マットレス

ベッド・マットレスのサイズ一覧とおすすめ選び方・注意点

※自分に合ったマットレスを選ぶ手順(型→素材→個別商品)と値段、体質、好み別におすすめできるマットレスについてこちらのページ「マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順」で徹底解説しています。サイズだけでなくその他の大事なポイントも網羅的に押さえてマットレス選びを進めたい方は是非ご参考にどうぞ。

こんにちは、加賀照虎です。

  • ベッド・マットレスのサイズを一通りすべて知りたい
  • 自分の生活スタイルに合うサイズが知りたい
  • ベッドの高さはどれくらいがいいのか気になる
  • サイズを選ぶ上での注意点が知りたい

などなどベッドフレームとマットレスを選ぶときによくある疑問です。

衣服でも家具でもそうですが、きちんと合ったサイズ選びをすることはとても大事です。快適に寝られるのはもちろんのこと、部屋の見栄えも変わってきます。日常生活を送る上での満足感を大きく左右します。

そこで本日は、

  • ベッド・マットレスのサイズ一覧
  • サイズ選びに大事な7つのポイント
  • サイズ選びのときの注意点

についてご紹介します。

著者情報
加賀 照虎

加賀照虎(上級睡眠健康指導士)

上級睡眠健康指導士(第235号)。2,000万PV超の「快眠タイムズ」にて睡眠学に基づいた快眠・寝具情報を発信中。NHK「あさイチ」にてストレートネックを治す方法を紹介。
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Contents


1. ベッド・マットレスサイズ一覧

まず最初に、ベッド・マットレスのサイズの一覧です。

各メーカーにより誤差がある点、ご了承ください。また、このサイズはベッドの内寸であり外寸ではありません。

名称幅寸法イメージ寝室目安用途
セミシングル80cmmattress-semi-single-size14畳1人(子供・小柄な方)
シングル97cmmattress-single-size14畳1人(中柄な方)
セミダブル120cmmattress-semi-double-size16畳1人(大柄な方)
ダブル140cmmattress-double-size18畳1~2人(小柄な方2人)
クイーン160cmmattress-queen-size18畳2人(中柄な方)
キング180cmmattress-king-size110畳2人(大柄な方)

他にも、

  • ワイドダブル(150cm幅)
  • ワイドクイーン(170cm幅)
  • ワイドキング(200cm幅)

などありますが、全てのメーカーが定番サイズとして販売しているわけではありません。

セミシングル(横幅80cm×長さ195cm)

セミシングルも非定番サイズです。

が、小柄な人にとっては十分なサイズで省スペースにもなるため近年人気で、床置きマットレスとしては定番になりつつあるように感じられます。ベッドマットレスとしてはやや珍しいです。

シングルサイズ(横幅97cm×長さ195cm)

最もスタンダードなサイズです。

一人寝用のサイズで中柄の人にぴったりです。また、シングルサイズを二台並べて(ツインベッド)連結させると200cm幅でキングサイズ(180cm幅)よりも広くなります。

大きいベッド1台よりも小さいベッド2台のほうが搬入・設置が楽ですし、産後別室で寝ることがあってもそのまま活用できるので便利です。

セミダブルサイズ(横幅120cm × 長さ195cm)

大柄な人におすすめのサイズです。

シングルサイズではちょっと広さに不満があったり、寝返りがしにくいなどと感じられているなら、やや広めのセミシングルサイズがおすすめです。また、二台使いをすると240cm幅になり、子供と三人で寝ても十分な広さになります。

ダブルサイズ(横幅140cm × 長さ195cm)

  • 大柄な人
  • 広いところで寝たい

という方におすすめのサイズです。大柄な人でもゆったりと寝られます。小柄な方であればなんとか二人寝可能ですが、中柄な人が二人となるとやや狭く感じられます。

クイーンサイズ(横幅160cm × 長さ195cm)

二人寝用のサイズです。

中柄の人が二人で寝るのに丁度いいです。ただ、近年の運賃高騰によりコイルマットレスはクイーンサイズが減ってきていて、セミシングルサイズを二台連結させる仕様のものが増えてきています。

キングサイズ(横幅180cm × 長さ195cm)

