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【知らなきゃ大損】マットレス選びであったみんなの失敗談16選

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おはようございます。

睡眠健康指導士の加賀照虎です。

今回は「マットレス選び みんなの失敗談16」というテーマでお話ししていきます。

マットレスを購入してから、「使い勝手が悪い」「寝心地が合わない」といった失敗をされる方は意外と少なくありません。ひどいケースだと、数万円から十数万円も払ったマットレスがまったく使えなくなってしまうことも……。

当ブログを読んでくださっている皆さんには、ぜひそういった失敗を避けていただきたいと思っています。

よく言われるように、「成功を手に入れるには成功者の話を聞くよりも、失敗談をよくかみしめて同じ轍を踏まないことが大切」です。

一度読んでいただければ頭に入りやすい内容だと思いますので、ぜひ今回も最後までご覧になってくださいね。

(動画での説明を加えました!)

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
取材依頼はお問い合わせから。
インスタグラムでも情報発信中⇒フォローはこちらから。


マットレス選びであったみんなの失敗談16選

それでは1つずつ紹介していきます。

1.高価なマットレスを買ったのにすぐへたった

これは非常によくある失敗談です。

マットレス選びでは、素材のスペックを確認しないと、値段は高いのに品質が高くないものを買ってしまうことがあります。マットレスの耐久性は以下のように決まります。

  • ノンコイルマットレスの場合:素材の密度
  • コイルマットレスの場合:コイル線材の品質 + コイルの上の詰めもの素材の密度

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購入前には、以下の2点をしっかり確認してみてください。

  1. 耐久性は十分か
  2. 価格に見合った品質か

また、使用環境によってマットレスの寿命は変わります。適切な使い方については後ほども触れますので、ぜひ参考にしてください。

2. 両面仕様のマットレスを買ったが片面しか使っていない

表も裏も使える両面仕様、とくにコイルマットレスによくあるケースです。

寝心地を変えられたり、定期的にひっくり返すと長く使えるメリットはありますが、「ひっくり返すのが重くて大変」というお声が非常に多いんですよね。

たとえば、厚み30cmの両面仕様ポケットコイルマットレス(シングルサイズ、コイル数800個前後)であれば、重量は30kg前後。クイーンサイズともなると50kg以上にもなります。

こんなに重いと、なかなか裏返す気になりませんし、腰を痛めるリスクもあります。私自身、試そうとして腰を痛めた経験があるほどです。

おすすめとしては、片面仕様で素材の品質にこだわったマットレスを選ぶことです。

そのほうが扱いやすく、ベッドメイキング時の負担も軽減します。

3. マットレスと引っ越し先の寝室の相性が悪かった

こちらも分厚いマットレスによくある話です。

引っ越しのときに運ぶ手間や費用がかさむだけでなく、引っ越し先の部屋に合わないサイズになってしまう場合があります。

例えば、郊外の10畳の寝室では高さ60cmくらいの大きめベッドマットレスでも問題なかった。しかし、都市部の7畳の寝室に引っ越したら圧迫感がすごくて後悔、などのようなケースです。

常に広い部屋に住める方はいいですが、そうでないなら、マットレスの厚みは25cm以下、ベッド高が40cm前後になるように、高すぎず低すぎずを意識したほうが無難です。

4. 子供ができたらベッドが邪魔になった

これから同棲を始めるカップルや、結婚を控えている方にはとくに知っておいていただきたいポイントです。

夫婦で一緒に暮らし始めると、いろいろ家具をそろえるかと思いますが、ベッドとマットレスはすぐに買わずに一旦保留するのも手です。

以下のような理由です。

  • 子供が生まれたら「ベビーベッドを使えばいいか」と思っていても、実際には添い寝がメインで、ベビーベッドをほとんど使わないことが多い
  • いざ一緒のベッドで寝るとなると、転落などの危険もあり、「ベッド、邪魔だな…」と思うようになる

そこで、マットレスを床に直置きして子供と一緒に寝るスタイルがおすすめです。費用もかからないですし、子供が大きくなってからベッドを購入しても遅くありません。

ただ注意点として、床で寝る場合、小物が落ちていると子供が口に入れる危険があります。部屋を常に清潔に保ちましょう。

5. マットレスを捨てようとしたら地域では捨てられず、業者処分になった

コイルマットレスに多い失敗談です。

意外と知られていませんが、コイルマットレスは自治体によっては「適正処理困難物」に指定されていることがあります。その結果、粗大ゴミでは出せず、業者に依頼しなければいけない地域も増えているんです。

  • 粗大ゴミとして出せる自治体:費用は2,000円弱
  • 粗大ゴミ禁止で業者依頼が必要な自治体:費用は2万円弱

2万円あれば、そこそこの寝具を新調できてしまいますから、処分費にかかる出費は痛いですよね。最近はこのルールを採用する自治体が増えています。たとえば、栃木県宇都宮市、千葉県八街市、大阪府河内長野市など。

対策としては、コイルマットレスを買う前に「コイルマットレス お住まいの自治体 処分方法」と検索することです。また、将来的に不安がある場合は、ノンコイルマットレスを検討することをおすすめします。

