マットレス

フローリングにマットレスの直置き厳禁。正しい対策と選び方

こんにちは、加賀照虎です。

フローリングで使えるマットレスだからといって、ずっと直置きしている方、お気をつけください。

ダニ・カビを大繁殖させてしまう恐れがあります。

湿気対策をしっかり行いましょう。

characteristics-of-bottoms-of-mattress

とはいえ、いきなりそんなこと言われても納得できないですよね。

ということで本日は、

  • フローリングのマットレスに湿気対策が必要な理由
  • おすすめの湿気対策と組み合わせ
  • フローリング用マットレスの選び方

についてご説明していきます。

【広告】最高のマットレスを開発しました。こちらのページ「【最高のマットレス1選】睡眠健康指導士が解説します」で紹介していますので、マットレスを比較検討中ならぜひ参考にどうぞ。
著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
取材依頼はお問い合わせから。
インスタグラムでも情報発信中⇒フォローはこちらから。


1. フローリングのマットレスに湿気対策が必要な理由

いきなり理屈っぽくなってしまい、すみません。

しかし、マットレスにダニやカビが大繁殖してしまうほど湿気るまでの原因を知ることで、納得感をもって対策していただけます。イラストで分かりやすく説明します。

布団・マットレスに湿気やカビが発生するメカニズム
布団・マットレスに湿気やカビが発生するメカニズム

どういうことかと言うと、

  • 寝汗によりマットレスの表面が湿気る
  • マットレスの上と下の温度差により結露ができて湿気る
    →  ダニ・カビが繁殖!!

湿気というと、夏場が危険のように感じられるかと思います。

しかし実のところ、冬場も全く安心できません。マットレスの表面と底面の温度差により、結露ができやすいのです。まるで夏の日に冷たいジュースを注いだグラスのように湿ってしまうのです。

もしあなたの部屋が、以下のような状況に該当するなら要注意です。

  • 冬になるとフローリングがかなり冷える
  • 朝起きたときマットレスの底面が湿っている
  • 窓が結露でびっしょり濡れている

このような環境ならかなり高い確率でダニ・カビが大繁殖します。

causes-of-dust-mite-and-mold1

もちろん、「そこまで湿気ってはないかな」という方も、油断禁物です。チリも積もればなんとやら、です。フローリングのマットレスにするべき湿気対策をこれから紹介していくので、取り入れられることがないか確認してみてください。


2. フローリングのマットレスの下にするべき対策

マットレスの下がどのような環境であるかによって、湿気りやすさ、通気状態、温度環境などが大きく左右されます。

characteristics-of-bottoms-of-mattress

ご覧のとおり、フローリングは最悪です。

そのため、下記のようなグッズを利用して湿気対策をしてください。それぞれの特徴を解説していきます。

  • 除湿シート
  • すのこ
  • アルミシート

2-1. マットレス下の湿気対策なら除湿シート

マットレス下の除湿対策でもっともおすすめなのが、除湿シートです。

washable-dehumidification-sheet
>>除湿シート 1,400円(弊社サイト)

手軽な価格でマットレスの下の湿気問題をほとんど解決させられます。ただ、除湿シートと言っても、湿気をとりつづけるわけではありません。除湿シートが湿気を吸収したら、吐き出させてやらないといけません。そのため、2~3週間に1度を目安に、除湿シートを天日干しすることを忘れないようにしてください。

2-2. 除湿シートでも足りないならすのこベッド

除湿シートを使っていてもマットレスの裏面やフローリングの湿気り具合がひどいようでしたら、すのこベッドを利用してみましょう。

types-of-sunoko

床置きすのこでしたら床で寝るスタイルから大きく変わらないままマットレスの下の通気性をやや高めることができます。なお、通気性を高めるならすのこベッドのほうが高さがある分効果的ですが、すのこベッドの下にモノをたくさん置いてしまうと効果が大差なくなると心得ておきましょう。

