布団を干す【時間と頻度がカギ】上手な干し方のコツとは?

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加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。1,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。取材依頼はお問い合わせから。インスタグラムでも情報発信中⇒フォローはこちらから

布団干し、何気なくやっていませんか?

実のところ、掛け/敷によっても、布団の素材によっても、布団干しの適切な時間、頻度が変わります。必要以上にやる必要はありませんが、不十分だとダニ・カビ発生の原因になります。

そこで本日は、あなたがより効果的に布団干しを行えるようになるよう、「布団を干す時間と頻度、上手な干し方のコツ」をご紹介します。


1. 布団により異なる干す時間・頻度とは

まずは布団干しの基礎知識を再確認しましょう。

1−1. 掛け布団を干す適切な時間と頻度

掛け布団は敷布団ほど寝汗で湿気らないので、1~2週間に1度を目安に2時間程度の日陰干しをしましょう。ただ、木綿(コットン)布団は湿気り易いので、週に1度を目安にしましょう。体に接する面が空気とよく触れるように干しましょう。

天日干しは生地を痛める恐れがあるのであまりおすすめできません。特に生地がシルクやレーヨンのものだと、日光により黄変してしまう恐れがあります。それでもどうしても天日干しをするなら、布団の側生地が日光で痛まないようにカバーを付けたまま行いましょう。

1−2. 敷布団を干す適切な時間と頻度

敷布団は寝汗で湿りやすいので掛け布団よりも頻繁に干す必要があります。そして、中材により干し方が若干変わります。

How-often-dry-out-futons

また、敷布団/掛け布団のどちらも、布団叩きは控えましょう。側生地・中材を痛めるだけでなく、ダニアレルゲンや糸ぼこりが舞って吸引してしまいます。大きな悪影響はないですが、吸引しないに越したことはありません。

1−3. 布団を干す最適な時間帯は11~17時の間

1日の内で11~17時の間は湿度が低いので、布団を干すならこの時間帯にしましょう。

特に夏場、17時以降も布団を屋外で干していると布団が湿気を吸い初めてしまうので、布団干しの効果が下がってしまいます。

また、雨の日はもちろん布団干しはダメですが、晴天といえども前日の深夜に雨が降った場合は、湿気が高いことが多いので天日干しは控えましょう。


2. 布団を上手に干すためのコツ          

次に、布団を上手に干すための応用知識です。

2−1. 布団の湿気りやすい箇所をメインに干す

ご自宅の周りの住宅状況により日差しの入る時間帯が限られたり、時間の都合上布団の両面を等しく乾かせないこともあると思います。

そのような時、布団干しの効果を最大化するためにも、湿気りやすい部分を乾かすことを意識しましょう。

例えば、寝汗が多い方の布団は表面がより乾燥しやすいように、冬場に布団が結露で湿気る場合は裏面をより重点的に乾かせるようにしましょう。

2−2. ダニ退治、日焼け・花粉防止には布団干し袋がおすすめ

布団干し袋
布団干し袋

製品:布団干し袋
価格:2,073円
【当製品の販売ページ】

布団干し袋は、以下の3つの点でとても役に立つのでおすすめの製品です。

  1. ダニ退治:黒色の生地により熱量が高まり、ダニ退治効果をアップさせます。
  2. 日焼け防止:シーツや側生地を日焼けから守ることができます。
  3. 衛生性:花粉・大気中の汚れを布団に付着させないようにします。

1章で紹介した布団干しは、「ダニ予防」にはなりますが「ダニ退治」には効果薄です。ダニ退治の方法も様々ですが、天日干しによって退治したい方にはご活用いただきたい製品です。

尚、布団のダニを退治した後、ダニアレルゲンの除去と今後の予防も併せて行う必要があります。こちらのページ『手軽で効果抜群!布団の正しいダニ退治方法』で10通りのダニ退治方法を比較した上で、効果的でおすすめな方法を紹介しているのであわせてご参考にしてください。

※注:たまに黒いビニールを被せることが勧められていることがありますが、ビニールで覆って布団を干すと蒸れてしまって逆効果になるのでご注意ください。

2−3. ふっくら仕上げたいなら一昼夜干し

使い込んで薄くなった敷布団を「もう一度買いたての頃のようにふっくらとさせたい」と思うことはないでしょうか。そんな時におすすめなのが「一昼夜干し」です。つまり、まる1日干し続ける方法です。

8月の晴れた日に以下の3つの条件の比較実験が行われました。

①9時から19時まで干す
②黒い布をかけて9時から19時まで干す
③前日19時から19時まで一昼夜干す

その結果、①の条件では布団のふくらみは2割増し、②の条件では4割増しだったのに対して、③の条件では、

一昼夜干す方法では、温度は最高37℃、湿度は54%R.H.まで下がり、厚さは干す前の7割増しにまでふくらみました。

(引用:『住まいQ&A 寝室・寝具のダニ・カビ汚染』吉川翠、戸矢崎紀紘、田中正敏、須貝高、生協・科学情報センター 共著)

と報告されています。このメカニズムは、夜間の間に中材がたくさん湿度を吸った後に乾燥させることで繊維のふくらみが増すと考えられています。

出張・旅行などで敷布団を使わない際に是非お試しください。

※布団叩きは厳禁

あなたは布団のホコリやダニを落とすために布団を叩いてはいないでしょうか。

布団叩きの効果を測定した実験によると、布団を叩くことで布団表面のダニの糞とダニの数が増えることが確認されています。

また、布団を叩いている間にそれらを吸引してしまう恐れももちろんあります。

さらに、布団を強く叩くと布団の繊維の痛みにも繋がります。

干している布団を叩くことは百害あって一利なしなので、今後は控えるようにしましょう。

(追記)夏や冬など季節によって気をつけるべきこと

「季節によって布団を干す時間や頻度は変わりますか?」と相談があったので、ポイントとなる事柄を列記します。

  • 夏は日光が強いので天日干しは避けること
  • 冬でも人は寝汗をかくので同じ時間・頻度で干すこと
  • 花粉やPM2.5などが飛散している時期は布団干し袋などで包むこと

また、布団を干さない日、あなたは目覚めてからすぐに布団を押入れにしまってはいないでしょうか?起床時の布団は寝汗で湿っているので、押入れにしまう前に空気と触れさせて乾燥させることをおすすめします。

布団をめくって乾燥させる
布団をめくって乾燥させる

30分程度でいいのでイラストのように布団をめくっておき、その後、押入れにしましましょう。このような小さなケアを重ねることで、布団を湿気、カビ、ダニから守ることができます。


最後に

あなたが家事をより楽に行える一助になれば幸いです。

また、もしあなたが「手軽に取り扱える布団があればな」とお考えでしたら、以下のページで綿、羊毛、ポリエステルなどの素材別に、腰・背中をリラックスさせて眠るためのサポート性、キレイに維持するための衛生性、日常生活を楽にするための取扱性、の3つの点から敷布団の選び方をご紹介しています。是非あわせてご参考にしてください。

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