【ダニアレルギー検査の概要】費用、日数、保険、数値の目安

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【ダニアレルギー検査の概要】費用、日数、保険、数値の目安
  • 「ベッドに入ると痒みを感じる」
  • 「もしかして布団のダニに体が反応しているかも」

などとアレルギー反応を疑ってしまわないでしょうか?

とはいえ、本当にダニが原因なのか、自分で判断するのは難しいですよね。

しかも、原因が分からないままでは、症状への対策のしようもありません。

そのような時、ダニアレルギーの有無を検査で調べてみることをおすすめします。なるべく早く確実に原因をさぐることができます。

そこで本日は、

  • ダニアレルギー検査の概要
  • View アレルギー39検査がおすすめな理由
  • どこで検査できるか
  • 費用はどれくらいか
  • アレルギー検査の数値と7つのクラスの意味

などについて分かりやすく解説していきます。

※もし布団にダニが繁殖しているようでしたら、こちらのページ「【布団のダニ退治方法】おすすめ11選と再発予防3ステップ」で対策方法について詳しく解説しているのでぜひあわせて参考にしてください。

1. ダニアレルギー検査の概要

いきなりダニアレルギー検査といわれても、どうやって調べるのか、どこで検査ができるのか、保険は適用されるのか、大体の費用はどれくらいなのか、などなどイメージできないと思います。

そこでまずは、ダニアレルギー検査の概要について説明していきます。

1−1. ダニアレルギー検査って何をするの?

そもそもアレルギーとは何かと言うと、「体の外から入ってきた特定の異物(アレルゲン)に対しての免疫機能が過剰に働くこと」を意味します。

ダニアレルギーを検査する場合、ダニアレルゲン(ダニの死骸、糞など)に対してアレルギー反応を起こすかどうかを調べます。検査方法は様々ですが、血液検査が主流です。

あなたの血中のIgE濃度を測定し、ダニアレルゲンに対して高くなるかどうかを測定します。

もちろん、ダニアレルゲン以外にも同時に調べられます。が、検査項目を必要以上に増やすと費用もそれに応じて高くなってしまいます。

なお、ダニアレルギーに関してこちらのページ『【保存版】ダニアレルギーの症状、原因、対策の総まとめ』で全体像をまとめていますので併せてご参考にしてください。

おすすめは「View アレルギー39」検査

View39はその名の通り、39種類のアレルギー項目を調べるパッケージ検査です。

ダニ(ヤケヒョウヒダニ)はもちろん、アレルギー症状の原因として混同しやすいハウスダストやカビ、季節の花粉などのアレルギーを同時に調べることができます。

吸入系抗原 食餌系抗原
ヤケヒョウヒダニ かもがや 卵白 カニ
ハウスダスト1 おおあわがえり オボムコイド キウイ
ネコ皮屑 ぶたくさ ミルク りんご
イヌ皮屑 よもぎ 小麦 バナナ
ゴキブリ アルテルナリア 大豆 鶏肉
アスペルギルス そば 牛肉
すぎ カンジダ ピーナッツ 豚肉
ヒノキ マルセチア(属) まぐろ
はんのき(属) ラテックス ごま さけ
しらかんば(属) エビ さば

家庭でのアレルギー症状でお悩みの方に適した検査だと思います。

あなたの担当医と相談してみましょう。

1−2. どこで検査できるの?

アレルギー科、内科、耳鼻咽喉科、皮膚科などで検査を受け付けてもらえます。

検査室を有している病院であれば、その場で検査をして数十分で結果を知らせてもらえます。検査室を持たない病院の場合、検査センターに依頼し後日(1周間前後)結果を知らせてもらえます。そのため、結果を早めに知りたい人は、病院選びの段階で即日検査結果を知らせてもらえるかどうかを確認しておきましょう。

1−3. 保険は適応されるの?

アレルギーを疑う症状があり、医師が診断の元、検査が必要と判断した場合にアレルギー検査を保険適応で行うことができます。

「布団に入ると痒みが生じる」など具体的なシチュエーションを伝えながら、もし発疹などが出るようであれば見てもらい診断してもらいましょう。もちろん、アレルギーによる症状がない場合であっても、自費診療でアレルギー検査を行ってもらうことは可能です。

1−4. 費用はどれくらい?

検査をするアレルゲンの数、検査室の有無、保険適応の可否、などにより費用が変わるので、ズバリいくらとは申し上げにくいのです。

が、一つの参考として、小杉内科ファミリークリニックで行われている「View39検査」の場合だと、上記のようにダニを初めハウスダスト、カビ、ゴキブリ、花粉など39種を調べて6,000円(保険適用)とのことです。

1−5. アレルギー検査の数値と7つのクラスの意味は?

アレルギー検査(「特異的IgE検査」「RAST検査」と呼ばれる)では、各項目に対してアレルギーの起こりやすさを示す数値が出ます。

そして、その数値を元に0~6までの7つのクラスに分けられます。0は陰性で問題なし、1は偽陽性でほぼ問題なし、2~3は軽中度の症状が、4以上は重い症状が出ます。

クラス IgE抗体濃度 判定
0 0.34以下 陰性 検出されず
1 0.35以上 偽陽性 軽症
2 0.70以上 陽性 中等症
3 3.50以上 重症
4 17.50以上 高重度
5 50.0以上 高重度
6 100.0以上 最重症

ヤケヒョウヒダニの項目が3以上であれば、あなたが家庭で感じているアレルギー症状はやはりダニが原因であるかと考えられます。

最後に

ダニアレルギーの検査を受けて、咳や痒みの原因が突き止められていれば幸いです。

もし、ダニが原因であった場合、家庭のダニ対策を行いましょう。布団とマットレスのダニ退治方法については、こちらのページ『手軽で効果抜群!布団の正しいダニ退治方法』で10通りのダニ退治方法から、効果的なものをご紹介しているので併せてご参考にしてください。

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