
- 仰向けになると腰が痛い
- 朝起きると背中が痛い
- マットレスが硬く感じるようになった
- 寝起きにスッキリしない
など、このようなことにお困りで、マットレス・敷布団などに問題があると考えてはいないでしょうか?
もちろん、ピロートップやベッドパッドを今お使いのマットレス・敷布団の上に敷くことで、これらの問題を解決できることがあります。しかし、場合によっては、あまり有効ではなく無駄な出費となってしまうこともあります。
そこで本日は「ピロートップの正しい活用法とおすすめのピロートップ」をご紹介します。
Contents
1. そもそもピロートップとは何か?
ピロートップとは(主に高価な)マットレスの上に元々付属で付いているトッパーやベッドパッドのようなものを指します。

マットレスの寝心地(柔らかさ/弾性/蒸れにくさ)を良くするためのものです。
素材はウールわた、ウレタン、ラテックス、ポリエステルわた、と様々です。マットレスと完全に一体化しており、取り外しは不可能な仕様となっているものがほとんどで、ピロートップとして単品売りされているものは稀です。
役割としてはマットレストッパーやベッドパッドと同じ、寝心地改善です。ただ、備え付けのピロートップは汚れても取り外して洗うことができないので、ピロートップの上に何かしらのパッドなりを敷くことになると思うので、マットレスから取り外すことのできないピロートップはあまり存在意義がないのでは、と個人的に思っています。
1−1. ピロートップをおすすめできるケース
- とにかく寝心地の良いマットレスがいい
- 豪華な見た目を大切にしたい
このようにお考えであれば、ピロートップ付きのマットレスはおすすめです。お手入れのことを考えると、取り外し可能なもの、もしくは、単品で販売されているピロートップを選ぶことをおすすめします。
1−2. ピロートップをおすすめできないケース
見た目として好みでなければ、敢えてピロートップ付きのマットレスを購入しなくてもいいのでは?と私は考えています。
また、寝心地の悪くなったマットレスにピロートップを敷いて、寝心地を復活させようと考えられる方がいますが、
- 過度にヘタッたマットレス
- 過度にやわらかい低反発マットレス
などの場合、ピロートップを敷いても大きな改善は期待できないので、新しいマットレスに買い換えることをおすすめします。
1−3. おすすめのピロートップ
高品質なピロートップはマットレスと併売されていることが多いため、単品で買えるものはほとんどないのが現状です。これらの数少ない後付けタイプのピロートップの中から私がおすすめできるものは、自社商品のため手前味噌ですが、セルプールスウィートドリームです。

製品:セルプール スウィートドリーム
価格:25,300円
厚み:2.5cm
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セルプールスウィートドリームがおすすめなのは、以下の3つの理由のためです。
- 体をラクに持ち上げる反発弾性
- ウレタンフォームなのにムレにくい
- 圧倒的な耐久性
それぞれ詳しく説明します。
①体をラクに持ち上げる反発弾性
セルプールの寝心地を際立たせているのが、体圧をしっかりと分散しつつも体をグッと持ち上げる反発弾性です。それにより、以下のような寝心地を可能にしています。
- まるで宙に浮いたような寝心地
- 体(特に腰)がふわっと軽く感じられる
- 体圧分散にすぐれるため
- 圧迫感がほとんどない
- 寝返りがとても楽にできる
この弾力性がどれくらい凄いのかを示すデータに、50cmの高さから鉄球を落とし跳ね返りの高さで弾力性を求める実験があるのですが、この実験でセルプールは63%という驚異的な記録を残しています(低反発ウレタン10%、高反発ウレタン42%)。

つまり、通常の高反発ウレタンよりも1.5倍も、体を持ち上げる性能にすぐれているのです。

②ウレタンフォームなのにムレにくい
ウレタン素材はどうしてもムレやすい、という欠点がありました。しかし、セルプールウレタンは卓越した技術により、その点を克服したためサラサラな寝心地です。
特殊な顕微鏡でセルプールウレタンを見ると、ユーカリ由来のテンセル®パウダー(エメラルドグリーンの点々)が機能的に結合されていることが分かります。

このテンセル®パウダーが睡眠中の汗を吸収するため、布団の中がムレにくくサラッと快適に眠れるのです。
また、そもそもウレタンフォームが「オープンセル構造」という無数の通気孔が張り巡らす構造のため、通常の高反発ウレタンと比べても1.5倍もの通気性があります。

爽やかな湿度環境は、熟睡のカギです。
というのも、人の眠りには、睡眠が深くなるにつれて体温が下がっていく仕組みがあります。そして、体温を下げるために、人は200mlもの汗をかくのです。

そのため、セルプールのムレにくい特殊技術により、質の高い深い眠りが可能になるのです。
眠りの浅さにお悩みの方に、特におすすめです。
③圧倒的な耐久性
ウレタンフォームの耐久性は、その密度に依存します。
セルプールウレタンの密度は50D(kg/㎡)と、一般的なマットレスのウレタンと比べて、圧倒的な耐久性となっています。以下、数値の参考までに。

ウレタンの厚さの50%まで連続80,000回圧縮する試験でも、ヘタリ率はたったの1%でした。

1つ加えて申し上げたいのが、ウレタンは湿気るとヘタレやすくなるということです。そのため、寝汗が多い人だと「使ったらすぐにヘタった」ということがたまにあるのですが、セルプールウレタンはテンセル®パウダーの働きにより湿気りにくいので、本当の意味でヘタりにくいのです。
その他の嬉しい特徴&特殊効果
また、上記のポイント以外にもセルプールウレタンには優れた特徴があります。
ウレタンフォームとして珍しく「水洗いOK」なので、ちょっとばかりの粗相であればシャワーでと洗い流すことができます。
また、テンセル®パウダーによりウレタンフォームが湿気りにくいので、
- ヘタレにくい
- ダニが繁殖しにくい
- カビが繁殖しにくい
といった嬉しい働きもあります。
ダニが繁殖しにくいことは実証されており、フランスの生地検査機関IFTHで、「セルプール」「ウレタンA」「ウレタンB」と3つのウレタンを用意し、それぞれにダニを300匹とエサを放し、42日後のダニの数の増減を比較しました。
その結果、通常のウレタンだとダニが16倍に増えるところ、セルプールではダニが1/4にまで減少しました。セルプール上では、湿気が低く生息しにくいため、ダニは逃げ出したのです。
セルプールへの推薦&使用例
ご覧のように、通常のウレタンと比べると、セルプールの睡眠へのこだわりは並大抵ではないことがお分かりいただけると思います。これを背景に、開発製造国のオーストリア共和国から信頼性のある素晴らしい製品だと、オーストリア大使館商務部商務参事官から推薦状をいただいています。

来賓を招いた際に使われる迎賓室のベッドにもセルプールが使用されています。
最後に
ピロートップがどのようなものか分かり、そして、あなたが導入するべきかどうか判断するための参考になっていれば幸いです。