体圧分散マットレスの選び方|メリット・デメリットやおすすめ商品も紹介
更新日:
こんにちは、加賀照虎です。
マットレスを作る人間の一人として、「マットレスの性能で一番大切なのは何か?」と言われたら、私は迷わず「体圧分散性」と答えます。
寿司で言うなら、ネタの新鮮さに値します。
とはいえ、低品質な素材のマットレスだと体圧分散性が低く、到底快適に眠れないようなものが多くあるのも事実です。
| 種類 | イメージ | 体圧分散 | 反発弾性 | 横揺れ | 通気性 | お手入れ | ||
|
ノ ン コ イ ル |
高 反 発 ・ 高 弾 性 |
高反発ウレタン フォーム |
|
◯ | ◎ | ◯ | △ | ◯ |
| ラテックス |
|
◯ | ◎ | ◯ | △ | ◯ | ||
| TPEポリマー |
|
◯ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ | ||
|
中 間 |
一般ウレタン フォーム |
|
△ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | |
| ファイバー |
|
× | ◯ | △ | ◎ | ◎ | ||
|
低 反 発 |
低反発ウレタン フォーム |
|
◎ | △ | ◎ | △ | △ | |
| 繊維わた |
|
◯ | △ | ◎ | ◯ | ◯ | ||
|
詰 め 物 次 第 |
ハイブリッド |
|
- | - | - | - | - | |
|
コ イ ル |
ボンネルコイル |
|
- | ◯ | △ | ◯ | △ | |
| ポケットコイル |
|
- | ◎ | ◎ | ◯ | △ | ||
| ※コイルスプリングマットレスの体圧分散性はコイルの上の詰めもの(ウレタンフォーム やわたなど)の量と品質により大きく左右され、単体での評価が不可能なため「 - 」としています。また、それぞれ加工・品質により△が◯になったり、◎が◯になることがあります。 |
そこで本日は、
- 体圧分散性が重要な理由
- 体圧分散マットレスを選ぶときのポイント
- おすすめの体圧分散マットレス
についてご紹介していきます。
おすすめの体圧分散マットレスのみ知りたい方は、5章までジャンプしてください。
| ※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段、体質、好み別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「【2025年最新】快眠マットレスおすすめ17選&専門家が選ぶおすすめと失敗しないポイント」で徹底解説しています。体圧分散性だけでなくその他の性能・機能からも網羅的にマットレス選びを進めたい方は是非ご参考にどうぞ。 |
1. 体圧分散とは?
体圧分散とは、寝ているときに体にかかる圧力をマットレス全体で均等に受け止め、特定の部位だけに負担が集中しないようにする機能のことです。体圧分散性に優れたマットレスやパッドは、腰や肩など特定の部位に体重が集中するのを防ぎ、快眠や褥瘡予防、高齢者のケアなど幅広いシーンで効果を発揮します。
また、一般家庭でも人気の高反発タイプや三つ折りタイプ、介護保険の適用がある福祉用具など、さまざまな種類の体圧分散マットレスや敷布団、トッパーが市販されています。
最近では、病院や介護施設だけでなく、腰痛や肩こり対策、自宅での快眠目的で「体圧分散」を重視したベッドや寝具を選ぶ方も増えています。ここでは、体圧分散の基本的な意味や重要性について解説していきます。
1-1. マットレスに体圧分散性が重要な理由
- 体の重さは部位ごとに異なる
- 体が湾曲している
これら2つの理由により、マットレスは体に均等にフィットしなければならないのです。そして、これを実現するための性質を「体圧分散性」と呼ぶのです。
例えば、フローリングのような硬くて体圧分散性がまったくない面の上に寝ると、背中の下にスキマができてしまいます。その結果、腰に負担が集中することになりますし、寝姿勢が悪くなり腰椎に悪影響を及ぼします。
6~7時間もそのような状態で寝るとなると、腰を痛めるのも想像できますよね。
体圧分散性が良い状態では、マットレスに体がピタッとフィットしており、体の重さを全体に広く分散させられるので、圧迫を感じることがほとんどありません。
誰にとっても大切ですが、筋力量の少ない人やご老人などにとっては圧迫を減らすことは一層重要になります。
高齢者が敷布団のような体圧分散性に低い敷寝具で寝ていると褥瘡(ジョクソウ:床ずれのこと)が生じてしまうことがあるからです。
1-2. 体圧分散の測り方
