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マットレスのコスパの良し悪しを見抜く3つのポイント

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「色んなマットレスがあるけどコスパが良いのってどれ?」無駄の少ない賢い消費を目指している方なら、一度は考えると思います。

そこで本日は、マットレスのコスパの良し悪しを判断する3つのポイントをご紹介します。

※ここでのマットレスとは、低反発を除くウレタンマットレス、スプリングマットレスに限定しています。


0. コスパの定義

コスパの良し悪しは何で判別するのか?
ここでは、価格に見合った耐用年数かどうかを定義にしています。

しかし、快適な寝心地も大切です。本質的には、

「使用感」×「耐用年数」×「価格」=コスパの良い買い物

と、なるべきですが、個人の好みは数値化できないため、基本耐用年数ベースでの話になります。もちろん、使用感についても触れられるポイントで触れますので、ここでの内容を元にお店で試し寝をして実感を勘案してください。


1. マットレスのコスパが分かる3つのポイント

3つのポイントを先にざっと説明すると、

  1. ウレタンの密度:耐久性に直結します。
  2. ウレタンの品質(種類):使用感、耐久性に大きく関わります。
  3. コイルスプリングの品質(種類):耐久性に直結します。

ウレタンマットレスはウレタンのみ目安にすれば良いですが、スプリングマットレスはどちらも目安にする必要があります。というのも、コイルスプリングは問題ないのに詰め物のウレタンがへたって寝心地が悪くなったということがあるためです。

①ウレタンの密度

ポリウレタンフォームの製造段階でウレタンの密度を設定します。

マットレスに使用されているウレタン素材の密度は記載されないことが通例でしたが、近年、公開しているブランドが増えています。

ウレタンの密度=耐久性

想像すると分かりやすいですが、密度のしっかりとしたウレタンとスカスカなウレタンとでは、どちらがへたりにくいでしょうか。

このように考えると明らかですが、「密度が高い」=「耐久性が高い」となります。

もちろん、密度が高いということはより多くの原料が必要になるため製造コストも高くつきます。そのため、単純に密度が高ければ高いほど良いという訳ではなく、マットレスの使用想定年数に適切な密度のマットレスを購入することがコスパの良い買い物と考えられます。

※密度と硬さは無関係です。

ウレタンの密度別|使用想定年数

それでは具体的にウレタンの密度がいくつくらいだと何年くらいの使用が見込めるのかをご紹介します。

※低反発ウレタンは対象外です。

ウレタンの密度 (kg/㎡) 耐久性の評価
10~20 数ヶ月〜1年程度の使用に向いています。激安品のウレタンマットレスに使用されることがあります。
20~25 3〜5年前後の使用に向いています。低価格なウレタンマットレス・スプリングマットレスの詰め物に使用されていることが多いです。
30前後 5〜8年前後の使用に向いています。名の通った高反発ウレタンマットレスの密度がこの程度です。
40以上 8年以上の長期使用に向いています。高品質なマットレスはウレタンにこれくらいの密度があります。

誤解を恐れず数字で分かりやすく分類すると、このようになります。もちろん、使用環境によって多少のブレが生じる点はご了承ください。

②ウレタンの品質

ポリウレタンフォームって一見したところ、ほとんど同じに見えると思います。

しかし、マットレスに使われるウレタンは大きく4つに分けられ、使用感・耐久性が異なります。

ウレタンの種類 各ウレタンの評価
硬質ウレタンフォーム 基本的には建築建材として使われることが多いですが、激安マットレスに使われることがあります。硬めで味気のない使用感です。多層マットレスのボトム層に使うには良いですが、このウレタンが最上層にあるマットレスはあまりおすすめできません。
標準ウレタンフォーム 一般的なマットレスに使用されるウレタンです。ウレタンに特別何も記載がなければこのタイプのウレタンであることが多いです。構造上通気性が良くなく蒸れやすいです。耐久性は上記のチャートを参考にしてください。
高弾性ウレタンフォーム ウレタンにもちっとした弾力があるため寝心地は頭一つ抜きん出ています。高品質なマットレスに使用されます。高弾性だとウレタン内部に気孔が増え通気性が良くなるので、ムレ感も減少されます。
無膜ウレタンフォーム ウレタンの気泡に存在する膜がないため通気性が抜群に良いです。しかし、性質上弾性のない硬めの肌感になるため、マットレスの最上層に使用するよりも多層構造のマットレスの中間層に使用することに向いています。

