マットレス

ベッド・マットレスのサイズ一覧とおすすめ選び方・注意点

  • ベッド・マットレスのサイズを一通りすべて知りたい
  • 自分の生活スタイルに合うサイズが知りたい
  • ベッドの高さはどれくらいがいいのか気になる
  • サイズを選ぶ上での注意点が知りたい

などなどベッドフレームとマットレスを選ぶときによくある疑問です。

衣服でも家具でもそうですが、きちんと合ったサイズ選びをすることはとても大事です。快適に寝られるのはもちろんのこと、部屋の見栄えも変わってきます。日常生活を送る上での満足感を大きく左右します。

そこで本日は「ベッド・マットレスのサイズ一覧、おすすめ選び方、注意点」についてご紹介します。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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1. ベッド・マットレスサイズ一覧

まず最初に、ベッドフレームとマットレスのサイズの目安についてざっと表で説明します(各メーカーにより誤差がある点、ご了承ください)。

名称幅寸法イメージ寝室目安用途
セミシングル80cmmattress-semi-single-size14畳1人(子供・小柄な方)
シングル97cmmattress-single-size14畳1人(中柄な方)
セミダブル120cmmattress-semi-double-size16畳1人(大柄な方)
ダブル140cmmattress-double-size18畳1~2人(小柄な方2人)
クイーン160cmmattress-queen-size18畳2人(中柄な方)
キング180cmmattress-king-size110畳2人(大柄な方)

他にも、ワイドダブル(150cm幅)、ワイドクイーン(170cm幅)、ワイドキング(200cm幅)などありますが、全てのメーカーが定番サイズとして販売しているわけではありません。

セミシングルは床置きマットレスとしては定番になりつつあるサイズですが、ベッドマットレスとしてはやや珍しいです。とはいえ、運賃の高騰によりセミシングル二台でクイーンマットレスとして販売されるメーカーが出てきているので、定番になっていく流れなのではと私は考えています。


2. ベッド・マットレスサイズの選び方5つのポイント

マットレスに様々なサイズがあるので困るかもしれませんが、選ぶときのポイントを知っていれば難しくありません。ご紹介の5つのポイントを頭に入れてください。

2-1. 一人寝なら肩幅+40cm前後のサイズを選ぶこと

一人で寝るなら肩幅+40cm前後の横幅があるものを選びましょう。

この必要最低限の横幅がないと狭さを感じたり、寝返りがしづらくなり、快適に眠れなくなります。

セミシングルシングルセミダブル
mattress-semi-single-size1mattress-single-size1mattress-semi-double-size1

(※イラスト内の人は身長170cm、体重60kgを想定しています)

もちろん、横幅が広ければ広いに越したことはありませんが、サイズが大きければ値段も高くなりますし、部屋のスペースを多くとることになりますので、予算や間取りと勘案するようにしましょう(後述)。

2-2. 二人寝ならクイーンサイズorシングル二台使いがおすすめ

二人で寝るならクイーンサイズ以上がおすすめです。

「二人寝」=「ダブルサイズ」と考えられることがありますが、ダブルベッドに二人で寝るのは少々キツいです。

ダブルクイーンキング
mattress-double-size1mattress-queen-size1mattress-king-size1

シングルサイズを二台並べて使うのもおすすめです。

それぞれ好みの寝心地のマットレスを選ぶことができますし、シーツやパッドなどの素材もそれぞれ好きな風合いのものを揃えることができます。洗濯をする手間が若干増えますので、どちらのメリット・デメリットを重視するか天秤にかけて考えていただけると良いかと思います。

マットレスとマットレスの間に隙間ができるのが気になるのであれば、以下のようなアイテムがおすすめです。

マットレスすきま用パッド
マットレスすきま用パッド

製品:マットレスすきま用パッド
価格:3,980円
【当製品の販売ページ】

パッドで埋めれば隙間はほとんど気にならなくなります。隙間の存在に気づきにくくなるため、1台の大きなマットレスの上で寝ているように感じられます。また、この方法でベッド・マットレスを買い揃える場合、必ずしも同じマットレスを2台並べる必要はありませんが、高さがある程度同じものでないと段差が生じますし、見た目が不格好になる点はご了承ください。

2-3. 身長に合わせてロング・ショートサイズの検討もすること

また、身長が高い人向けにロングサイズ、そして、身長が低い人向けにショートサイズのベッド・マットレスも存在します。

名称ショート通常ロング
イメージmattress-short-length1mattress-normal-length1mattress-long-length1
長さ寸法180cm195cm215cm
用途小柄な方向け一般向け大柄な方向け

ロングサイズは丈の長さが210cmや220cmもあるので、高身長の方でも背筋と足を伸ばして寝ることができます。

一方ショートサイズのベッドは丈の長さが180~190cmとコンパクトなので、小柄で部屋を広く使いたい方におすすめです。なお、コンパクト性が重視されるサイズのため、横幅はセミダブルまでの展開がほとんどです。

