低反発マットレスの選び方とおすすめ5選|長持ちさせるポイントも解説

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低反発マットレスの選び方とおすすめ5選|長持ちさせるポイントも解説
  • 「寝返りがしにくくて腰が疲れた」
  • 「蒸れて寝苦しくなりやすい」

などの意見が低反発マットレスにはつきものです。

これはあの独特な特性が原因となっています。下手な作りだとこのような問題が起こりやすいです。

とはいえ、このようなデメリットを抑えた作りになっている商品もあります。

寝心地にこだわるならこういったものを選びたいですよね。

ということで本日は、

  • 低反発マットレスの長所と短所
  • 低反発マットレスの選び方と注意点
  • 低反発と高反発の違い
  • おすすめの低反発マットレス5選
  • 低反発マットレスを長持ちさせるポイント

について解説します。

ぜひ参考にしてください。

1. そもそも低反発マットレスとは

まずは定義から。

低反発とは、低い弾力性を持つ素材(主にウレタンフォーム)のことを指します。

種類 イメージ 跳ね返り率
高反発
(高弾性)
high-resiilience-foam 50%以上
レギュラー
(一般)
regular-foam 15~50%
低反発 memory-foam 15%未満
ハイブリッド 3-layers-hybrid-mattress -
【注意】2021年規定が変わり、跳ね返り率50%以上で高弾性(高反発)、15~50%でレギュラーとなりました。しかし、市場にある高反発マットレスの反発弾性は40%前後のため、実態に即したままの記載を続けていきます。

これは試験により決められます。

具体的には、ボールを落としたときに弾んだ高さが落下地点の15%未満だと「低反発」となります。

what-is-high-elasticity-urethanefoam
ウレタンフォームに鉄球を落としその跳ね返しにより反発弾性が求められる

シンプルで明快な試験ですよね。

そして、このような低反発素材が使用されていればそのマットレスは「低反発マットレス」とすることができます。

種類 イメージ 体圧分散 反発弾性 横揺れ 通気性 お手入れ










高反発ウレタン
フォーム
high-resiilience-foam
ラテックス latex-foam
TPEポリマー TPE-polymer

一般ウレタン
フォーム
regular-foam
ファイバー air-fiber ×


低反発ウレタン
フォーム
memory-foam
繊維わた polyester-fiber




ハイブリッド 3-layers-hybrid-mattress - - - - -


ボンネルコイル bonnel-coil -
ポケットコイル pocket-coil -
※コイルスプリングマットレスの体圧分散性はコイルの上の詰めもの(ウレタンフォーム やわたなど)の量と品質により大きく左右され、単体での評価が不可能なため「 - 」としています。また、それぞれ加工・品質により△が◯になったり、◎が◯になることがあります。

そのため、低反発マットレスと言っても色々です。

  • 低反発ウレタンフォームだけのマットレス
  • 低反発ウレタンフォームとその他のウレタンフォームが組み合わせられたハイブリッドマットレス
  • 低反発ウレタンフォームを使用したポケットコイルマットレス

表面に低反発素材が使用されていれば寝心地は一見同じになります。

とはいえ、組み合わせにより実際の寝心地や使い勝手は大きく変わります。

そのため、低反発の特性を上手に組み合わせたものや、生活スタイル(使用環境)に合うものを選ぶことが大事になります。

1-1. 低反発マットレスの長所(メリット)

それでは次に、低反発マットレスの特徴について。

その他素材との比較を交えつつ、説明していきます。

1-1-1. 最高の体圧分散性

体圧分散性がピカイチで圧倒的なフィット感です。

そのため、圧迫感が少なく浮いたような寝心地になります。

また、高いフィット性により寝姿勢が安定しやすく、横向き寝をしていても寝姿勢をキープしやすいです。

仰向け 横向き
イメージ sleep-on-the-back2 side-sleep
体の湾曲 浅い 深い
接地面積 広い 狭い
硬さ相性 普通~硬め 普通~柔らかめ

