
こんにちは、加賀照虎です。
「さぁ寝ようと」マットレスに寝転がると、
腰の辺りがムズムズ、、、
そして次第にズキズキ、、、、
と、痛くなってお悩みではないでしょうか?
背中や腰にまったく問題を抱えていない人でも、固すぎるマットレスに寝ていると不快感、疲れ、痛みを感じてしまうことがあります。
そんな環境で眠っていては、よいコンディションで明日を迎えることはとてもじゃないですが困難です。
そこで本日は「マットレスが固い!!腰が痛くて眠れないときの対処法」についてご紹介します。
1. 固いマットレスを柔らかくする対処法
まずは「寝心地をやや改善できる今すぐできる方法」を紹介します。
そしてその次に、「今すぐにはできませんが試してもらいたい寝心地を適度に柔らかくする方法」をご紹介します。
1−1. 今すぐ寝心地を改善できる応急処置
その場しのぎの方法とも言えますが、マットレスにタオルを敷きましょう。
背中の上のほうから腰の下のほうまでカバーできるように万遍なく敷くのがコツです。
ただ、くれぐれも腰の下にだけタオルを敷くことは避けましょう。
腰だけを不必要に持ち上げすぎてしまうと、反り腰姿勢のような悪い寝姿勢になってしまいます。

もちろんタオルに限らず、市販の腰枕、腰当てクッションなど、なんであってもこのような寝姿勢になっていれば使用を控えましょう。
このような寝方が原因で余計に腰を悪くされる方が多いので、是非お気をつけください。
上半身全体に対してクッションになるように万遍なくタオルを敷くよう心がけましょう。
とはいえ、タオルを体の下に敷いて寝るのは、あまり寝心地がいいものではありません。
よい睡眠をとるためにも、これは一時しのぎの方法として捉え、次に紹介する方法でマットレスの寝心地を根本的に改善することをおすすめします。
1−2. 寝心地を適度に柔らかく改善するための対策
固いマットレスの寝心地を適切な柔らかさにするには、以下の2つの方法があります。
- 厚めのベッドパッドを使う
- ウレタントッパーを使う
1つ目のベッドパッドに関しては、くれぐれも厚手のものを選ぶようにしてください。
目安でいうと3cm以上の厚みがあるものが理想です。それ以下の厚みのものや敷きパッドでは、固いマットレスの寝心地を適切な柔らかさにするほどのクッション性が期待できません。
ただ、あなたのマットレスの「硬さ」にもよりますが、夜中に腰・背中の痛みで目覚めてしまうほどなら、厚手のベッドパッドよりもウレタントッパーのほうがクッション性が高いのでおすすめです。
2つ目のウレタントッパーも、薄いものよりは厚みが5cm前後あるクッション性がしっかりとあるもののほうがおすすめです。
そして、すぐにへたってしまわないように、ウレタン密度が高反発なら30D、低反発なら40D前後あるものを選ぶようにしましょう。「高反発と低反発、どっちがいんだろう」と疑問に感じられているのなら、こちらのページ『低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか』で徹底的にわかりやすく両者を比較しているので、是非参考にしてみてください。

製品:エコラテ エリート トッパー
価格:9,990円
サイズ:98×195×6cm
【商品ページはこちら】
低価格マットレストッパーの決定版です。
寝心地がイマイチになってしまったマットレスの復活にお役立てください。自社商品のため恐縮ですが、素晴らしいコストパフォーマンスを実感していただけます。

製品:快眠タイムズ オアシス敷布団
価格:24,000円
サイズ:98×195×8cm
【商品ページはこちら】
もちもちの一層目と、しっかりめの二層目の多層構造のフロアマットレスです。
厚みのある贅沢なトッパーとしてもぴったりです。こちらも自社製品のため恐縮ですが、ほどよく柔らかい寝心地を好む人にイチオシです。
※経年劣化なら買い換えがベスト
ただ、もしあなたのマットレスが経年劣化によってへたって固くなっているのであれば、ベッドパッドやトッパーでクッション性を補うのではなく、マットレス自体を買い換えることをおすすめします。
例えば、マットレスのコイルスプリングがゴリゴリと背中に当たるように感じるのであれば、それはマットレスを寿命まで使い切ったと判断したほうがいいです。
そのようなマットレスをパッドやトッパーで補っても、違うところにもガタがきてしまう収拾がつかなくなることがあります。
以下のページで硬さや厚み、素材を吟味した選び方や、注意点、おすすめのマットレスを紹介しているのであわせてご参考にしてください。情報収集した上でマットレス選びをすれば、より満足した一品をお選びいただけます。
関連記事最後に
ひとまず、あなたが今晩マットレスの固さに悩まされることなく眠れれば幸いです。
ただ、タオルでの応急処置で満足せずに、なるべく早くきちんとした寝具を買い揃えるようにしましょう。
なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。
■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
①熟睡マットレスのおすすめブランド9選【選ぶコツと注意点】
②腰痛を起こすマットレスの3つの原因と改善方法
③これで失敗知らず!三つ折りマットレスのおすすめの選び方
④奇跡の復活!マットレストッパーの正しい使い方・選び方
⑤子供用マットレスの選び方5つのポイント
⑥低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
⑦【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
⑧【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
⑨マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
⑩マットレスの通気性を3段階で比較評価!
⑪ベッドマットレスにそのまま寝るのはダメな3つの理由
⑫フローリングにマットレスの直置き厳禁。正しい対策でカビ無しに
⑬マットレスを和室の畳に直置きして使うなら気をつけたいこと
⑭マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
⑮マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
⑯【ベッドマットレスvs敷布団】あなたに合うのはどっち?!
⑰マットレスの正しいダニ退治方法、二度と繁殖させない予防法
⑱マットレスのカビ除去方法と、再発を防ぐ予防対策
⑲ベッド・マットレスがずれる?それなら滑り止め対策を
⑳長生きでお得に!マットレスの寿命を判断する9つの目安
㉑マットレスに凹み?!ヘタったマットレスへの3つの対処法
㉒賢い節約術!マットレスの処分方法を考えるべき順序