敷布団と高反発マットレスの違いやメリット|寿命を伸ばすお手入れ方法も解説

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敷布団と高反発マットレスの違いやメリット|寿命を伸ばすお手入れ方法も解説

こんにちは、加賀照虎です。

  • 「高反発マットレスと敷布団どっちにしようかな」
  • 「寝心地って違うのかな」

などと迷ってはいないでしょうか?

高反発マットレスとはいっても三つ折り形状で敷布団のような見た目のものもあるため、どちらを選ぼうか比較検討されている方が多くいらっしゃいます。

しかし、見た目が似ているとはいえ、それぞれ特徴や使い勝手、寝心地が異なるため、どちらが自分自身に合っているかしっかりと吟味して選ばなければなりません。

そうでないと後々、不満を感じることになりかねません。

そこで本日は、

  • 高反発マットレスと敷布団の特徴
  • 3つのケース別の使い勝手の違い
  • 【素材別】高反発マットレスと敷布団の寝心地の違い

などについて解説していきます。ぜひ参考にしてください!

※高反発マットレスの種類別の特徴、スペックを比較した選び方などついてこちらのページ「高反発マットレスおすすめ3選|最適なマットレスを選ぶ方法や注意点も解説」で徹底解説しています。より網羅的なマットレス選びの情報をお探しでしたらあわせてご参考にしてください。

1. 【高反発マットレスvs敷布団】特徴の違いとは

そもそもですが、高反発マットレスもしくは敷布団で考えるのではなく、下記のような3通りから考えることをおすすめします。

  • 敷布団を床の上で使うケース(敷布団)
  • 高反発マットレスを床の上に直に置いて使うケース(ノンコイル薄型マットレス)
  • 高反発マットレスをベッドの上で使うケース(ノンコイルベッドマットレス)

そして、それぞれのケースの特徴と使い勝手は以下のようになります。

敷布団 ノンコイル
薄型マットレス
ノンコイル
ベッドマットレス
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厚み 5~10cm前後 7~10cm前後 15~25cm前後
重量 3~6kg前後 4~7kg前後 10~20kg前後
寝心地
耐久性
揺れ&音
使用環境 床&ベッド ベッド
手入れ
クリーニング × ×
処分
価格

それでは次に、細かく説明していきます。

1-1. 敷布団を床の上で使うケース

敷布団はコンパクトで手軽に扱えるのが最大の特徴です。

ただ、毎日押入れから出し入れするのがとても手軽で便利ですが、それができない面倒くさがりな方には不向きです。というのも、布団を敷きっぱなしにしているとカビが生やしてしまいますし、少なくとも2~3日に1度は陰干しをしないとへたってしまい寝心地が悪くなるからです。

1-2. 床で高反発マットレスを使うケース

高反発マットレスを床に直置きして使うのは、コストを抑えつつ手軽に扱えることが大きなメリットです。そして、一般的には敷布団よりもサポート性があり寝心地が良いです。

また、子供がベッドから転落する不安がなくなるのも嬉しいところです。子供を持つことを考えている方にはベッドはおすすめできません。実際、我が家の子供部屋では、高反発マットレスを床に並べて寝ています。

さらに、敷布団と比べて良い点が、手入れが少なくて済むところです。2~3週に1度で良いので高反発マットレスの裏面に空気が触れられるように壁に立て掛けるだけで干す作業が済むからです。

1-3. ベッドで高反発マットレスを使うケース

見栄えがよくこまめな手入れが不要なため日々の満足度は高いです。

ただ、ベッドフレームが必要になるため割高になりますし、引越しの時の費用も嵩みがちです。とはいえ、高反発マットレスは圧縮梱包されているものが多いので、スプリングマットレスよりは低コストで搬入できますし、設置も手軽にできます。

高反発マットレスや敷布団を床で置いて使うケースと比べると、ベッドを置くことによるデッドスペースを考慮しなければなりません。寝室がある程度広いことが前提となります。また、ベッドフレームの種類(ロフトベッドなど)によっては、収納スペースを増やすことができるメリットもあります。





ローベッド フロアベッド ステージベッド 脚付きベッド スチールベッド パレットベッド
low-bed1 Floor-Bed Stage-Bed bed-with-legs1 steel-bed1 pallet-bed1




引き出し収納付きベッド チェストベッド 跳ね上げ式ベッド ロフトベッド
bed-with-drawer1 chest-bed1 flip-up-bed1 loft-bed1



ソファベッド 脚付きマットレスベッド 折り畳みベッド 電動ベッド 床置きすのこ 畳ベッド
sofa-bed1 mattress-bed1 foldable-bed1 movable-bed1 sunoko1 tatami-bed1