また、すのこの原料によって湿気への耐性が異なります。

  • 湿気に:【強い】樹脂>桐>ヒノキ>スギ>パイン材【弱い】

あなたの部屋の湿度環境とお財布と相談しながら、どの木材のベッドがあなたに合っているか考えるようにしましょう。

2-3. 結露がひどいならアルミシート

マットレスの下から冷気がこみ上げてくることに悩まされているならアルミシートを利用しましょう。アルミシートの働きによりフローリングとマットレスのあいだの温度差が発生しにくくなるので、結露によるダニ・カビ発生の可能性を下げられます。さらに、フローリングから冷気が上がって来づらくなるので、布団の中が温まりやすいというメリットもあります。

2-4. おすすめの組み合わせ

まとめとして、マットレスの下のおすすめの組み合わせです。

  • 【除湿シート→マットレス】
    まずはこの組み合わせを試してみてください。多くの場合、除湿シートを敷くことでマットレスの下の湿気問題は解決します。しかしもし、起床時にマットレスの底面やフローリングが湿っているようなら、他のものを組み合わせる必要があります。
  • 【アルミシート→除湿シート→マットレス】
    除湿シートだけでは湿気対策が不十分でその理由がフローリングの冷気によるものなら、アルミシートも一緒に使うようにしましょう。
  • 【すのこ→除湿シート→マットレス】
    除湿シートだけでは湿気対策が不十分でその理由が湿度によるものであれば、除湿シートの下にさらにすのこベッドを使うようにしましょう。なお、すのこベッドといっても床置きのものは置きっぱなしにしてはいけません。すのこに湿気が溜まってすのこにカビが生えることがあるからです(特にパイン材のものに起こりやすい)。なので、次章で紹介するお手入れについてもしっかり実践するようにしてください。

3. フローリングのマットレスにするべきお手入れ対策

なお、上記の湿気対策だけでは不十分です。

マットレスの上側も同じように手入れをしなければ、湿気によってダニ・カビを繁殖させる原因になります。そこで何をすればいいのかというと、

  • 朝起きたら掛け布団はめくっておく
  • ベッドシーツは週に1~2回交換する
  • 1~2週間に1度を目安にマットレスを通気させる
  • ベッドパッドは2~3ヶ月に1回洗濯する
  • 除湿シートは2~3週間に1度乾かす
  • 真ん中がへたったらウレタンの配置を交換する

などになります。

この内容については下記のページで解説していますので、これらの手入れをやっていない方はあわせて確認してください。

関連記事

4. フローリングに直置きするマットレスを選ぶコツ

もしあなたが「フローリングで使えるマットレスが欲しいがどういうふうに選べばいいか分からない」と考えているなら、これから紹介する5つのポイントを押さえて選ぶようにしてください。

4-1. フローリングで使うならノンコイル系の種類がおすすめ

まず最初に、マットレスには以下の7つの種類のものがあります。

characteristics-of-mattress-type4

※コイルスプリングマットレスの体圧分散性はコイルの上の詰めもの(ウレタンフォーム やわたなど)の量と品質により大きく左右され、単体での評価が不可能なため「 – 」としています。

フローリングの上で使うなら、

  • 高反発ウレタンフォーム
  • 高弾性ウレタンフォーム
  • 低反発ウレタンフォーム
  • 高反発ファイバー

などの素材のノンコイルマットレスがおすすめです。

コイルスプリングマットレスにも薄い床置き仕様のものがありますが、重くて扱いづらいのでおすすめできません(なお、ラテックスはノンコイルですが、やや重くて扱いづらいのでフローリングには不向きです)。

また、高反発ファイバーマットレスは通気性が良いのでフローリングで使うのに適していますが、面で支える素材の特性上、体圧分散性がやや物足りないので寝心地にうるさい私としてはあまりおすすめできません。

