マットレス

業者の視点を大暴露|マットレスの寿命を判断するポイント

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毎日使うマットレス。
毎日使うこともあり、替え時が分かりにくいですね。

替え時を過ぎたマットレスを使っていると、身体を痛めたり、アレルギーの原因になったります。

そこで今回は、「マットレスの寿命が来ているか判断するポイント」をご紹介します。

さらに、「マットレスの寿命を伸ばす方法」と、マットレスの買い替えを検討している人向けに「長く使えるマットレスかどうかを見極めるコツ」を併せてご紹介します。

1. マットレスに寿命が来ているか判断するポイント

一般的なマットレスの寿命は8年前後、高品質なマットレスであれば10年は優に使えます。

マットレスは消耗品なので毎日少しずつ使用感が悪くなります。とはいえ、「数年かけて毎日少しずつ」なのでマットレスの機能が悪くなっていることに気が付きにくいと思います。

そこで次にご紹介するポイントを参考に、寿命の目安とお考えください。

1−1. 物理的原因

物理的原因とは、具体的には以下のような状況だとお考えください。

・表生地の擦り切れ・破れ
表生地の劣化が進むと、汗の吸収する機能が格段に下がり、ムレやすくなり劣化が加速します。状況がひどくなるとウレタンが飛び出したりもするので危険です。下のイラストの「キルティング」に相当します。

・綿(わた)、詰め物のヘタリや劣化
吸湿性が下がり、ムレやすくなります。クッション性が低下し、寝心地が悪くなります。また、腰が落ち込むほどひどい場合は、腰痛の原因にもなります。

・ウレタン・ラテックスなどの素材自体のヘタリ
腰が落ち込むほどヘタリがひどいと、寝返りがしづらくなります。腰痛の原因にもなります。

・スプリングの劣化(ヘタリ・ギシギシ音)
腰が落ち込むほどヘタリがひどいと、寝返りがしづらくなります。腰痛の原因にもなります。ギシギシ音は気にならない人もいると思いますが、スプリングの劣化の兆候でもあります。下のイラストの「ポケットコイル」の部分に相当します。

・スプリングが背中に当たる感覚がある
ウレタンや綿(わた)のクッション性がなくなると、スプリングを背中に感じるようになります。背中・腰を痛める原因になります。

・スプリングの飛出し
表生地、ウレタンや綿(わた)が劣化しすると、スプリングが裂いて飛び出してくることがあります。怪我をする可能性があり危険です。

ポケットコイルマットレス断面図
ポケットコイルマットレス断面図

マットレスがこのような状況の場合、買い替えのタイミングと考えて良いです。

ただ、マットレスの上にトッパーを敷くことで原因が解消され、ヘタリが気にならずに眠れるなら、トッパーを買い足すだけでも良いでしょう。

1−2. 衛生的原因

衛生的原因とは、マットレスが以下のような状況のことです。

・表生地の汚れが限界にきた
たとえシーツを使用していても数年使用していると、汗ジミが目立ってきたりもします。気にならない内は問題ないですが、不快感があれば替え時です。

・粗相をして汚してしまった
マットレス内部にまで汚れが侵入し、菌が繁殖する可能性があります。近年はペットの粗相でマットレスをダメにして、という話をよく聞きます。

・カビが生えた
使用方法・環境によりカビがマットレスにカビが生えることもあります。アレルギーや感染症を引き起こす可能性があります。

出張ベッドクリーニング業者に頼んでキレイにしてもらうことも可能です。とはいえ、出張クリーニング費用は安くないので、お持ちのマットレスの代金によって結論が変わると思います。

また、「マットレスを買い換えようかな」という人は、2章で紹介するお手入れ方法をご一読ください。使用可能期間が大きく伸びます。読むだけでも、とてもお得です。

2. 小まめなお手入れでマットレスの寿命は伸びる

「治療よりも予防が大切である」とよく言われます。マットレスも同じく、日々のお手入れ(予防対策)で使用期間が大きく変わります。また、ペットの粗相などの急な災難からもマットレスを守れます。

2−1. マットレスの換気

マットレスの換気はとても大事です。湿気が溜まったままだと、「表生地、わた、詰め物、ウレタン」の劣化を早める原因になりますし、ダニ・カビの繁殖を促すので、衛生的にも良くありません。

そのため、以下のような対策を取ることを推奨します。

・マットレスは床に直置きしない。
・直置きするなら起床時にマットレスを壁に立て掛ける。
・マットレス(ベッド)は壁から離して置く。
・寝室をこまめに換気する。
・寝具アイテムを活用する。(2−3で紹介)