1-1-2. 横揺れなどはほとんどなし

低反発は振動が伝わりにくいです。

そのため、二人寝をしていても、パートナーの寝返りによる振動などが伝わりにくく、快適に眠りやすいです。

1-2. 低反発マットレスの短所(デメリット)

1-2-1. 反発弾性は低めなので寝返りがしにくい

体を押し返す力が少ないため、寝返りがしにくいです。

とはいえ、メーカーもこの点を理解して商品作りをするため、多くの低反発マットレスは寝返りがしやすいように多層構造になっています。

2章の内容を守って選んでいただければ問題はほぼ起きません。

1-2-2. 通気性は低いため蒸れやすい

通気性は低いです。

高反発ウレタンフォームやラテックスも同様ですが、低反発ウレタンフォームは体にピタッとフィットするため、蒸れやすさを一層感じやすくなります。

とはいえ、もちろんメーカー側はこのことも熟知しているため、通気性が高まる設計などを施しているものは少なくありません。そのようなものを選ぶようにしましょう。

1-3. コイルかノンコイルかで使用感は変わる

コイルかノンコイルか。

同じ低反発マットレスといえど、ここで大きく使い勝手が変わります。

ノンコイルマットレス コイルマットレス
イメージ 3-layers-hybrid-mattress pocket-coil
厚み 10~20cm前後 20~35cm前後
重量 7~15kg前後 20~30kg前後
寝心地 - -
耐久性
揺れ&音
取扱い
廃棄
クリーニング ×
価格
  • 通気性
    コイルは内部の通気性が高いです。そのため、湿気が溜まりにくくカビが発生しにくいです。ただ、マットレスの表面に低反発素材があるため、寝たときの蒸れやすさは同程度です。
  • 揺れ&音
    横揺れやきしみ音などはほとんどない低反発ウレタンフォームですが、コイルマットレスにするとどうしてもコイルの影響で発生することになります。
  • 手入れ
    コイルマットレスは重たいので手入れなどの負担は大きくなります。
  • クリーニング
    ノンコイルマットレスは洗浄クリーニング不可能です。

1-4. 低反発マットレスの向き不向き

結論、低反発マットレスはおすすめです。

「腰痛の原因になる」などと言われることのある低反発マットレスですが、きちんとした作りのものであれば、まずそのようなことはありません。むしろ、最高のフィット感でぐっすり眠ることが期待できます。

特に下記のような方におすすめです。

  • 柔らかめの寝心地が好き
  • 痩せ型の体型
  • 横向きに寝ることが多い

とはいえ、きちんと選ぶことが必須です。

これについては後ほど詳しく解説していきます。

2. 低反発と高反発の違い

マットレス選びでよく聞く「低反発」と「高反発」。どちらも快眠をサポートする寝具ですが、素材の反発力と寝心地が大きく異なります。

低反発マットレスは、体の重みに合わせてゆっくり沈み込み、体圧を均等に分散します。寝ている間に肩や腰などに集中しやすい圧力を吸収してくれるため、包み込まれるような寝心地が特徴です。

このため、横向き寝が多い人や、筋肉量が少ない人・痩せ型の人に向いています。また、振動吸収性にも優れているため、隣で寝ている人の寝返りが気になりにくい点もメリットです。

一方、高反発マットレスは、身体をしっかり支える反発弾性の強い素材で作られており、寝返りをスムーズにサポートします。沈み込みすぎず、自然な寝姿勢をキープできるため、体格がしっかりしている人や腰痛が気になる人におすすめです。

比較項目 低反発マットレス 高反発マットレス
弾力性 ゆっくり沈み込む しっかり押し返す
体圧分散性 ◎ 高い ○ 標準
寝返りのしやすさ △ 少し打ちづらい ◎ 打ちやすい
通気性 △ やや劣る ○ 良い
向いている人 横向き寝・痩せ型 仰向け寝・体格の良い人