まずは悪いデータをお見せします。
色によって圧力のかかり具合を表しています。
色なし、水色、青色、緑色、黄色、赤色の順にかかっている圧力が強くなっていっています。腰の下部、背中の上部、カカトに体の重みが集中しているのが分かりますね。反対に、背中の下部には圧力がかかっていないので浮いている状態になっています。
限られた部位に体圧が集中しているため、これは体圧分散性の良くないマットレスだと判断できます。
こちらは良いデータです。
赤色の部分が見当たりませんし、お尻にわずかに黄色い部分が見えるだけです。さらに、色がない部分が少ないことからも背中の下にスキマが出来ておらずしっかりフィットしていることが分かります。
つまり、このマットレスは体圧が全体に分散されている「体圧分散性の良いマットレス」だと言えるのです。
1-3. 体圧分散データの見方
体圧分散データの見方について説明しますので、詳しく知りたい方はご参考にしてください。
体圧分散性は下のイラストのように、マットレスの上に圧力を検知するシート(青い線で表現しました)を敷き、その上に人が寝て測ります。身体の細かいエリアごとの圧力を測定する、と考えるとわかりやすいかもしれません。
1-4. 体圧分散といえば低反発だが注意点がある
とはいえ、マットレスは体圧分散性だけがあれば十分、という訳ではないのです。
反発弾性(押し返す力)も併せて持っていないと、体圧分散性が無意味になってしまうからです。どういうことかと言うと、「体圧をせっかく分散させても、反発弾性によって身体を押し返す力がないとマットレスが体を支えきれなくなる」のです。
| 種類 | イメージ | 跳ね返り率 |
|
高反発 (高弾性) |
|
50%以上 |
|
レギュラー (一般) |
|
15~50% |
| 低反発 |
|
15%未満 |
| ハイブリッド |
|
- |
| 【注意】2021年規定が変わり、跳ね返り率50%以上で高弾性(高反発)、15~50%でレギュラーとなりました。しかし、市場にある高反発マットレスの反発弾性は40%前後のため、実態に即したままの記載を続けていきます。 |
例えば、体圧分散性があるものの反発弾性のないマットレスに横たわると、身体はゆっくりと沈んでいきます。
このとき、身体の重みは一時的に分散されます。
しかし、マットレスに押し返す力(反発弾性)がないと、体の重い部位を中心にそのままマットレスに沈み込んだままになってしまうのです。そうすると寝姿勢が悪くなってしまい、体を痛めることになってしまいます。そのため、体圧分散性はそれ単体で考えるのではなく、反発弾性とセットで考えなければならないのです。
2. 体圧分散マットレスの「側生地素材・中材・機能性加工」を理解しよう
体圧分散マットレスの快適さを最大限に引き出すためには、側生地素材、内部の中材(中綿)、そして機能性加工が重要な役割を果たします。これらの要素がうまく調和することで、寝心地が向上し、体圧を均等に分散することができます。
2-1. 側生地素材
側生地素材は、肌に直接触れる部分であるため、寝心地や通気性、耐久性に大きな影響を与えます。冬用・夏用ともに吸湿性と通気性のバランスが求められるため、季節ごとの使い分けや寝室の湿度に合わせた選択が必要です。
- コットン(綿):天然素材のコットンは、吸湿性に優れ、通気性も良好です。寝汗をしっかり吸い取るので、湿気の多い季節に最適です。
- ポリエステル:強度が高く、軽量で耐久性に優れています。洗濯も簡単で、手入れが楽なのが特徴です。
- テンセル®(リヨセル):植物由来の素材で、吸湿性と放湿性が高く、サラサラした肌触りが特徴です。
- ナイロン:耐久性が高く、滑らかな肌触りで使い心地が良い。冷感素材としても優れた性能を発揮します。
2-2. 中材(中綿)
マットレスの体圧分散性を決定づける重要な部分が中材(中綿)です。中材の選定によって、寝返りのしやすさ、沈み込み具合、通気性が大きく変わります。以下の中材がよく使われます。
- 高反発ウレタンフォーム:非常に高い反発力を持ち、体圧を均等に分散させるため、腰痛や肩こりを軽減する効果があります。寝返りもしやすく、長時間寝ていても快適です。
- 低反発ウレタンフォーム:体の形に合わせてゆっくり沈み込むタイプで、圧力のかかりやすい部分(肩や腰)を優しく包み込む特徴があります。
- ラテックス(天然ゴム):高反発の寝心地を提供し、湿気を吸い取る能力が高いため、寝汗が気になる方にもおすすめです。弾力性があり、体型に合わせてフィットします。
- ポケットコイル:独立したコイルが体を支えるため、各部位にかかる圧力を分散。寝返りがしやすく、体圧分散性に優れていますが、通常のフォームより少し硬めです。