寝汗を多くかく人、多湿地域にお住いの人、湿気が寝室に溜まりやすい人には特に、このような対策を心がけてください。

2−2. マットレスをひっくり返す

いつも同じ面の上に寝ているとマットレスの同じ箇所に負荷がかかり続けます。そのため、クッション性の低下が早まり寿命が短くなってしまいます。そこで定期的に、以下のようにマットレスを(上下・裏表共に)ひっくり返えすことを推奨します。

マットレスのひっくり返し方
マットレスのひっくり返し方

2~3ヶ月に1度を目安に行いましょう。大変だとは思いますが、マットレスの寿命を伸ばすために頑張りましょう。

マットレスが両面使用可能なモデルの場合にのみ、有効な対策となります。裏面が使えないモデルの場合は、上下をひっくり返すだけにしておきましょう。使用中のマットレスが両面使用可能かどうか分からない場合は、購入店舗かメーカーに確認しましょう。

2−3. 寝具アイテムで予防対策

新品のマットレスを購入した人、比較的新しいマットレスを使用している人には、以下のような予防対策を取られることをお勧めします。

2−3−1. ベッドパッド・敷パッド

ベッドパッド・敷パッドを使用することにより、寝汗がマットレスに侵入することを大幅に軽減できます。それにより、マットレスの表生地・わた・ウレタンの劣化を避けられます。

・ドライミング敷きパッド(楽天販売ページへのリンク)

DrymingCotton

サイズ:シングル
価格:7,538円(税込)

私どもが開発した商品です。よくお菓子の袋に入っている「シリカゲル」のB型を詰め物に使用した敷きパッドです。(シリカゲルB型は、通常のものと違い、半永久的に吸湿と放湿を繰り返します。)汗の吸い取りに優れているのはもちろん、汗臭や加齢臭を消臭する機能もあります。

2−3−2. 除湿シート

除湿シートとは、吸湿性の高い繊維や素材(主にシリカゲル)で作られたシートです。マットレスの下に敷くことで、底にたまりがちな湿気を吸収してくれます。

調湿シート からっと寝(amazon販売ページへのリンク)

jusitsusheet

サイズ:90 × 180cm
価格:5,400円(税込)

もちろん、除湿シート自体の換気も必要で1 ~ 2週間に1度は干すことを推奨します。

マットレスを床に直置きしている人にオススメです。

2−3−3. プロテクター(防水シート)

マットレスにプロテクターを装着することで、寝汗がマットレスに侵入することを防ぎます。敷きパッドと同じく、マットレスの表生地・わた・ウレタンの劣化を避けられます。

マットレスプロテクター(amazon販売ページへのリンク)

SpainMattressProtector

サイズ:100 × 200cm
価格:8,238円(税込)

急な粗相への対策にもなるので、安心を買うことになります。とてもオススメの対策方法です。

3. 業者の視点|マットレスの寿命を見極めるポイント

※ 注意
ここでご紹介する方法は、高反発ウレタンマットレス、もしくは、ウレタンフォームを使用しているボンネルコイル・ポケットコイルのマットレスにのみ有効なコツです。

もし、あなたが新しいマットレスの購入を検討している場合、以下のような疑問を感じませんでしたか?
「値段が全然違うけど、何が理由でこんなに差が出るんだろう。」
「このマットレスお値打ちだけど、すぐ悪くならないかな?」

結論を言うと、マットレスに使用されている「ウレタンフォームの密度」を知る(聞く)ことで、このような疑問を解消できます。

「ウレタンフォームの密度」は「マットレスの耐久性」と比例します。

どういうことかと言うと、「密度が低い」=「ウレタンがスカスカ」なので、ヘタリやすく寿命が短いということです。(※密度が高い=硬い、ではありません。)なので、高密度のウレタンを使用しているものは、必然的に値段も高くなります。

以下の数値グラフを参考にマットレスを比較検討していただければ、きっと良い買い物ができると思います。

密度 耐久性の評価
10 ~ 20 激安高反発マットレスによくありますが、数ヶ月でへたることが多く、寝心地が悪くなります。
20 ~ 25 リーズナブルなお値段のマットレスは大体この辺りの密度のウレタンを使用しています。3~5年は大きくヘタらず使えると思います。
30前後 名の通ったブランドマットレスのウレタンの密度がこの辺りです。5~8年は形状変化が起こりにくいと考えられます。
40以上 優に10年以上は使えます。素晴らしい耐久性です。

(※使用環境により若干の誤差が出る点、ご了承ください。)

例えば、密度10~20は食器洗い用のスポンジと同レベルの密度です。この程度の密度のウレタンフォームに長い寿命は期待できないとお察しください。

まとめ

あなたのマットレスはまだ使えそうか判断できましたか?

まだ使えそうでしたらお手入れをきちんと行いましょう。使用可能期間が大幅に変わります。

また、もし買い換えるのであればウレタンの密度のグラフを是非、ご活用ください。

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