マットレス

厚み30~40cm以上の分厚いマットレスを選ぶときの注意点

※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段、体質、好み別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で徹底解説しています。厚みだけでなくその他のスペックも含めて網羅的にマットレス選びを進めたい方は是非ご参考にどうぞ。

こんにちは、加賀照虎です。

家具屋で販売される30~40cmもする分厚いマットレス。

見た目がかなりゴージャスで寝心地も申し分なさそうですが、いざ使いだすと「結構、使い勝手悪いな…」と感じられることがあります。

使ってみないとわからないことって結構多いですよね。

とはいえ、事前にチェックして、自分に合っているか確かめれば済むことです。

ということで本日は「30~40cm以上の分厚いマットレスを選ぶときの5つの注意点」についてご紹介していきます。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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1. 分厚いマットレスを選ぶときの5つの注意点

分厚いマットレスを選ぶのなら、下記のことをご一考いただきたいです。

  • 底面の除湿方法
  • 汚れ対策
  • サイズ選び
  • 片面仕様or両面仕様
  • ベッドの品質

それぞれの注意点について解説を加えていきます。あなたの身に照らし合わせてお考えください。

1−1. 底面の除湿をどのように行うか考えておくこと

マットレスの底面には湿気がたまるものです。

その対策として、あなたがどのような対策をとれるかイメージしておきましょう。

  1. マットレスを壁から離して設置する
  2. 寝室の換気、除湿を徹底する
  3. マットレス下に除湿シートを敷く
  4. マットレスの底をこまめに空気と触れさせる

マットレスを立てかけて底面を除湿
マットレスを立てかけて底面を除湿
マットレスの底面に風を送り除湿
マットレスの底面に風を送り除湿

1~3については簡単なことなので、必ずやっていただきたいです。

しかし、4つ目についてはマットレスが重量上、やりたくてもやれない可能性があります。一例ですが、厚み35cmのポケットコイルマットレスの重量は以下のようになります。

  • シングルサイズ30kg
  • ダブルサイズ45k
  • クイーンサイズ53kg

ここまで重いマットレスを立てかけるのはとても大変です。除湿シートを差し込むために片側をちょっと持ち上げるのも大変です。そのため、ご自宅が湿気りやすい環境の上、体力に自信がないのであれば、寝室の換気・除湿を徹底するか、もう少し軽めのマットレスを選ぶことをおすすめします。

1−2. 汚れの防止策を講じておくこと

分厚いマットレスは汚してしまうと掃除が大変厄介です。

30cm以上の厚さのマットレスは外すことのできないピロートップなど備え付けられているため、側生地だけ取り外して洗濯機で洗う、なんてことはできないからです。

 イメージ役割
ベッドシーツbed-sheet1肌触りや汗取り、コーディネートのためのもの。汚れ防止の役割もあるが
生地が薄いためこれ一枚では不十分。多様な素材、生地、柄がある。
敷きパッドshiki-pad1肌触り、汗取り、温湿度調整、マットレスの保護の役割がある。
夏用の冷感生地や冬用のあたたか生地のものなど多様。
ベッドパッドbed-pad1敷きパッドと似ているが、より厚みがあり体圧分散性を高める
ためのものが多い。厚い分洗濯しづらいのでシーツとの併用推奨。
トッパーmattress-topper1薄いマットレス。へたったマットレスなどに重ねて体圧分散性を
改善させるために使う。この上に寝てはいけない。
プロテクターmattress-protector1防水生地のシーツ。マットレスを汚さずにキレイに使うための
保険のようなもの。種類は少ない。
除湿シートdehumidify-sheet2マットレス下の湿気を取るためのもの。床置きなら必須。
ベッドでマットレスを使うとしてもあったほうがベター。

そのためにも、ベッドパッド、敷きパッド、マットレスプロテクターなどをマットレスの上に敷き、汚れ対策を万全にしておきましょう。

ベッドシーツだけでは汚れ対策は不十分です。

1−3. 必ずしも二人寝用=クイーンサイズではないこと

二人寝用のマットレスといえばクイーンサイズ(160cm幅)以上が推奨されます。

名称幅寸法イメージ寝室目安用途
セミシングル80cmmattress-semi-single-size14畳1人(子供・小柄な方)
シングル97cmmattress-single-size14畳1人(中柄な方)
セミダブル120cmmattress-semi-double-size16畳1人(大柄な方)
ダブル140cmmattress-double-size18畳1~2人(小柄な方2人)
クイーン160cmmattress-queen-size18畳2人(中柄な方)
キング180cmmattress-king-size110畳2人(大柄な方)

しかし、シングルサイズのマットレスを二つ並べて使用するのも、選択肢として念頭に置いておくことをおすすめします。

  • 除湿対策などの手入れが楽にできる
  • 夫婦それぞれ好みの寝心地のマットレスを選べられる

などのメリットがあります。

もちろん、同じくらいの厚みのマットレスを揃える必要があったり、値段がやや高めになったりするなどのデメリットもあります。ただ、このメリットは人によってはかなり嬉しいことかと思うので、メリットとデメリットを天秤にかけて一考するに値する問題かと思います。

1−4. 両面仕様を無駄にしないか考えてみること

両面仕様の分厚いマットレスは、定期的にひっくり返すことが推奨されています。

そうすることで長持ちさせられるからです。

しかし、重さが30kgや40kgを超えるマットレスを半年に1度、もしくは年に1度、ひっくり返す生活を続けられるかがじっくり考えてみるべきです。

マットレスのひっくり返し方
マットレスのひっくり返し方

これは想像以上に大変な作業です。

マットレスは分厚ければ分厚いほど、使用する素材が増えるので価格が高くなります。もちろん、価格が高ければ高いほどよいものというわけではありません。無意味に詰め物が増やされているだけに感じられるマットレスも存在するからです。

ただ、少なくとも、両面仕様のマットレスを購入して片面しか使わないようであれば、それは詰め物を無駄にすることになり勿体無い買い物になってしまいます。そうであれば、厚み35cmの両面仕様マットレスよりは厚み25cmの片面仕様マットレスのほうが使い勝手にも価格にも満足できるかと思います。

1−5. ベッドフレームは専門メーカーのものを

繰り返しになりますが、分厚いマットレスは30kg、40kg、物によっては50kgを超える重量級です。

そのため、ベッドフレームは専門メーカーのものを購入しましょう。そうでないと、重みに耐えかねてギシギシと軋むことがあります。マットレスもベッドも一度購入すると長い付き合いになるので、品質のよいものを選びましょう。

床置きすのこローベッド
フロアベッド
脚付きベッドパイプベッド
スチールベッド
sunoko1low-bed1bed-with-legs1steel-bed1
折りたたみベッド脚付きマットレスベッドソファベッド電動ベッド
foldable-bed1mattress-bed1sofa-bed1movable-bed1
引き出し収納ベッド跳ね上げ式ベッドロフトベッド二段ベッド
bed-with-drawer1flip-up-bed1loft-bed1bunk-bed1

また、ベッドのヘッドボードがマットレスで隠れないかも同時に確認しましょう。分厚いマットレスを購入するなら、その厚みに対応したベッドフレームでないと見栄えが悪くなってしまいます。


最後に

分厚いマットレスを選ぶ上での考える材料になっていれば幸いです。

また、以下のページで寝心地が素晴らしいマットレスを選ぶためのポイント(体圧分散性、弾力性、耐久性など)とおすすめのブランドについて徹底的に解説しているので、是非あわせてご参考にしてください。

関連記事

 

なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
 – 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
 – 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
○マットレスの正しいダニ退治方法、二度と繁殖させない予防法
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○ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
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