マットレス

種類別!洗えるマットレスの特徴と注意点、おすすめの選び方

こんにちは、加賀照虎です。

  • 「キレイ好きを通り越して潔癖症だから」
  • 「フケなどでマットレスを汚してしまいがちだから」
  • 「父親が寝床で粗相をすることがあるから」

などの理由から「マットレスは洗えるものがいい」と希望される方は少なくありません。

ただ、洗えるマットレスとはいっても、大きく分けると3つの種類があります。それぞれ洗いやすさや寝心地などがかなり変わってきます。それらの特徴を知ることで、より満足のいくマットレスがお選びいただけます。

そこで本日は「洗えるマットレスの特徴と注意点、おすすめの選び方」についてご紹介します。

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著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
取材依頼はお問い合わせから。
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1. 種類別|洗えるマットレスの特徴

まずはじめにご理解いただきたいのが、洗えるマットレスといっても「洗濯機」ではなく、あくまで「手洗い」になる点ご了承ください。

洗濯機で洗えるマットレスは存在しません。

そして、洗えるマットレスには3つの種類があるといいましたが、それが何かというと以下の3つです。

  1. 高反発ファイバーマットレス
  2. 防水マットレス
  3. 高反発ウレタンフォームマットレス

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※コイルスプリングマットレスの体圧分散性はコイルの上の詰めもの(ウレタンフォーム やわたなど)の量と品質により大きく左右され、単体での評価が不可能なため「 – 」としています。また、それぞれ加工・品質により△が◯になったり、◎が◯になることがあります。

とはいえ、名称だけいわれてもなんのことやらサッパリだと思います。

それぞれ1つずつ、洗いやすさなどの洗濯性と特徴についてご説明していきます。

1−1. 高反発ファイバーマットレス

ブレスエアー®︎などの高反発ファイバー素材は、とても洗濯しやすいです。シャワーで流すのはもちろん、洗剤を混ぜたお水の中につけ置きをして洗うことだって可能です。しかも、乾かすのも楽チンです。

  • ファイバーを振って水気を取る
  • 表面の水気をタオルで拭き取る
  • 風通しのいいところで乾かす

正直、洗いやすさでいうと高反発ファイバー素材のマットレスがピカイチです。

とはいえ、寝心地においてはややデメリットがあり、やや素材が硬いことです。寝心地の硬さ/柔らかさは好みもあるので線引きが難しいですが、寝具ショップできちんと試し寝をされてから選ぶことをおすすめします。

硬すぎるマットレスは腰に圧迫を与える
硬すぎるマットレスは腰に圧迫を与える

上記のイラストのように背中とマットレスの間に隙間が生まれていれば、そのマットレスは硬すぎ(体圧分散性が悪い)です。この寝心地でも問題なく眠れるか確認することをおすすめしまう。

1−2. 防水マットレス

側生地が水を弾く防水仕様のマットレスも洗えるマットレスに分類できます。

水や洗剤でさっと洗えるメリットはもちろんのこと、アルコールで湿らせたハンドタオルなどで「清拭消毒」できるのが最大の強みです。アルコールを手配しなければなりませんが、ただ拭くだけなので洗うよりも楽にキレイにできます。

このようなマットレスは医療現場や介護現場でよく使われおり、一般家庭向けの商品はあまりありませんが、自宅介護をされている方や、極度のキレイ好きの方にとっては向いています。防水生地の中材はほぼ全てウレタンフォームなので、高反発なのか高弾性なのか、はたまた低反発が使われているのかで寝心地が変わってきます。

なお、吸水性のない防水生地のため、そのまま直に寝るとムレやすいです。綿などの吸水性・吸湿性のある素材のシーツやパッドを敷いて寝心地が蒸れないように気をつけましょう。

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1−2. 高反発ウレタンマットレス

高反発ウレタンフォーム素材は、お皿を洗うスポンジとほぼ同じだと考えると理解が早いです。

シャワーの水洗いをして汚れを落とすくらいは問題ないですし、やさしく押し洗いをするのも結構です。ただ、ものによっては耐久性を損なったりすることがあるので事前にメーカーと確認するようにしてください。なお、水を吸った状態で絞ったり強く引っ張ったりすると、ちぎれる恐れがあることです。

また、ウレタンの内部までしっかりと乾かすを肝に命じましょう。

半乾きのままだと、雑菌が繁殖して臭くなったり、一気にへたってしまうことがあります。ウレタンをしっかりと押して水気を切り、通気のよいところで乾かしましょう。

なお、高反発ウレタンマットレスはやや硬めな寝心地が多いです。体圧分散性を高めるための表面加工がないものは、硬すぎることがよくあるので注意してください。

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高反発ウレタンマットレスで洗えることを前提とするなら、

  • 水洗い可能と記載のあるもの
  • 側生地が取り外せるもの
  • 厚みが8cm前後のもの
  • 三つ折り構造のもの

これらの点を押さえて選ぶことをおすすめします。

1−4. おすすめの洗えるマットレス

それでは次に、洗えるマットレスでおすすめのものをご紹介します。

フォーシーズンズプレミアム(ブレスエアー®︎)
ブレスエアー®︎ ネムリエPremier

製品:ブレスエアー®︎ ネムリエPremier
硬さ:極柔~極硬から選択可能
サイズ:シングル(95×195×10cm)
重量:約8.1kg
価格:49,500円
送料:無料
保証:30日間返品保証
【商品ページはこちら】

