知らなきゃ大損!ベッドパッド・敷きパッドの正しい使い方

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知らなきゃ大損!ベッドパッド・敷きパッドの正しい使い方

こんにちは、加賀照虎です。

ベッドパッドと敷きパッド、名前が似ているので混同してしまいますよね。

敷きパッド ベッドパッド
shiki-pad1 bed-pad1
  • 敷きパッドは薄め(1~2cm前後)のパッド
  • ベッドパッドは中材の厚みがある(3~4cm前後)パッド

役割はほとんど同じですが、厚さが微妙に異なるため使用感・使い勝手が異なってきます。

そのため、正しい順番でマットレスの上に敷かないと、その特徴を活かせられなくなります。

ということで本日は、

  • それぞれの必要性、役割、使用感の違い
  • ベッドパッドと敷きパッドの使い方(敷く順番)
  • おすすめの使い方3パターン

などについてご紹介していきます。

正しく使って製品の特性をフルに活かしましょう!

※自分に合った敷きパッドを選ぶ手順(役割の理解→素材選び→好み・体質チェック)についてこちらのページ「敷きパッドのおすすめ6選と選び方【素材と機能を徹底理解】」で徹底解説しています。敷きパッド選びの情報収集をしている方は是非参考にしてください。

1. 敷きパッド・ベッドパッドの役割(必要な理由)

まず最初に知ってもらいのが、必要性です。

パッドの役割は以下のとおりです。

  • 肌触り改善
    マットレスの側生地(元々付いてるカバー)は肌触りが良くないものがあります。高品質のパッドにより、肌当たりが気持ちよくなります。
  • 温湿度調整
    マットレスは蒸れやすいものが多いです。汗を吸収・発散させやすい素材のパッドで快適に寝られるようになります。
  • 汚れの防止
    マットレスは洗えないものがほとんどです。そのため、マットレスが汚れないようにケアするのもパッドの大切な役割です。

こういった役割から、パッドは絶対に必要だとご認識ください。

1-1. 敷きパッドとベッドパッドの違い|ほぼ同じだが使用感・使い勝手が異なる

必要性は納得できましたか?

それでは次に、違いについてです。

それぞれの役割と使用感、使い勝手をまとめると、次のようになります。

敷きパッド ベッドパッド ベッドシーツ トッパー プロテクター
画像 shiki-pad1 bed-pad1 bed-sheet1 mattress-topper1 mattress-protector1
役割
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • マットレスの汚れ防止
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • おしゃれ
  • 体圧分散改善
  • マットレスの
    汚れ防止
厚み 1~2cm前後 3~4cm前後 5mm前後 3~5cm 5mm前後
温湿度調整 ×
汚れ防止
洗濯 ×
体圧分散性 × ×

それぞれ具体的に説明していきます。

敷きパッドは薄くて使いやすく季節物が多い

敷きパッドは薄くて使い勝手が良いのがポイントです。

もちろん、薄いといってもマットレスを保護するには十分な厚さですので、これ一枚敷いておけば寝心地改善から汚れ対策までカバーすることができます(体圧分散性は改善しません)。

また、季節ものも豊富です。

生地で温感・冷感などの温湿度調整をして、夏や冬などの使用に特化したものがあります。

通年用敷きパッド 夏用の冷感敷きパッド 冬用のあたたか敷きパッド
all-year-mattress-pad cool-mattress-pad warm-mattress-pad

ベッドパッドはふかふかで快適だが、手入れが大変で単体使用には向かない

ベッドパッドは中材が多く厚みがあります。

そのため、へたったマットレスの体圧分散性を改善することができます。

例えば、羊毛(ウール)わたなどは弾力性により寝心地を改善しつつ、吸放湿性により布団の中の温湿度を調整し、年中快適な睡眠環境をサポートします。

素材 イメージ 柔らかさ 滑らかさ 吸湿性 放湿性 耐久性 洗濯性





綿
(コットン)
cotton1

(リネン)
linen1



(シルク)
silk1
羊毛
(ウール)
wool1




レーヨン layon1

ポリ
エステル
polyester1 -

その一方、分厚いためやや扱いにくくなります。

敷きパッドの洗濯も大変ですが、ベッドパッドはさらに大変です。サイズによっては家庭用洗濯機には入りません。そのため、ベッドパッドの上に直接寝るのは推奨されておらず、その上にシーツなどを敷く必要があるのです。

2. 敷きパッド・ベッドパッドの使い方

役割とそれぞれの特徴についてはご理解いただけましたか?

