ベッドパッド・敷きパッドの役割と正しい使い方を専門家が解説!シーツの必要性も紹介

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ベッドパッド・敷きパッドの役割と正しい使い方を専門家が解説!シーツの必要性も紹介

こんにちは、加賀照虎です。

ベッドパッドと敷きパッド、名前が似ているので混同してしまいますよね。

敷きパッド ベッドパッド
shiki-pad1 bed-pad1
  • 敷きパッドは薄め(1~2cm前後)のパッド
  • ベッドパッドは中材の厚みがある(3~4cm前後)パッド

役割はほとんど同じですが、厚さが微妙に異なるため使用感・使い勝手が異なってきます。

そのため、正しい順番でマットレスの上に敷かないと、その特徴を活かせられなくなります。

ということで本日は、

  • それぞれの必要性、役割、使用感の違い
  • ベッドパッドと敷きパッドの使い方(敷く順番)
  • おすすめの使い方3パターン

などについてご紹介していきます。

正しく使って製品の特性をフルに活かしましょう!

※自分に合った敷きパッドを選ぶ手順(役割の理解→素材選び→好み・体質チェック)についてこちらのページ「敷きパッドおすすめ10選と選び方|素材と機能を徹底解説」で徹底解説しています。敷きパッド選びの情報収集をしている方は是非参考にしてください。

1. 敷きパッド・ベッドパッドの役割(必要な理由)

まず最初に知ってもらいたいのが、必要性です。

パッドの役割は以下のとおりです。

  • 肌触り改善
    マットレスの側生地(元々付いてるカバー)は肌触りが良くないものがあります。高品質のパッドにより、肌当たりが気持ちよくなります。
  • 温湿度調整
    マットレスは蒸れやすいものが多いです。汗を吸収・発散させやすい素材のパッドで快適に寝られるようになります。
  • 汚れの防止
    マットレスは洗えないものがほとんどです。そのため、マットレスが汚れないようにケアするのもパッドの大切な役割です。

こういった役割から、パッドは絶対に必要だとご認識ください。

1-1. 敷きパッドとベッドパッドの違い|ほぼ同じだが使用感・使い勝手が異なる

必要性は納得できましたか?

それでは次に、違いについてです。

それぞれの役割と使用感、使い勝手をまとめると、次のようになります。

敷きパッド ベッドパッド ベッドシーツ トッパー プロテクター
画像 shiki-pad1 bed-pad1 bed-sheet1 mattress-topper1 mattress-protector1
役割
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • マットレスの汚れ防止
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • おしゃれ
  • 体圧分散改善
  • マットレスの
    汚れ防止
厚み 1~2cm前後 3~4cm前後 5mm前後 3~5cm 5mm前後
温湿度調整 ×
汚れ防止
洗濯 ×
体圧分散性 × ×

それぞれ具体的に説明していきます。

1-1-1. 敷きパッドは薄くて使いやすく季節物が多い

敷きパッドは薄くて使い勝手が良いのがポイントです。

もちろん、薄いといってもマットレスを保護するには十分な厚さですので、これ一枚敷いておけば寝心地改善から汚れ対策までカバーすることができます(体圧分散性は改善しません)。

また、季節ものも豊富です。

生地で温感・冷感などの温湿度調整をして、夏や冬などの使用に特化したものがあります。

通年用敷きパッド 夏用の冷感敷きパッド 冬用のあたたか敷きパッド
all-year-mattress-pad cool-mattress-pad warm-mattress-pad

1-1-2. ベッドパッドはふかふかで快適だが、手入れが大変で単体使用には向かない

ベッドパッドは中材が多く厚みがあります。

そのため、へたったマットレスの体圧分散性を改善することができます。

例えば、羊毛(ウール)わたなどは弾力性により寝心地を改善しつつ、吸放湿性により布団の中の温湿度を調整し、年中快適な睡眠環境をサポートします。

素材 イメージ 柔らかさ 滑らかさ 吸湿性 放湿性 耐久性 洗濯性





綿
(コットン)
cotton1

(リネン)
linen1



(シルク)
silk1
羊毛
(ウール)
wool1




レーヨン layon1

ポリ
エステル
polyester1 -

その一方、分厚いためやや扱いにくくなります。

敷きパッドの洗濯も大変ですが、ベッドパッドはさらに大変です。サイズによっては家庭用洗濯機には入りません。そのため、ベッドパッドの上に直接寝るのは推奨されておらず、その上にシーツなどを敷く必要があるのです。

2. 敷きパッド・ベッドパッドの使い方

役割とそれぞれの特徴についてはご理解いただけましたか?