寝心地重視なら高弾性ウレタンフォームマットレスが理想です。もしくは、寝心地にやや柔軟さが欠けますが扱いやすさやリーズナブルな価格などのバランスまで考えるなら高反発ウレタンフォームマットレスもおすすめです。これらのマットレスは通気性による湿気りやすさの問題こそありますが、上記で紹介した除湿シートなどを利用すればひとまず安心できます(高反発ファイバーマットレスであっても除湿対策は必須)。

4-2. 底つき感を避けるために必要な最低限の厚み

フローリング用マットレスの厚さは5~10cm前後です。

indicator-of-mattress-height3

値段も安いし扱いやすいため「できるだけ薄いほうがいいな」と思われるかもしれませんが、あなたにとっての必要最低限の厚さを理解してそれを満たすものを選ぶようにしましょう。

必要最低限の厚さとは下記のように使用者の体重をもとに考えます。

  • 5cm:30kg前後
  • 7cm:60kg前後
  • 10cm:80kg前後
  • 13cm:100kg前後

絶対に守るようにしてください。

マットレスに必要最低限の厚さがないと体を支えきれずにフローリングの硬さを腰で感じるような「底つき感」の原因になります。

底つき感_仰向け_横向き

底つき感があるまま寝てしまうと腰に疲れが出てきやすいのはもちろんのこと、腰痛の原因にもなりえます。繰り返しますが、絶対に守るようにしてください。

4-3. 耐久性が十分あるかの目安となる密度

低品質なマットレスはすぐにへたります。

ウレタンフォームの密度(密度=体積÷重量)を知ることでそのマットレスの耐久性を推し量ることができます(高反発ファイバーは素材や構造がものによって異なるため比較が困難です)。

簡単にいうと、低密度でスカスカのウレタンフォームはへたりが早く、ぎっしり高密度のウレタンフォームは長持ちするということです。マットレスの商品ページの仕様に「30D」などの表記があるかと思いますが、この30Dというのが密度を表しています(Dというのはdensity(密度)の略)。この数値があなたの期待する耐用年数を満たしているかを確認するようにしましょう。

density-of-polyurethanefoam-for-mattress

4-4. フローリングで使うなら折りたたみ可能なマットレスがおすすめ

  • コンパクトに片付けられる
  • クローゼットに収納できる

などの理由から、フローリングで使うマットレスなら折りたたみ可能なものがおすすめです。

なお、下のイラストのように折りたたみマットレスには5つの種類がありますが、寝心地と使い勝手のバランスからフローリング用マットレスなら三つ折りのものがおすすめです。

types-of-folding-mattresses

二つ折りと四つ折りはちょうど腰のあたりに折り目がきやすく、違和感がでてきやすいため二つ折りベッドに載せて使うなどの理由がない限りあまりおすすめできません。

また同じように、五つ折りは販売数自体少ないのあまりお目にかからないかと思いますが、折り目が多すぎて気になりやすいのであまりおすすめできません。

二つ折り・四つ折りは折り目を不快に感じやすい
二つ折り・四つ折りは折り目を不快に感じやすい

4-5. フローリング用マットレスのサイズの考え方

マットレスのサイズには以下のような種類があります。

sizes-of-bed-and-mattress4

あなたの体の大きさや寝返りの大きさなどをもとに適切なサイズを選ぶのが第一ですが、それに加えて、「マットレスは広ければ広いほうが寝心地がよい」とも言われます。

しかし、床置きマットレスとなると、やや別の話となります。

というのも、上記で説明したように床置きのマットレスは1~2週間に1度を目安にマットレスを通気させなければならないからでして、この作業をやるときにマットレスが大きいと大変になるからです。

How-to-air-mattress
マットレスを壁に立てかけて干す

そのため、「二人で寝るからクイーンサイズのマットレスを買おうかな」と考えている方は、この点を踏まえて「シングルサイズのマットレスを二台買う」という選択肢についても考えてみてもらえると良いかと思います。

