ダニ

セール情報

・【防水・防ダニ】Protect-A-Bed マットレス・掛布団プロテクター 10%OFF(12月2日まで)
・【寝心地UP×ダニ対策】除湿•消臭敷きパッド  10%off(12月2日まで)

イエダニに刺されたときの症状と駆除方法まとめ

※ダニの原因から症状、布団・マットレスなどの対象別の対策をこちらのページ「これで絶滅!ダニの発生原因、症状、駆除、予防の総まとめ」で徹底解説しています。寝具にもダニがいると考えられるなら是非あわせて参考にどうぞ。

イエダニ被害は昔に比べればかなり減りました。

とはいえ、昔ながらの住宅や飲食店などのある市街地では、ネズミが生きやすい環境であるため、少ないながらもイエダニ被害はまだなくなっていません。

また、イエダニは吸血性であるため、布団に多くみられるツメダニよりも被害は深刻です。

そこで本日は「イエダニに刺されたときの症状と駆除方法まとめ」をご紹介します。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
取材依頼はお問い合わせから。
インスタグラムでも情報発信中⇒フォローはこちらから。


1. イエダニに刺されときの症状

実のところ、イエダニは人を刺すのではなく、吸血をするのです。そのため、ツメダニに刺されるよりもかゆみは酷くなります。

また、場合によっては、皮膚炎などの感染症を起こすこともあります。市販薬を塗るだけでは、炎症を完全に抑えることは困難なので、病院で専門医に診てもらうことをおすすめします。

1−1. イエダニ?チリダニ?サイズと色でチェック

とはいえ、自分が見ているダニが本当にイエダニなのか、はたまた他のダニなのか分からないと思います。

家庭で発生することの多い、チリダニやイエダニと比較するとわかりやすいです。

 チリダニツメダニマダニノミ南京虫
被害の
多い箇所
人を刺し咬みしないが、
アレルギーの元となる
露出していない柔らかい箇所
(腹周り、ふともも)
手足などの露出している箇所屋外ではすねを中心とした脚、
屋内では腕・体など
手足などの露出している箇所
刺咬跡1つの刺し跡1つの吸血跡1つの刺し跡2つの刺し跡
大きさ成虫で0.3mmのため
肉眼での確認はほぼ不可能
成虫で0.5~0.8 mmのため
肉眼での確認は困難
成虫で3~4mmだが
吸血後は1cmになることも
成虫で2~3mmの大きさ。
ぴょんぴょん跳ねる
成虫で5~8mmなので目
を凝らせば肉眼で把握できる
乳白色淡黄~オレンジ焦げ茶~黒赤茶~茶赤茶
症状死骸や糞などから
アレルギー症状を引き起こす
刺されてから5~8時間で
腫れ始め2日目にピーク
吸血に気づかず、
後日感染症を起こすことも
刺されてから1~2日後に
腫れ始める
刺されてから一週間前後で
腫れ始める

イエダニは大きければ1mmほどのサイズに達するので、ギリギリ肉眼で見ることも可能です。

そして、薄い赤茶色ベースに茶色の縞模様の色が特徴的です。詳細な姿が確認したい方は、イエダニの学名(Ornithonyssus bacoti)で画像検索をしてご確認ください(閲覧要注意)。

1−2. イエダニが発生する場所と時期とは

ネズミに寄生して生きるイエダニは、ネズミの住処に巣を作りそこで生活をします。

そして、繁殖時期は、空気が湿っぽくなる6~9月にかけてです。

イエダニもトリサシダニも巣で待機していることが多いので、家のそばにネズミの巣があると小ネズミが巣だった後に被害を受ける(年5~6回)し、、、

(引用:ダニのはなし 島野智之 高久元 編)

よく誤解がありますが、イエダニは好き好んで人を吸血しているわけではありません。

基本的には、夜間、ネズミを吸血して生きているのです。人を吸血するのはたまたまの、偶発的なことなのです。

1−3. イエダニの駆除方法

イエダニを駆除するなら以下の2通りです。

  • 天井裏を燻煙剤で一掃
  • ネズミの住処の退治

ネズミは天井裏を住処とすることが多いので、バルサンなどの燻煙剤でネズミを追い払いつつ、イエダニを退治することができます。また、天井裏以外に、特定の箇所にネズミが巣を作っているのなら、その住処ごと退治しましょう。ネズミを追い払うことができれば、イエダニも徐々にいなくなると考えられます。