これらが分かると、使い方(マットレスへ敷く順番)もスッと理解できるはずです。

以下のイラストのようになります。

how-to-use-topper-pads-and-sheets
マットレスと周辺アイテムの正しい使い方

つまり、もし一緒に使うとするなら、

  • (下)マットレス → ベッドパッド → 敷きパッド(上)

という順番になります。

とはいえ、それぞれの役割を理解していれば、両方一緒に使う必要がないことは分かりますよね。

さらにいうなら、ベッドシーツなどもあります。

これら全てを上手に組み合わせられると理想的です。

おすすめの組み合わせを紹介していきますので、あなたに合う方法の参考にしてください。

敷きパッド ベッドパッド ベッドシーツ トッパー プロテクター
画像 shiki-pad1 bed-pad1 bed-sheet1 mattress-topper1 mattress-protector1
役割
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • マットレスの汚れ防止
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • おしゃれ
  • 体圧分散改善
  • マットレスの
    汚れ防止
厚み 1~2cm前後 3~4cm前後 5mm前後 3~5cm 5mm前後
温湿度調整 ×
汚れ防止
洗濯 ×
体圧分散性 × ×

2-1. 敷きパッド・ベッドパッドの上手な使い方3パターン

①シーツ不要の最低限の使い方【マットレス→敷きパッド】

「いろいろ買い揃えるのが面倒だ」
「予算を抑えたい」

このようにお考えなら、マットレスの上に敷きパッドだけ敷くようにしましょう。

寝心地改善、汚れ対策としては十分です。しかし、生地素材が綿などのような吸水性・吸湿性のあるものでないと汗を吸収してくれなくなりますので、素材はきちんと確認するようにしましょう。

素材 イメージ 柔らかさ 滑らかさ 吸湿性 放湿性 耐久性 洗濯性





綿
(コットン)
cotton1

(リネン)
linen1



(シルク)
silk1
羊毛
(ウール)
wool1




レーヨン layon1

ポリ
エステル
polyester1 -

ただ、欠点があります。

週に1度前後で敷きパッドを洗わなければならないため、洗濯がやや大変になることはご承知ください。

②一般的な使い方【マットレス→敷きパッドorベッドパッド→シーツ】

必要最低限の使い方だと敷きパッドが汚れやすいです。

そのため、出来ればその上にベッドシーツを敷くのが一般的でおすすめです。ベッドシーツのほうが薄くて軽いので洗濯などのお手入れが手軽です。こちらも同じく、シーツ・パッドともに素材をきちんと選ぶようにしましょう。

洗濯のしやすさを重視するなら敷きパッド、寝心地をふわっとさせたいならベッドパッド、というように選び分けましょう。

③季節に合わせた使い方【マットレス→季節物敷きパッド→シーツ】

「夏はひんやりして、冬はあたたかに眠りたい」

このようにお考えなら、このような組み合わせが理想的です。夏は【マットレス→接触冷感敷きパッド】で、冬は【マットレス→あたたか敷きパッド】で、春秋は【マットレス→いずれかの敷きパッド→シーツ】のように組み合わせることで年中快適になります。

トッパー・プロテクターは必要に応じて使用する

トッパーとプロテクターは必ずしも必要ではありません。

マットレスのヘタリや硬さが気になるならトッパーを使って【マットレス→トッパー→パッド、、、】のようにして、マットレスが新品で長持ちさせたい場合やダニ・カビ対策を念入りにしたいなら【マットレス→プロテクター→パッド、、、】のようにして使いましょう。

最後に

パッドの正しい使用方法はわかりましたか?

あなたのパッドが上手に活用されるようになれば幸いです。

なお、以下のページで快適に眠るための敷きパッドの選び方やおすすめ商品について紹介しています。

これから敷きパッドを購入しようと考えている方は、ぜひご参考にしてください。

関連記事:敷きパッドのおすすめ10選と選び方【素材と機能を徹底理解】

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