4-6. おすすめのフローリング用マットレス

フローリングで使うのに適したマットレスを4つご紹介します。

エコラテエリート 三つ折りマットレス

エコラテ エリート 三つ折りマットレス
エコラテ エリート 三つ折りマットレス

製品:エコラテエリート 三つ折りマットレス
硬さ:やや硬め
サイズ:
シングル(98×195×10cm)
重量:約7kg
価格:
16,990円
送料:無料
保証:3年間品質保証・3週間トライアル
【商品ページはこちら】

高反発ウレタンフォームの三つ折りマットレスです。手頃な価格のフローリング用マットレスをお探しならこちらがおすすめです。

快眠タイムズ オアシス敷布団

kaimin-times-oasis-mattress-8cm
快眠タイムズ オアシス敷布団

製品:快眠タイムズ オアシス敷布団
硬さ:やや柔らかめ
サイズ:シングル(98×195×8cm)
重量:約8kg
価格:24,000円
送料:無料
保証:5年間品質保証・3週間トライアル
【商品ページはこちら】

高弾性ウレタンフォームと高反発ウレタンフォームを組み合わせた敷布団型マットレスです。フローリングで寝るといってもベッドマットレスのような柔軟な寝心地を求める方におすすめです。

セルプール ハイブリッドマットレスEX

セルプール ハイブリッドマットレスEX
セルプール ハイブリッドマットレスEX

製品:セルプール ハイブリッドマットレスEX
硬さ:ふつう
サイズ:シングル(98×197×8cm)
重量:約8kg
価格:39,700円
送料:無料
保証:5年間品質保証
【商品ページはこちら】 / 【セルプール紹介ページはこちら】

高弾性ウレタンフォームのフローリング用マットレスです。ウレタンフォーム自体に湿度調整機能があるため湿気の少ない爽やかな寝心地を求める方におすすめです。

ブレスエアー®︎ ネムリエPremier

フォーシーズンズプレミアム(ブレスエアー®︎)
ブレスエアー®︎ ネムリエPremier

製品:ブレスエアー®︎ ネムリエPremier
硬さ:極柔~極硬から選択可能
サイズ:シングル(95×195×10cm)
重量:約8.1kg
価格:49,500円
送料:無料
保証:30日間返品保証
【商品ページはこちら】

硬さを調整できる高反発ファイバー素材の三つ折りマットレスです。側生地が3Dメッシュのため通気性が抜群に優れています。お住まいの湿気がかなり強い人におすすめです。


最後に

以上、フローリングのマットレスに湿気対策が必要な理由から、湿気対策の具体的な内容、そしてフローリング用マットレスの選び方について説明しました。

ご紹介の内容が参考になっていればと幸いです。

また、「マットレスの選び方についてより深く知りたい」とお考えでしたら、以下のページであなたに合った高反発マットレスを選ぶポイント(硬さ、厚み、生地、耐久性など)を紹介しています。かなりマニアックな内容になりますが、マットレス選びにお役立ていただけるはずです。

関連記事

 

なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
 – 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
 – 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
○マットレスの正しいダニ退治方法、二度と繁殖させない予防法
○マットレスのカビ除去方法と、再発を防ぐ予防対策
○ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
○長生きでお得に!マットレスの寿命を判断する5つの目安
○賢い節約術!マットレスの処分方法を考えるべき順序

睡眠健康指導士が”本気で”おすすめする
最高のマットレス

最高のマットレス

マットレスを選ぶとき、
このように困ることはないのでしょうか。

  • 品質の差がわからない
  • コスパの良し悪しがわからない
  • 種類が多すぎて選びきれない

睡眠は回復のための時間です。
そしてマットレスはそんな睡眠をサポートする大切な道具です。
あなたの健康のために最高品質のマットレスを眠りましょう。


最高のマットレスについて知る

SNSでもご購読できます

コメントを残す

*

快眠タイムズ