マットレス

【図解】マットレスのローテーションでひっくり返す手順と頻度とは

※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段、体質、好み別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で徹底解説しています。マットレスの買い替えを検討されているなら是非ご参考にどうぞ。

こんにちは、加賀照虎です。

両面使えるベッドマットレスを購入すると、定期的にひっくり返す「ローテーション」をしなければなりません。

そうでないとヘタリが早くなってしまいマットレスの寿命が短くなってしまうのです。

ということで本日は、

  • 正しいローテーションの仕方
  • ローテーションをするべき頻度
  • ローテーションの頻度を省く方法

などについてご紹介していきます。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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1. マットレスのローテーションの正しい順番

まずはマットレスの正しいローテーション方法から説明します。

下のイラストのようになります。

マットレスのローテーション方法
マットレスのローテーション方法

この手順でひっくり返すようにしてください。

マットレスの裏表が変わるだけでなく、頭と足の位置も変わっていることがポイントです。

こうすることでマットレスにかかる荷重をできるだけ分散させられるため、より長持ちさせられます。

1-1. マットレスをローテションするべき頻度

半年から1年に1度を目安に行えると理想です。

メーカーごとに推奨される頻度が異なるので、マットレスの記載を確認するようにしてください。

1-2. マットレスのローテーションを省く方法

とはいえ、年に一度でもこんな大変な作業したくないですよね。

もしあなたも同じ気持ちなら、マットレスの上に敷きパッド・ベッドパッドもしくはプロテクターを敷くようにしてください。

 イメージ役割
ベッドシーツbed-sheet1肌触りや汗取り、コーディネートのためのもの。汚れ防止の役割もあるが
生地が薄いためこれ一枚では不十分。多様な素材、生地、柄がある。
敷きパッドshiki-pad1肌触り、汗取り、温湿度調整、マットレスの保護の役割がある。
夏用の冷感生地や冬用のあたたか生地のものなど多様。
ベッドパッドbed-pad1敷きパッドと似ているが、より厚みがあり体圧分散性を高める
ためのものが多い。厚い分洗濯しづらいのでシーツとの併用推奨。
トッパーmattress-topper1薄いマットレス。へたったマットレスなどに重ねて体圧分散性を
改善させるために使う。この上に寝てはいけない。
プロテクターmattress-protector1防水生地のシーツ。マットレスを汚さずにキレイに使うための
保険のようなもの。種類は少ない。
除湿シートdehumidify-sheet2マットレス下の湿気を取るためのもの。床置きなら必須。
ベッドでマットレスを使うとしてもあったほうがベター。

マットレスの上にベッドシーツのみ敷くのはNGです。

ベッドシーツのみでは寝汗を吸い取りきれないため、マットレスの表面を湿気らせてしまうことになります。

湿気り=ヘタリの原因です。

実のところ、マットレスのヘタりの最大の原因は、マットレスの表面の詰め物(ウレタンフォームや中綿)の劣化なのです。

ポケットコイルマットレス断面図
ポケットコイルマットレス断面図

そして、これらの詰め物は湿気の有無によりへたりやすさが大きく変わるのです。

正直、ローテーションを真面目にやるよりも、パッドやプロテクターをきちんと併用するほうがよっぽどマットレスの寿命に貢献できるはずです。

一例を紹介します。

例えば、5万円前後の比較的安価なベッドマットレスを購入されるなら、マットレス>パッド>ベッドシーツという組み合わせで良いでしょう。

しかしもし、10万円以上の良いものを購入するのであれば、マットレス>プロテクター>パッド>ベッドシーツというように厳重にマットレスを保護されることをおすすめします。長持ちさせられればお財布にも嬉しいのはもちろん、マットレスがずっと新品のようにキレイだと気分的にも良いものです。

1-3. 低品質なマットレスだと手間が無駄に

もしあなたがまだベッドマットレスの購入前の段階なら、是非知ってもらいたいことがあります。

それがウレタンフォームの密度です。

ウレタン密度(kg/㎥)耐久性の評価
高反発低反発
20以下30以下数ヶ月~1年程度の使用に向いています。
1万円をきる安価なウレタンマットレスに使用されることが多いです。
25前後35前後3~5年の使用に向いています。
リーズナブルなマットレスに使用されることが多いです。
30前後40前後5~8年前後の使用に向いています。
国内・海外ブランドの有名なマットレスの密度がこの辺りです。
40以上50以上8年以上の長期使用に向いています。
高価で高品質なマットレスのウレタン密度はこの辺りです。

上でも述べたように、ベッドマットレスのへたりの多くはウレタンフォームなどの詰め物が原因となっています。

そして、そのウレタンフォームが密度が20D程度のスカスカのものだと、信じられないくらいのスピードでヘタってしまいます。

詰め物がへたるとスプリングの硬さを感じるようになる
詰め物がへたるとスプリングの硬さを感じるようになる

しかし残念なことに、ある程度の値段の立派そうなベッドマットレスなのに、低密度のウレタンフォームが使われているものがあるのです。

5万円のものと10万円のもので、実は品質が同レベルなんてことは珍しくありません。

下記のページでウレタンフォームの密度やコイルスプリングの線材の品質について詳しく解説しているので、これからベッドマットレスを購入しようかと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

本日の話をまとめると、

  1. ベッドマットレスのローテーションは裏表が変わるだけでなく頭と足の位置も変わるように行うこと
  2. ローテーションは半年から一年に一度を目安に行うこと
  3. ローテーションよりもパッドやプロテクターで湿気対策をするのが耐久性を維持する上でより大切であること

これら3点です。

ただもし、まだマットレスを買っていないなら、そもそもへたりにくい高品質のものを選べられると理想です。是非、ウレタンフォームの密度やコイルスプリングの線材の品質について調べてから買うようにしてください。

なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
 – 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
 – 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
○マットレスの正しいダニ退治方法、二度と繁殖させない予防法
○マットレスのカビ除去方法と、再発を防ぐ予防対策
○ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
○長生きでお得に!マットレスの寿命を判断する5つの目安
○賢い節約術!マットレスの処分方法を考えるべき順序

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