ダブルクッションベッド ウッドスプリングベッド マルチポイントベッド
double-cushion-bed1 wood-spring-bed1 multi-point-bed1





連結ベッド 二段ベッド 親子ベッド システムベッド
connect-bed1 bunk-bed1 parent-and-child-bed1 system-bed1

2. 【高反発マットレスvs敷布団】寝心地の違いとは

寝心地を説明するには高反発マットレスと敷布団をそれぞれ種類別に分けなければなりません。

代表的な2種類の高反発マットレス(高反発ウレタンマットレスと高反発ファイバーマットレス)と、3種類の敷布団(ポリエステル敷布団と木綿敷布団、羊毛敷布団)の合計5種類に分けて寝心地を比較すると、以下のようになります。

種類 体圧分散性 サポート性 通気性 吸湿性 手入れ
マットレス 高反発ウレタン
高反発ファイバー
敷布団 ポリエステル
木綿
羊毛

あくまでそれぞれの平均的なものの寝心地を表しています。それでは次に、それぞれの寝心地を個別に説明していきます。

2-1. 高反発ウレタンマットレスの寝心地

高反発ウレタンマットレスの寝心地は申し分ないです。

厚みが10cm以上あれば体の大きな人でも底つき感があることはまずないです。凸凹プロファイルカット加工がされていれば体圧分散性も良くなるので、寝心地が硬くて腰が辛く感じられることも少なくなります。

ただ、通気性はあまりよくありません。これはウレタンフォームの特性上避けられないことです。そのため、側生地にポリエステルではなくレーヨンやテンセル™などが使われているものを選んだり、敷きパッドを併用するなど、蒸れ対策をすることをおすすめします。詳しくは以下のページをご参照ください。

関連記事:高反発ウレタンマットレスの選び方とおすすめ|メリット・デメリットも解説

2-2. 高反発ファイバーマットレスの寝心地

高反発ファイバーマットレスは素材の特性上硬めな寝心地です。

その上、ウレタンフォームのように凸凹のプロファイル加工を施すことが出来ず、面で支える構造となるためかなりしっかりとした使用感になります。低品質なものだと体圧分散性が悪いので注意が必要です。

硬すぎるマットレス
硬すぎるマットレス

体圧分散性にやや難はあるものの、通気性の良さと水洗いのしやすさが各種マットレス・敷布団の中でもピカイチです。また、ほぼ湿気ることがないためダニが発生することもほとんどありません。衛生面を最重要視される方にはおすすめできる高反発マットレスです。詳しくは以下のページをご参照ください。

2-3. ポリエステル敷布団の寝心地

一般的なポリエステルわた敷布団はサポート性とへたりやすさの観点からおすすめ出来ません。

特に、厚みのあるものでないと底つき感が生じやすいので注意が必要です。

底つき感のイメージ
底つき感のイメージ

また、ポリエステル素材は吸湿性がないので、寝ているときに背中に蒸れを感じやすいです。このようにあまり寝心地に優れたものではありませんが、価格は全マットレス・敷布団の中でもピカイチで安いです。詳しくは以下のページをご参照ください。

関連記事:ポリエステル敷布団の特徴と、知っておきたいQ&A

2-4. 木綿敷布団の寝心地

日本人の心の琴線に触れる伝統の木綿布団です。

ふかふかの寝心地で吸湿性にすぐれるため快適な寝心地です。ただ、必ず2~3日に1度は日陰干しをしなければなりません。そうでないとふわっとした木綿わたが潰れたままになり寝心地が悪くなります。また、湿気った木綿わたはダニの格好の繁殖地となることからもこまめな手入れが出来る方にのみおすすめです。

ダニ・カビ繁殖三大原因 発生源
温度 temperature
  • 人の体温
  • 気候
湿度 humidity
  • 寝汗
  • 気候
  • 結露
エサ foods
  • 剥がれ落ちた皮膚
  • フケ
  • 皮脂

詳しくは以下のページをご参照ください。

関連記事:木綿(綿/コットン)敷布団の特徴と知っておきたいQ&A

2-5. 羊毛敷布団の寝心地

羊毛は木綿やポリエステルと比べて弾力性に優れています。

そのため、弾力性にすぐれたより快適な寝心地です。また、吸湿性も十分にありますし、吸った湿気を発散する性質も持ち合わせているので、乾きが早く取り扱いが手軽です。厚みが10cm前後のものであれば底つき感がほとんどなく快適に寝られます。詳細は以下のページをご参照ください。

関連記事:比較でよく分かる!羊毛(ウール)敷布団の特徴と知るべきQ&A

3. 高反発マットレスの上に敷布団を重ねるのは非推奨

もしかすると「今使っている高反発マットレスが硬すぎるから敷布団を上に重ねようかな」とお考えではないでしょうか?