ロングサイズやショートサイズは特注となるので納期をきちんと確認し、必要な日までに間に合うように余裕をもって注文するようにしましょう。

2-4. ベッドを部屋に置いたレイアウトもイメージしておくこと

あなたの部屋に検討中のサイズのマットレスを置いたらレイアウトがどうなるか、事前に考えておくようにしましょう。

6畳間に各サイズのベッドマットレスを置いたイメージ

mattress-in-6jou-room
6畳間にベッド・マットレスを置いたイメージ

ベッドマットレスが大きいと若干部屋が狭く感じるかもしれませんが、ダブルサイズまでのベッドマットレスならスペースに不自由を感じることはないと思います。

他の家具(本棚、机など)との兼ね合いもありますが、眠り環境を重視した部屋作りをするのであればセミダブル・ダブルサイズのベッドマットレスの使用をオススメします。

8畳間に各サイズのベッドマットレスを置いたイメージ

mattress-in-8jou-room
8畳間にベッド・マットレスを置いたイメージ

部屋の広さが8畳もあればダブルサイズのベッドマットレスを置いても、他の家具を置くスペースは十分にあります。居住者が2人になると家具が増えると思うので、クイーンサイズのベッドマットレスが相応しいです。もしあなたがあまり家具を必要とせず、なおかつ広い睡眠環境がお好みならばキングサイズのベッドマットレスの使用がおすすめです

2-5. ベッド・マットレスの高さの目安となる考え方

ベッドの上にマットレスを置いたときの高さも、寝心地や使い心地を左右します。

  • 30cm以下:低い
  • 35~45cm前後:ふつう
  • 50~60cm前後:高め
  • 90cm以上:高い

寝る高さによっても寝心地や使い勝手が変わってくるので、あなたに合うか予め確認しておきましょう。

 低い標準高め高い
イメージbed-lower
目安~30cm35~45cm50~60cm90cm~
開放感
立ち座り
ホコリ
転落
収納
揺れ・軋み
マットの制限

特にホコリっぽさについては呼吸器が敏感な方は避けるようにしましょう。高さが30cm以下の環境はホコリが舞いやすいためハウスダストゾーンとも呼ばれるほどです。

house-dust-zone
ハウスダストゾーン

マットレスの厚さとベッドフレームの種類によって寝るときの高さが決まります。

そのため、選ぶ手順としては、まず必要最低限以上の厚さがあるマットレスを選び、その次に、ベッドフレームの高さを選んで、あなたに合った高さで寝られるように調整してください。

種類イメージ厚み評価
マットレス
トッパー
mattress-topper33cm一般的なマットレストッパーの厚み。分厚い敷きパッドと
同じくらいのサポート性。これ一枚で寝るのはやや不十分。
5cm厚めのマットレストッパー。体重30kg前後の子供なら、
この厚みのもの一枚で寝ても問題ない。
敷布団/
ノンコイル
薄型
マットレス
thin-non-coil-mattress37cmやや薄めの敷布団などの厚み。体重60kg前後の人であれば
底つき感少なく寝られるが、横向き寝だとやや不安。
10cm敷布団・床置きマットレスの厚み。体重80kg前後でも
底つき感なく寝られる。折り畳んだり、収納できる限度の厚み。
ノンコイル
ベッド
マットレス
thick-non-coil-mattress315cm大の大人でも問題なく寝られる厚み。折り畳んだり、
収納するのは困難。ベッドの上で使うべき厚み。
20cm厚いノンコイル、薄型のスプリングマットレスによくある厚み。
スプリングの上の詰めものが十分か確認すること。
コイル
スプリング
ベッド
マットレス
coil-mattress325cm標準的なベッドマットレスの厚み。スプリング製のものが大半。
シングルサイズでも20kg以上の重さになる。
35cmベッドマットレスとしては分厚い部類。スプリング製で
両面仕様のものが大半。ものによっては厚すぎることも。
ベッドの高さ目安イメージ種類
低い~30cmbed-lowerローベッド(フロアベッド)、
床置きすのこ
標準35~45cm脚付きベッド、パイプベッド、
ソファベッド、折りたたみベッド、
脚付きマットレスベッド、
電動ベッド
高め50~60cmbed-high引き出し収納付きベッド、
跳ね上げ式ベッド
高い90cm~bed-higherロフトベッド、二段ベッド
床置きすのこローベッド
フロアベッド
脚付きベッドパイプベッド
スチールベッド
sunoko1low-bed1bed-with-legs1steel-bed1
折りたたみベッド脚付きマットレスベッドソファベッド電動ベッド
foldable-bed1mattress-bed1sofa-bed1movable-bed1
引き出し収納ベッド跳ね上げ式ベッドロフトベッド二段ベッド
bed-with-drawer1flip-up-bed1loft-bed1bunk-bed1
マットレスの厚さについては下記のページで詳しく解説していますので、今まで考えたことがない方は絶対に確認するようにしてください。 関連記事