二人寝用のサイズです。

大柄な人二人で寝るのに丁度いいです。子供を間に挟んだ三人寝するのにも使えます。とはいえ、このサイズの取り扱いは少ないです。利便性などを考えるとシングル二台のほうが良いかもしれません。

ロングサイズとショートサイズもある

なお、横幅ではなく縦の長さが長いものや短いものもあります。

名称ショート通常ロング
画像mattress-short-length1mattress-normal-length1mattress-long-length1
長さ180cm195cm215cm
用途小柄な方向け一般向け大柄な方向け

2. ベッド・マットレスサイズの選び方7つのポイント

様々なサイズがあるので困るかもしれませんが、選ぶときのポイントを知っていれば難しくありません。ご紹介の7つのポイントを頭に入れてください。

2−1. 一人寝なら肩幅+40cm以上のサイズを選ぶこと

一人で寝るなら肩幅+40cm以上の横幅があるものを選びましょう。

左右に20cmずつのスペースがないと狭さを感じたり、寝返りがしづらくなり、快適に眠れなくなります。

セミシングルシングルセミダブル
mattress-semi-single-size1mattress-single-size1mattress-semi-double-size1

(※イラスト内の人は身長170cm、体重60kg、肩幅45cmを想定しています)

もちろん、横幅が広ければ広いに越したことはありませんが、サイズが大きければ値段も高くなりますし、部屋のスペースを多くとることになりますので、予算や間取りと勘案するようにしましょう(後述)。

2−2. 二人寝ならクイーンサイズ以上orシングル二台使い(ツインベッド)がおすすめ

二人で寝るならクイーンサイズ以上がおすすめです。

「二人寝」=「ダブルサイズ」と考えられることがありますが、ダブルベッドに二人で寝るのは少々キツいです。

ダブルクイーンキング
mattress-double-size1mattress-queen-size1mattress-king-size1

スペース20cm + 女性肩幅40cm + スペース20cm + 男性肩幅45cm + スペース20cm = 145cmになりますので、ダブルベッド(140cm幅)だと足りないことが分かりますよね。そのため、二人寝ならクイーンサイズ以上がおすすめなのです。

なお、シングルサイズを二台並べて使うのもおすすめです。

それぞれ好みの寝心地のマットレスを選ぶことができますし、シーツやパッドなどの素材もそれぞれ好きな風合いのものを揃えることができます。洗濯をする手間が若干増えますので、どちらのメリット・デメリットを重視するか天秤にかけて考えていただけると良いかと思います。

マットレスとマットレスの間に隙間ができるのが気になるのであれば、以下のようなアイテムがおすすめです。

マットレスすきま用パッド
マットレスすきま用パッド

パッドで埋めれば隙間はほとんど気にならなくなります。隙間の存在に気づきにくくなるため、1台の大きなマットレスの上で寝ているように感じられます。また、この方法でベッド・マットレスを買い揃える場合、必ずしも同じマットレスを2台並べる必要はありませんが、高さがある程度同じものでないと段差が生じますし、見た目が不格好になる点はご了承ください。

2−3. 三人以上で寝るならキングサイズ以上orツインベッドがおすすめ

子供を真ん中に置いて家族三人川の字で寝るならクイーンサイズはやや狭く感じられます。

s_FamilyFuton11
160cm幅に三人寝はややキツい

キングサイズ以上、もしくはツインベッドがおすすめです。

例えば、セミシングルサイズの二台使い(240cm幅)なら四人寝でも十分な広さになります。

240cm幅なら四人寝でも十分

このような場合、「連結ベッド」を使うとベッド同士をカチッと固定させて使えるのでおすすめです。もしくはベッドなしでマットレスを床に直置きして使うのもありです。

2−4. 身長に合わせてロング・ショートサイズの検討もすること

  • 身長が高いならロングサイズ
  • 身長が低いならショートサイズ

をそれぞれ検討してみましょう。

名称ショート通常ロング
画像mattress-short-length1mattress-normal-length1mattress-long-length1
長さ180cm195cm215cm
用途小柄な方向け一般向け大柄な方向け

身長が180cm以上でベッドが狭くて寝づらいならベッド・マットレスが縦に長いロングサイズを検討しましょう。「体を伸ばして寝るのっていいな!」って再確認できるはずです。メーカーにより揃えているサイズが異なりますが、205~215cm前後になります。