そのような場合は、高反発マットレスの上に敷くことを目的に作られているベッドパッドやマットレストッパーを上に敷くことをおすすめします。

敷きパッド ベッドパッド ベッドシーツ トッパー プロテクター
画像 shiki-pad1 bed-pad1 bed-sheet1 mattress-topper1 mattress-protector1
役割
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • マットレスの汚れ防止
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • おしゃれ
  • 体圧分散改善
  • マットレスの
    汚れ防止
厚み 1~2cm前後 3~4cm前後 5mm前後 3~5cm 5mm前後
温湿度調整 ×
汚れ防止
洗濯 ×
体圧分散性 × ×

利用用途に適したものを使わないと、寝心地が柔らかくなりすぎたりする恐れがあるからです。

マットレストッパーに適切な厚みは何cmくらいなのか、マットレスの上にどの順番で敷けばいいかなど、以下のページで説明しているので参考にしてください。

関連記事:奇跡の復活!マットレストッパーおすすめ9選と正しい使い方

4. 敷布団・マットレスそれぞれのメリット・デメリット

ここまで高反発マットレスと敷布団について解説しましたが、ここからは敷布団とマットレスについて紹介します。敷布団とマットレスはそれぞれ異なる特徴とメリット・デメリットがあります。自分の生活環境や体格に合った方を選ぶことで、快適な睡眠と寝具の長寿命化を両立できます。

比較項目 敷布団 マットレス
通気性 △(湿気がこもりやすい) ◎(ファイバー素材などは特に通気性が高い)
体圧分散性 △〜◯(厚み・中材次第) ◎(高反発・ポケットコイルなど構造が多様)
収納性 ◎(折りたたんで押入れに収納可能) △(厚みがあるため収納しにくい)
重量 軽く扱いやすい やや重く、移動や陰干しに手間がかかる
耐久性 約3〜5年 約7〜10年
価格帯 安価(5,000〜20,000円程度) 中価格〜高価格(20,000〜100,000円前後)

コンパクトさ・取り回しやすさ重視の場合は、敷布団がおすすめです。また、睡眠の質・腰痛対策・体圧分散性重視の場合は、マットレスを選びましょう。

5. 敷布団とマットレス、どちらが自分に合っているのか?

敷布団とマットレスは、どちらが優れているというよりも、体格・寝姿勢・使用環境に合わせて選ぶことが重要です。ここでは、体型や寝方のクセ、そして生活スタイル別に最適な選び方を解説します。

5-1. 体格・寝姿勢で選ぶ

5-1-1. 体格による選び方

  • 体重が軽い方・女性・子ども
    柔らかめの敷布団や中反発タイプでも十分に支えられます。特に軽い体重の方は、硬すぎる寝具を選ぶと肩や腰が浮きやすくなり、血行不良の原因になることもあります。

  • 体重が重い方・男性・筋肉質体型
    高反発マットレスや密度の高いウレタン素材が最適です。弾力性と体圧分散性に優れており、腰や背中への沈み込みを防いで正しい寝姿勢を保てます。

体格に合わない寝具は、寝返りがしづらくなり疲労が取れにくくなります。寝具の硬さは「仰向けで寝たときに腰が沈みすぎない程度」を目安に選ぶと良いでしょう。

5-1-2. 寝姿勢による選び方

  • 仰向け寝中心の方
    高反発マットレスや硬めの敷布団がおすすめです。背骨がまっすぐ保たれ、腰への負担を軽減できます。

  • 横向き寝中心の方
    肩や腰のカーブにフィットする「中反発」または「ゾーニング構造(部位ごとに硬さを調整)」の寝具を選ぶと良いでしょう。また、体の側面を優しく支え、肩や骨盤への圧迫を防ぎます。

  • うつ伏せ寝が多い方
    柔らかめの敷布団だと呼吸がしづらくなるため、やや硬めのマットレスが理想。体の沈み込みを防ぎ、首や腰の反りを軽減します。

5-2. 使用シーンで選ぶ

寝具選びは寝心地だけでなく、生活スタイルや部屋の環境にも左右されます。用途に合わせて、敷布団・マットレスのどちらが便利か見ていきましょう。

5-2-1. 一人暮らし・ワンルームの場合

三つ折りマットレスや軽量敷布団がおすすめです。収納性・通気性・価格のバランスが良く、限られたスペースでも扱いやすいです。床に直置きする場合は、除湿シート+すのこベースの併用で湿気を防ぎましょう。