6. マットレスを汚してしまった・ダニを発生させてしまった

買い揃え方・使い方の話です。

失敗の原因は、マットレスに直に寝ているケースがほとんど。

  • マットレスに汗や皮脂が染みこみやすくなる
  • ダニやカビの発生リスクが高まる
  • 耐用年数が短くなる
  • ポリエステル側生地が肌に直接触れて蒸れやすい

  結論:マットレスには「パッド」「シーツ」と合わせて寝るのが必須。「マットレスを買う」ではなく、「マットレス + パッド + シーツの一式」を揃える発想が大事です。

7. 見栄えを重視しても意味がなかった

マットレスの側生地(ジャカード織など豪華なデザイン)にお金をかけても、最終的にはパッドやシーツをかけてしまうので、ほとんど見えません。

もちろん高級な側生地は気分も上がりますが、優先度はかなり低めで大丈夫です。

8. 高通気マットレスにカビを生やしてしまった

ファイバー素材やコイルマットレスなど、通気性に優れたマットレスであっても、お手入れを怠るとカビが生えます。過信してはいけません。

下記のことを怠らないようにしましょう。

  • マットレス下に除湿シートを敷く
  • マットレス上にはパッドとシーツを重ねる
  • こまめな風通し
  • お掃除

9. 割高な限定モデルのマットレスを買ってしまった

マットレスには「定番品」「限定モデル」があります。

定番品はメーカーの看板商品で全国の家具店で購入できますが、限定モデルは特定のチェーン店などだけで販売されるタイプ。

  • 良い限定モデル:定番品を改良している
  • 割高な限定モデル:定番品とほぼ同じ仕様なのに、相見積もりを取られないよう少しだけ仕様を変えて高く売っている

対策としては、割高な限定モデルは避けること。定番品か、もしくは本当に性能がアップしているかどうか、しっかり確認しましょう。

10. マットレスが狭すぎて夫婦喧嘩になった

ダブルサイズは名前こそ「ダブル」ですが、実は二人で寝るには少し狭めです。

寝相によってはお互いの睡眠を妨げ合い、些細なことで衝突の火種に……。二人で寝るなら、クイーンサイズ以上を検討しましょう。

11. マットレスに対応するシーツやパッドがない

  • 子供用のショートサイズやセミシングル
  • 大人用のワイドダブルやワイドクイーン

こういった特殊サイズは、シーツやパッドの取り扱いが少なく、そろえるのが大変になる場合が多いです。もし購入する際は、必ず同時に対応サイズの寝具がその場で買えるか確認しましょう。

12. マットレスがベッドに収まらなかった

マットレスとベッドフレームには23cmほどの誤差がある場合があります。

シングルサイズ同士でも、メーカーによっては内寸が合わず、フレームにマットレスが収まらないことが稀にあるんですね。

そこで対策として、別メーカー同士でマットレスとベッドを買う場合は、ベッドフレームの内寸を必ず確認しましょう。

13. マットレスの見栄えがちんちくりんになってしまった

マットレスの厚みとベッドのヘッドボードの高さやデザインのバランスを考えないと、ヘッドボードが隠れ過ぎたり、逆に露出しすぎてしまうことが。

見た目がイマイチになりがちです。

絶対に、購入前にお店のスタッフに「ヘッドボードとマットレスの厚みのバランス」について相談するようにしましょう。

14. マットレスとベッドの相性が悪くて使い勝手が悪い

  • 収納ベッド:ベッド下が収納スペースならマットレスは薄め→高さが上がりすぎない
  • フロアベッド:マットレスは厚め→ベッド高が低くなりすぎず、ホコリ対策にもなる

マットレスをベッドフレームに載せたときのベッド高を考慮して選びましょう。

15. 床の硬さを感じて腰が痛くなった

床にマットレスを敷いて寝ること自体は悪くないのですが、マットレスが薄すぎると「底付き」して腰などを痛める恐れがあります。

とくに体重が重めの方は、ある程度の厚みがないと厳しいです。自分の体重・体格に合わせて必要最低限以上の厚さを確保してください。

16. 体型をもとにマットレスの硬さを選んだら合わなかった

マットレスの硬さは、体型だけでなく、寝姿勢慣れ親しんだ硬さも考慮して選びましょう。

  • がっしり体型:柔らかすぎると沈み込みすぎ→硬めが合いやすい
  • 痩せ型:硬すぎると圧迫感→柔らかめが合いやすい
  • 仰向け派:面積が広いので、やや硬めが合いやすい
  • 横向き派:面積が狭いので、やや柔らかめが合いやすい
  • 慣れ親しんだ寝心地:あまりにも大きく変えると違和感が出やすい

たとえば、「硬めに慣れた細身の人が仰向けで寝る」→「本当は柔らかめがいい」と一概には言えません。急に大きく硬さを変えず、やや硬めから普通くらいを試してみてください。


まとめ

以上、マットレス選びの失敗談16をお届けしました。

どれも実際によくある失敗例で、何万円もするマットレスで後悔しないために、「避けるべきポイント」としてぜひ頭に入れておいてください。

もし、あなたが経験したマットレス選びの失敗談がありましたら、ほかの方の参考にもなるので、ぜひコメント欄でシェアしてくださいね。

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