これらが分かると、使い方(マットレスへ敷く順番)もスッと理解できるはずです。

以下のイラストのようになります。

how-to-use-topper-pads-and-sheets
マットレスと周辺アイテムの正しい使い方

つまり、もし一緒に使うとするなら、

  • (下)マットレス → ベッドパッド → 敷きパッド(上)

という順番になります。

とはいえ、それぞれの役割を理解していれば、両方一緒に使う必要がないことは分かりますよね。

さらにいうなら、ベッドシーツなどもあります。

これら全てを上手に組み合わせられると理想的です。

おすすめの組み合わせを紹介していきますので、あなたに合う方法の参考にしてください。

敷きパッド ベッドパッド ベッドシーツ トッパー プロテクター
画像 shiki-pad1 bed-pad1 bed-sheet1 mattress-topper1 mattress-protector1
役割
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • マットレスの汚れ防止
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • おしゃれ
  • 体圧分散改善
  • マットレスの
    汚れ防止
厚み 1~2cm前後 3~4cm前後 5mm前後 3~5cm 5mm前後
温湿度調整 ×
汚れ防止
洗濯 ×
体圧分散性 × ×

2-1. 敷きパッド・ベッドパッドの上手な使い方3パターン

2-1-1. シーツ不要の最低限の使い方【マットレス→敷きパッド】

「いろいろ買い揃えるのが面倒だ」
「予算を抑えたい」

このようにお考えなら、マットレスの上に敷きパッドだけ敷くようにしましょう。

寝心地改善、汚れ対策としては十分です。メリットとしては、用意する寝具の枚数が少なくて済むこと、シーツの付け替えが不要でベッドメイクが簡単になること、マットレスや敷きパッドの素材感をダイレクトに感じやすいことが挙げられます。洗濯のたびに敷きパッドだけを外して丸洗いすればよいので、アイテム数を増やしたくない方にも向いています。

一方で、「マットレス+敷きパッドのみ」のデメリットも把握しておく必要があります。まず、敷きパッド自体がある程度ボリュームのある生地のため、シーツに比べて乾きにくいことが多く、梅雨時期や冬場は洗濯サイクルが空きがちになります。

その間に汗や皮脂をため込んでしまうと、ニオイや黄ばみ、ダニ・カビのリスクが高くなります。また、汚れや湿気が敷きパッドを通してマットレスに達しやすくなるため、マットレス本体を長く大切に使いたい方には、プロテクターやシーツを併用した方が安心です。

また、生地素材が綿などのような吸水性・吸湿性のあるものでないと汗を吸収してくれなくなりますので、素材はきちんと確認するようにしましょう。

素材 イメージ 柔らかさ 滑らかさ 吸湿性 放湿性 耐久性 洗濯性





綿
(コットン)
cotton1

(リネン)
linen1



(シルク)
silk1
羊毛
(ウール)
wool1




レーヨン layon1

ポリ
エステル
polyester1 -

「マットレスに敷きパッドのみ」がおすすめできるのは、週1回以上しっかり洗濯できる方、汗の量がそれほど多くない方、アレルギーや敏感肌のトラブルが少ない方です。汗かきの方、小さなお子さま・ペットと一緒に寝る方、ダニやカビが気になる方は、防水シーツやベッドパッドを間に挟みつつ、薄手のシーツを併用する構成を検討するとよいでしょう。

2-1-2. 一般的な使い方【マットレス→敷きパッドorベッドパッド→シーツ】

必要最低限の使い方だと敷きパッドが汚れやすいです。

そのため、出来ればその上にベッドシーツを敷くのが一般的でおすすめです。ベッドシーツのほうが薄くて軽いので洗濯などのお手入れが手軽です。こちらも同じく、シーツ・パッドともに素材をきちんと選ぶようにしましょう。

側生地が綿パイルなど吸湿性・吸水性に優れ、家庭の洗濯機で丸洗いしやすい敷きパッドであれば、シーツをかけずに直接寝ても大きな問題はありませんが、シーツを使わないような使い方は、あくまで"こまめに洗えること"が前提です。

一方で、敷きパッドの素材や使い方によっては、シーツと併用したいケースもあります。ポリエステル100%の生地でムレが気になりやすい場合や、週に何度も洗濯するのが難しい場合、汗や皮脂の量が多い方、小さなお子さま・ペットと一緒に寝る場合などは、薄手のシーツを一枚かけた方が衛生的です。

洗濯のしやすさを重視するなら敷きパッド、寝心地をふわっとさせたいならベッドパッド、というように選び分けましょう。

2-1-3. 季節に合わせた使い方【マットレス→季節物敷きパッド→シーツ】

「夏はひんやりして、冬はあたたかに眠りたい」

このようにお考えなら、このような組み合わせが理想的です。夏は【マットレス→接触冷感敷きパッド】で、冬は【マットレス→あたたか敷きパッド】で、春秋は【マットレス→いずれかの敷きパッド→シーツ】のように組み合わせることで年中快適になります。

2-1-4. トッパー・プロテクターは必要に応じて使用する

トッパーとプロテクターは必ずしも必要ではありません。

マットレスのヘタリや硬さが気になるならトッパーを使って【マットレス→トッパー→パッド、、、】のようにして、マットレスが新品で長持ちさせたい場合やダニ・カビ対策を念入りにしたいなら【マットレス→プロテクター→パッド、、、】のようにして使いましょう。