「柔らかすぎる」「硬すぎる」ではなく、自分の寝姿勢・体重・体型に合った反発力を選ぶことが、快眠への近道です。

3. 素材と構造で変わる寝心地

低反発マットレスの寝心地は、素材の密度(D)、内部構造によって大きく変化します。基本となる素材は「ウレタンフォーム」ですが、密度が高いほどサポート力・耐久性・復元性が向上します。

3-1. 素材の密度(D)で変わる寝心地

密度(kg/㎥) 耐久性の評価
高反発ウレタン 低反発ウレタン 高反発ファイバー
20D以下 30D以下 35D以下
  • 数ヶ月~1年程度の耐用年数
  • 1万円をきる安価なマットレス向け
25D前後 35D前後 45D前後
  • 3~5年程度の耐用年数。
  • リーズナブルなマットレス向け
30D前後 40D前後 55D前後
  • 5~8年程度の耐用年数。
  • 国内・海外ブランドの有名マットレス向け
40D以上 50D以上 65D以上
  • 8年以上の耐用年数。
  • 高価で高品質なマットレス向け

短期的な使用目的なら30D前後、中長期的な使用を考えるなら40D以上がおすすめです。高密度ウレタンほどヘタリにくく、寝姿勢を安定して保てます。

3-2. 構造による通気性の違い

低反発マットレスの弱点である「通気性」を補うために、最近ではオープンセル構造(気泡の多い通気性フォーム)やピンホール加工(通気穴付き設計)が採用されています。これにより、空気の通り道が確保され、睡眠中の蒸れや熱こもりを防ぐことが可能です。

また、側生地にはテンセル®や竹繊維(バンブーレーヨン)など、吸湿性に優れた素材を使用したタイプも増えています。これらの素材は肌触りが良く、オールシーズン快適な寝心地です。

4. 低反発マットレスの選び方と注意点

低反発マットレスはあなたに合いそうでしょうか?

もしそうであれば、特性を活かしたものを選ぶようにしましょう。具体的に解説していきます。

4-1. 厚さの選び方

4-1-1. 薄すぎるものは底つきに注意

床置きで使うなら薄すぎるものには注意しましょう。

低反発マットレスはサポート性が低いです。

そのため、薄すぎると腰が床の硬さを感じてしまうことになります(底つき感と呼びます)。

底つき感のイメージ
仰向け
横向き

必要最低限の厚さが必要です。

あなたの体重をもとに最低限以上の厚さのマットレスを選びましょう。

使用者の体重 必要最低限の厚さ
ウレタンフォーム ファイバー
30kg 5cm 3cm
60kg 7cm 5cm
80kg 10cm 7cm
100kg 13cm 10cm

(※柔らかめの低反発ウレタンフォームなら+1~2cm厚さが必要になります。)

4-1-2. 薄い低反発と高反発などとの二層構造おすすめ

複層構造のものがおすすめです。

例えば、薄い低反発と高反発が組み合わせられたマットレスだと、高い体圧分散性と反発弾性を両立させることができるからです。

つまり、圧迫感の少ないフィット感がありつつも寝返りがしやすい、ということが実現できるのです。こういった多層構造になっている低反発マットレスがおすすめです。

4-2. 通気性に対する考え方

4-2-1. 蒸れにくい加工がされているものがおすすめ

低反発ウレタンフォームは通気性が低いです。

そのため、オープンセル構造だったり、ピンホール加工になっていて、通気性が高いものを選ぶことをおすすめします。

通常フォーム

無膜構造

オープンセル構造

ピンホール加工

画像 regular-foam open-cell-construction-of-polyurethane-foam1 pinhole-processing-latex-foam1
通気性

4-2-2. 蒸れにくい側生地素材のものを選ぶこと

とはいえ、それでも通気性には限界があります。

そのため、吸水性、吸湿性、放湿性などにすぐれる生地素材が使用されたものを選ぶようにしましょう。そうでないと蒸れて寝苦しくなります。生地にはこだわりましょう。

素材 イメージ 柔らかさ 滑らかさ 吸湿性 放湿性 耐久性 洗濯性





綿
(コットン)
cotton1

(リネン)
linen1



(シルク)
silk1
羊毛
(ウール)
wool1




レーヨン layon1

ポリエステル polyester1 -
ナイロン nylon -
アクリル acrylic -
ポリエチレン polyethylene -
standard-moisture-regain-of-fiber-materials2
繊維ごとの公定水分率