5-2-2. 来客用として使う場合

コンパクトに畳める敷布団が最適です。押入れやクローゼットに収納でき、出し入れがスムーズです。防ダニ・抗菌加工のあるタイプを選ぶと衛生的です。

5-2-3. 家族で並べて使いたい場合

セミシングルの敷布団やマットレスを2枚並べるとクイーンサイズ相当になります。連結ベルトやスキマパッドを使用すると、隙間を気にせず広く快適に使えます。

5-2-4. 湿気の多い部屋・梅雨時期

通気性の高いファイバー素材のマットレスがおすすめです。内部が空洞構造のため、熱や湿気をためにくく、カビ対策にも効果的です。

5-2-5. 腰痛対策を重視したい場合

高反発ウレタンマットレスを選びましょう。体圧をバランスよく分散し、自然な寝姿勢を維持します。寝返りのしやすさとサポート力の両方を求める人に最適です。

6. 敷布団とマットレスの寿命とお手入れ方法

敷布団もマットレスも、正しいお手入れを続けることで快適さと耐久性を大きく維持できます。どちらも「通気」「湿気対策」「ローテーション(使う向きを変える)」が寿命を延ばすカギです。それぞれの特徴とお手入れポイントを確認しておきましょう。

6-1. 敷布団の寿命とお手入れ

一般的な敷布団の寿命は3〜5年程度です。特に木綿やポリエステル素材は、使用頻度や湿気の影響で中綿のヘタリ・ダニの繁殖・カビが早く起こる傾向があります。

寿命が近いサインとしては以下があります。

  • 寝ても腰が沈み、床の硬さを感じる
  • 敷布団を干してもふんわり感が戻らない
  • 変色や臭いが残る

こうしたサインが見られたら、買い替えや打ち直し(中綿の再生加工)を検討しましょう。

敷布団のお手入れ方法としては、以下を参考にされてください。

  1. 陰干し(週1回)で湿気を逃がす
    風通しのよい場所で2〜3時間干すことで、内部の湿気を除去できます。直射日光は生地の劣化や変色の原因になるため、陰干し推奨です。
  2. 除湿シートを併用して湿気対策
    床に直接敷く場合は、マットの下に除湿シートを敷きましょう。湿気吸収タイプや色変化で再利用の目安が分かるタイプがおすすめです。
  3. カバー・シーツの定期洗濯(週1回程度)
    汗や皮脂の汚れはダニの原因になるため、抗菌防臭加工のカバーを使うと衛生的です。
  4. 収納時はしっかり乾燥させる
    押入れにしまう前には、完全に乾燥させてから収納。防湿剤やスノコ台を併用することで、カビ・臭いの発生を予防できます。

6-2. マットレスの寿命とお手入れ

高反発ウレタンやコイルマットレスの寿命は7〜10年程度が一般的です。ただし、素材の密度・体重・使用環境によっても寿命は変わります。

買い替えのサインとしては以下があります。

  • 中央が沈み込み、寝姿勢が崩れる
  • スプリング音やきしみが出ている
  • マットレス表面がたるんできた

こうしたサインが出たら、反発力や体圧分散性が低下しています。

マットレスのお手入れ方法としては、以下を参考にされてください。

  1. ローテーションでへたりを分散(3〜6か月ごと)
    上下・前後・表裏を入れ替えることで、体重がかかる部分の変形を防ぎます。両面仕様タイプなら裏返して使うのも効果的です。
  2. 除湿シート+すのこベースで通気性を確保
    床置きの場合、湿気がこもるとカビの原因になります。マットレス下に除湿シートを敷き、すのこベッドを併用すると空気が流れやすくなります。
  3. 週1回の陰干しで内部の湿気を除去
    壁に立てかけて風を通すだけでも効果的。ファイバー素材のマットレスは、水洗い可能なタイプもあり、清潔に保てます。
  4. カバー・ベッドパッドを併用
    直接マットレスに汗や皮脂が染み込むのを防ぎ、衛生面と耐久性の両方を高めます。洗えるタイプを選び、月1回洗濯するのが理想です。

6-3. 快適さを保つためのチェックリスト

チェック項目 敷布団 マットレス
寿命の目安 3〜5年 7〜10年
お手入れ頻度 週1回の陰干し 3か月ごとにローテーション
湿気対策 除湿シート・押入れ乾燥 除湿シート・すのこベース
清潔維持 カバー洗濯・防ダニ加工 パッド・プロテクター併用