3. 敷きパッド・ベッドパッドを快適に使うための素材選び

敷きパッドもベッドパッドも、「どんな素材を選ぶか」で寝心地もお手入れのしやすさも大きく変わります。ここでは、側生地素材・生地の織り方(編み方)・中材・機能性加工の4つのポイントから、敷きパッド・ベッドパッドを快適に使うための素材選びのコツをまとめます。

3-1. 側生地素材で選ぶ(敷きパッド/ベッドパッド共通)

  • 綿(コットン)
    吸湿性・吸水性が高く、汗をしっかり受け止めてくれる定番素材です。綿パイルや綿ガーゼの敷きパッドは、肌ざわりがやわらかくムレにくいので、素肌で触れても快適に使えます。ベッドパッドの側生地が綿素材だと、マットレスの上に敷いたときもカサつきにくく、寝返り音も気になりにくいのが特徴です。
  • ポリエステル(合繊)
    乾きやすくシワになりにくいので、洗濯頻度が高い方に向いています。一方で、汗をかきやすい体質の方や夏場は、綿100%に比べてムレやベタつきが気になる場合もあるため、敷きパッドは綿混・側生地綿+中材ポリエステルなど、組み合わせでバランスを取るのがおすすめです。

3-2. 生地の織り方・編み方で選ぶ(主に敷きパッド)

  • パイル生地
    タオルのようなループ状の生地で、汗を素早く吸い取ってくれるのが特長です。夏場の汗対策や、年間を通して「さらっとした肌ざわり」が欲しい方に向いています。綿パイルの敷きパッドは、シーツの上に重ねても・シーツ代わりに使っても扱いやすいタイプです。
  • ガーゼ・ニット(スムース・ジャージーなど)
    やわらかく肌なじみが良い生地で、敏感肌の方やお子さまにも人気です。ガーゼは通気性が高く、汗ばむ季節でもムレ感を抑えやすいのがメリット。ニット生地は伸びがあり、身体のラインにやさしくフィットしてくれるので、寝返りの多い方でも生地の突っ張りが気になりにくくなります。
  • マイクロファイバー・ボアなどの起毛生地
    冬に重宝するあたたか素材です。ふんわりと空気を含むので保温性が高く、ひんやり感を軽減してくれます。ベッドパッドの上にこれらの敷きパッドを重ねると、底つき感を抑えながら、表面のぬくもりもしっかり確保できます。

3-3. 中材で選ぶ(特にベッドパッド)

  • ポリエステルわた
    軽くて乾きやすく、取り扱いやすい中材です。体圧分散性をほどよく高めつつ、洗濯後も比較的乾きやすいので、こまめに洗いたいご家庭に向いています。厚みのあるベッドパッドはクッション性が増す一方、乾燥時間が長くなるので、「厚み」と「お手入れのしやすさ」のバランスを見て選ぶと安心です。
  • ウールわた
    吸放湿性に優れ、夏はムレにくく冬はあたたかいのが魅力です。湿気をため込みにくいので、一年を通して快適な寝床内環境を作りやすくなります。ただし、家庭での洗濯方法に制限がある場合も多いため、ウール入りベッドパッドを使う場合は、その上に洗いやすい敷きパッドやシーツを重ねて汚れを受け止める構成がおすすめです。
  • ウレタンフォーム
    いわゆる「トッパー」に近い厚みとクッション性を持たせたいときに選ばれる中材です。体圧分散性に優れ、マットレスの硬さ調整にも役立ちますが、丸洗い不可のものが多いため、必ず上に敷きパッドやシーツを重ねて使用しましょう。

3-4. 機能性加工で選ぶ

  • 防ダニ・抗菌防臭加工
    ハウスダストやニオイが気になる方、小さなお子さまやアレルギー体質のご家族がいるご家庭におすすめの機能です。敷きパッドやベッドパッド自体に防ダニ・抗菌防臭加工が施されていると、シーツとの重ね使いでも、どちらか1枚だけで使う場合でも清潔さを保ちやすくなります。
  • 防水・撥水加工
    おねしょやペットの粗相、寝汗によるマットレス汚れを防ぎたいときに役立つ機能です。ベッドパッドに防水性を持たせるか、防水シーツを間に挟んで、その上に敷きパッドを重ねる構成にすると、マットレスをしっかり保護できます。防水層はどうしてもムレやゴワつきを感じやすいので、肌に触れる一番上は、肌ざわりの良い敷きパッドを選ぶとバランスが取りやすくなります。
  • 接触冷感・吸湿発熱などの温度調節系機能
    夏は接触冷感・吸水速乾、冬は吸湿発熱・保温性の高い機能など、季節に合わせて選ぶと「敷きパッド+ベッドパッド」の組み合わせでも快適さがぐっと変わります。ベッドパッドで土台のクッション性と湿度コントロールを整え、季節に応じた敷きパッドで表面の温度感を調整するイメージで選ぶと失敗しにくくなります。

最後に

パッドの正しい使用方法はわかりましたか?

あなたのパッドが上手に活用されるようになれば幸いです。

なお、以下のページで快適に眠るための敷きパッドの選び方やおすすめ商品について紹介しています。

これから敷きパッドを購入しようと考えている方は、ぜひご参考にしてください。

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