マットレストッパーの正しい厚み(高さ)を考える目安

  更新日:

マットレストッパーの正しい厚み(高さ)を考える目安
※マットレストッパーの素材別の特徴、スペックを比較した選び方についてこちらのページ「奇跡の復活!マットレストッパーの正しい使い方・おすすめの選び方」で徹底解説しています。より網羅的なマットレストッパー選びの情報をお探しでしたらあわせてご参考にしてください。

「マットレスの寝心地にイマイチ満足できなくなってきたら、マットレストッパーの出番です。マットレスの上に一枚敷くだけで寝心地が改善します!」

このような売り文句を見ると、マットレストッパーに興味が湧きますよね。

しかし、色々な厚みのものがある中で、自分に必要な厚みがわからずにお困りではないでしょうか?寝具は一度購入したら長い付き合いになるので、きちんとしたものを選びたいですよね。

そこで本日は「マットレストッパーの正しい厚み(高さ)を考える目安」についてご紹介します。

1. 素材も考慮してマットレストッパーの適切な厚みを選ぶべし

一般的に、マットレストッパーの厚みは

  • 3cm前後だと薄め
  • 5cm前後だと厚め

となっています。

腰や背中にやや違和感がある程度なら3cmのトッパーで十分ですが、朝起きた時に腰や背中に疲れや痛みを感じるほどなら厚みが5cmはあるトッパーを選ぶことをおすすめします。

ただ、以下のように、素材ごとにサポート性が異なるので、それをもとに若干厚みの調整をすることをおすすめします。

硬さ 体圧分散性 反発弾性 通気性
高反発ウレタン ふつう
低反発マットレス 柔らかい
ラテックス 柔らかめ

それでは次に、各素材ごとに厚みに対する評価をしていきます。

1−1. 低反発ウレタントッパー

一般的に低反発ウレタンは体圧分散性こそ素晴らしいものの、サポート性にやや欠けます。

memory-foam
低反発ウレタン

そのため、やや厚めのものを選ぶことをおすすめします。

例えば、体に不快感こそないが寝心地を柔らかくしたいとお考えなら3cmの薄めのものを、腰や背中に感じる圧迫を減らしたいということであれば5cm以上の厚みのあるものを、という具合です。

また、硬めのマットレスの上に低反発ウレタントッパーを重ねるのはよいですが、柔らかめのマットレスやややヘタれたマットレスの上に低反発ウレタントッパーを重ねるのはおすすめできません。というのも、サポート性が不十分になり腰が落ち込んだ悪い寝姿勢になってしまう恐れがあるからです。

腰が沈み込み過ぎている例
腰が沈み込み過ぎている例

もしあなたのマットレスがこれらに該当するのであれば、トッパーを購入するよりもマットレス自体を購入することをおすすめします。

1−2. ラテックストッパー

ラテックス素材は体圧分散性がよく、サポート性もいいのでトッパーに向いています。

ただ、やや悪い通気性を補うためにピンホール加工がされていることがあり、そのようなものだと低反発ウレタントッパーと同じようにやや厚めのものを選ぶことをおすすめします。

ピンホール加工されたラテックス
ピンホール加工されたラテックス

ピンホール加工がないものは通常通りの選び方でよいですが、蒸れてしまわないように側生地がコットンなどの吸水性に優れた素材であるものを選ぶようにしましょう。

1−3. 高反発ウレタントッパー

高反発ウレタン素材も体圧分散性、サポート性共によいのでトッパーに向いています。

そしてラテックスと同じく、通気性と体圧分散性を高めるために、凸凹プロファイルカット加工がウレタンフォームの表面に施されることがあります。

プロファイル(凸凹)加工ウレタン
プロファイル(凸凹)加工ウレタン

このような場合、サポート性が若干低下するので、必要と考えるとよりやや厚みのあるものを選ぶことをおすすめします。

私個人としては、高反発ウレタン素材は凸凹加工がないと体圧分散性に満足できないので、できるだけ凸凹加工のあるものがおすすめです。

最後に

あなたが買うべきマットレストッパーの厚みがご理解いただけていれば幸いです。

なお、以下のページでおすすめのマットレストッパーを紹介しているので、あわせてご参考にしてみてください。

関連記事:奇跡の復活!マットレストッパーおすすめ4選と正しい使い方
商品を絞り込む
種類
お悩み
機能性
季節
シーン
素材
価格
-
絞り込み結果:
絞り込む