睡眠

寝汗の原因で女性に特有なケースとその対策

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著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

株式会社篠原化学にてマットレスや枕の企画・開発を行っています。睡眠・寝具のプロとして あなたの眠りの質を向上させる情報を発信していきます。

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加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

株式会社篠原化学にてマットレスや枕の企画・開発を行っています。睡眠・寝具のプロとして あなたの眠りの質を向上させる情報を発信していきます。

女性の体は男性の体と比べてとても複雑にできているため、寝汗の原因ひとつとっても女性特有のものがあります。

原因を細かに特定することで対策も考えられますし、気持ちも安心できます。

そこで今回は、あなたの寝汗が女性特有なものなのかどうか、確かめてみましょう。


1. 寝汗の原因で女性に特有なケースとその対策

女性特有の寝汗の原因といえば女性ホルモンの乱れですが、女性ホルモンが乱れてしまうとどういう流れでひどい寝汗に繋がるのかというと、以下のようになっています。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 自律神経の乱れ
  • 自律神経がコントロールしていた器官の乱れ
  • ひどい発汗や寝汗

とはいえ、女性ホルモンの乱れと言われても、よく分からないと思いますので、以下に分かりやすく解説を加えます。

1−1. 女性ホルモンが乱れる時期とは

女性ホルモンとはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つホルモンを意味しています。これらは卵巣内で分泌され、妊娠・出産のために体を整える働きをしています。

そのため、これらの時期にホルモンバランスが乱れがちになるのですが、その中でも特に以下のような、プロゲステロンの分泌量が多くなるときに寝汗が多くなります。

  • 生理前中
  • 妊娠期(特に後期に通常の数倍~10倍超に)
  • 更年期(エストロゲン量が急減するため相対的にプロゲステロンが高まる)

なので、あなたがこれらの時期にあたる場合、女性特有の寝汗の原因にお悩みだと考えられます。

※その他の寝汗の原因

しかしもし、上記の時期に該当していない、以下のような男女どちらにも該当しうる原因により寝汗がひどくなっていると考えられます。

  • 温熱性発汗:暑いから寝汗が多い。寝具の透湿性が悪いと、寝汗をかきやすくなる。
  • 精神性発汗:ストレスを原因とする寝汗。ストレスが自律神経を乱し、寝汗を多くする。
  • 病気:糖尿病、甲状腺の病気、自律神経失調症などの原因が考えられます。専門の医療機関を受診することをおすすめします。

これらの原因の詳細な内容に関しては、こちらのページ『寝汗がひどい原因は5つ。ピンポイント対策と寝具対策を!』をご参考にしてください。

1−2. 女性ホルモンが乱れるとなぜ寝汗に?

なぜ女性ホルモンが乱れると寝汗がひどくなるのか、イマイチ納得しきれていないかもしれません。

簡単に言うと、体内環境の乱れが体の外に現れているのです。

人の体の内部環境を一定に維持しようとする恒常性維持機構(ホメオスタシス)というシステムが人にはあり、ホメオスタシスは自律神経系と内分泌系(ホルモン)、免疫系の3つの器官が連携して働いています。そして、これら3つの器官は、互いに影響を与えて活動しているので、1つの乱れが他の乱れにつながるためです。

恒常性維持機構(ホメオスタシス)の三角関係
恒常性維持機構(ホメオスタシス)の三角関係

このようにして、ホルモンバランスの乱れ→自律神経系の乱れ→自律神経がコントロールしている器官の乱れ→寝汗となるのです。

なので、自律神経がコントロールしている器官が乱れるということは、寝汗だけでなく、

  • 火照り
  • めまい
  • 動悸
  • イライラ
  • 精神不安

などの不調に同時に見舞われることもありえます。

また、寝汗が多くなるもう一つの理由に、単純に体温が高くなるということもあります。愛知医科大学名誉教授の菅屋教授によると、

体温は、黄体期のおよさ12日のあいだ卵胞期より約0.3~0.4℃高い値を維持する。体温が黄体期に高くなるのはプロゲステロンの作用による。

(引用:「汗はすごい」 菅屋潤壹 著)

通常よりも0.3℃体温が高くなるとはつまり、ちょっとした微熱状態になっていることを考えれば、汗が自然と多くなってしまうのも頷けると思います。

1−3. 寝汗が気になる時の対策

寝汗をできるだけ抑えるためにリラックスを心掛け、症状が気になる場合は専門医に診てもらいましょう。また、寝汗で睡眠の質を下げないように適切な寝具を選ぶようにもしましょう。

  • リラックス
    ゆっくりできる時間をとり、読書、運動、睡眠、マッサージ、足湯、ゲームなど何でもいいのであなたが楽に感じられることをしましょう。暴飲暴食は厳禁です。
  • 専門医に診てもらう
    寝汗は様々な原因が考えられるので、内科や創業診療科を受診し、重大な原因が隠れていないかなど確認しましょう。原因が分かるだけでも安心できると思います。
  • 寝具で対応
    寝具(パジャマ、布団カバー、タオルケット、敷きパッド)は、吸水性・吸放湿性の高い生地を選びましょう。寝汗のお悩みを軽減できます。例えば、以下のものがおすすめです。
    素材:綿、麻、テンセル
    生地:多重ガーゼやパイル(タオル)

対策・対処法の具体的な内容に関しては、こちらのページ『寝汗がひどい人に試してほしい8つの対策・対処法』で紹介していますのでご参考にしてください。


最後に

あなたの寝汗の原因は女性特有なものなのか、それともその他の原因が考えられるかの参考になれれば幸いです。判断がつかない場合は、専門に意見を仰ぎましょう。

また、同時に寝汗で睡眠の質を下げないように適切な寝具を使うことにも心掛けましょう。

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