4-3. 耐久性(密度)の高いものを選ぶこと

次に気をつけてもらいたいのが、耐久性です。

というのも、すぐにヘタってしまうような低反発マットレスでは、コスパも悪いですし、寝姿勢が崩れて腰を痛める原因になる恐れがあるからです。

押さえるべきは、低反発ウレタンフォームの「密度」です。

それがその商品の「寿命」を表しています。

  • ぎっしり詰まったウレタンフォーム
  • スカスカのウレタンフォーム

どちらが長持ちしそうかを考えれば、おのずと理解いただけるかと思います。

密度(kg/㎥) 耐久性の評価
高反発ウレタン 低反発ウレタン 高反発ファイバー
20D以下 30D以下 35D以下
  • 数ヶ月~1年程度の耐用年数
  • 1万円をきる安価なマットレス向け
25D前後 35D前後 45D前後
  • 3~5年程度の耐用年数。
  • リーズナブルなマットレス向け
30D前後 40D前後 55D前後
  • 5~8年程度の耐用年数。
  • 国内・海外ブランドの有名マットレス向け
40D以上 50D以上 65D以上
  • 8年以上の耐用年数。
  • 高価で高品質なマットレス向け

商品ごとにウレタンフォームの密度と価格を比べてみてください。

そのコスパの違いに驚かれることかと思います。

いくつかの商品を比較検討している方は、ぜひ、密度も軸にいれて比較検討してみてください。

4-4. 体質や好みに応じて機能性を検討する

低反発マットレスは、素材の"柔らかく包み込む"特性ゆえに体圧分散性は抜群ですが、通気性や寝返りのしやすさは設計や生地・加工で大きく変わります。

自分の体質(汗の量・肌質・冷えやすさ)や好み(ひんやり感・あたたかさ・清潔感)に合わせて、下記の機能を取捨選択しましょう。

4-4-1. 蒸れやすい人向け:吸水速乾/通気設計

低反発は密着感が高く熱がこもりやすいため、オープンセル構造や通気孔(ピンホール)を採用したフォーム、吸湿発散性に優れたテンセル®・竹レーヨンなどの側生地がおすすめです。汗を素早く拡散する吸水速乾生地だと、ベタつきやムレを軽減できます。

4-4-2. 匂い・衛生が気になる人向け:抗菌防臭/消臭/防ダニ

寝汗や皮脂由来のニオイには抗菌防臭(制菌)加工、空気中の臭気までケアしたいなら消臭機能が有効です。ハウスダストやアレルギー対策には、高密度ニット × 防ダニ仕様の側生地を選びましょう。薬剤不使用の高密度織りタイプなら、肌が敏感な人でも使いやすいです。

4-4-3. ひんやり感が欲しい人向け:接触冷感(Q-max)/高熱伝導

夏場は接触冷感生地(Q-max値表記あり)や、熱を面全体に拡散する高熱伝導繊維(例:グラフェン混)が快適です。低反発の密着感はそのままに、寝床内温度の上昇を抑制できます。エアコン併用時の寝苦しさ対策にも最適です。

4-4-4. 冷えやすい人向け:吸湿発熱/温度調整(PCM)

冬は吸湿発熱生地や、PCM(相変化)による温度調整機能が便利です。発汗時は余分な熱を逃がし、冷え込むときは蓄熱して寝床内の温度を安定させます。低反発の包まれ感と相性が良く、寝付きから明け方の冷えを和らげます。

4-4-5. 小さな子ども・介護環境向け:防水プロテクター併用

低反発フォームは水洗い不可が基本です。防水透湿プロテクターを重ねれば、汗・飲み物・おねしょの浸み込み防止と通気性の両立が可能です。ヘタリやカビを防ぎ、寿命ものばせます。