高価なスプリングマットレスには標準のウレタンではなく、高弾性のものが使用されることが多いです。「スプリングは問題ないのにウレタンがへたった」ということを避けるためですね。

寝心地は大きく耐用年数は若干影響されるポイントですので、コスパを重視される方はしっかり覚えておきましょう。

③コイルスプリングの品質

スプリングマットレスの場合は、コイルスプリングの品質を知ることで最も簡単に耐久性を推し量れます。

それはどうするかと言うと、品質表示ラベルに記載されている「コイルスプリングの材料と種類」を参考にすることです。

簡単に図解すると、以下のようになります。

コイルスプリングの品質表示の見方
コイルスプリングの品質表示の見方

ざっくりとポイントだけ解説すると、

  • 線材がピアノ線のものは10年以上の長期の使用に向く。
  • 硬鋼線で②の炭素の保有量が:
    60台のものは安価な3~5年前後の耐用年数のものに多い。
    70台前半のものは5~8年前後の耐用年数のものに多い。
    70台後半のものはそれ以上の長期間の使用が見込める。
  • 硬鋼線材はSWRH82B-Cが最高品質。

さらに、ラベルに記載こそされませんが、コイルが焼入れされているものはなお一層耐久性が高まります。

ある程度の使用期間を見込んで購入するマットレスなら炭素保有量が70台で焼入れされているものが安心だと思います。それ以上の期間を見込む場合はウレタンの品質も同時に吟味しましょう。

+α. 高級品には相応の理由がある

マットレスには高価なものがあります。

何も知らずに価格だけ見るとコスパが悪そうに見えますが、機能を知るとコストに見合ったパフォーマンスに納得いただけると思います。

ムレにくいウレタンフォーム

ウレタンフォームはどこまでいっても蒸れやすいという欠点が付き纏います。

セルプール
セルプール

しかし、例外的なウレタンもあります。自社製品で手前味噌ですが、セルプールは、ウレタンの製造時にユーカリの木を原料とするテンセルパウダーをウレタンへ機能的に結合させることにより、ウレタン内部でテンセルパウダーが湿度調整を行うためムレにくいのです。

テンセルパウダーを製造するとレンチング社によると、湿度が調整されることで、

マットレス(テンセル®パウダーを配合したポリウレタンフォーム)で行われた実験では、置かれたダニの大部分が死滅したことが確認されました。一方従来の製品では、ダニは6週間で17倍に増加しました。テンセル®の水分調整力が、ダニの数を大幅に減少させたのです。

マットレスがダニの生息しにくい環境になります。セルプールウレタンを使用したマットレスは通常のものよりも若干高めになりますが、コストに見合ったパフォーマンスが期待できます。

揺れが少なく凸凹に柔軟に対応するコイルスプリング

スプリング素材も同じく、構造や形状に技巧が凝られているものは高価格になりがちですが、通常のスプリングマットレスよりも使用感が一層快適です。

例えば、フランスベッド社の「高密度連続スプリング」は一見、通常のボンネルコイルスプリングですが、揺れの伝わりが限定的になるよう構造に一工夫があります。そのため、クイーンサイズのベッドに二人で寝ていても寝返りによる横揺れがほとんど気にならないレベルにまで抑えられます。

以下の動画を見ると分かりやすいです。

他にも、シーリー社の「ポスチャーテックコイル」も一見は通常のコイルですが、コイルの先の角度に一工夫を施すことで荷重の重さに対して適切な反発力を生み出す仕組みになっています。

従って、体格の違うパートナー二人で一つのマットレスを共有しても、双方にとって快適な反発力で楽に寝られます。


最後に

購入したマットレスを長持ちさせる使い方をしてこそ本当の意味でコストパフォーマンスは良くなります。そのためみも、パッドやマットレスプロテクターを併用することを強くおすすめします。

また、自社製品で恐縮ですが、低価格でコスパの良いマットレスでしたら「エコラテマットレス」(19,980円)をおすすめします。

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