最後に

高反発マットレスと敷布団、総合的に評価をすると「高反発ウレタンマットレス」が一番おすすめです。寝心地も申し分なく、使い勝手もよく、値段がこなれているからです。

ここまでご紹介した敷布団とマットレスの情報を含め、購入の比較検討をする上での参考になっていれば幸いです。

また、「高反発マットレス」に関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「高反発マットレス」の記事

①高反発マットレスおすすめ3選|最適なマットレスを選ぶ方法や注意点も解説
②高反発マットレスとは|素材別の特徴と寝心地を解説
③低反発 高反発マットレスの違いを徹底比較|あなたに合うのはどっち?
④高反発マットレスで腰痛が治らない理由|失敗しない選び方3つのポイント
⑤高反発マットレスの厚みと硬さは「体重」と慣れを元に考える
⑥高反発マットレスのニュートン数をアテにしたらダメな理由
⑦【プロが解説】マットレスの寿命を決める密度と正しい選び方・使い方
⑧高反発マットレスの表面、フラットとプロファイルの違いとは
⑨【情報強者へ】高反発マットレスの7大比較ポイント
⑩【専門家監修】通気性が気になる人の高反発マットレスの選び方
⑪高反発マットレスはやっぱり三つ折り?メリットとデメリット
⑫高反発マットレスに敷きパッドは必須!季節別の選び方
⑬お店でマットレスの試し寝をする時の5つのチェックポイント
⑭シングルマットレスのサイズと選び方|厚み・幅・用途別に解説
⑮【高反発マットレスVS敷布団】特徴と寝心地の違いとは
⑯高反発マットレスのダニ対策!素材別に解説
⑰高反発マットレスが臭い?その原因と対策について
⑱ベッドマットレスのお手入れ・掃除方法と、簡単にするコツ
⑲高反発マットレスを処分!費用0円で捨てる方法

よくある質問

Q1. 敷布団とマットレス、腰痛にはどちらが良い?

A. 腰痛対策には、体圧分散性と反発力のバランスが取れた高反発マットレスがおすすめです。独立した反発構造が腰をしっかり支え、寝姿勢を自然なS字カーブで保ちやすいのが特徴です。ただし、硬すぎる寝具を選ぶと腰が浮いて背中に負担がかかることがあります。

  • 体重に合わせて、反発力(硬さ)を100N〜150N前後に調整するのが理想です。
  • 軽い人はやや柔らかめ、体重が重い人は硬めのタイプを選ぶと快適です。

「体圧分散性」「反発力」「寝姿勢サポート性」を基準に選ぶと、長時間寝ても腰への負担を軽減できます。

Q2. 敷布団をマットレスの上に敷いてもいい?

A. 基本的にはおすすめできません。マットレスの上に敷布団を重ねると、通気性が悪化して湿気がこもりやすく、カビやダニの原因になります。また、マットレス本来の反発力が吸収されてしまい、体圧分散性が低下して寝姿勢が崩れやすくなります。

柔らかさを調整したい場合は、敷布団ではなくマットレストッパー(薄型マットレス)を使うのがおすすめです。トッパーなら寝心地を調整しつつ、通気性を保てます。

おすすめの重ね方としては、シーツ → ベッドパッド(またはトッパー) → マットレス → 除湿シートの順番です。

Q3. 敷布団の上にマットレスを重ねてもいい?

A. これも非推奨です。下層の敷布団が柔らかすぎると、上に敷いたマットレスが沈み込み、体圧分散が崩れて腰や肩に負担がかかります。さらに、空気が通りにくくなり湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境になります。

寝心地を改善したい場合は、敷布団かマットレスのどちらか一方を見直し、「反発力・通気性・厚み」のバランスが取れた寝具を選ぶのが理想です。

Q4. 敷布団とマットレス、どちらが長持ち?

A. 一般的に、高反発マットレスの方が耐久性が高く長持ちします。平均的な寿命は以下の通りです。

寝具タイプ 平均寿命 耐久性を保つポイント
敷布団 約3〜5年 週1回の陰干し・除湿シート併用・ローテーション
高反発マットレス 約7〜10年 3〜6か月ごとのローテーション・湿気対策・パッド使用

敷布団は素材のヘタリが早いため、定期的な陰干しと乾燥が欠かせません。マットレスは、密度30D以上・通気性の良い素材(ファイバーや高反発ウレタン)を選ぶと、寿命をさらに延ばせます。

「耐久性」「湿気管理」「お手入れ頻度」が寝具の寿命を左右します。定期的なメンテナンスで、快適な寝心地を10年以上維持することも可能です。

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