ダニ

すっきり快眠!ダニ対策を意識した布団の選び方

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「布団の入ると体に痒さを感じたり、咳き込むことがある」

このような症状は、布団のダニへの反応の可能性があります。ダニアレルゲンに対して敏感だと、出来るだけダニ対策を意識して睡眠環境を取り揃える必要があります。

そこで本日は、「ダニ対策のための布団の選び方」をご紹介します。


1. ダニ対策を意識した掛け布団の選び方

布団と一口に言っても、掛け布団と敷布団は全く別モノ です。

そこでまずは掛け布団からご説明しますが、以下の2つの理由から掛け布団はそこまで過剰にダニ対策を意識する必要はありません。

  1. 掛け布団を使う時期(秋〜春)はダニの繁殖期ではない(夏はタオルケットなどの使用を想定)
  2. ダニの餌となる汚れ(フケ、アカ、寝汗など)は敷布団のほうに溜まりやすい

とはいえ、出来るだけダニの少ない睡眠環境を目指すなら、以下の点に注意して布団を選びましょう。

  • 高密度生地であること
  • 高温で洗濯できること

具体的にどういうことなのか、以下にご説明していきます。

1−1. 生地が高密度のモノを選ぶ

なぜ高密度の生地だとダニ対策になるのかと言うと、以下の「布団の生地の拡大イメージ」をご覧になると分かりやすいです。

布団の生地の拡大イメージ
布団の生地の拡大イメージ

ダニはとても小さい(0.3mm前後)ため布団の生地から中に入り込み、そこで散乱・繁殖を繰り返してしまいます。

しかし、ダニが通り抜けでないほど密度が高く織られた生地の場合、布団の中にダニが入り込む余地がありません。ダニは生地の上を徘徊するのみです。そして、生地の表面のダニは、掃除機やコロコロ粘着テープで除去することで、清潔に保つことができます。

高密度生地だと空気の通り抜けも悪くなるので、若干熱がこもりやすくなりますが、寝苦しくなるほどではありません。

もちろん、布団自体が高密度生地のモノを選ぶのでも良いですし、通常の布団に高密度生地カバーを掛けるといった方法でも良いです。

1−2. 高温(50℃)で洗濯できるモノを選ぶ

もしくは高温(50℃)で洗濯できる掛け布団を選ぶようにしましょう。高温で洗濯をすることでダニを退治しつつ、ダニアレルゲン(ダニの死骸、糞など)を洗い流すことができます。

同様に、コナヒョウヒダニをビニール袋に入れて50℃に加熱すると、10分間以内に死亡した。

(引用:「家屋内生息性ダニ 類の生態および防除に関する研究 (8)」 吉川 翠)

ダニ退治のためであれば、頻繁に洗濯機洗いをする必要はなく、シーズンに1度洗濯できれば十分かと思います。

高密度生地で洗濯機洗いに対応している掛け布団もありますが、生地が高密度だと乾くまでに時間がかかるため、朝のなるべく早い時刻から洗濯を始めるか、乾燥機を使って乾かすようにしましょう。

※布団を干す時の注意

ダニにお悩みの場合、ほこりにも敏感ではないでしょうか?

もしそうなら、掛け布団や布団カバーを洗濯する際、天日干しを控えることをおすすめします。特に暑い夏、強い日光に生地を晒し続けると、生地が日焼けで痛んでしまい糸ぼこりが出やすくなってしまいます。

日陰干し、もしくは、乾燥機がおすすめです。


2. ダニ対策を意識した敷布団の選び方

敷布団と言うと、木綿、真綿、羊毛などの素材の敷布団がありますが、ダニ対策として敷寝具を選ぶなら、そもそもこれらの素材の敷布団を選ばないほうが良いです。

というのも、寝汗などで潤ったわたはダニにとって絶好の繁殖地になるためです。一方、ウレタンフォームやエアー系の高反発ファイバー素材はダニの住処となりにくく繁殖しづらいのでおすすめします。

『ダニ対策マットレスの選び方』

…この方法で得られた(ウレタンマットレス)表面のダニ数は、1㎡当りに換算すると6匹(No.1)と4匹(No.2)で、綿や合成綿製の敷布団表面のダニ数よりずっと少ないことがわかります(表1)。内部のウレタン1㎡当たりのダニ数も1,100匹と1,850匹で、綿布団の約10万匹とは比べものにならないほど少ない ことが分かります。

(引用:『住まいQ&A 寝室・寝具のダニ・カビ汚染』吉川翠、戸矢崎紀紘、田中正敏、須貝高、生協・科学情報センター 共著)

しかし、それでもどうしても敷布団が使いたいという場合には、生地が高密度のモノや洗えるモノを選ぶようにしましょう。

また、ウレタン素材のマットレスにはダニが少ないといえども、この実験では4,450匹発見されています。さらにダニ発生を抑えたい場合、マットレスプロテクターや高密度シーツを併用をすることで、ダニ予防を強化できます。

『知らなきゃ大損?!防水マットレスプロテクターの賢い選び方』


最後に

上記の内容を参考にしていただければ、ダニ対策(ダニが発生しにくい&発生しても対処しやすい)となる布団をお選びいただくことができます。

とはいえ、防ダニ寝具を使っていればダニとの関係を断ち切れるという訳ではありません。こまめな換気などお手入れもとても大事です。こちらのページ『これで絶滅!ダニの発生原因、症状、駆除、予防の総まとめ』でダニ予防の方法を含めたダニ対策を総括しているので併せてご参考にしてください。

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