
「こんなはずじゃなかった・・。」
マットレスの買い替えでさえ、致命的な失敗をされる人がいます。
私はそんな人をこの世から無くしたい。
ということで本日は「マットレスを買い替えるときの5つの注意事項」についてご紹介します。
「買い換えるマットレスをまだ決めてない」という方は、こちらのページ『熟睡マットレスのおすすめブランド9選【選ぶコツと注意点】』でマットレスの比較検討時に考えるべきポイントを網羅的に紹介していますので、あわせてご参考にしてください。 |
Contents
1. マットレスを買い替えるときの注意事項
大事なポイントから順に、ご説明していきます。
1-1. ベッドの内寸は問題ないか
一番大事な点です。
「次のマットレスも今のと同じシングルサイズだから」と何も考えずに、マットレスを買い替えてしまうと問題になる可能性があります。
というのも、「シングルサイズ」と言っても、メーカーによって下記のようにサイズがバラバラだからです。
呼称 | 幅 | 長さ |
シングル | 91~100cm | 195~200cm |
そのため、新しいマットレスがあなたのベッドフレームの枠に収まるかどうか、きちんとチェックしてから購入するようにしてください。

ベッドフレームの内寸と、マットレスのサイズがぴったり、もしくはやや余裕があることを確認するようにしましょう。
1-2. 子供を持つなら予定ならベッドは延期すること
これは、私も犯した過ちです。
子供を持つ予定ならしばらくは、床の上にマットレスや敷布団を敷いて寝るスタイルをおすすめします。
「子供には子供用のベッドを買うし、そんなに気にしなくても良くない?」
と、思われるかもしれません。
ただ、なんだかんだで子供が大人用のベッドで寝ることってたくさんあるんですね。例えば、授乳しながら寝かせるとき、なかなか寝なくて添い寝をするとき、夜泣きしたとき、などなど。
そういったとき、子供が一旦眠ったからといって目を離すと、、、ドンっ、、、とベッドから転落ってことがあるんですね。
というよりも、私の体験談です。幸い、私の娘に怪我はありませんでしたが、万が一のこと考えると、今でもゾッとします。
なので、子供を持つ予定もしくは、子供が小さいうちは、ベッドの購入は先延ばしにすることをおすすめします。
1-3. 枕が合わなくなる可能性があること
これはほぼ全員に起こりえます。特に、
- マットレスの硬さが大幅に変わる場合
- マットレスがへたるまで使っていた場合
などに顕著です。
というのも、マットレスへの体の沈み込み具合が変わることで、適切な枕の高さが変わるからです。

こういった背景から、「マットレスを買い替えたら肩こりが・・」ということになる人がいらっしゃるんですね。
そのため、「マットレスを変えたらなんか枕に違和感がある」という人は、
- 柔らかくなった場合:やや低めの枕
- 硬くなった場合:やや高めの枕
このように枕の高さを調整するようにしてください。
1-4. 新しい寝心地に慣れるのに数日かかる
人は習慣の奴隷です。
新しいマットレスでの新しい寝心地、新しい寝姿勢には、当初、違和感があるものです。
マットレスの硬さが悪いものから適切なものに変わるというときでさえ、このような違和感は避けられません。
いかに悪いものであっても、慣れるとそれが普通になってしまうことがあるのです。
そのため、新しいマットレスの寝心地に違和感があっても、まずは1~2週間くらいは様子を見るようにしましょう。
もちろん、2週間経っても違和感があれば何か問題があるはずです。その場合は速やかに販売店に連絡をするようにしましょう。
1-5. 新品のうちから保護を徹底しておく
汗染み、おねしょ、出血などなど。
マットレスをそのまま(もしくはシーツ一枚)だけで使っていると、すぐに汚れたりして耐用年数が短くなってしまいます。
敷きパッドもしくはマットレスプロテクターで保護しましょう。
睡眠環境が衛生的になるのはもちろん、ダニ・カビ発生のリスクも下げられますし、何よりマットレスが長持ちするとお財布にも優しいです。
2. マットレスを買い替える9つの目安
あなたのマットレスが買い替えのタイミングが判断する目安についても一緒に考えましょう。
- 表生地に擦り切れ・破れがある
- わた・詰め物がへたっている
- ウレタン・ラテックスなどの素材がへたっている
- スプリングが劣化している(ヘタリ・ギシギシ音)
- スプリングが背中に当たる感覚がある
- スプリングが飛出している
- 表生地の汚れが限界にきている
- 粗相をして汚してしまった
- カビが生えている
もしこのようなサインがあればマットレスに寿命が来ているとお考えください。
各項目の具体的な内容については下記のページで解説しています。
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2-1. マットレスの寿命(耐久性)の目安
なお、新しく購入するマットレスの耐用年数を推し量る方法もあります。
それはウレタンフォームの密度を知ることです。
「密度が低い」=「ウレタンがスカスカ」ということです。
もちろん、ウレタンフォームの密度が高ければ高いほど、値段も高くなります。
あなたがマットレスに期待する耐用年数と、予算のバランスを考えて選ぶようにしましょう。
2-2. 損をしないための処分方法
なお、マットレスを処分するなら検討するべき順番があります。
粗大ゴミとして捨てなくても自分自身で分解すればほぼ0円で家庭ゴミとして捨てることができるからです。
ウレタンフォームのマットレスの場合は、下記のページをご参照ください。
関連記事スプリングマットレスの場合は、下記のページをご参照ください。
関連記事上記のページ内でも言及していますが、近年の配送料金の値上げに次ぐ値上げにより、下取りや引き取りサービスは徐々に無くなってきているのが現状です。
これらのサービスにはあまりこだわりすぎないようにする方が良いかと思います。
最後に
あなたがマットレスを買い替えるに際して、知っておくべきことをご紹介しました。
参考になっていれば幸いです。