4-4-6. ほこり・静電気が気になる人向け:制電

冬場の静電気はほこり付着や寝具のまとわりつきの原因です。制電糸や制電加工の側生地ならパチパチ感を抑え、清潔感と肌離れをキープできます。

4-5. 薄型の床置き利用はやや注意

床に置いて使うことを想定しているなら注意が必要です。

  • 壁に立てかけにくい
    柔らかいため壁に立てかけにくいものがあります。壁に立てかけられるかどうかで週に2~3回行うべき手入れの負担が大きく変わります。この点を頭に入れて選ぶようにしましょう。
  • 水洗いできない
    低反発ウレタンフォームは水洗いできません。そのため、汚れたらおしまいです。汚れないようにパッドなどで保護しながら使うようにしましょう。
how-to-air-mattress-on-the-bed
ベッドの上のマットレスの乾かし方

4-6. ベッドタイプの低反発マットレスは重さに注意

低反発マットレスは重たいです。

高密度で高耐久であるという長所ではありますが、それとは引き換えに、重たくて手入れがしづらいという短所になりえます。

一例として、テンピュールの低反発マットレスの重量は以下のようになっています。

フトン シンプル ワン バイ テンピュール™ ファーム エリート 25cm
サイズ 97x195x6cm 97x195x20cm 97x195x20cm
重量 6.9kg 17.5kg 25.8kg

シングルサイズでこの重さです。

セミダブルなら1.2倍、ダブルなら1.4倍です。

購入前に頭に入れておきましょう。

4-7. マットレスではなくトッパーを買うのも一手

「低反発マットレスを試してみたい」
「だけど、腰痛になると聞いて躊躇してる」

このような方は、まずは低反発マットレストッパーを今お使いのマットレスなどの上に敷いて試してみることをおすすめします。

トッパーとはつまり、厚みが3~4cm前後のもののことです。

敷きパッド ベッドパッド ベッドシーツ トッパー プロテクター
画像 shiki-pad1 bed-pad1 bed-sheet1 mattress-topper1 mattress-protector1
役割
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • マットレスの汚れ防止
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • おしゃれ
  • 体圧分散改善
  • マットレスの
    汚れ防止
厚み 1~2cm前後 3~4cm前後 5mm前後 3~5cm 5mm前後
温湿度調整 ×
汚れ防止
洗濯 ×
体圧分散性 × ×

トッパーはマットレスと比べて安いです。

そのため、少ない費用で低反発をお試しできます。

また、トッパーくらいの厚さであれば沈み込みすぎることもないので、腰痛などの心配も少なく安心してお試しできます。

5. おすすめの低反発マットレス5選

それでは次に、おすすめの低反発マットレスをシーン別に紹介していきます。

5-1. ベッド利用におすすめの低反発マットレス

5-1-1. 快眠タイムズマットレス3.0【イチオシ】

kaimin-times-oasis-mattress2
快眠タイムズマットレス3.0
型・種類 ノンコイルベッド/ハイブリッドマットレス
厚み 20cm
硬さ ふつう
送料 無料
品質保証 5年
トライアル 100日
サイズ・重量 シングル: 98×195×20cm・約15kg、セミダブル: 118×195×20cm・約18kg、ダブル: 138×195×20cm・約21kg、クイーン: 158×195×20cm・約25kg、キング: 約幅178×長さ195×厚さ20cm、約28kg
価格 シングル: 55,000円、セミダブル: 65,000円、ダブル: 75,000円、クイーン: 85,000円、キング:95,000円
リンク 商品ページ

体圧分散性

反発弾性

通気性

吸放湿性

お手入れ

低反発ではなく高弾性ウレタンフォームを使用しているので、表面が柔らかくもちもちなのにしっかりした三層構造のウレタンフォームで、雲の上のような無重量感覚の寝心地のベッドマットレスです。

