ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を

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ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で徹底解説しています。マットレスがズレるため買い換えようとマットレス選びの情報収集をしている方はぜひ参考にしてください。

こんにちは、加賀照虎です。

ふと気がついたら、ベッドやマットレスがズレてしまっていたこと、ありませんか?

大きな問題ではないものの、毎回ズレを直すのは意外と面倒ですよね。心が繊細な方だと、小さなズレを見つけるだけでも心がソワソワしてしまうかもしれません。

そこで今回は、そんなお悩みを解消するために「ベッドやマットレスがずれるときの効果的な滑り止め対策」をご紹介します。

快適な寝具環境を手に入れるヒントになれば幸いです。

1. ベッド・マットレスがズレないための対策

ベッドやマットレス以外にも、ベッドパッドや敷布団のズレにお悩みの声もいただきます。

なので、それぞれ順を追ってご紹介していきます。

1-1. ベッドがずれるなら脚に滑り止め対策

まず最初に、ベッドがずれてしまうときにおすすめなのが、滑り止めシートをベッドの下に敷くことです。

TRUSCO ノンスリップマット
TRUSCO ノンスリップマット

30×200cmと大きめですが、5cm角くらいのサイズに切ったものをいくつか用意し、それらをベッドの脚の下に敷くことで、滑りを抑えられます。ベッドが滑ることでフローリングなどの床を擦って傷つけることもありますが、そのような擦り傷対策にもなります。テーブルやソファにも応用できるのでおすすめです。

なお、ズレ防止の一環として、ベッドを壁に接して置かれることがありますが、これはお控えください。というのも、壁とベッドが密着することで空気の流れが悪くなり、ベッド周りに湿気がたまりやすくなりマットレスや壁にカビが生えやすくなるからです。そのため、ベッドは壁から少なくとも5cmは離して設置するようにしましょう。

1-2. マットレス・敷布団がずれるなら底面に滑り止め対策

マットレス・敷布団のズレに対しても、滑り止めシートが有効です。

10cm角くらいに切ったシートをマットレス・敷布団の四隅の下に加えて、中心部の下にも満遍なく敷くことでよりずれにくくできます。

anti-slip-sticker-on-bed
ベッドの床板の隅に滑り止めシートを付ける

また、そもそも論ですが、ベッドが落とし込み構造だと、マットレスがズレにくくなります。

落とし込み 上乗せ
画像 embed-bed Cellpur-Sweet-Dream-Mattress1
構造 low-bed-types2 low-bed-types1

マットレスのずれに敏感な方は、ベッドフレームから選び直すのもありかもしれません。

もしくは、底面がもともと滑り止め仕様になっているマットレスもあるので、そのようなマットレスを選ぶのも一手です。

注意:マットレスの上に敷いた敷布団のズレが気になるという声をいただくことがありますが、そもそも敷布団はマットレスの上で使うことはおすすめしていません。理由については以下のページをご参照ください。
関連記事:マットレスの上に敷布団を敷くのがダメな理由と3つの目的別対策

1-3. 並べたマットレス同士がズレる

「マットレスを二台並べて使っているが、ズレにより真ん中に隙間が出来てしまう」

このようにお悩みの方におすすめなのが、マットレス固定バンドです。

mattress-connect-band
>>マットレス固定バンド 1,917円

マットレス同士を固定するのでほぼズレなくなります。

1-4. ベッドパッド・敷きパッドがずれる

基本的に、パッド類には四隅にゴムバンドがついているので、それでマットレスに固定すればずれることはありません。

敷きパッド ベッドパッド ベッドシーツ トッパー プロテクター
画像 shiki-pad1 bed-pad1 bed-sheet1 mattress-topper1 mattress-protector1
役割
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • マットレスの汚れ防止
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • おしゃれ
  • 体圧分散改善
  • マットレスの
    汚れ防止
厚み 1~2cm前後 3~4cm前後 5mm前後 3~5cm 5mm前後
温湿度調整 ×
汚れ防止
洗濯 ×
体圧分散性 × ×

しかし、ゴムバンドが千切れてしまったり、長さが足りなかったり、もしくは長すぎたりすると、ベッドパッドが固定できないためずれてしまうことがあります。

そのようなときに役に立つのが、ズレ防止クリップです。

お布団ずれ落ちクリップ
お布団ずれ落ちクリップ

お使いのベッドパッドやマットレス(もしくは敷布団)をクリップで挟める余地があるのなら、それらをお互いクリップで挟んで固定することでズレを防止することができます。

もしくは、両端にクリップのあるゴムバンドを使って、備え付けのゴムバンドの代用にすることも可能です。

調節可能 ベッドシーツ ズレ防止クリップ
調節可能 ベッドシーツ ズレ防止クリップ

ちょうどゴムバンドが4本入っています。ベッドパッドの四隅を固定すれば、ズレをほとんど無くせます。

ゴムバンドを伸ばしたときの長さが45cmなので、厚みが20cm以上あるマットレスには少々キツいかもしれない点ご了承ください。

最後に

ベッド、マットレス、パッド類のズレが気にならなくなり、快適にお使いいただけるようになれば幸いです。

また、以下のページで寝心地が素晴らしいマットレスを選ぶためのポイント(体圧分散性、弾力性、耐久性など)とおすすめのブランドについて徹底的に解説しているので、是非あわせてご参考にしてください。

関連記事:快眠マットレスおすすめ11選&自分に合うものを絞り込む手順

なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
- 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
- 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
○マットレスの正しいダニ退治方法、二度と繁殖させない予防法
○マットレスのカビ除去方法と、再発を防ぐ予防対策
○ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
○長生きでお得に!マットレスの寿命を判断する5つの目安
○賢い節約術!マットレスの処分方法を考えるべき順序

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