一方ショートサイズのベッドは丈の長さが180cm前後とコンパクトなので、身長が160cm未満でなおかつ部屋を広く使いたい方におすすめです。なお、コンパクト性が重視されるサイズのため、横幅はセミダブルまでの展開がほとんどです。

2−5. ベッド・マットレスの高さも確認しておくこと

ベッドの上にマットレスを置いたときの高さも、寝心地や使い心地を左右します。

  • 30cm以下:低い
  • 35~45cm前後:ふつう
  • 50~60cm前後:高め
  • 90cm以上:高い

寝る高さによっても寝心地や使い勝手が変わってくるので、あなたに合うか予め確認しておきましょう。

 低い標準高め高い
イメージbed-lower
目安~30cm35~45cm50~60cm90cm~
開放感
立ち座り
ホコリ
転落
収納
揺れ・軋み
マットの制限

特にホコリっぽさについては呼吸器が敏感な方は避けるようにしましょう。高さが30cm以下の環境はホコリが舞いやすいためハウスダストゾーンとも呼ばれるほどです。

house-dust-zone
ハウスダストゾーン

マットレスの厚さとベッドフレームの種類によって寝るときの高さが決まります。

そのため、選ぶ手順としては、まず必要最低限以上の厚さがあるマットレスを選び、その次に、ベッドフレームの高さを選んで、あなたに合った高さで寝られるように調整してください。

2−6. 極力定番サイズから選ぶこと

  • 「身長が高いからロングサイズじゃないと満足に寝られない」
  • 「ショートサイズじゃないとベッドのレイアウトが困難」

など、どうしても非定番サイズでないとダメなケースは例外ですが、できるだけ定番サイズのベッド・マットレスを選ぶことをおすすめします。というのも単純に、ベッド以外のアイテム(マットレス、ベッドシーツ、プロテクター、ベッドパッド、敷きパッドなど)が、非定番サイズとなると圧倒的に種類が限られるからです。

 敷きパッドベッドパッドベッドシーツトッパープロテクター
イメージshiki-pad1bed-pad1bed-sheet1mattress-topper1mattress-protector1
役割
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • マットレスの汚れ防止
  • 肌触りの改善
  • 温湿度の調整
  • おしゃれ
  • 体圧分散改善
  • マットレスの
    汚れ防止
厚み薄め(5mm前後)厚い(1~2cm前後)薄い厚い(3~5cm)薄い
温湿度調整◯(生地で)◯(中材で)◯(生地で)
汚れ防止
手入れ簡単やや大変簡単(保護対象)簡単
体圧分散改善

シーツやパッドが若干大きいとズレやすかったり、シワが出来やすかったり、致命的な問題とはならないまでも使い心地があまりよくありません。そのため、シングル、セミダブル、ダブル、クイーンなどの定番サイズからベッドを選ぶことをおすすめします。

2−7. ベッドにマットレスが収まるか入念にチェックすること

1章でも伝えた通り、ベッドサイズは全てのメーカーのベッドに当てはまるものではありません。メーカーごとに微妙にサイズが違うことはざらにあります。あるメーカーのマットレスがあるメーカーのベッドに収まらないということも起こりえます。そのため、ベッドのサイズとあわせて、ベッドの内寸を確かめてマットレスがベッドフレーム内に収まるかしっかり確認するようにしましょう。


3. 寝室のレイアウト時の注意点

下記の点を注意しましょう。

  • ベッドを部屋に置いたレイアウトもイメージしておく
  • 壁から10cm離してベッドを置く
  • 通路のスペース:50cm
  • クローゼット前のスペース:90cm
  • ベッドの引き出し前のスペース:+40cm
  • ベッドの設置は窓際を避ける

それぞれ詳しく解説していきます。

3−1. ベッドを部屋に置いたレイアウトをイメージしておく

あなたの部屋に検討中のサイズのマットレスを置いたらレイアウトがどうなるか、事前に考えておくようにしましょう。

6畳間に各サイズのベッドマットレスを置いたイメージ

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6畳間にベッド・マットレスを置いたイメージ

ベッドマットレスが大きいと若干部屋が狭く感じるかもしれませんが、ダブルサイズまでのベッドマットレスならスペースに不自由を感じることは少ないです。他の家具(本棚、机など)との兼ね合いもありますが、眠り環境を重視した部屋作りをするのであればセミダブル・ダブルサイズのベッドマットレスの使用をオススメします。