最後に

イエダニ被害の症状から退治の方法までご理解いただけていれば幸いです。

世界の一流ホテルが採用するダニ対策シーツとは

世界の一流ホテルが採用する
ダニ対策シーツとは

こんなことでお困りではないでしょうか

  • 寝ているとむずむずする···
  • ダニに刺されて痒い···
  • アレルギーで症状が出ている···

ダニのせいで睡眠の質を下げるなんて勿体ないです。

米国で開発され、世界の一流ホテルが採用する
ダニ対策シーツであなたにもホテルの寝心地をお届けします。

SNSでもご購読できます

コメントはこちらからどうぞ

  1. こんにちは。
    ダニの季節、加賀さんの記事がとても参考になります。

    ひとつ質問ですが、記事に
    「ワンコインでほぼ100%退治、コインランドリーで高温乾燥」と書いていらっしゃいますが、コインランドリー乾燥機に対応している敷布団というのはあるのでしょうか。

    調べたところ、洗える敷布団として売られているものはほぼ全て「タンブラー乾燥は避けてください」との注意書きが。コインランドリー洗浄はOKでも、タンブラー乾燥がNGでは生きたダニの退治には効果的ではないですよね。

    この記事のように私も敷布団のタンブラー乾燥をしたいので、

    ・タンブラー乾燥にも対応している敷布団で今も販売されているものをご存知でしたら教えてください。(カラリランドリーという商品は見つけましたが、もう売り切れのようです。)
    ・もしタンブラー対応していると明記されていなくても、タンブラー乾燥はお避けください、とも明記していない敷布団があるならば、そしてそれがキルティング加工してあれば、タンブラー乾燥してみようかと思います。その場合、コインランドリー洗浄に適している材質であるポリエステル100%は高温乾燥機にかけても大丈夫なのでしょうか。それともポリは洗えても熱には弱いのでしょうか。
    洗えて高温乾燥もできるおすすめの敷布団はありますか?

    ツメダニの高温退治にぜひ敷布団のタンブラー乾燥をやりたいです。
    よろしくお願いします!

    1. ダニーボーイ様

      ご質問ありがとうございます。
      おっしゃられる通り、敷布団でタンブラー乾燥が出来るものはかなり限りられます。
      私が以前、見ていたものもすでになくなっていました。
      タンブラー乾燥が出来ない理由としては、中綿がダマになったり、よれたり、吹き出したりする可能性があるからです。

      お話を聞いた限り、これからダニ対策向いた敷布団を買おうと思っていらっしゃるところでしょうか。
      それでしたら、60℃以上の温度で洗濯可能なものから選んでみてはどうでしょうか。
      乾燥機でなく洗濯機でも60℃以上の温度であればダニを死滅させることが出来ます(むしろ同時にダニアレルゲンを洗い流すことが出来ます)。

      もしくは高反発ウレタンマットレスや高反発ファイバーマットレスですね。
      こういったマットレスは綿の使用が少ないので、ダニが発生しづらいです。

      ご参考になっていればと存じます。
      どうぞよろしくお願いいたします。
      加賀照虎

  2. 加賀照虎様

    わかりやすい回答をありがとうございました!

    なるほど、ではまずは60°Cで洗濯可能な敷布団を探してみます。ただその場合は、乾燥は天日干しになると思うので、生乾きで寝ないでいいようになるべく早く乾く薄めのものを買った方がいいでしょうかね。

    ところで、加賀さん回答を読むと私の寝具はどちらかというとダニ繁殖には適していないもののようですが、それでも毎晩2、3か所はイエダニに刺されています。なぜなのでしょう。

