整形外科医による枕外来って?概要、相場、注意点など

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枕外来が気になりこのページに辿り着いたあなたは、以下のようなお悩みを抱えてはいないでしょうか。

  • 枕が合わなさすぎて首にしっくりこない。
  • 眠りに落ちる前に肩が凝り始める。
  • 朝起きてもすっきりしない。
  • いびきを治す方法を探している。

枕外来が気になるとはいえ、どのようなものかよく分からず、高い枕を売りつけられないか不安に感じている人もいると思います。

そこで本日は、枕外来の概要や相場、注意点などをご紹介します。枕外来に行くべきかのご参考にしてください。


1. 枕外来とは

枕外来とは何か一言で表すと、「人間の骨格を日々学び続けている整形外科医や整体師が、寝姿勢の指導をしながら、あなたの頚椎(ケイツイ:首の7つの骨)に合わせて枕を作るサービス」です。

神奈川県相模原市にある16号整形外科院長の山田朱織先生が2003年に始めた枕外来が、始まりだとされています。

頚椎
頚椎

そもそも枕の役割を簡単に説明すると、

  • 頚椎を自然な形状のままサポートする
  • 首、後頭部にかかる圧力を分散する
  • 寝返りを妨げない

という3つのポイントに尽きるのですが、枕外来が目指しているのは問診や計測、レントゲンなどの画像検査を通して、個人差のある頚椎の形状に最適化した枕を個々人のために作ることです。

1−1. 寝具屋のオーダーメイド枕との違い

ここまでお読みになり「寝具屋さんのオーダーメイド枕と何が違うの?」と思われているかもしれません。

誤解を恐れずに言うと、どちらも根本的には大きな差はありません。なぜなら単純に、両者の思想の根底にある「横たわった時に頚椎がリラックスできる寝姿勢」についての考えは大枠一致しているからです。

理想的な寝姿勢 仰向け寝
理想的な寝姿勢 仰向け寝
理想的な寝姿勢 横向き寝
理想的な寝姿勢 横向き寝

とはいえ、もちろん優劣がないことはなく、両者の良い点を評価すると以下のようになります。

  • 枕外来の良い点:レントゲンで頚椎の状態を確認できる。骨に問題があれば発見できる。
  • 寝具屋の良い点:選択可能な枕素材が多い。計測時のマットレスの種類が豊富(大切なので後述)

枕外来だと整形外科医や整体師が計測してくれるので安心感があると考える人もいますが、私がおすすめするオーダーメイド枕サービスの場合、寝具一筋の専門家が厳しく計測するので「人」での差はあまりないように思います。

おすすめのオーダーメイド枕サービスに関してはコチラのページ『枕のオーダーメイド【失敗談から学ぶ7つの注意点】』をご参考にしてください。

1−2. 枕外来で注意してほしい2つのこと

必ずしも全ての枕外来に該当するわけではありませんが、枕外来で枕を作る際に注意してほしいことが2つあります。

自宅のマットレスの寝心地との誤差

私が考えるに、枕外来で枕を作ったにもかかわらず「枕が合わない」などの悪い口コミを見かけるのは、マットレスに原因があります。

どういうことかと言うと、診察台の上で寝ころんで枕の調整をすると、「診察台の上で寝ているあなた」に最適化した枕が出来てしまうため、自宅のマットレス(診察台よりも柔らかいことが多い)の上ではあまり快適に感じられないことがあるのです。

このように、診察台と自宅のマットレスの寝心地の差が大きく、尚且つ、大きな期待が外れてしまったため、酷評されることがあるのです。

このような失敗を防ぐためには、枕外来を受診する前に以下の点を確認することをおすすめします。

  • どのような環境で枕の調整をするのか
  • 自宅の敷寝具の寝心地に合わせた上で調整することは可能か

メンテナンスサポートの内容

注意していただきたい2つ目のポイントが、メンテナンスサポートです。

枕外来の枕だけでなくオーダーメイド枕にも言えますが、体型が変化してしまうと、せっかくあなたに合わせて作った枕でも合わなくなってしまいます。

そのため、少なくとも数年間は枕の微調整やリフォームを受け付けてくれる整形外科医院や整体院を選んで、枕を作ってもらうようにしましょう。


2. 枕外来に関してよくある質問

費用の相場感や、実際のところどうなの?と気になる点をご紹介します。

2−1. 費用相場はいくら?

各整形外科医院、整体院によって費用が異なりますが、大体ならすと20,000~30,000円の枕制作費用(保険適応外)に加えて3,000円前後の診察費用(保険適応)といった具合です。

寝具屋でオーダーメイド枕を作るのと同等、もしくは少し高めの相場です。

2−2. いびき、睡眠時無呼吸症候群に効果があるのか?

TVや雑誌などのメディアで「いびきが治った」「睡眠時無呼吸症候群が治った」などの効果が喧伝されることがありますが、実際のところの効果は不明です。

確かに、枕が原因でいびきや睡眠時無呼吸症候群になっている人には一定の効果はあるのかもしれませんが、そうでないケース(扁桃、肥満、骨格など)では効果を期待することはまず不可能だと思います。

2−3. 玄関マットで枕の代用になる?

「枕外来の先生が勧める玄関マットで自ら調整できる枕を作ってみたい」という声も稀に受けます。

玄関マットで枕を作るのはあまりおすすめしません。高さ調節が出来るのはいいですが、素材・生地にもよりますが総じて肌当たりがザラザラしていてあまり寝心地が良くないからです。

枕を自作するならバスタオルですることをおすすめします。こちらのページ『写真で分かる!首のためのタオル枕の作り方と使い方』で作り方をご紹介しているのでご参考にしてください。


最後に

枕外来の全体像が把握できたことと思います。

快眠できる枕を作ってもらうためには、くれぐれも注意点を踏まえて制作してもらうことをおすすめします。

もしあなたが「枕外来は値段が高めだし寝具ショップで市販の枕を買おうかな」とお考えでしたら、こちらのページ『枕のおすすめはこれ!選び方の目安はたったの3つ』で紹介している適切な枕の選び方(素材/硬さ/高さ)をご参考にしてください。

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朝、目が覚めた時、首や肩に違和感が残っていませんか?

”男女とも「日中、眠気を感じた」が最も高く、それぞれ 44.5%、48.7%である。”

これは、平成27年度に調査された国民健康・栄養調査の一文です。 実は、平成19年以降、睡眠時間6時間未満の方は年々増加しており、その半数程度が日中に眠気を感じているのです。

  • しっかりと寝たはずなのに朝目が覚めると体が重い・・。
  • 朝スッキリと目覚めることができない・・。
  • 日中眠いせいで仕事でミスが増えている・・。
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