高反発ファイバー素材として有名なブレスエアー®を使ったマットレスです。この製品はブレスエアー®の加工を一手に引き受けている企業が企画しているものなので密度などの仕様はお墨付きです。面で支える構造のため若干硬めの使用感ですが、高反発ファイバー素材のマットレスを選ぶのならこのブランドがおすすめです。側生地の取り外しが可能で、3分割の構造になっています。

セルプール ハイブリッドマットレスEX
セルプール ハイブリッドマットレスEX

製品:セルプール ハイブリッドマットレスEX
硬さ:ふつう
サイズ:シングル(98×197×8cm)
重量:約8kg
価格:39,700円
送料:無料
保証:5年間品質保証
【商品ページはこちら】 / 【セルプール紹介ページはこちら】

自社製品で手前味噌ですが、高反発ウレタン素材からはセルプールがおすすめです。ウレタンの密度が50Dもあるため水洗いをしてもヘタレにくく安心してお使いいただけます。また、弾力性の高い仕上がりですので、まるで体が宙に浮いたかのように快適に寝られます。こちらも側生地を取り外せる構造で、3分割になっています。


2. 洗えるマットレスを選ぶときの注意点

いくつか注意点もあるのであわせてご参考にしてください。

2−1. 三つ折り構造などの分割タイプがおすすめ

以下のイラストのような三つ折り構造になっているものがおすすめです。

三つ折りマットレス
三つ折りマットレス

三つ折りマットレスだと、汚れた部分の中材だけを取り出して洗うことができるからです。

例えば、シングルサイズのマットレスだとして、100×200cmのものを洗うのと、100×67cmのものを洗うのとでは、どちらが楽かは明白ですよね。

ただ、防水仕様のマットレスに関しては、その性質上、三つ折り構造のものが作れません。防水マットレスは洗うというよりは清拭してキレイにするものと捉えたほうがよいです。

2−2. 赤ちゃん用であれば硬すぎるものは避けること

赤ちゃん用に洗えるマットレスをお探しでしたら、硬さにはくれぐれも注意してください。

以下のイラストのような寝姿勢で赤ちゃんが寝られるか試し寝をしてから買うことをおすすめします。

理想的な寝姿勢
理想的な寝姿勢

体がまだ出来上がっていない赤ちゃんの健やかな成長のためにも、マットレスが硬すぎたり柔らかすぎたりすることがないようにしましょう。

特に、高反発ファイバーマットレスの中にはやや硬すぎるものがあるのでご注意ください。反対に、洗えるマットレスではありませんが、低反発ウレタン素材の中にはかなり柔らかいものもあり、赤ちゃんの骨の成長によくないので、同じくお気をつけください。

2−3. おねしょ対策の洗えるマットレスなら高反発ファイバーは不向き

洗えるマットレスを購入する目的がおねしょ対策でしたら、高反発ファイバー素材のものはおすすめできません。というのも、おねしょがマットレスを貫通して床まで汚してしまう恐れがあるからです。

特に、高反発ファイバーマットレスはその最大のメリットである通気性を高めるために、側生地にポリエステルなどのメッシュ素材が使われることが多いため、液体が一定量以上だと床まで届いてしまいます。床がフローリングであれば拭けばなんとかなりますが、畳ですと一大事になるのでお気をつけください。

2−4. マットレスが洗える必要性について再考すること

洗えるマットレスについての説明を繰り広げて参りましたが、最後に1つ問わせてください。あなたのマットレスは本当に洗えなければいけないのか?

というのも、防水生地のマットレスプロテクターを使用すれば、マットレスが汚れることがほぼなくなり、マットレスを洗う必要性がなくなるからです。実際に、洗えないベッドマットレスを資産として大量に持っているホテルでは、プロテクターでマットレスを保護することでキレイに保っています。マットレスを洗ってキレイにできるのはいいことですが、洗わずにキレイなままで使えるのなら、それに越したことはないですよね。この点を踏まえた上で、どのようなマットレスを購入するか再考してみるのもアリかと思います。


最後に

洗えるマットレスにどのようなものがあり、あなたに合うものを知るキッカケになっていれば幸いです。

もし「マットレスプロテクターを使うからマットレスは洗えなくてもいいや」と考えているのであれば、以下のページでマットレスプロテクターの選び方と使い方を紹介しているのであわせてご参考にしてください。

関連記事

 

なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
 – 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
 – 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
○マットレスの正しいダニ退治方法、二度と繁殖させない予防法
○マットレスのカビ除去方法と、再発を防ぐ予防対策
○ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
○長生きでお得に!マットレスの寿命を判断する5つの目安
○賢い節約術!マットレスの処分方法を考えるべき順序

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最高のマットレス

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