背中と腰のくびれへピタッとフィットしつつも、寝返りが楽にできる反発力。寝心地の概念が変わってしまうほどです。ただ、柔らかい寝心地やガチガチに硬い寝心地が好みの人には不向きです。

5-1-2. ワン バイ テンピュール

one-by-tempur
ワン バイ テンピュール
型・種類 ベッドタイプ・低反発マットレス
厚み 20cm
硬さ 硬め
送料 無料
品質保証 10年
トライアル なし
サイズ・重量 シングル: 97×195×20cm、セミダブル_: 120×195×20cm、ダブル: 140×195×20cm
価格 シングル: 197,800円、セミダブル: 219,778円、ダブル: 252,744円
リンク 商品ページ

体圧分散性

反発弾性

通気性

吸放湿性

お手入れ

テンピュールの硬めの低反発マットレスです。

硬めの低反発ウレタンフォームが使用されているため、体にフィットしつつも沈み込みづらくなっています。「低反発の寝心地が好みだけど柔らかいのはあまり好みじゃない」とお考えの方におすすめです。

5-1-3. インテグラ ニューグランデ

インテグラ ニューグランデ
型・種類 コイルスプリング/低反発ベッドマットレス
厚み 23cm
硬さ 柔らかめ
送料 無料
品質保証 なし
トライアル なし
サイズ・重量 シングル: 97×195×23cm、セミダブル: 122×195×23cm、ダブル: 140×195×23cm、ワイドダブル: 154×195×23cm
価格 シングル: 198,800円、セミダブル: 225,500円、ダブル: 253,000円、ワイドダブル: 280,500円
リンク 商品ページ

体圧分散性

反発弾性

通気性

吸放湿性

お手入れ

通気性の高い低反発ウレタンフォームとポケットコイルを組み合わせたマットレスです。

三層構造の低反発がゆったりと体を受け止めつつ、ポケットコイルが体を押し返すので寝返りが楽にできます。ウレタンフォームの強度もさることながら、コイル線材に焼き入れがされているので耐久性にはかなりの期待ができます。東京ベッド社のマットレスです。

5-2. 床置き利用におすすめの低反発マットレス

5-2-1. テンピュール フトン シンプル 折りたたみマットレス

tempur-futon
テンピュール フトン
型・種類 床置きタイプ・低反発マットレス
厚み 6cm
硬さ ふつう
送料 無料
品質保証 2年
トライアル なし
サイズ・重量 シングル: 95×195×6cm、セミダブル_: 120×195×6cm
価格 シングル: 41,359円、セミダブル: 47,998円
リンク 商品ページ

体圧分散性

反発弾性

通気性

吸放湿性

お手入れ

テンピュール社の低反発床置きマットレスです。

二層構造になっていて上層は低反発ですが、下層は高耐久性ベースとなっているため、体が沈み込みにくくなっています。また、三つ折り構造になっているため、敷布団のように手軽に使えて便利です。

5-3. お試しにおすすめのトッパー

5-3-1. トゥルースリーパー プレミアム 3.5

true-sleeper-premium
トゥルースリーパー プレミアム 3.5
型・種類 低反発マットレストッパー
厚み 3.5cm
硬さ 柔らかい
送料 無料
品質保証 不明
トライアル なし
サイズ・重量 シングル: 97×195×3.5cm
価格 シングル: 13,831円
リンク 商品ページ

体圧分散性

反発弾性

通気性

吸放湿性

お手入れ

トゥルースリーパー社の低反発マットレストッパーです。

低反発の寝心地を試してみたい方におすすめです。厚みが3.5cmなのでこちらのトッパーを高反発マットレスなどに重ねて、自分に合うかどうか判断してみましょう。合うようであれば数年そのまま使い、その後、上記の低反発マットレスを買う流れが良いかと思います。

6. 低反発マットレスを長持ちさせるポイント

低反発マットレスは、正しい使い方とお手入れを続けることで5〜10年ほど快適に使い続けることが可能です。柔らかい素材だからこそ、湿気や圧力による劣化を防ぐことが重要になります。