    私はフローリングに除湿シートを敷いて、ハードタイプ凸凹ウレタンの体圧分散マット、さらにその上に高反発ウレタンと低反発ウレタンの2層構造マットレス、一番上に敷きパッドを敷いています。2種類のマットレスを使うのは、体圧分散マットがへたってきて、それだけでは朝に肩が痛くなるからです。マットレスは両方、毎日部屋に立てかけて置いてあり、押し入れなどには入れていません。

    敷きパッドや枕カバーは週に1回洗います。天日干しの後、10分ほど家庭用乾燥機で熱での退治もしています。

    ウレタンはダニが住みにくい、とのことでしたが、いまだに毎日刺されてしまうのは何がいけないのでしょうか。夏だけはダニ対策を万全にできる敷布団、つまり丸ごと洗えるものを新しく買う以外に解決法がないような気がして、先日のコメントを送らせてもらった次第です。

    ところで、ウレタンは丸洗いすると完全に乾燥させるのはとても大変ですよね。ファイバーマットレスはまだ試したことごないのですが、カバーだけでなく中芯まで洗えてすぐ乾くものもあるようなので、その方がダニ退治には確実な気がするのですが‥。

    というわけで、
    1 高温で洗える敷布団+天日干し
    2 ファイバーマットレス
    のどちらかを購入して、何年も悩んできた夏のダニ刺さされから早く解放されたいです。

  3. 加賀照虎様

    わかりやすい回答をありがとうございました!

    なるほど、ではまずは60°Cで洗濯可能な敷布団を探してみます。ただその場合は、乾燥は天日干しになると思うので、生乾きで寝ないでいいようになるべく早く乾く薄めのものを買った方がいいでしょうかね。

    ところで、加賀さん回答を読むと私の寝具はどちらかというとダニ繁殖には適していないもののようですが、それでも毎晩2、3か所はツメダニに刺されています。なぜなのでしょう。

    私はフローリングに除湿シートを敷いて、ハードタイプ凸凹ウレタンの体圧分散マット、さらにその上に高反発ウレタンと低反発ウレタンの2層構造マットレス、一番上に敷きパッドを敷いています。2種類のマットレスを使うのは、体圧分散マットがへたってきて、それだけでは朝に肩が痛くなるからです。マットレスは両方、毎日部屋に立てかけて置いてあり、押し入れなどには入れていません。

    敷きパッドや枕カバーは週に1回洗います。天日干しの後、10分ほど家庭用乾燥機で熱での退治もしています。

    ウレタンはダニが住みにくい、とのことでしたが、いまだに毎日刺されてしまうのは何がいけないのでしょうか。夏だけはダニ対策を万全にできる敷布団、つまり丸ごと洗えるものを新しく買う以外に解決法がないような気がして、先日のコメントを送らせてもらった次第です。

    ところで、ウレタンは丸洗いすると完全に乾燥させるのはとても大変ですよね。ファイバーマットレスはまだ試したことごないのですが、カバーだけでなく中芯まで洗えてすぐ乾くものもあるようなので、その方がダニ退治には確実な気がするのですが‥。

    というわけで、
    1 高温で洗える敷布団+天日干し
    2 ファイバーマットレス
    のどちらかを購入して、何年も悩んできた夏のダニ刺さされから早く解放されたいです。

    1. ダニーボーイ様

      返事が遅れてすみません!
      かなり万全に対策をされていらっしゃるんですね。
      その上で、毎晩二、三箇所刺されていると考えると、
      ウレタンマットレスの側生地のほうにダニがいたりとか、
      もしかすると、部屋の他の部分にもダニがいるのではと考えられますね。

      おっしゃる通り、マットレスごと全て洗えるファイバーマットレスが一番ダニ予防になります。
      側生地は洗濯して、ファイバーのほうには強めのシャワーを当てればほとんど洗い流せるはずですので。
      ただ、ファイバーマットレスは硬いので、硬めの寝心地がということでしたら、
      ファイバーマットレスと、高温洗えるやや厚めのベッドパッドを併用されると良いかと思います。

      それでもまだダニに刺されるっていうことでしたら、カーペットやソファ、ぬいぐるみなど、
      部屋にある他のものを疑ってみると良いかもしれません。
      加賀照虎

コメントを残す

*

快眠タイムズ