2-3. 機能性加工
体圧分散マットレスには、機能性加工が施されていることが多く、快適性と耐久性を高めるために重要です。これらの加工技術により、寝汗や湿気の吸収・放出、抗菌・防臭、温度調整などが可能になり、睡眠環境をさらに快適に保つことができます。
- 抗菌・防臭加工:マットレスが湿気を吸収しても、抗菌・防臭加工により臭いや菌の繁殖を防止します。特にアレルギー体質の方におすすめです。
- 防ダニ加工:寝ている間に発生するダニやホコリを防ぐ加工が施されており、アレルギーや喘息の予防になります。
- 温度調整機能(アウトラスト®加工):体温に応じて温度を調整し、寒すぎず、暑すぎず快適な睡眠環境を作ります。
- 通気性強化加工:内部に空気の通り道を作る加工が施されており、寝具内の湿気を放出し、蒸れやムレを防止します。
3. 体圧分散マットレスのメリット・デメリット
体圧分散マットレスは、その特性により腰痛や肩こりを改善する効果がありますが、使用感において個人差が生じることもあります。以下に、体圧分散マットレスのメリットとデメリットを整理しました。
メリット
- 体圧を均等に分散し、体への負担を軽減
- 寝返りがしやすく、寝心地が快適
- 長時間寝ても圧力による痛みを防止
- アレルギー対策に有効な機能加工(防ダニ、抗菌防臭など)
- 通気性が良く、湿気や熱のこもりにくい
デメリット
- 価格が高い場合が多く、予算を考慮する必要あり
- 重さがあるため、取り扱いに注意が必要
- 個人差があるため、寝心地が合わないことがある
4. 体圧分散マットレスを選ぶときのポイント
上記の理論を活かしましょう。マットレス選びのさいに具体的にどういう選び方をすればいいのか解説していきます。
4-1. 体圧分散に加えて反発弾性のあるものを選ぶこと
まず初めに、マットレスにはいろいろな素材があるため、どれが体圧分散性が良いんだろうと迷われるかもしれません。
結論からいうと、体圧分散性なら低反発ウレタンフォームがピカイチです。
| 種類 | イメージ | 体圧分散 | 反発弾性 | 横揺れ | 通気性 | お手入れ | ||
|
ノ ン コ イ ル |
高 反 発 ・ 高 弾 性 |
高反発ウレタン フォーム |
|
◯ | ◎ | ◯ | △ | ◯ |
| ラテックス |
|
◯ | ◎ | ◯ | △ | ◯ | ||
| TPEポリマー |
|
◯ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ | ||
|
中 間 |
一般ウレタン フォーム |
|
△ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | |
| ファイバー |
|
× | ◯ | △ | ◎ | ◎ | ||
|
低 反 発 |
低反発ウレタン フォーム |
|
◎ | △ | ◎ | △ | △ | |
| 繊維わた |
|
◯ | △ | ◎ | ◯ | ◯ | ||
|
詰 め 物 次 第 |
ハイブリッド |
|
- | - | - | - | - | |
|
コ イ ル |
ボンネルコイル |
|
- | ◯ | △ | ◯ | △ | |
| ポケットコイル |
|
- | ◎ | ◎ | ◯ | △ | ||
高弾性ウレタンフォームやラテックスにも体圧分散性に優れたものがありますが、やはり低反発の体圧分散性はズバ抜けています。
しかし、低反発ウレタンフォームだけで作られたマットレスだと、1章でお伝えしたように反発弾性が足りずに体をきちんと支えることが難しくなります。
そのため、低反発+αの組み合わせがおすすめです。
例えば、私のおすすめは、低反発ウレタンフォームと高弾性ウレタンフォームの組み合わせで、低反発が体圧分散をしつつその下で高弾性が体を柔軟に支える構造になるので理想的だと考えています。
低反発ウレタンフォームと高反発ウレタンフォームor高反発ファイバーなどの組み合わせですと、高反発がやや硬くて体圧を分散しきれずに底つき感があったりするのでなるべく避けることをおすすめします。
他にも、業務用の体圧分散マットレスにはエア、ウォーター、ゲル素材などのものもありますが、調整が難しかったりなどの欠点があるため一般家庭で使うには不向きです。
| 素材 | 長所 | 短所 |
| エア |
|
|
| ウォーター |
|
|
|
ウレタン フォーム |
|
|
|
ゲル またはゴム |
|
|
| ハイブリッド |
|
|
(参考:『在宅 褥瘡予防・治療ガイドブック』 第3版 一般社団法人 日本褥瘡学会 編集)