  • 通気を確保することが第一
    → 使用後はシーツを外して数時間風に当てることで、内部の湿気を逃がします。
  • 週に一度の日陰干し
    → 直射日光ではなく、風通しの良い室内または陰干しで湿気を除去。
  • マットレスパッドやシーツの併用
    → 汗や皮脂が直接マットレスに浸透するのを防ぎ、衛生的に使えます。

マットレスの同じ部分に体重がかかり続けると、沈み込みやすくなります。月に1回程度、上下・表裏を入れ替える(ローテーション)ことで、ウレタンの圧力を均等に保ち、ヘタリを防ぎます。

また、湿度の高い季節は、すのこベッドや除湿シートの併用がおすすめです。床に直置きする場合は、裏面に湿気がこもりやすいため、必ず定期的に立て掛けて乾燥させましょう。

最後に

低反発マットレスを購入するために考えるべき選び方と、より良いものを選ぶためのポイントについてご理解いただけていれば幸いです。

あなたがより満足するものを選ぶ一助になっていれば幸いです。

なお、もしマットレス選びのために情報収集中でしたら、ぜひ下記のページをご覧ください。自分にあったマットレスを選ぶための考え方の手順から、種類、素材、値段別におすすめマットレスを紹介しています。きっとお役立ていただけるはずです。

関連記事:【2025年最新】快眠マットレスおすすめ17選&専門家が選ぶおすすめと失敗しないポイント

また、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
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○【2025年最新】快眠マットレスおすすめ17選&専門家が選ぶおすすめと失敗しないポイント
○敷布団とマットレスの違いと選び方|併用・重ね使いも徹底比較
○【保存版】マットレスの選び方|寝方・体型・硬さ・素材から最適な1枚を見つける
○マットレスの種類完全ガイド|特徴、構造、向き不向きを徹底解説
○低反発 高反発マットレスの違いを徹底比較|あなたに合うのはどっち?
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○通気性の良いマットレスの選び方|素材・構造・加工別に徹底比較
- 使い方編
○【マットレスの正しい使い方】敷き方・パットの順番・必要アイテムとは?
○マットレスの上に布団はNG?理由と代替策を専門家が解説
○マットレスのダニ対策完全ガイド|退治・除去・予防まで徹底解説
○マットレスにカビが生えた時の対処法と予防法|健康被害や買い替え判断も解説
○ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
○マットレスの寿命と買い替え時の見極め方|長持ちさせるコツも解説
○マットレスの処分方法7選|スプリング入りやノンコイルも対応

よくある質問

Q1: 低反発マットレスは腰痛に良い?

A: 正しい硬さと厚みを選べば、腰痛対策として非常に効果的です。柔らかすぎるマットレスは体が沈み込みすぎて背骨のS字カーブが崩れやすく、逆に腰へ負担がかかることもあります。

おすすめは、高密度ウレタンフォーム(35〜40D以上)を使った多層構造タイプです。下層でしっかり支え、上層で包み込む構造なら、体圧分散性と寝姿勢の安定性を両立できます。

Q2: 蒸れにくい低反発マットレスはある?

A: はい。最近は通気性を改善したオープンセル構造やピンホール加工を採用するマットレスが増えています。

また、側生地にテンセル®や竹繊維(バンブーレーヨン)を使用したタイプもおすすめです。これらの素材は吸湿発散性に優れ、ムレを防ぎながらも低反発特有の包み込む寝心地をキープしてくれます。梅雨時期や夏場の寝汗対策にも効果的です。

Q3: 低反発マットレスの寿命は?

A: 一般的に5〜8年程度が目安ですが、密度(D値)が高いほど長持ちします。40D以上の高品質ウレタンを使用したマットレスなら、10年前後の耐用年数も期待できます。

寿命を延ばすためには、月1回のローテーションや、除湿シートとの併用などで湿気対策を行うと良いでしょう。

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