8畳間に各サイズのベッドマットレスを置いたイメージ

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8畳間にベッド・マットレスを置いたイメージ

部屋の広さが8畳もあればダブルサイズのベッドマットレスを置いても、他の家具を置くスペースは十分にあります。居住者が2人になると家具が増えると思うので、クイーンサイズのベッドマットレスが相応しいです。もしあなたがあまり家具を必要とせず、なおかつ広い睡眠環境がお好みならばキングサイズのベッドマットレスの使用がおすすめです

3−2. 壁から10cmベッドを離して置く

たった10cmでOKです。ベッド・マットレスは壁から離して設置しましょう。その理由は以下の2つです。

  • エアコンの風が直撃しやすくなるため
    ベッドが壁に接して置いてあると、エアコンの冷気や暖気が壁をつたって降りてきて、あなたの身体に直撃します。夏は冷気で身体を冷やしすぎてしまいますし、冬は乾燥した暖気でのどを悪くする原因になります。
  • ベッド・マットレスにカビが生えやすくなるため
    ヒトは一晩眠っている間に寝汗を200mlかきます。ベッドが壁に接しているとベッド周りの通気が悪くなり、湿気がたまりやすくなってしまい、カビが生えやすくなります。

3−3. 家具を使うときのスペースを考慮する

部屋の広さとレイアウトを元にマットレスのサイズを考えるなら、以下のスペースを考慮しなければいけません。

  • 通路のスペース:50cm
    ベッドに横から出入りするためには少なくとも50cmほどのスペースをベッドの横に設ける必要があります。
  • クローゼット前のスペース:90cm
    クローゼットの向かいにベッドを置く場合、間に90cmほどのスペースを作りましょう。クローゼットの前に立って、開け閉めするために必要な距離です。
  • ベッドの引き出し前のスペース:+40cm
    もし引き出し付きベッドを利用するなら、少なくとも「引き出しの長さ+40cm」のスペースが引き出しの前にあるよう確保しておきましょう。

3−4. ベッドの設置は窓際を避ける

ベッド・マットレスを窓際から離して置くべき理由は、以下の2つです。

  • 身体を冷やす恐れがあるため
    寒い時期になると、外の冷気が窓を通って部屋に侵入してきます。窓際にベッドが置いてあると冷気を感じやすくなります。冷えに敏感な人は特に注意しましょう。
  • ベッド・マットレスにカビが生えやすくなるため
    外気と室内の温度が大きいと、窓に結露が発生します。窓の内側に結露がたまると湿気が生まれ、その湿気がベッド・マットレスにカビを生やす原因になります。間取りの都合上、どうしても窓際にしかベッド・マットレスが置けないなら除湿シートを併用しましょう。

最後に

あなたが満足するベッドを選ぶための一助になっていれば幸いです。

また、以下のページで硬さや厚み、素材を吟味した選び方や、注意点、おすすめのマットレスを紹介しているのであわせてご参考にしてください。

関連記事

 

なお、マットレスに関するページを以下にまとめましたので、気になるトピックがあればあわせてご参考にしてください。

■あわせて読んでおきたい「マットレス」の記事一覧
 – 選び方編
○マットレスのおすすめ11選|専門家が教える自分に合うものを絞り込む手順
○敷布団とベッドマットレスの比較。素材ごとの併用の相性とおすすめ
○【失敗しないマットレスの選び方】硬さ、厚さ、密度、線材を吟味
○マットレスの3種類7素材を比較|特徴と選び方、おすすめできる人
○低反発と高反発の違い、あなたに合うマットレスはどっちか
○【快眠の方程式】マットレスの理想の硬さ=理想の寝姿勢
○マットレスの正しい厚み(高さ)は「用途と目的」を軸に考える
○【マットレスの通気性】素材・加工ベースで比較評価
 – 使い方編
○【マットレスの使い方】シーツ、パッドの正しい順番とは
○マットレスにすのこは必要か?おすすめの選び方
○マットレスの上に布団を敷いてはいけない2つの理由と代替策
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