
マットレスは元来、ベッドの上で使うものです。
そのため、床の上で使うなら選び方が変わってきます。
そうでないと、
- 腰を痛めたり
- 使い勝手が悪かったり
- カビを生やしたり
などのリスクがあります。
ということで本日は「床置きマットレスのおすすめと選び方【4つの鉄則】」についてご紹介します。
Contents
1. 床置きマットレスの選び方の鉄則
それでは、重要なものから紹介していきます。
1-1. 必要最低限の厚み
床置きマットレスの厚みは、あなたの体重をもとに考えましょう。
- 体重30kg前後:5cm
- 体重60kg前後:7cm
- 体重80kg前後:10cm
これが最低限の厚みです。
薄いもののほうが軽くて手入れが楽にできてコンパクトに収納できるため、なるべく薄いものを買いたくなる気持ちは分かります。

しかし、必要最低限より薄いものを使ってしまうと、マットレスがあなたをサポートしきれなくなります。
その結果、腰が床に当たる感覚の「底つき感」を味わうことになってしまいます。

厚み5cmくらいのものが「マットレス」として販売されることがあります。
しかし、これは私が思うに、「マットレストッパー」として販売されるべき仕様です。
大人用のマットレスとしてはやや薄過ぎです。
底つき感のある寝心地は快適ではありません。
最悪、一晩中、腰に圧迫をあたえ続けることから、腰を痛めてしまう恐れがあるほどです。
そのため、最低限の厚みは絶対に守るようにしましょう。
1-2. 三つ折りもしくは畳める仕様のもの選ぶこと
床置きマットレスと言っても、置きっぱなしはいけません。
「万年床」と呼ばれるような敷きっぱなしの状態だと、ダニやカビを発生させてしまう恐れがあるからです。
そのため、三つ折りできるものだったり、折りたたんでファスナーで固定できるような仕様のものがおすすめです。
こういったものだと、押し入れ・クローゼットに収納したり、部屋のスミのほうにコンパクトにして片付けやすくなります。
しかしもし「畳むことのできない一枚もののマットレスを床に置いて使いたい」と考えられている方は、頻繁に壁に立てかけるようにして湿気らないようにお手入れをしましょう。
ただ、マットレスの硬さにもよりますが、厚みが10cm未満のものだと自立させにくくなるので、この点については事前に確認しておくことをおすすめします。
1-3. 湿気りやすい家庭なら除湿シートを利用or通気性重視で選ぶ
ご家庭によっては床とマットレスの間に除湿シートを敷くことをおすすめします。

早朝、床がジトーっと湿るようなことがある家庭は要注意です。
床からの冷気とあなたの体温に挟まれるため、マットレスの底面はとくに湿気りやすい環境になっています。

冷たい液体を注いだグラスに結露が出来るようなものです。
除湿シートがあればこの湿気を抑えることができるので、ぜひ役立てましょう。
もしくは、通気性の良いマットレスを選ぶことも一つの手です。
高反発ファイバーマットレスは通気性がかなり良いので、湿気りやすい住まいの方には向いています。
ただ、寝心地がやや硬すぎるものが多いので、しっかりと試し寝をしてから選ぶようにしましょう。
1-4. 側生地は取り外せて洗えるか
床で寝るのはやや不衛生です。
というのも、床から30cmの高さは「ハウスダストゾーン」と言って、ホコリの量が多いからです。

つまり、マットレスが汚れやすくもなるのです。
そのため、マットレスのカバー生地はファスナがー付いていて、取り外して洗濯できるものを選ぶようにしましょう。

もちろん、マットレスが汚れやすい以上に、あなたもより多くのホコリにさらされることになります。
なのでもし、ホコリに敏感だったり、ホコリなどにアレルギーを持っているということでしたら、床にマットレスを置いて寝ることは避けたほうが良いかもしれません。
2. おすすめの床置きマットレス
最後に、自社製品で恐縮ですが、おすすめの床置きマットレスを紹介します。

製品:エコラテエリート 三つ折りマットレス
価格:16,990円
サイズ:98×195×10cm
【商品ページはこちら】
高反発ウレタンフォームの三つ折りマットレスです。しっかりめの寝心地の床置きマットレスを探している人におすすめです。

製品:快眠タイムズ オアシス敷布団
価格:24,000円
サイズ:98×195×8cm
【商品ページはこちら】
ラテックス調のもちっとした高弾性ウレタンフォームの敷布団です。抜群の体圧分散性と反発力で寝返りもしやすく、素晴らしい寝心地を求めている人におすすめです。

製品:セルプール ハイブリッドマットレスEX
価格:39,000円
サイズ:98×197×8cm
【ブランド紹介ページはこちら】
【セルプール紹介ページはこちら】
こちらも高弾性ウレタンフォームの敷布団型マットレスです。
湿度調整をする機能性ウレタンなのでさらっと快適な寝心地を味わっていただけます。
最後に
床置きマットレスをどのように選べば良いのかご理解いただけていれば幸いです。