
マットレスに敷きパッドは絶対にあったほうが良いです。
私はいつも、マットレスを購入する際には、敷きパッドを買い揃えることを前提で予算を考えるよう伝えるほどです。
本日はその理由についてお伝えします。
※自分に合った敷きパッドを選ぶ手順(役割の理解→素材選び→好み・体質チェック)についてこちらのページ「敷きパッドのおすすめ6選と選び方【素材と機能を徹底理解】」で徹底解説しています。敷きパッド選びの情報収集をしている方は是非参考にしてください。 |
Contents
1. 敷きパッドを使うべき2つの理由
敷きパッドを使うべき理由は、
- 快適に眠るため
- マットレスの汚れを防ぐため
の2つです。
それぞれ具体的に解説していきます。
1-1. 快適に眠るための環境を作るから
マットレスに直接寝ると蒸れやすいです。
その蒸れを防ぐ役割が、敷きパッドにあるのです。
どういうことかというと、一般的なマットレスは、
- 側生地にポリエステルが使われていたり
- 中綿にポリエステルわたが使われていたり
- 薄い側生地の下にウレタンフォームがあったり
などにより、寝汗が吸収されにくく寝苦しくなりやすいからです。
そこで敷きパッドの出番です。
敷きパッド(適切な素材のものに限る)を使うことで、寝汗をしっかりと吸い取って蒸れにくい快適な睡眠環境を作ることができるです。
1-2. マットレスの汚れを防ぐから
また、マットレスの汚れを防ぐ意味でも、敷きパッドは大切です。
側生地を取り外せるタイプのマットレスであれば良いですが、ポケットコイルマットレスやボンネルコイルマットレスは1万円以上の費用を払って洗浄クリーニングをするしかありません。
敷きパッドを敷いておくだけでそのリスクを下げられます。
寝汗による汗染みからフケや皮脂による汚れでマットレスは毎晩汚くなります。赤ちゃんと一緒に寝ている人は飲みこぼし吐きこぼしによりさらに大きなリスクがあります。
このように、寝心地も良くなる上にリスクも減らせるため、敷きパッドは絶対にあったほうが良いと言えるわけなのです。
※敷きパッドが無くてもよいケース
例外的に敷きパッドが無くてもよいケースがあるのでお伝えします。
- ベッドパッドとシーツ
- プロテクターとシーツ
などをすでに組み合わせて使っているケースです。
このような場合は、寝心地も汚れ対策も問題ないはずなので、あえて敷きパッドをさらに使う必要はありません。
※シーツのみの利用は非推奨
マットレスの上にシーツ一枚のみ敷くのはおすすめ出来ません。シーツだけでは寝汗による汚れを防ぎきるのは困難だからです。
※ポリエステルの敷きパッドは例外
なお、敷きパッドといってもポリエステル素材のものは非推奨です。
ポリエステル素材は吸水性がないため蒸れやすいからです。購入するなら綿(コットン)、麻(リネン)、レーヨン(バンブー、リヨセル、テンセル™など)素材のものにしましょう。
2. 敷きパッドは何枚あるといいのか
乾きやすさによります。
朝洗って乾かして夜に乾くものであれば洗い替えを用意する必要はありません。
「吸水速乾」のものだとこのようにすぐに乾きます。なるべく購入点数を減らしたい方は、乾きやすさを目安に選ぶようにしてください。
まとめ
話をまとめると、敷きパッドは
- 快適に眠るため
- マットレスの汚れを防ぐため
にあるべき存在です。
なお、適切な素材で気持ちよく眠れる敷きパッドをお探しの方は、下記のページで紹介しているのでご参考にしてください。
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