4-2. お使いのマットレスに低反発トッパーを組み合わせるのもアリ
もし仮に、あなたが寝心地の良いマットレスをすでに持っているなら、その上に厚さ3cm前後の低反発ウレタンフォームのマットレストッパーを敷くだけでも十分です。あえて体圧分散マットレスを買わなくともこれで十分です。
4-3. 必要最低限以上の厚さがあるものを選ぶこと
あなたの体重をもとに必要最低限以上の厚さがあるものを選びましょう。
- 5cm:30kg前後
- 7cm:60kg前後
- 10cm:80kg前後
- 13cm:100kg前後
最低限にも満たない厚さのマットレスに寝ると床の硬さを感じる(底つき感)ことになり、せっかくのマットレスの体圧分散性能が無駄になってしまいます。絶対に守るようにしてください。
| 底つき感のイメージ | |
| 仰向け |
|
| 横向き |
|
4-4. 蒸れにくい構造体になっているものを選ぶこと
体圧分散性にすぐれた素材は通気性が悪いことが多いです。
というのも、そもそもウレタンフォームやラテックス自体の通気性があまり良くないのですが、体にピタッとフィットすると余計に蒸れやすくなるためです。
そのため、ウレタンフォームの気孔構造がより大きく細かいオープンセル構造のものや、穴を空けて通気性を良くするピンホール加工などが施されているものを選ぶようにしましょう。
| オープンセル構造 | ピンホール加工 |
|
|
4-5. 蒸れにくい素材が側生地のものを選ぶこと
同じく、どのような側生地かもチェックしましょう。
ポリエステル100%で薄いニット生地(100g/m2前後)のものだと、蒸れて寝苦しくなりますし、寝汗がウレタンフォームに浸透していきへたりが早くなります。
三層ニットやジャカード織などの厚みがある生地で、なおかつ、綿やレーヨンなどの吸水性・吸放湿性のある素材が使われているものが理想的です。蒸れにくく爽やかな寝心地になります。
| 素材 | イメージ | 柔らかさ | 滑らかさ | 吸湿性 | 放湿性 | 耐久性 | 洗濯性 | ||
|
天 然 繊 維 |
植 物 性 |
綿 (コットン) |
|
◯ | ◯ | ◎ | △ | ◯ | ◯ |
|
麻 (リネン) |
|
△ | △ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | ||
|
動 物 性 |
絹 (シルク) |
|
◎ | ◎ | ◎ | ◯ | △ | △ | |
|
羊毛 (ウール) |
|
◯ | ◯ | ◎ | ◎ | △ | △ | ||
|
化 学 繊 維 |
再 生 |
レーヨン |
|
◎ | ◯ | ◎ | ◎ | △ | △ |
|
合 成 |
ポリ エステル |
|
△ | ◯ | △ | - | ◯ | ◎ | |
4-6. シーツなどは柔軟性のあるものを選ぶこと
マットレスの上にシーツなどを敷かれるかと思いますが、体圧分散性を活かすならニット生地のものがおすすめです。
織られた生地と違って編まれたニット生地には伸縮性があるので、ツッパリ感やハリ感がなく柔軟な寝心地を存分に活かせるからです。パリッとベッドメイキングされたシーツなどは褥瘡の原因にもなり得るので気をつけるようにしてください。
5. おすすめの体圧分散マットレス1選
私のおすすめは上記でも述べましたが、低反発や高弾性のウレタンフォームを使用したマットレスです。
5-1. 快眠タイムズマットレス3.0【イチオシ】
| 型・種類 | ノンコイルベッド/ハイブリッドマットレス |
| 厚み | 20cm |
| 硬さ | ふつう |
| 送料 | 無料 |
| 品質保証 | 5年 |
| トライアル | 100日 |
| サイズ・重量 | シングル: 98×195×20cm・約15kg、セミダブル: 118×195×20cm・約18kg、ダブル: 138×195×20cm・約21kg、クイーン: 158×195×20cm・約25kg、キング: 約幅178×長さ195×厚さ20cm、約28kg |
| 価格 | シングル: 55,000円、セミダブル: 65,000円、ダブル: 75,000円、クイーン: 85,000円、キング:95,000円 |
| リンク | 商品ページ |
|
体圧分散性 |
反発弾性 |
通気性 |
吸放湿性 |
お手入れ |
| ◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
高弾性ウレタンフォームを使用しているので、もちもちなのにしっかりした三層構造のウレタンフォームで、雲の上のような無重量感覚の寝心地のベッドマットレスです。