3. ベッド・マットレスのサイズ選び・寝室のレイアウト時の注意点

次に、知っておくと役立つ注意点についてご紹介していきます。

3-1. ベッド・マットレスは定番サイズから選ぶのがおすすめ

「身長が高いからロングサイズじゃないと満足に寝られない」「ショートサイズじゃないとベッドのレイアウトが困難」など、どうしても非定番サイズでないとダメなケースは例外ですが、できるだけ定番サイズのベッド・マットレスを選ぶことをおすすめします。

というのも単純に、ベッド以外のアイテム(マットレス、ベッドシーツ、プロテクター、ベッドパッド、敷きパッドなど)が、非定番サイズとなると圧倒的に種類が限られるからです。

 イメージ役割
ベッドシーツbed-sheet1肌触りや汗取り、コーディネートのためのもの。汚れ防止の役割もあるが
生地が薄いためこれ一枚では不十分。多様な素材、生地、柄がある。
敷きパッドshiki-pad1肌触り、汗取り、温湿度調整、マットレスの保護の役割がある。
夏用の冷感生地や冬用のあたたか生地のものなど多様。
ベッドパッドbed-pad1敷きパッドと似ているが、より厚みがあり体圧分散性を高める
ためのものが多い。厚い分洗濯しづらいのでシーツとの併用推奨。
トッパーmattress-topper1薄いマットレス。へたったマットレスなどに重ねて体圧分散性を
改善させるために使う。この上に寝てはいけない。
プロテクターmattress-protector1防水生地のシーツ。マットレスを汚さずにキレイに使うための
保険のようなもの。種類は少ない。次の文章はここに入れてください
除湿シートdehumidify-sheet2マットレス下の湿気を取るためのもの。床置きなら必須。
ベッドでマットレスを使うとしてもあったほうがベター。

シーツやパッドが若干大きいとズレやすかったり、シワが出来やすかったり、致命的な問題とはならないまでも使い心地があまりよくありません。そのため、シングル、セミダブル、ダブル、クイーンなどの定番サイズからベッドを選ぶことをおすすめします。

3-2. ベッドとマットレスのサイズは要ダブルチェック

1章でも言った通り、ベッドサイズは全てのメーカーのベッドに当てはまるものではありません。メーカーごとに微妙にサイズが違うことはざらにあります。あるメーカーのマットレスがあるメーカーのベッドに収まらないということも起こりえます。そのため、ベッドのサイズとあわせて、ベッドの内寸を確かめてマットレスがベッドフレーム内に収まるかしっかり確認するようにしましょう。

3-3. ベッドの設置は窓際を避ける

ベッド・マットレスを窓際から離して置くべき理由は、以下の2つです。

  • 身体を冷やす恐れがあるため
    寒い時期になると、外の冷気が窓を通って部屋に侵入してきます。窓際にベッドが置いてあると冷気を感じやすくなります。冷えに敏感な人は特に注意しましょう。
  • ベッド・マットレスにカビが生えやすくなるため
    外気と室内の温度が大きいと、窓に結露が発生します。窓の内側に結露がたまると湿気が生まれ、その湿気がベッド・マットレスにカビを生やす原因になります。間取りの都合上、どうしても窓際にしかベッド・マットレスが置けないなら除湿シートを併用しましょう。

3-4. 壁からベッドを離したところに置く

たった5~10cmでベッド・マットレスは壁から離して設置しましょう。その理由は以下の2つです。

  • エアコンの風が直撃しやすくなるため
    ベッドが壁に接して置いてあると、エアコンの冷気や暖気が壁をつたって降りてきて、あなたの身体に直撃します。夏は冷気で身体を冷やしすぎてしまいますし、冬は乾燥した暖気でのどを悪くする原因になります。
  • ベッド・マットレスにカビが生えやすくなるため
    ヒトは一晩眠っている間に寝汗を200mlかきます。ベッドが壁に接しているとベッド周りの通気が悪くなり、湿気がたまりやすくなってしまい、カビが生えやすくなります。

3-5. デッドスペースを考慮する

部屋の広さとレイアウトを元にマットレスのサイズを考えるなら、以下のデッドスペースを考慮しなければいけません。

  • 通路としてのデッドスペース:50cm
    ベッドに横から出入りするためには少なくとも50cmほどのスペースをベッドの横に設ける必要があります。
  • クローゼット前のデッドスペース:90cm
    クローゼットの向かいにベッドを置く場合、間に90cmほどのスペースを作りましょう。クローゼットの前に立って、開け閉めするために必要な距離です。

最後に

あなたが満足するベッドを選ぶための一助になっていれば幸いです。

また、以下のページで硬さや厚み、素材を吟味した選び方や、注意点、おすすめのマットレスを紹介しているのであわせてご参考にしてください。

関連記事

 

なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
 – 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
 – 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
○マットレスの正しいダニ退治方法、二度と繁殖させない予防法
○マットレスのカビ除去方法と、再発を防ぐ予防対策
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○長生きでお得に!マットレスの寿命を判断する5つの目安
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