにもカビがひどくクリーニングを受け付けてもらえなかったり、そもそも使用期間が長く寝心地が悪くなっているのであれば、買い換えるタイミングと発想を転換しても良いかもしれません。

以下のページで敷布団の選び方(腰・背中をリラックスさせて眠るためのサポート性、キレイに維持するための衛生性、日常生活を楽にするための取扱性)をご紹介しています。是非あわせてご参考にしてみてください。

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ただ、敷布団を新しくするとはいえ、新しい敷布団でも今までと同じような使い方をしていると、またカビを生やしてしまう可能性があります。そこで3章では、敷布団のカビ予防となる事前対策をご紹介します。新しい敷布団の衛生管理のための確認しておきましょう。


3. カビの予防対策

事故や病気は事前に防ぐことが大切です。

こちらでご紹介するカビの予防対策を行っていただければ、寝具のカビとは疎遠になることができます。

3-1. カビ予防対策リスト

先にも言いましたが、カビの原因は「高湿度・暖かい温度・栄養源」です。

これらの要素を少なくするために、以下のリストの対策を行いましょう。

  1. 敷布団は定期的に天日干しをする。乾燥させることでカビの繁殖を防ぎます。汗や汚れも軽減することができます。
  2. 朝起きたら敷布団を押入れにしまう。敷きっぱなしは湿度が敷布団と床の間に熱と湿気が溜まりっぱなしになるので厳禁です。
  3. しまう場所がない場合、少なくとも敷布団をめくっておく。敷布団をめくっておくことで、熱と湿気が溜まりっぱなしになることを防ぎます。
    布団をめくって乾かす
    布団をめくって乾かす
  4. 寝室の換気を頻繁にする。部屋の湿度が高くなる場合は、換気をして湿度を下げましょう。
  5. 敷寝具(ベッド)を壁にくっつけて使わない。壁と接している場合、空気の流通が悪くなりがちです。10cmで良いので隙間をつくりましょう。
  6. たまに敷寝具をひっくり返して使う。同じ面ばかりが寝汗で湿気ることを防ぐために、定期的にひっくり返しましょう。
  7. シーツを頻繁に取り替える。シーツにはカビの栄養源(剥がれ落ちた皮膚、皮脂、フケ、アカ、ホコリ)がたまるので、カビを育てる原因になります。
  8. カビ予防になる寝具アイテムを使う。カビが発生する原因の湿気や栄養源を敷布団・マットレスから減らす働きをします。【3−2】にて詳細をご紹介します。

ご家庭の設計・構造により、風通しの良し悪しが異なります。負担にならないことから対策していきましょう。ある程度対策してたのにカビの被害にあった人は、次に紹介するアイテムを使ってみることをオススメします。

3-2. カビ予防に効果のある寝具アイテム

敷布団(ウレタンマットレスも)カビ予防ができるオススメの寝具アイテムが4つあります。

除湿敷きパッド

敷きパッドは寝汗、皮脂、フケ、アカから敷布団・マットレスを守るため、カビ対策に重要な働きをします。1枚敷いて置くだけで安心です。

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除湿・消臭敷きパッド

自社製品で恐縮ですが、コーミング加工をした高品質な綿100%の敷きパッドです。お菓子の袋の中によく入っている除湿剤のシリカゲルを中材に詰めているため寝汗をとてもよく吸収します。熱帯夜でもカラッと爽やかに眠れます。また、シリカゲルには消臭効果もあるので、汗臭、加齢臭、タバコ臭などもスッキリ除去します。

プロテクター(防水シーツ)

まだあまり知られていない方法ですが、防水のプロテクターを使うのも有効です。

プロテクト・ア・ベッド マットレスプロテクター
プロテクト・ア・ベッド マットレスプロテクター

敷布団の中に寝汗が入っていかないので、敷布団内の湿度が上がりにくくなります。さらに皮膚、皮脂、フケ、ホコリなどの栄養源も敷布団の内部にたまらないので、カビ発生の予防になります。寝汗をよくかく人、フケが出やすい人にとてもオススメです。自社製品で手前味噌ですが、No.1の防水マットレスプロテクター(防水シーツ)と自負しています。

すのこ(すのこベッド)

すのことは、角材の上に薄い板を取り付けたものです。

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折りたたみ床置きすのこベッド

今お使いの敷布団をすのこの上に置くことで、敷布団の底に湿気がたまりにくくなり、カビの予防になります。フローリングに敷布団を直置きしている人にオススメです。とはいえ、すのこがあれば他の対策はしなくて良いというわけではありません。

除湿シート(除湿マット)

除湿シートとは、吸湿性の高い繊維や素材(主にシリカゲル)で作られたシートです。敷布団の下に敷くことで、底にたまりがちな湿気を吸収してくれ、カビの予防になります。

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洗える除湿シート

弊社が開発した除湿シートです。シリカゲル素材を使っているので吸湿だけでなく、汗臭や加齢臭などの消臭効果もあります。2週間に1度は干すようお願いします。除湿シートにも「吸った湿度を吐き出させる」時間が必要なのです。敷布団の下に敷きっぱなしだと、除湿シートにもカビが生えるのでお気をつけください。


最後に

自分でクリーニング、クリーニング店に出す、新しく買い替える、あなたの敷布団の状況に合わせて対策を行いましょう。

もし、新しく敷布団を買い直す場合は、予防対策をしっかり行いましょう。

二度とカビ被害に合わなければ幸いです。

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