背中と腰のくびれへピタッとフィットしつつも、寝返りが楽にできる反発力。寝心地の概念が変わってしまうほどです。ただ、柔らかい寝心地やガチガチに硬い寝心地が好みの人には不向きです。
最後に
体圧分散性がどのようなもので、なぜ、そしてどのようにマットレスに必要なのかご理解いただけていれば幸いです。
なお、もしマットレス選びのために情報収集中でしたら、ぜひ下記のページをご覧ください。自分にあったマットレスを選ぶための考え方の手順から、種類、素材、値段別におすすめマットレスを紹介しています。きっとお役立ていただけるはずです。
関連記事:【2025年最新】快眠マットレスおすすめ17選&専門家が選ぶおすすめと失敗しないポイント
また、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。
■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
- 選び方編
○【2025年最新】快眠マットレスおすすめ17選&専門家が選ぶおすすめと失敗しないポイント
○敷布団とマットレスの違いと選び方|併用・重ね使いも徹底比較
○【保存版】マットレスの選び方|寝方・体型・硬さ・素材から最適な1枚を見つける
○マットレスの種類完全ガイド|特徴、構造、向き不向きを徹底解説
○低反発 高反発マットレスの違いを徹底比較|あなたに合うのはどっち?
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○通気性の良いマットレスの選び方|素材・構造・加工別に徹底比較
- 使い方編
○【マットレスの正しい使い方】敷き方・パットの順番・必要アイテムとは?
○マットレスの上に布団はNG?理由と代替策を専門家が解説
○マットレスのダニ対策完全ガイド|退治・除去・予防まで徹底解説
○マットレスにカビが生えた時の対処法と予防法|健康被害や買い替え判断も解説
○ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
○マットレスの寿命と買い替え時の見極め方|長持ちさせるコツも解説
○マットレスの処分方法7選|スプリング入りやノンコイルも対応
よくあるご質問
Q1. 体圧分散マットレスとは何ですか?
A. 寝ているときに体にかかる圧力を分散させ、特定の部位に負担が集中しないように設計されたマットレスです。腰痛や床ずれ対策にも有効です。
Q2. どんな人に体圧分散マットレスはおすすめですか?
A. 腰痛・肩こりに悩む方、体格に合った寝心地を求める方、寝返りが少ない方や高齢者に特におすすめです。
Q3. 低反発と高反発、どちらが体圧分散に向いていますか?
A. 一般的に低反発は体にフィットしやすく体圧分散性が高いですが、反発性に乏しく寝返りがしにくい点に注意が必要です。ハイブリッド構造が理想です。
Q4. 体圧分散マットレスの寿命はどのくらいですか?
A. 通常は7〜10年が目安です。高密度ウレタンフォームやポケットコイルを使用したモデルは、10年以上使用できることもあります。
Q5. 体圧分散マットレスは腰痛に効果がありますか?
A. はい、特に高反発ウレタンやポケットコイルマットレスは、腰痛の緩和に役立つとされています。体圧を均等に分散し、腰への負担を軽減します。
Q6. 体圧分散マットレスはどのくらいの硬さを選べばいいですか?
A. 体重が軽い人(60kg未満)にはやや柔らかめ、体重が重い人(60kg以上)にはやや硬めのマットレスを選ぶのが理想です。体重に合わせた反発力(100N〜150N前後)を選ぶと、寝心地が良く、寝返りもしやすいです。
Q7. 体圧分散マットレスは夏でも使えるのか?
A. 通気性が良く、蒸れにくい素材を選べば、夏でも快適に使用できます。特に、ポリエチレンやテンセル®の生地は夏でも爽やかな寝心地を提供します。
著者紹介
著者情報
加賀 照虎(上級睡眠健康指導士)
上級睡眠健康指導士(第235号)。3,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。取材依頼はこちらから。
各種SNSで情報発信中。
上級睡眠健康指導士(第235号)。3,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。取材依頼はこちらから。
各種SNSで情報発信中。
「いくら眠っても眠い」
「寝付きが悪くなった」
など睡眠のお悩みを抱えてはいないでしょうか?
多くの研究データから質の低い睡眠は生活の質を下げることがわかっています。
快眠タイムズでは、皆さんの睡眠の質を向上させ、よりよい生活が送れるように、プロの視点から睡眠/寝具の情報を発信していきます。